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瑞浪市釜戸町地内で、瑞浪市が工場用地造成工事に伴い土壌を調査したところ、土壌溶出量基準を超える「鉛」が検出されたため、本日(8月13日)、同市から東濃県事務所に報告がありました。
汚染原因は現在のところ不明ですが、周辺地下水調査等を実施します。
1 報告内容
(1)調査地点
瑞浪市釜戸町地内 工場用地造成地 18,893.22m2
(2)調査結果の概要
〇調査期間 令和7年5月から8月
土壌溶出量調査
項目 | 調査 検体数 |
基準超過 検体数 |
調査結果 (mg/L) |
土壌溶出量基準 (mg/L) |
基準超過倍率 |
---|---|---|---|---|---|
鉛 | 29 | 1 | 0.001 未満 から 0.014 | 0.01 以下 | 1.4 倍 |
※その他の物質についても調査を実施していますが、基準超過はありません。
2 汚染の原因
現時点では不明です。
3 今後の対応
(1)地下水調査について
「岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱」に基づき、瑞浪市と連携して、基準超過地点から半径80mの範囲内にある家庭及び事業場を対象に、井戸水の利用状況調査及び水質検査を直ちに実施します。
(2)地域住民への情報提供について
井戸水を利用している場合は、水質検査結果が判明するまでの間、飲用自粛を呼びかけます。
(3)汚染土壌の対策について
汚染土壌の適正な管理等が講じられるよう瑞浪市に助言します。
発表資料 | 報道発表資料 [PDFファイル/174KB] |
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