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ひきこもり地域支援センター

ひきこもり地域支援センターとは

ひきこもり地域支援センターでは、岐阜県在住のひきこもりに悩む、ご本人やご家族等の相談を行うと共に、県内のひきこもり支援の体制づくりを目指して、平成28年6月に精神保健福祉センター内に開設しました。

『ひきこもり』とは、様々な要因の結果として、社会的参加(就学、就労、家庭外での交遊など)を回避し、原則的には6ヶ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)のことを言います。

    岐阜県ひきこもり地域支援センター紹介  リーフレット [PDFファイル/1.9MB] 両面三つ折り

ひきこもりへのまなざし

 ひきこもりは、生きるための一つの手立てといえます。ご本人にとっては、ひきこもらざるを得ない深刻な事情や生きづらさがあります。また、自らの将来のことを考えすぎるほど考え、なおも解決策を見いだせないことへの苛立ちがあり、これがやむを得ない選択肢としてのひきこもりにつながっています。当センターで受けた1,000件以上の来所相談の中で、甘えや怠けからひきこもった例はありませんでした。

 ひきこもりはじめの段階には、ご家族はひきこもった理由探しをする傾向があります。ただ、ご本人にとっても、はっきりわからないことも多く、理由探しを続けると家族の自責感の増大や自己責任論になる事がこれまでの相談では多く、ご本人もご家族も一層孤立を深めていきます。

 ひきこもりからの回復は、ご本人のありようが尊重され、安心できる居場所があることによって初めて、ご本人も周囲の雑音から距離をとり、自身の生きづらさと静かに向き合い、次の一歩を踏み出せるようになります。それは大切な時間です。

 現在、ひきこもりは様々な見方や支援の考え方があります。当センターのひきこもり支援は、就学や就労支援という枠を超えて、すべての年代の方が“自分らしく生きる”ことにつながるものだと考えています。勇気を出して相談されたことに思いを寄せ、今できることを共に考えるように努めています。そして、ご本人の望む生き方を一緒に探しながら、社会とつながることを目指しています。

                               ひきこもり        

 

【ひきこもりの相談支援に関すること】

 

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