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国土交通省中部地方整備局多治見砂防国道事務所(以下「砂防国道事務所」という。)が、一般国道19号瑞浪恵那道路の事業地内で地下水(湧水)を調査したところ、地下水環境基準を超えるヒ素及びふっ素が検出されたため、本日(10月29日)、砂防国道事務所から東濃県事務所に報告がありました。
汚染原因は現在のところ不明ですが、周辺地下水調査等を実施します。
1 報告内容
(1)調査の概要
採水場所:瑞浪市土岐町地内
調査理由:一般国道19号瑞浪恵那道路の事業地内において湧水が確認され、砂防国道事務所が水質状態を把握するため調査を実施した。
(2)調査結果の概要
調査時期 令和7年10月
地下水調査
| 項目 | 調査 検体数 |
基準超過 検体数 |
調査結果 (mg/L) |
地下水環境基準 (mg/L) |
基準 超過倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ヒ素 | 1 | 1 | 0.13 | 0.01以下 | 13倍 |
| ふっ素 | 1 | 1 | 1.0 | 0.8以下 | 1.3倍 |
※その他の物質についても調査を実施していますが、基準超過はありません。
2 汚染の原因
自然由来による汚染の可能性も考えられますが、現時点では不明です。
なお、周辺地域には、ヒ素及びふっ素を原料に使用する工場・事業場はありません。
3 今後の対応
(1)地下水調査について
「岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱」に基づき、瑞浪市と連携して、基準超過地点から半径500mの範囲内にある家庭及び事業場を対象に、井戸水の利用状況調査及び水質検査を直ちに実施します。
(2)地域住民への情報提供について
井戸水を利用している場合は、水質検査結果が判明するまでの間、飲用自粛を呼びかけます。
| 発表資料 | 報道発表資料 [PDFファイル/177KB] |
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