ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 報道発表 > 2025年度 > 2025年5月 > 可児市大森地内における土壌汚染について

本文

可児市大森地内における土壌汚染について

 東海旅客鉄道株式会社が中央新幹線第一中京圏トンネル(大森工区)の本線トンネル掘削工事に伴い発生した土壌を調査したところ、土壌汚染対策法に規定する土壌溶出量基準を超える「六価クロム」が検出された旨、本日(5月28日)、同社から可茂県事務所に報告がありました。

1 報告内容
(1)調査地点
    可児市大森地内
(2)調査結果の概要
    土壌溶出量調査

項目 調査検体数 基準超過検体数

調査結果
(mg/L)

土壌溶出量基準
(mg/L)

基準超過倍率
六価クロム 1 1 0.052 0.05以下 1.04倍

  ​※非常口トンネルと本坑の交点から品川方面へ約1,100mの地点。
  ※六価クロム以外の有害物質7項目についても調査を実施していますが、基準超過はありませんでした。

2 汚染の原因
 現時点では不明です。
 なお、周辺地域には、六価クロムを原料等に使用する工場・事業場はありません。

3 今後の対応
(1)地下水調査について
    今後も工事の延伸に伴い、基準値を超えて六価クロムが検出される可能性があるため、県は可児市の協力を得て、基準超過地点から掘削方向(品川方  面)に900mの区間において、「岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱」(以下「要綱」という。)に基づき、半径500mの範囲内で井戸水の利用状況調査及び水質検査を実施します。
(2)地域住民への情報提供について
        井戸水を利用している場合は、水質検査結果が判明するまでの間、飲用自粛を呼びかけます。
(3)事業者に対する指導について
        汚染土壌の適正な管理等を行うよう指導します。

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)