ナビゲーションをスキップして本文へ

ここから本文です。

林業課の業務紹介

■可茂農林事務所管内の森林・林業の概要

 可茂管内は県の中南部に位置し、美濃加茂市、可児市、加茂郡及び可児郡の10市町村からなり、面積83,419haは県土全体の8%を占めています。地理的には、地域の中央を飛騨川が、南部には木曽川が流れ、標高65mから標高1,200mにいたる地形となっています。

 また、森林面積は61,052haで管内の73.2%を占め、そのうち58,904ha、96.5%が民有林となっています。民有林の人工林率は54.6%で県平均45.1%を大きく上回っています。なお、当地域は北部の林業地域(七宗町、八百津町、白川町、東白川村)と南部の都市近郊林地域(美濃加茂市、可児市、坂祝町、富加町、川辺町、御嵩町)に大別されます。

 

 北部地域は人工林率60%、そのうちヒノキ林が82%を占め、「東濃ヒノキ」の主産地を形成しています。また、原木市場が2市場、中小の製材工場、住宅関連企業及び集成材工場があり、林業・木材産業が主要な産業となっています。

 南部地域は、森林公園等の都市近郊林を利用した施設が整備され、森林の持つ保健・文化などの諸機能の発揮並びに利用が図られています。

 

 現在、当所では、可茂管内の総面積の約4分の3を占める豊富な森林を背景に、健全で活力ある森林・林業を目指して、岐阜県森林づくり基本計画に即して、豊かな森林づくりの推進、林業・木材産業の振興に取り組んでいます。

 

可茂管内の森林資源グラフはこちら(PDF184KB)

 

第3期岐阜県森林づくり基本計画(平成29年度から平成33年度)

取組内容

「全国育樹祭」を踏まえた新たな課題と、第2期基本計画の取組結果で残された課題に対応するため、「100年先の森林づくり」を新たな政策の柱として取り組むとともに「生きた森林づくり」と「恵みの森林づくり」の取組みを強化していきます。

 

清流の国ぎふの森林づくりの全体像

 

重点プロジェクト

(1)望ましい森林の姿へ誘導する「100年先の森林づくり」

○100年の森林づくり計画策定プロジェクト

・将来の望ましい森林の配置を示す「100年の森林づくり計画(森林配置計画)」の策定

○100年森林づくり計画実践プロジェクト

・「100年の森林づくり計画(森林配置計画)」に基づいた森林整備を実践するために必要な、多様な苗木の供給と育種・育苗の研究・普及、制度の導入と森林整備の支援

○100年の森林づくり計画人材育成・技術開発プロジェクト

・市町村、地域の森林づくりを支える人材育成、獣害対策を含めた育林技術の開発・普及、森林技術者の労働負荷を軽減する育林補助機械の実証及び現場への導入促進

(2)環境保全を重視した「恵みの森林づくり」

○地産地消型木質バイオマスエネルギー活用プロジェクト

・地産地消型の木質バイオマスエネルギー活用による環境にやさしいまちづくりへの支援

(3)林業経営を重視した「生きた森林づくり」

○国内外への県産材需要拡大プロジェクト

・県産材の新用途・新製品の研究開発と県外・海外における消費拡大

 

詳しくはこちら(第3期岐阜県森林づくり基本計画:岐阜県林政課HP)

 

 

林業課の主要事業

 第3期岐阜県森林づくり基本計画に基づき、「100年先の森林づくり」、「生きた森林づくり」、「恵みの森林づくり」に取り組んでいます。

 

1.望ましい森林への姿へ誘導する「100年先の森林づくり」

森林の持つ多面的機能(土砂災害、洪水その他災害の防止機能、木材生産機能、環境保全機能等)が高度に発揮されるよう、森林配置計画の検討、計画的な間伐対策、治山対策等に重点的に取り組んでいます。

 

○森林配置計画の検討実施

・森林配置計画では、木材生産を主とした「木材生産林」、公益的機能の高度発揮を主とした「環境保全林」、観光振興に寄与する「観光景観林」、住民生活を守る「生活保全林」をゾーニングします。

長期的な視点と現状を踏まえて森林づくりの目標を定め、将来の望ましい森林をつくるため市町村が実施する地域検討会を支援します。

地域検討会

地域検討会(市町村森林管理委員会)

