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夏休みの感染拡大に警戒を ~陽性者数は「感染警戒期」の水準目前~

 新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行してから約2ヶ月が経過しました。

 この間、全国的に感染拡大の傾向が続いています。他県では、新規陽性者数や病床使用率が第8波のピークを上回り、救急搬送患者の受け入れ困難ケースも発生するなど医療ひっ迫を招いているとの報告もあります。

 本県においても、陽性者数は右肩上がりで増加し、従来の感染レベル判断基準によるレベル2「感染警戒期」に迫っています。また、オミクロン株の中でも免疫逃避能力の高いXBB系統への置き換わりが進み、医療機関・福祉施設でのクラスターや学級閉鎖、さらには救急搬送困難事案も増加傾向となっています。

 これから本格的な「夏」を迎えます。人流が活発となるこの時期は、例年、感染が拡大しています。このまま感染拡大が続けば、医療がひっ迫し、助かる命が助からないような事態に陥るおそれもあります。

 また、新型コロナは、高齢者や基礎疾患のある方などにとって、今なお危険な病気です。さらに、高リスクでない方々にとっても、後遺症などの影響は侮れません。

 県民の皆様におかれては、ご自身や大切な方を守るため、下記のとおり、場面に応じた適切な感染対策をお願いいたします。

 特に、夏休み・お盆休みに伴う帰省の際、あるいは医療機関や高齢者施設などを訪問する際には、高リスク者を命の危険から守るため、一段と高い意識で、マスク着用や手洗いなど、基本的な感染対策を徹底してください。

 県としても、夏休み期間中の外来対応医療機関の確保や、高齢者施設などにおける予防的検査の実施、新型コロナに係る健康相談や、ワクチンに関する相談の窓口設置など、引き続き、必要な対策に全力で取り組んでまいります。

 

【感染を拡大させないために】

・ こまめな手洗いや手指消毒、定期的な換気を
・ 高リスクの方を感染させない配慮を。特に、医療機関や高齢者施設などへの訪問時はマスクの着用を
・ 高リスクの方が混雑した場所へ出かける場合は、マスクを着用するなど自らの命を守る取組みを
・ ワクチンの積極的な追加接種を
・ 体調不良時は行動ストップし、かかりつけ医の受診や積極的な検査を(検査キットは、国承認済のものを)
・ 高齢者・障がい者施設などの職員は、感染の持ち込みを防ぐため、予防的検査の活用を

【医療に負荷をかけないために】

・ 発熱時に備え、検査キットや解熱剤、3日分程度の食料の準備を
・ 医療機関を受診する際は、事前に連絡し注意事項を確認
・ 真に必要な場合以外は、救急車を利用しない 

  令和5年7月14日

                                               岐阜県知事 古田 肇

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