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結核集団感染事例の報告

結核集団感染事例の報告

 県内の学校において、学生が結核を発病(令和7年8月8日に医療機関から名古屋市に届出)したため、保健所が同校における接触者(教員及び学生計103名)を対象に9月から健康診断を行った結果、結核の集団感染(発病者1人、感染者18人)が確認されましたので、お知らせします。

 接触者は特定されており、必要な者に対する健康診断は終了しています。また、発病者及び感染者は適切な医療を受けています。

 なお、本発表は、本日、名古屋市及び豊田市が発表した結核集団感染事例と同一の事例に関するものです。 

 結核は、日本における主要な感染症であり、現在も毎年多くの患者が発見されています。

 結核は正しく理解し、適切な治療を行えば必ず治る病気であり、早期発見、早期治療が重要です。長引く咳があるときは早めに医療機関を受診しましょう。また、定期的に胸部エックス線検査を含む健康診断を受けましょう。

 

 〇患者等発生状況

  初発患者の概要  20歳代 男性 名古屋市在住 令和7年7月頃発病

  初発患者の症状  咳、発熱

  集団の概要    県内にある専修学校

  発病者及び感染者の数(初発患者を除く)  合計19人(内訳:発病者 1人、感染者 18人)

 〇健診の状況
健康診断対象者(人)

受診者(人)

結果(人)

発病者 感染者 異常なし 経過観察
103 103 1 18 81 3

発表資料

報道発表資料(令和8年2月6日) [PDFファイル/204KB]

 

(参考)

名古屋市発表資料(令和8年2月6日) [PDFファイル/508KB]

豊田市発表資料(令和8年2月6日) [PDFファイル/785KB]

結核について

結核とは

 結核菌によって主に肺に炎症が起こる病気です。痰に結核菌がいる患者が咳やくしゃみをすると空気中に結核菌が飛び散り、それを周りの人が直接吸い込むことによって感染します。結核は過去の病気ではなく、今でも概ね1日に30人の新しい患者が発生し、4人が命を落としている日本の重大な感染症です。

新規結核登録者数の推移

 
  新規結核登録者数
岐阜県 全国
令和2年 265 12,739
令和3年 214 11,519
令和4年 196 10,235
令和5年 176 10,096
令和6年 196 10,051

結核の予防

(1)免疫力を高めるため健康的な生活を心がけましょう

 結核に感染しても必ず発病するわけではなく、通常は免疫が結核菌の増殖を抑え込み、発病を防ぎます。規則正しい生活や栄養バランスのよい食事、十分な睡眠、適度な運動など、健康的な生活を心がけ、免疫力を高めておくことが重要です。

(2)乳幼児はBCG接種を

 乳幼児は免疫力が弱いため、結核菌に感染すると重症になりやすく、生命にかかわることがあります。乳幼児の結核予防には、1歳までにBCG接種を行うことが有効です。

(3)健康診断を受けましょう

 1年に1回、職場や市町村が行う定期健康診断を受けましょう。健康診断で異常があった場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。

(4)長引く咳などの症状がある場合は早めに受診しましょう

 2週間以上続く咳、痰、体重減少、体のだるさなどの症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

結核の治療

 結核と診断されても、薬を医師の指示どおりに飲むことで治療できます。標準的な治療期間は6か月から9か月です。治療の途中で服薬を止めてしまったり、指示どおりに薬を飲まなかったりすると、結核菌が抵抗力を持ち、薬の効かない耐性菌になってしまう可能性があります。医師の指示を守って、定められた期間きちんと薬を飲み続けることが最も重要です。

(参考)結核集団感染の定義

 同一の感染源が、2家族以上にまたがり、20人以上に結核を感染させた場合をいう。ただし、発病者1人は6人の感染者に相当するとして感染者数を計算する。(厚生労働省結核感染症課長通知平成19年3月29日健感発0329002号)

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