 

○計画的かつ効率的な保育間伐・搬出間伐の促進

・森林の持つ公益的な機能を高度に発揮するよう、間伐を中心に森林整備が計画的かつ効率的に実施されるよう支援します。

搬出間伐様子 

間伐後 

搬出間伐

間伐後

 

○被災箇所の早急な復旧と計画的な治山対策の推進

・自然災害により荒廃した林地を安定させ、森林復旧するため必要な施設を整備します。

・地元小学生等に治山対策の出前授業を実施しています。

治山事業様子 

治山見学会様子

治山事業(御嵩町)

治山事業見学会(白川町)

 

○森林の適正な保全と森林空間の利用の促進

・水源林の指定・確保、重要な水源林の保全・整備を支援します。

・自然公園や生活環境保全林等の利用促進。里山林の整備を促進します。

・病虫獣害等による森林被害対策の推進、被害木の有効活用を検討します。

水源林様子

湿原歩道整備

 水源林

 里山林整備(施設改修)

 

○技術者及び担い手の育成・確保

・森林技術者等の育成のための、体制的な育成システムを構築に取り組んでいます。

・林業事業体職員を対象とした施業プランナーの育成を支援します。

・林業普及指導員による林業事業体(森林組合・林業会社等)を指導しています。

 

農林高校研修会様子

かかり木研修様子

 研修会様子

農林高校生林業体験

かかり木研修

研修会開催

 

 

 

2.林業経営を重視した「生きた森林づくり」

木材生産林を中心として、低コスト林業を進め、搬出された木材を余すことなく有効利用することで、林業及び木材産業の振興を図ります。

また、ニーズに応じた高品質の製材品を供給し、県産材住宅等の建設を促進します。

 

○効率的な森林施業の実施

・「森林経営計画」の策定と、公有林を核とした効率的な施業体制の確立に取り組んでいます。

・高性能林業機械の導入、レンタル経費に助成しています。

・路網整備を推進するため、林道開設工事や林道・作業道等の整備に助成しています。

地区座談会様子

高性能林業機械の様子

地区座談会

高性能林業機械による伐木・造材

 

森林作業道様子

林道架線様子

機械による木材生産

林道

 

○県産材の利用の拡大

・品質や性能が確かな「ぎふ性能表示材」の安定供給体制の強化に取り組んでいます。

・「ぎふの木」を使った県産材住宅の新築や増改築への助成及び金利優遇措置をしています。

・公共施設の木造化や内装木質化、及び土木工事での県産材の利用拡大を図ります。

 

ぎふの木で家づくり様子

公共も木造

公共施設木造化

ぎふの木で家づくり住宅

(可児市)

公共施設木造化

 福祉施設グループホーム(白川町)

公共施設木造化

保育園体育室

(美濃加茂市)

 

 

3.環境保全を重視した「恵みの森林づくり」

 地域の森林資源を余すことなく有効活用できるよう木質バイオマスエネルギー利用を推進するとともに、社会全体で大切な森林を守り育てる気運を熟成するため、木育・森林環境教育の推進、森林づくりに対する県民の理解を深めるための活動や環境を重視した森林づくりを展開します。

 

○森林資源の有効利用の促進

・未利用材やC・D材の搬出促進、地産地消型の木質バイオマスエネルギー活用システムの構築に取り組んでいます。

バイオマス様子

薪ストーブ 

木質バイオマス発電施設(白川町)

薪ストーブ

 

○木育・森林環境教育の推進

・教育機関等による木育・森林環境教育の推進のため「ぎふ木育」の拠点整備や「ぎふの木」のおもちゃ、机・椅子等の導入を支援しています。

・小中学生が森林や自然環境を学習する「水と緑のこども会議」を支援しています。

木育ひろば

木製遊具

緑と水の子ども会議様子

ぎふ木育ひろば

(御嵩町)

ぎふの木の遊具

(可児市)

緑と水のこども会議

 

○県民との協働による森林づくりの推進 

・新たな価値を生みだす森林づくりの推進。川下の企業や団体による森林づくり活動を支援しています。

企業の森様子二

企業の森様子

企業の森等一覧

企業の森

企業の森

 

 

 (林業課の業務紹介top)