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令和3年7月

730日(金曜)の公務報告

<11時30分~ 県庁で、東京オリンピック・パラリンピック「事前合宿」対策に関する協議>

 県内でのオリンピック選手団の事前合宿も明日(7月31日)までとなりました。ここまでの状況について報告を受け、今後のパラリンピック事前合宿も見据え、対応を協議しました。

<12時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況等について報告を受け、対応を協議しました。

<13時30分~ 山内登 下呂市長、今井政嘉 県議会議員と面談>

 昨年(令和2年)の7月豪雨の災害復旧の報告等にお越しになられました。

 先日(7月28日)には、片側交互通行となっていた同市小坂町の国道41号が2車線での全面復旧となりました。私も当時現場を視察し、道路の崩壊状況を目のあたりにして事態の長期化を覚悟しましたが、関係皆さんのご尽力のおかげで早期復旧を実現できました。改めて心から感謝申し上げます。

<15時00分~ 記者会見>

 岐阜大学との寄附講座設置の協定締結の報告と新型コロナの状況について会見を行いました。

 岐阜大学との協定締結については、今後3年にわたって本県から総額約1億円の寄附を行い、岐阜大学に感染症教育による専門医育成のための講座を設置するものです。この講座において、感染症専門人材の育成、地域と連携した感染症制御体制の強化、そして感染症に関する調査・研究を行う研究会の設置に大学と行政が連携して取り組みます。

 岐阜大学とは、医学のほか、航空宇宙や食品化学、教育など様々な分野で連携していますが、今回の講座の設置により、現在の新型コロナ対策はもとより、将来発生するかもしれない新しい感染症に対しても人材や知識、体制を備えていくことができ、「オール岐阜」の体制づくりをさらに強化できるものと思います。

 次に新型コロナの状況についてですが、本日の新規感染者は34人。一昨日(7月28日)に31人と30人を超え、昨日(7月29日)は23人でしたが、再び30人を超え、じわじわと増加傾向にきていると感じます。首都圏やお隣の愛知県の状況を踏まえますと感染力の強いデルタ株による影響がみられ、今後一気に感染者が増加する可能性も十分考えられますので、既に本県も「第5波」の入口に立っていると認識する必要があります。

 もう少し詳しく最近の傾向を見てみますと高齢者の方たちの新規感染はワクチン接種の効果と思われますが、大きく減少しています。一方で40代、50代の働く世代、そして20代の若者世代の感染者が増えてきています。クラスターの発生も同様に職場、家庭に起因するものがほとんどとなっています。こうした状況に対し、ワクチン接種については、8月1日(土曜)に飛騨、7日(土曜)には東濃にと大規模接種会場を開設し、5圏域全てで体制が整います。市町村の一般接種は国のワクチン供給のペースダウンの影響を受けておりますが、市町村とも状況を共有しながらしっかりと進めていきたいと思います。

 また、新規感染者の内訳については、県外あるいは県外との往来に由来すると思われる割合が半分となっています。夏の対策においては、都道府県をまたいだ移動や帰省について慎重に判断いただき、特に感染拡大地域については自粛をお願いしておりますが、既に予定を入れられている方についてもどうか再考いただくようお願いします。

 人流が活発化するお盆までが一つの正念場といえます。何としても感染拡大を食い止めるため、お一人お一人の対策の継続と慎重な行動を重ねてお願いします。

岐阜大学寄附講座設置協定締結 記者会見

<16時10分~ 鈴木良春 (一社)岐阜県経済同友会筆頭代表幹事らから、脱炭素に取り組む中小企業への支援に関する要望書を受領>

 県経済同友会が実施された「カーボンニュートラルに関するアンケート調査」で、明らかになった県内企業の状況や課題を踏まえ、県への要望をいただきました。

 世界的に地球温暖化対策の動きが広がる中、本県においても、昨年12月の県議会で「2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロ」を目指すことを表明しました。これを受け、本年3月に「岐阜県地球温暖化防止及び気候変動適応基本条例」を改正し、「『脱炭素社会』の実現を目指す」こと、「県民、事業者、行政その他のあらゆる主体が参画し、相互に連携して地球温暖化対策の推進を図る」こと、「県が温室効果ガスの排出の抑制のための取組みを率先して行う」ことを明記しています。今回の要望及びアンケート結果を今後の取組みの参考とさせていただくとともに、今後、県、市町村、県内企業、県民皆さんと一丸となって、脱炭素化の実現に向けて取り組んでいきます。

県経済同友会要望書受領

<16時45分~ 西濃ボーイズ所属の草ノ瀬敢心 選手、松下瑛太 選手、井上湊 選手、今井浩二 同副代表が、伊藤秀光 県議会議員・西濃ボーイズ顧問とともに、第52回日本少年野球選手権大会への出場報告>

 大垣市を中心に活動する中学硬式野球チーム「西濃ボーイズ」が、第52回日本少年野球選手権大会岐阜県支部予選で優勝、8月に開催される全国大会に出場されるとの報告にチーム顧問の伊藤県議とともに来られました。

 草ノ瀬主将を中心にしっかりとまとまったチームと伺いました。今まさに金メダルを目指して戦っているオリンピック野球の日本代表同様、全力の熱いプレーでぜひ優勝旗を岐阜に持ち帰っていただきたいと思います。

