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新型コロナウイルス感染症対策~感染再拡大に最大限の警戒を~

現在、「第5波」は全国的に終息方向に向かっている一方で、本県の新規感染者は10人を超える日がみられるなど、横ばいの傾向が続いています。

本県は、「岐阜モデル」による積極的な疫学調査の実施を徹底しており、現在でも1日あたり1,000件程度の検査を行っております。その結果、本県の人口10万人あたりの新規感染者数3.62人と、昨日時点で全国第3位の高い水準(陽性率は1.9%)となっております。

直近1週間の傾向では、特定のクラスターによる感染者が約4割を占めており、孤発例は3割程度です。東濃地域での感染者が全体の5割を占め、その約7割が恵那市の接待を伴う飲食店クラスター関連となっています。

クラスターが発生した接待を伴う飲食店の事例は、利用者、従業員ともにマスク未着用で、未着用のままカラオケを利用するなど、感染防止対策が全く徹底されていなかったことは、誠に残念であります。

この1週間の感染者(接種対象者)のうち、30代以下は未接種者が半数を占め、40代以上ではブレイクスルー感染とみられる方が半数以上を占めます。
また、直近1週間では、重症患者は新たに発生していません。
ワクチン接種には明らかに重症化予防効果があります。一方で、ワクチン接種を済ませても、感染防止対策を徹底する必要は依然として高いことがわかります。

現時点では「特定の地域、店舗」を中心とした局地的な感染が拡大している状況ですが、このまま放置しておくと、他の飲食店や家族などに拡大し、「市中感染の再拡大」が生じる恐れがあります。

現在の病床使用率は4.5%、重症者は1名と、医療現場が直ちにひっ迫するという状況ではありません。しかしながら、第5波の新規感染者数は、わずか6日間でステージ2からステージ4に達したことからも、決して油断できません。

直近では夜間の歓楽街の人出が7月1日と比較して60%増加しており、感染の危険水位は高くなっています。感染再拡大を最大限に警戒しなければなりません。

そのため、以下の対策を推進します。

  •  ワクチン接種済みの方を含めて、マスク着用、手指消毒、密回避、体調管理、こまめな換気など、基本的な感染防止対策の再徹底。特に、飲食店を利用する際の「マスク会食」をはじめ、利用者、店舗双方が協力し、対策を徹底。

  •  県と市町村とが連携し、繁華街における飲食店の感染防止対策の実施状況の見回りを強化(岐阜市及び恵那市)。

  •  県として、2回目のワクチン接種の早期完了、未接種者の接種促進及び3回目接種の実施準備を推進。

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