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下呂市門原地内における土壌汚染について

国土交通省中部地方整備局高山国道事務所(以下「高山国道事務所」)が、一般国道41号門原防災1号トンネル建設予定地の土壌を調査したところ、土壌汚染対策法に規定する土壌溶出量基準を超えるヒ素が検出された旨、本日(12月15日)、高山国道事務所から飛騨県事務所に報告がありました。

1 報告内容
(1)調査地点
下呂市門原地内
(2)調査結果の概要
○調査時期:令和7年11月
水平ボーリング調査
項目:ヒ素
調査検体数:9
基準超過検体数:2
調査結果:0.001 mg/L未満から0.021 mg/L
土壌溶出量基準:0.01 mg/L以下
最大基準超過倍率:2.1倍
※基準超過は坑口から水平に340.0mから360.0m地点
※ヒ素の基準超過は、過去に今回の地点から北東方向に約15mの地点で確認されています。(令和7年6月26日に公表済)
※その他の項目についても調査を実施したところ、土壌溶出量基準超過はありません。

2 汚染の原因
自然由来による汚染の可能性が高いと考えられますが、現時点では不明です。
なお、周辺地域には、ヒ素を原料に使用する工場・事業場はありません。

3 今後の対応
(1)地下水調査について
「岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱」に基づき、土壌溶出量基準超過地点から半径250mの範囲を調査したところ、井戸がないことを確認しているため、周辺地下水調査は実施しません。

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