西濃ボーイズ「日本少年野球選手権大会」出場報告

<18時00分~ 東京オリンピック・パラリンピック対策に関する協議>

 東京オリンピック・パラリンピックの関連行事について、現状を確認し、今後の対応について協議しました。

729日(水曜)の公務報告

<11時00分~ 県庁で、令和3年度永年勤続職員表彰式に出席>

 今年勤続20年となる職員の皆さんの多年にわたる県政発展のためのご尽力に感謝し、表彰を行いました。また、ご家族をはじめ、職員を支えてこられた皆さんのご理解・ご協力にも心からお礼申し上げます。

 今年勤続20年を迎える職員の大部分が平成13(2001)年4月に入庁された方で、ちょうど21世紀の始まりに県職員となられました。私の初当選も平成17(2005)年1月でしたので、ほぼ同じ時を苦楽を共にしてきた同志の皆さんでもあります。また多くが現在、係長や主査級という県庁の中堅職員であり、県庁の要として働いていただいています。

 引き続き、「県民目線」に立ち、「現場主義」、「対話重視」の姿勢で県政発展のために頑張っていただけることを期待しています。

永年勤続職員表彰式

<11時30分~ 全国知事会に関する協議>

 全国知事会における、新型コロナウイルス対策等について、現状の対応状況の確認と今後の対応を協議しました。

<14時00分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点の感染状況について報告を受け、対応を協議しました。

 本日の新規感染者は20人を超える見込みとのことで、数日前からの増加傾向が続いている状況です。この中には、同じ施設を使用し、飲食をともにした20代のグループによる新規クラスターが含まれています。また、既に感染が確認された方からデルタ株の感染疑いも確認されました。昨年夏の第2波がこうした人流の活発化や多人数の飲食により広がったことを決して忘れることなく、十分な警戒と対策の徹底・継続をお願いします。

<15時00分~ 中井克紀 日本郵便(株)執行役員東海支社長らと面談>

 中井支社長さんが本年4月1日付けの着任に伴うご挨拶にお越しくださいました。日本郵便さんとは、平成30年に包括連携協定を締結し、地域支援や暮らしの安全・安心、産業・観光の振興など様々な分野でご協力いただいています。

 郵便局員の皆さんによる「地域見守り活動」や郵便局窓口での県政PR、空宙博、関ケ原等をモチーフとした「オリジナルフレーム切手」などは、皆さんもご覧になったことがあろうかと思います。そうした今後の連携の方向性などについても意見交換をしました。

<16時00分~ 令和3年度第1回岐阜県総合教育会議に出席>

 地方教育行政における責任の明確化、迅速な危機管理体制の構築、自治体の長と教育委員会の連携強化を図ることなどを目的に平成27年4月の法改正により設置されたのが本会議です。

 本年度1回目となる本日の会議では、ふるさと教育の充実をテーマに県立高校における事例発表や慶應義塾大学の鈴木寛教授をゲストスピーカーにお招きしてお話を伺い、その後教育委員の皆さんとも意見交換をしました。

 ふるさとの自然や文化、産業の持つ魅力を深く知り、学ぶことは清流の国ぎふを支える人づくりにつながる大切な取組みです。すでに小中高校と、それぞれの段階や特色に応じて取り組んでいただいておりますが、本日の議論も踏まえながら、一層の深化・充実を図っていきたいと思います。

岐阜県総合教育会議

728日(水曜)の公務報告

<9時20分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 朝時点の感染状況ついて、報告を受け、対応を協議しました。

<9時45分~    ウェブ会議による「中部縦貫自動車道建設促進長野・岐阜連絡協議会 令和3年度整備促進大会」に出席>

 本協議会は、平成11年に長野県松本市を中心に、高山市、飛騨市、下呂市及び白川村の本県市村や長野県の塩尻市など沿線市村により設立されました。

 これまで会として精力的に要望活動を展開していただき、今日における中部縦貫自動車道の整備推進に大きく寄与されてきましたが、一層強力に整備を推進するため長野、岐阜の両県、さらには長野県東筑摩郡の5村がこの7月に加わり、協議会の体制刷新後の初代会長を私が務めさせていただくこととなりました。今日はそのスタートとして整備促進大会を開催し、国に対し整備の加速を訴える提言を決議しました。所管の国土交通省からは、本県選出の渡辺国土交通副大臣からのビデオメッセージをいただき、「全線開通に向け全力を尽くしたい」とのお言葉に参加者一同、大変心強く感じたところです。

 中部縦貫道は、繋がってこそ、その絶大な効果を発揮します。長野県をはじめとする関係県や沿線市村、経済界の皆さんと一丸となってこれまで以上に、そしてあらゆる機会をとらえて国に対し早期の全線開通を強く働きかけていきます。

中部縦貫自動車道建設促進長野・岐阜連絡協議会 令和3年度整備促進大会 中部縦貫自動車道建設促進長野・岐阜連絡協議会 令和3年度整備促進大会

<10時40分~ 大松利幸 (一社)茶道裏千家淡交会岐阜支部長らと面談>

 同支部は、茶道文化の継承、発展に常日頃取り組まれ、私も顧問の職を仰せつかっております。本年9月に同支部創立70周年記念大会を開催されるとのことで、開催のお知らせと昨今の活動報告を大松会長さんからお伺いしました。

<11時30分~  原口和靖 関西電力(株)東海支社長らと面談>

 本県内へ電力供給を行い、また県内に水力発電所なども有する関西電力の原口東海支社長さんが毎年の業務報告などのためお越しになられました。同社とは、定期的な情報交換を行うとともに、昨年12月には、大規模災害時に優先して停電復旧すべき施設の情報共有や緊急輸送道路のルート確保などについての連携協定も締結しています。今日の面談で、県民皆さんの生活を守るため、今後も緊密に連携することを確認しました。

<13時10分~  県土整備に関する協議>

 橋脚の傾きによる通行止めが続く各務原市の川島大橋については、先日国にも緊急要望を直接お伝えしたところですが、現在の工事進捗と今後の対応について改めて協議しました。

<14時00分~ 学校法人杉山第三学園理事長の杉山一夫氏から、私立幼稚園の教育振興のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈>

 杉山様からご寄附をいただきましたので、感謝状をお贈りしました。杉山様には平成25年にも県の健康福祉施策のためにとご寄附をいただいており、貴重な私財を2度もご寄附をいただいたこことに心からお礼申し上げます。今回いただいたご寄附は、私立幼稚園の教育振興のため、有効に活用させていただきます。ありがとうございました。

杉山一夫氏寄附目録受領

<14時40分~ 笠松競馬対策に関する協議>

 笠松競馬の再開に向け必要な手続きの進捗や関係機関等との調整状況について確認し、今後の対応を協議しました。

<15時00分~  早川美智子 国際ソロプチミスト岐阜-長良 30周年実行委員長から、新型コロナウイルス対策のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈>

 国際ソロプチミストは、世界約121の国と地域に7万人を超える会員を有する女性の世界的な奉仕団体です。その支部である岐阜-長良クラブが、今年、国際ソロプチミストアメリカ連盟による認証30周年を迎えられ、その記念事業として、ご寄附をいただきました。早川実行委員長に感謝状をお渡しするとともに同クラブが常日頃実践されている環境、福祉、教育、また女性の地位向上への精力的な奉仕活動に心から感謝申し上げました。

国際ソロプチミスト岐阜-長良寄附目録受領

<17時15分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 本日の新規感染者は31人となり、6月12日以来、46日ぶりに30人を超えました。一緒に飲食をした友人とその家族に感染が拡大したクラスターの新規発生もありましたが、本日の新規感染者の約6割は感染経路が不明の方でした。また、年齢別では、30代以下が約6割となっており、若者の感染が多い状況が続いています。首都圏や県外からの帰省や往来の結果、感染が確認される事例もあり、改めて帰省や不要不急の往来について慎重に検討いただきますようお願いします。

727日(火曜)の公務報告

<13時30分~ 県庁で、新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 高齢者向け、一般向け、職域接種と各ワクチン接種の状況について確認するとともに昨日に引き続き8月以降のワクチン接種対応について協議しました。

<15時30分~ デジタル政策に関する協議>

 「第3の政策総点検」と位置付けて進めているDX・デジタル化について、進捗を確認するとともに今後の方向性について協議しました。様々な分野での検討が進んでいますが、「県民の皆さんの生活を豊かにするデジタル化」という視点は常に持ち続け、誰一人取り残されないデジタル社会づくりに取組みます。

<16時00分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 本日の新規感染者は、18人となり、2日連続で10人超えとなりました。分析をしますと感染経路が不明の方が半数の9人、また年齢別では30代以下が7割という状況でした。この中には、首都圏から県内の実家に帰省中に体調不良となり、検査の結果陽性が確認された方もおられます。

 7月22日からの対策「夏の感染リスクに十分な警戒を」においても、帰省については、これに伴う感染拡大を阻止するため、慎重な判断をお願いしており、特に感染拡大地域からの帰省は自粛をお願いしています。コロナ対策の長期化、また夏休みということでご家族や親戚に会いたいお気持ちも募ることとは思いますが、お互いの命を守るためどうか慎重にご判断いただくようお願いします。

<16時40分~ 観光交流政策に関する協議>

 コロナ禍における県内観光業の状況を踏まえ、岐阜の観光の「リスタート」を図るための県内の観光推進団体や業界団体等との連携などについて協議しました。

<17時00分~ 東京オリンピック・パラリンピック「事前合宿」対策に関する協議>

 事前合宿中のオリンピック選手団関係者が、新型コロナウイルスの濃厚接触者と特定されたとの報告を受け、状況の確認と今後の対応を協議しました。引き続き関係機関とも連携し、適切に対応していきます。

726日(月曜)の公務報告

<14時00分~ 県庁で、東京オリンピック・パラリンピック「ホストタウン」対策に関する協議>

 オリンピックも大会4日目を迎えましたが、県内での事前合宿は続いています。受入れの状況やコロナ対策などを再度確認し、今後の対応を協議しました。

<15時30分~ ねんりんピック岐阜2021に関する協議>

 今年10月30日(土曜)から開催予定のねんりんピックについて、現在の準備状況について報告を受け、今後の対応について協議しました。

<15時50分~ 環境政策に関する協議>

 熱海市の土石流を踏まえ、本県における埋め立て等に関する規制の状況や今後の対応について協議しました。

<16時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 本日の感染状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

 新規感染者数は15人でしたが、休日明けの月曜日は感染者数が少ない傾向がある中で2桁の数値を示しました。また、新たにデルタ株の可能性のある変異株の陽性が4例確認され、これらを含め計15例となりました。

 現在は新規感染者数も20人以下の日が続いていますが、この連休中の人流の影響が現れるのはおおよそ2週間程度後と見込まれ、今後を注視していく必要があると感じています。現状の数値に一喜一憂することなく、日々の感染防止対策を怠りなく実施いただけますようお願いします。

<17時00分~ 地方創生に関する協議>

 2019年に、以降5年間を計画期間として策定した「清流の国ぎふ」創生総合戦略ですが、コロナをはじめとする社会変容や新たな政策課題を踏まえた、今後の見直しについて協議を行いました。

<19時00分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 県内のワクチン接種の進捗状況について報告を受けるとともに、本日(7月26日)、厚生労働省から8月後半分のワクチン割当量が通知されたことも踏まえつつ、今後のワクチン接種の対応について協議しました。

721日(水曜)の公務報告

<14時00分~ 都内で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況について報告を受け、今後の対応を協議しました。

 本日の新規感染者は、昨日(7月20日・14人)と同程度と見込まれ、2日連続で10人を上回る見込みで、半数以上が30代以下の世代とのことです。学校の夏休みが始まり、人流の増加が見込まれ、早速連休にも入ります。明日(7月22日(木曜・祝))からスタートする新たな対策「夏の感染リスクに十分な警戒を」にもありますように、感染再拡大のリスクが非常に高い時期に入っていることを強く認識いただき、対策を徹底いただきますようお願いします。

<14時15分~ 国土交通省で、渡辺猛之 国土交通副大臣に対し、新田八朗 富山県知事、服部浩 三重県副知事とともに、東海北陸自動車道・東海環状自動車道の建設促進に関する提言書を提出>

 東海北陸自動車道及び東海環状自動車道の整備促進を強力に進めるため、それぞれの沿線の県や市町村、経済団体などと同盟会を組織して活動しており、いずれの会も会長は私が務めています。

 今日は、令和4年度の国の予算編成を見据え、国土交通省に同盟会の皆さんとともにお伺いし、観光交流や企業誘致の促進、また大規模災害時の緊急輸送道路としての広域的支援など両自動車道の整備によってもたらされるメリットやその大きさを提言としてお伝えし、東海北陸自動車道の早期全線4車線化及び東海環状自動車道の早期全線開通に向けた一層の取組みをお願いしました。

東海北陸自動車道・東海環状自動車道の建設促進に関する提言書提出 東海北陸自動車道・東海環状自動車道の建設促進に関する提言書提出

<15時00分~ 経済産業省で、多田明弘 経済産業事務次官と面談>

 本年7月1日に就任された多田事務次官とお会いし、経済政策全般やエネルギー政策、新型コロナ対策などについての最新の状況をお伺いするとともに今後の対応について意見交換をしました。

<15時50分~ 国土交通省で、渡辺猛之 国土交通副大臣に対し、武藤容治 衆議院議員、浅野健司 各務原市長、松岡正人 県議会副議長、伊藤正博 県議会議員、平野祐也 県議会議員とともに、川島大橋の早期復旧に関する緊急要望書を提出>

<16時15分~ 吉岡幹夫 国土交通省技監に対し、浅野健司 各務原市長、松岡正人 県議会副議長、伊藤正博 県議会議員、平野祐也 県議会議員とともに、川島大橋の早期復旧に関する緊急要望書を提出>

 橋脚の傾きにより、通行止めとなっている各務原市の川島大橋の早期復旧を国に求めるため、各務原市が地元の武藤衆議院議員、県議会の各務原市選出の松岡副議長、伊藤県議、平野県議、そして浅野市長にもご一緒いただき、本県選出の渡辺国土交通副大臣と吉岡技監のもとに伺い、被災の状況を説明し、緊急要望を行いました。

 川島大橋を含む県道松原芋島線線は、愛知県と本県を結ぶ交通量1日・1万台以上の幹線道路であるとともに、緊急輸送道路にも指定されています。この重要な路線が通行止めになったことで、地域の皆さんの日常生活や経済活動に大きな支障をきたしている状況、また先日私も直接現地で目の当たりにしてきました橋の損傷状況をご説明しました。

 また、これまでの県の対応についてもお話し、発災後速やかに対策検討会を立ち上げるとともに、専門家のご助言もいただきながら、まずは、橋の倒壊を防ぐための緊急対策を行ってきましたが、今後の復旧工事は、橋脚の傾きの影響で橋全体がねじれた状態での工事となり、橋梁の専門家からも極めて困難な工事となるとの見解が示され、こうした状況から、川島大橋の早期復旧のためには、国の権限代行制度により、復旧を迅速かつ強力に進めていただきたいと強くお願いを申し上げました。

 渡辺副大臣、吉岡技監とも現地の状況や地元の皆さんの声を熱心にお聞きいただき、ともに前向きに検討していきたいとのお返事をいただきました。引き続き国や関係機関と連携して早期復旧に取り組みます。

川島大橋の早期復旧に関する緊急要望書提出 川島大橋の早期復旧に関する緊急要望書提出

7月20日(火曜)の公務報告

<10時20分~ 県庁で、県土整備に関する協議>

 橋脚の傾きによる通行止めが続く川島大橋の対策工事の状況を確認し、国との調整など今後の対応について協議しました。

<10時40分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 昨夜の専門家会議の議論を踏まえ、午後の対策協議会に向けた論点整理や詰めの確認などを行いました。

<13時15分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況ついての報告を受け、対応を協議しました。

<13時30分~ 小林勝利 東海農政局長が就任挨拶>

 本年4月1日の着任挨拶にお越しくださいました。

 私からも豚熱対策やオーストラリア向けいちごの輸出、笠松競馬の再開、そしてスマート農業など新しい技術の導入による生産性向上など現在の本県の取組みについてお話させていただくとともに更なる支援をお願いしました。

<14時00分~ 第26回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び第38回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議に出席>

本部員会議

<15時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する記者会見>

 本日午後、新型コロナウイルス感染症対策協議会及び対策本部員会議において、7月22日(木曜・祝)から8月31日(火曜)までを実施期間とする新たな対策「夏の感染リスクに十分な警戒を」を決定しました。

 新規感染者や病床使用率はここ1ヵ月あまり国基準のステージ2以下を維持していますが、ここにきて1日あたりの新規感染者が2桁となる日もあります。 

 本日7月20日(火曜)も14人となり、徐々に増加傾向が見て取れます。また、高齢者へのワクチン接種が進む一方で40~50代の感染割合も増加しています。ここにいよいよ本格的な夏のシーズンを迎えることになり、人流増加やデルタ株の拡大など感染再拡大のリスクは高まっています。

 そこで、大きく4つの柱からなる対策を講じることとします。

 まず(1)夏対策です。最大の人流となる帰省については、慎重に判断いただき、特に感染拡大地域からの帰省は自粛をお願いします。また親戚の集まりや同窓会など普段会わない人たちの会合は、過去の例からも感染リスクが高くなります。重ねて自粛をお願いします。

 次に(2)感染防止対策の徹底(継続)です。何をおいてもマスク着用、手指衛生、密の回避など引き続き緩みなく続けていただきますようお願いします。

 (3)デルタ株を念頭においた検査・医療体制の強化については、本県において既にデルタ株の確定事例が8件あり、首都圏の状況をみても今後さらに置き換わりが進み、市中感染が拡大することが懸念されます。

 こうした状況に対し、既にお伝えしておりますが、7月16日から県保健環境研究所で稼働し始めた「次世代シークエンサー」による検査で変異株の陽性確認が判明してから3日程度で県独自に遺伝子解析結果を得られるようになっており、より正確・迅速な感染経路の把握やクラスター対策に活用していきます。また、病床・宿泊療養施設も最終的に2,000床となるよう引き続き確保に努め、「宿泊療養者ゼロ」を堅持していきます。

 そして(4)着実なワクチン接種の推進です。高齢者の優先接種後、一般接種を進めていく上での目下の問題点は、ワクチンの需給ギャップの解消であり、全国知事会を通じて9月以降の供給予定の早期提示や都道府県調整枠の拡大、大規模接種会場分として配分されるワクチンの使途の柔軟化を国に要請しており、引き続き速やかな対応を求めていきます。

 首都圏の感染拡大状況や本県の感染動向を見ても全く油断ならない状況にあります。このまま本県に「第5波」が押し寄せるかどうかは、お一人お一人の行動にかかっています。警戒を緩めることなく、引き続き「オール岐阜の総力戦」で感染防止対策の徹底をお願いします。

(会見の動画はこちら>>> https://www.youtube.com/watch?v=9Tecjrqq6vk<外部リンク>

(対策の詳細についてはこちら>>> https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/166285.html

記者会見

<16時00分~ 東京オリンピック・パラリンピック対策に関する協議>

 7月18日(日曜)女子ホッケーのオランダ選手団は無事に本県での合宿を終え、選手村へ向かわれました。入れ替わるように同日、陸上のカナダ選手団、カヌーのポーランド選手団、そしてレスリングのアメリカ選手団が相次いで来日・本県入りし、事前合宿をスタートされています。受入れの状況やコロナ対策などを確認し、今後の対応を協議しました。

<16時15分~ デジタル政策に関する協議>

 本県の「第3の政策総点検」と位置付けるデジタルトランスフォーメーションにおいて、業務の見直しやデジタル化の検討等を全部局で進めています。現在、各部局における現状把握と課題分析を踏まえ、県政としてどのような方向を目指すのか、その実現のためにデジタルトランスフォーメーションをどう取り込んでいくのかを整理、議論しています。一方で、デジタル一辺倒ではなく、デジタルの限界を見極め、またアナログの必要性も認識して進めていくことが肝要と考えています。誰ひとり取り残されないデジタル社会の構築という観点で、現在の取組みを俯瞰し、今後の対応について協議しました。

7月19日(月曜)の公務報告

<11時30分~ 岐阜市内で、県下商工会議所会頭・副会頭会議において「ウィズコロナ社会の課題とアフターコロナ社会の展望」をテーマに講話。同メンバーと意見交換>

 県下15の商工会議所の会頭、副会頭さんの会議にお招きいただき、県政の現況や今後の展望についてお話し、意見交換をしました。

 私からは、アフターコロナ社会の展望や本県のDX・デジタル政策やSDGsの政策展開などについてお話させていただきました。

 日ごろ窓口相談や巡回指導により、地域の経済・雇用を守り、発展させていく、地道で幅広い支援を行っておられるのが商工会議所の皆さんです。地域経済の最前線の現場感覚をもとに、経済対策から観光振興、防災対策、そして基盤整備など幅広く意見を交わすことができ、大変有意義な時間となりました。

岐阜県下商工会議所会頭・副会頭会議

<14時00分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点の感染状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

<15時00分~ 安藤隆司 名古屋鉄道(株)代表取締役会長、髙﨑裕樹 同代表取締役社長が就任挨拶>

 安藤会長さん、また、本県ご出身の髙﨑社長さんが本年6月25日付けの就任ご挨拶のために来庁されました。

 ご就任のお祝いをお伝えするとともに同社と岐阜市、そして本県の3者で覚書を交わして事業を進めている「名古屋本線鉄道高架化事業」の進捗や県内の路線運営、また観光振興などについて意見交換をしました。

<16時00分~「清流の国ぎふ」づくり推進県民会議 第2回企画分科会に出席>

 現在、2019年に策定した「清流の国ぎふ」創生総合戦略の見直しを進めています。

 本日の分科会会議では、これまでに行った各委員への意見聴き取り結果を共有し、更に議論を深めていただきました。本日の議論をもとに戦略の骨子案づくりを行い、来月(8月)に改めて委員に意見をお伺いし、素案作成を進めていきます。今後県議会での審議やパブリックコメントにより多くの皆さんのご意見もお伺いして年度内に策定する予定です。

「清流の国ぎふ」づくり推進県民会議 第2回企画分科会

<17時40分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 最終的に本日の新規感染者は1人となりました。新規感染者が1人となるのは、3月21日以来120日ぶりのことです。医療現場の皆さんをはじめ、県民の皆さん、事業者の皆さん、そして市町村など行政関係者の皆さんとオール岐阜での対策を徹底いただき、しっかり継続いただいているおかげと感謝しております。

 しかし、昨年度は夏に感染が拡大しています。今年の夏は、再拡大を阻止するとともに新規感染者の減少を確かなものとするため、今夜の専門家会議の論点も踏まえながら、どのような対策を立て、いかに実効性あるものとしていくか、検討を行いました。

<18時00分~ 広域連携の推進に関する協議>

 観光振興など近隣県との連携、協力促進について協議を行いました。

<19時30分~ 第36回岐阜県感染症対策専門家会議に出席>

 7月2日以来となる専門家会議を開催しました。毎回、専門家の皆さんにはそれぞれお忙しい中お集まりいただき、熱心に議論いただいておりますこと、心から感謝申し上げます。

 いよいよオリンピックが開幕となり、学校の夏休み、お盆や帰省と人流が間違いなく活発化します。こうした時期を前にワクチンの接種状況や各種対策の進捗について共有し、夏の対策について議論いただきました。

 感染状況については、新規感染者や病床使用率が国の基準でステージ2を維持してきたところですが、先週20人に迫る状況が2度ありました。デルタ株感染の確認も相次いでいます。これらの点についても専門家の皆さんにご見解を伺うなどしました。

 本日の議論を踏まえて「夏の対策」の案を策定し、明日7月20日(火曜)の新型コロナウイルス感染症対策協議会及び本部員会議で決定し、改めてお知らせします。

岐阜県感染症対策専門家会議

7月17日(土曜)の公務報告

<16時00分~ 岐阜市内で、「ぎふ木遊館開館1周年記念感謝祭」に出席>

<18時00分~ 竹下景子 同名誉館長、涌井史郎 県立森林文化アカデミー学長らと懇談>

 「ぎふ木遊館」は、本県が誇る「木と共生する文化」を次世代につないでいくために策定した「ぎふ木育30年ビジョン」の実現に向け、幅広い年齢層の方が森や木に親しみ、森林とのつながりを体験できる総合的な拠点として整備し、ちょうど1年前の令和2年7月に開館しました。以来、コロナ禍という制約がありながらも多くの皆さんにご利用いただいているところです。

 本日は、1周年記念感謝祭と銘打ち、建設や運営にお世話になっている林業関係団体、また地元の皆さんにお集まりいただき、記念の式典を開催しました。

 竹下名誉館長からは、「木遊館を通じて岐阜の素晴らしさをもっと体感してほしい。」、また来賓の県森林文化アカデミー・涌井学長からも「森林県である岐阜県が持つ、有形無形の財産が木遊館で形になっている。」とそれぞれお言葉をいただきました。また、普段木遊館を利用されている近隣の幼稚園の園児の皆さんからも木遊館で遊んだ思い出を絵にしてプレゼントしていただきました。どの絵からも笑顔で木に触れ、木のおもちゃで楽しく遊んでいる姿が用紙一杯に描いてあり、30年ビジョンで掲げた「森や木とふれあい、学び、ともに生きる」が、確実に次の世代に受け継がれていることを感じました。

 木遊館未体験の皆さんはぜひ一度お越しになってみてください。木の香りとぬくもりに包まれて、どなたもが「気持ちいい」と感じられることと思います。この木とのふれあいがきっかけとなって、身の回りの森林について関心を持っていただき、お一人お一人が考え、様々な取組みに参加し、行動して、そして次の世代へ伝えていっていただきたいと願っています。

 これからも感染防止対策を徹底しながら、利用者の皆さんの声に応えて改善し、より多くの方に親しまれる木遊館を目指してまいります。

ぎふ木遊館開館1周年記念感謝祭 ぎふ木遊館開館1周年記念感謝祭 ぎふ木遊館開館1周年記念感謝祭 ぎふ木遊館開館1周年記念感謝祭

7月16日(金曜)の公務報告

<11時30分~ 県庁で、東京オリンピック・パラリンピック「ホストタウン」対策に関する協議>

 選手団の受入れの最終確認やアスリート等が濃厚接触者となった場合の取扱について協議をしました。

<12時10分~ 加藤孝義 清流の国ぎふ花き戦略会議会長、安田麻季代 (一社)日本花き生産協会事務局長と面談>

 加藤会長は、全国組織である(一社)日本花き生産協会の会長として花き業界の全国のリーダーとして活躍されています。同協会の安田事務局長も交えて、花き農業経営の現状や生産技術向上など新しい取組みについて全国の状況をお伺いするとともに本県の花き生産の方向性などについて意見交換をしました。

<13時30分~ OKBふれあい会館で、県職員研修所「新任主査級研修」において講話>

 職員は、新規採用以後、上位の職に昇任した都度「階層別研修」を実施していますが、本年4月に「主査」となった職員等約100名に対し、あるべき職員像や職員として成長していくための仕事への取り組み方など私自身の経験も織り交ぜながら、講話をしました。

 主査は、職場では後輩職員をリードし、同時に係長や管理職を補佐する各所属の中心を担う立場ですが、本年度は当初予算において、主査を含む若手職員からアイデアを募集して予算を措置したり、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進においても「若手委員会」として様々な知恵を出してもらうなど県政全般の中心として活躍できる機会を設けています。私も含めて、自由闊達に議論し、政策実現に向けどんどんチャレンジしていってほしいと思います。

新任主査級研修での講和

<14時30分~ 佐藤美加(株)Fifty代表取締役と面談>

 県内の企業等から、女性が企画・開発に参画した「商品(食・モノ・サービス)」及び「取組」を募集し、この中から優れたものを認定・公表する「ぎふ女のすぐれもの」の認定審査委員会の座長をお願いしている佐藤さんと認定事業の進捗や今後の展望についてお伺いし、意見交換しました。

<15時40分~ 小栗達弘 (株)岐阜造園代表取締役会長から、県立国際園芸アカデミーにおける人材育成のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈>

 国際園芸アカデミーの教育理念に賛同され、令和元年度以降、岐阜造園さんからは毎年ご寄附をいただいております。ご寄附は、視察研修や資格取得など学生活動の支援に活用させていただき、専門的知識・技能の取得を促進し、将来に亘って「花と緑の産業」で活躍する人材の育成につなげています。

 小栗会長さんはじめ、岐阜造園の皆さんありがとうございました。

寄附目録受領及び感謝状贈呈

<16時10分~ 笠松競馬対策に関する協議>

 公正確保対策の取組み状況や競馬の再開に向けた状況について確認し、今後の対応を協議しました。

<17時10分~ デジタルトランスフォーメーション(DX)に関する協議>

 現在策定に向けて取り組んでいるDX推進計画の進捗を確認するとともに政策の方向性やDXの推進体制などについて協議しました。

 利用者の目線で、誰一人取り残されないDXをどう進めるか、皆さんのご意見もいただきながら、オール岐阜で進めていきます。

<17時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

<17時45分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新規感染者は19人と、6月20日のまん延防止等重点措置の解除以降、最多となりました。また、7月16日(金曜)から県保健環境研究所で稼働を始めたゲノム解析機器の次世代シークエンサーによる解析で、デルタ株の感染確定も判明しました。次世代シークエンサーの稼働により、これまで国立感染症研究所に検体を送付して行っていた解析が迅速に進められるようになり、早速にその力が発揮された形です。こうした独自解析機器も大いに活用しながら、変異株の状況を早期に把握していきます。

 また、東京オリ・パラの開催や夏休みなど人流が増加する時期を前にリバウンド阻止に向け東海3県知事の共同メッセージを発表しました。

 基本的な感染防止対策の徹底や河川敷でのバーベキューといった多人数の飲食など感染リスクの高い行動を自粛いただくこと、またオリ・パラ期間中の首都圏など開催地域への移動や不要不急の旅行・帰省を慎重に検討いただくことなどを皆さんに求めるものです。

 今が、感染再拡大を阻止するヤマ場といえます。オール岐阜、そして東海3県一体となった対策の徹底・継続を改めてお願いします。

(東海3県知事共同メッセージ>>>  https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/386534.pdf<外部リンク>

<18時00分~ 防災対策に関する協議>

 熱海市の土石流を踏まえ、本県の対策の現状や今後の対応について協議しました。

7月15日(木曜)の公務報告

<10時45分~ 各務原市内で、川島大橋の被災状況及び緊急対策工事の進捗状況を視察>

川島大橋視察 川島大橋視察

<11時15分~ 浅野健司 各務原市長、松岡正人 県議会副議長、伊藤正博 県議会議員、平野祐也 県議会議員から川島大橋の早期復旧に関する要望書を受領>

 橋脚の沈下・傾斜により現在通行止めになっている川島大橋について、被害の状況と工事の進捗を視察しました。

 これまでも現場の状況報告は受けておりましたが、被害の状況を目の当たりにし、橋の損傷の大きさや今後の対応の難しさを改めて認識しました。

 その後、各務原市役所で浅野市長さん、地元選出の松岡県議会副議長、伊藤県議、平野県議から早期復旧に関するご要望をいただきました。

 「川島大橋」は、昭和37年に橋が架けられて以来、約60年にわたって地域の皆さんの暮らしを支えてきた「なくてはならない橋」であり、地元の皆さんの一日も早い復旧を望まれるお気持ちが強く伝わってきました。

 現場の状況からしますと全ての復旧が終わるまでには、相当な年月を要すると思われます。少しでも早い復旧が実現できるよう、国の権限代行工事による施工も視野に含め復旧計画を検討しており、先月の渡辺猛之国土交通副大臣に続き、今週7月13日(火曜)には、中部地方整備局にも要望したところです。

 県としても、車のう回などによる地域の交通事情の変化を踏まえ、7月中旬から交通量調査を実施し、交通安全対策についても検討します。こうした対応については、丁寧に地元の皆さんにもご説明していきたいと思います。

 地域の声と想いをしっかりと受け止めて、一日でも早い復旧に向け対応していきます。

川島大橋の早期復旧に関する要望書受領

<14時00分~ 多治見市内で、リニア中央新幹線建設促進岐阜県期成同盟会 令和3年度定期総会に出席>

 リニア中央新幹線の早期整備・活用は、国家プロジェクトであると同時に本県にとっては、アフターコロナ社会に向けた戦略プロジェクトの一つでもあります。

 県内のリニア路線延長は、約55km・16工区ありますが、現在、延長の90%を占める13工区が工事契約済みであり、着実に整備が進んでいます。

 しかし、整備の進展とともに工事が本格化し、水資源や騒音、工事による土の発生、開業後の日常生活や環境への影響など県民の皆さんの間にも様々な不安やご心配があることも事実です。事業主体であるJR東海には、地元とこうした課題一つ一つに丁寧に向き合い、対応することをお願いするとともに国にも適切な指導・助言をお願いするものです。

 県では、リニアの開業効果を県内全域に最大限に波及させ、地域づくりにつなげるべく、平成26年に「岐阜県リニア中央新幹線活用戦略」を策定し、アクセス道路やリニア岐阜県駅整備などの「基盤整備」、東濃地域の歴史や文化資源を活用した「観光振興・まちづくり」、東濃地域への企業誘致など「産業振興」の3分野で取組みを展開しているところです。新型コロナにおける社会、経済、暮らし方や価値観などの変化も踏まえながら、今年度は、活用戦略をブラッシュアップ、グレードアップさせ、「アクションプラン」として具体化していく作業に着手したいと考えています。

(岐阜県リニア中央新幹線活用戦略>>>   https://www.pref.gifu.lg.jp/page/10818.html

リニア中央新幹線建設促進岐阜県期成同盟会 令和3年度定期総会

<15時30分~ 虎澤範宜 協同組合ケーエスジー理事長らタイル業界関係者、山本勝敏 県議会議員、嶋内九一 多治見市議会議員と面談>

 本県のタイル業界は、内装タイルなどで全国のトップシェアを誇っており、特に多治見市笠原地区はモザイクタイル発祥の地として、国内モザイクタイルの85%以上を生産しています。市内では、平成28年に開館した「モザイクタイルミュージアム」が体験工房や写真映えする展でが人気を集め、また多治見を舞台とした陶芸に打ち込む女子高生を描いたアニメを活用した地域・観光振興など、伝統を活かしながら、新しい魅力の発信にも取り組まれています。

 今日は、コロナ禍にある業界の状況や様々な取組みなどについて、美濃焼タイルを取り扱う商社の協同組合であるケーエスジーの虎澤理事長さんをはじめとする組合員の皆さん、地元選出の山本県議、嶋内多治見市議から直接お話をお伺いしました。今後の展望も含めた有意義な意見交換となりました。

タイル業界関係者らとの面談

<16時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 昨日(7月14日)に20日ぶりに2桁・18人となった新規感染者ですが、本日は4人となり、クラスターの新規発生、拡大もありませんでした。一日ごとではなく、大きな傾向としてとらえていく必要がありますので、一喜一憂するものではありませんが、首都圏やお隣の愛知県の新規感染状況を踏まえれば、感染拡大のリスクはすぐ近くにあるといえます。引き続き感染防止対策の徹底と継続をお願いします。

7月14日(水曜)の公務報告

<11時00分〜 岐阜市内で、新田八朗 富山県知事とともに、「岐阜城」を視察>

<12時00分〜 新田八朗 富山県知事と懇談>

<13時45分〜 「ぎふ木遊館」を視察>

<14時20分〜 富山県・岐阜県知事懇談会に出席>

<15時15分〜 同記者会見>

 富山県とは地理的・経済的・文化的に密接な関わりがあり、従来からイベント・観光・インフラ整備等、様々な分野で連携をしてきました。このたび、昨年11月に就任された新田八朗富山県知事のご提案を受け、私が知事就任後、15回目となる富山県との懇談会を、本県に新田知事をお迎えして開催しました。

 本日の懇談では、富山から奥飛騨温泉郷への観光客増や少人数によるドライブ旅行の需要増を踏まえ、新型コロナウイルスの状況の見極めをしつつ近隣県からの誘客を展開していく必要があるとの認識のもと、NEXCO中日本と連携した飛騨・富山ドライブプランの実施や両県物産展等での観光PRなどで連携していくことを確認しました。また、コロナ禍を経てデジタル化が加速していく中でも、対極にあるリアルの価値やふれあいは欠かせないものであることから、本県も力をいれる木育・森林環境教育について、取組みのPRや人材育成について相互協力することでも合意しました。さらに交通基盤整備では、引き続き東海北陸自動車道の早期4車線化を国に強く働きかけていくことなども確認しました。

 現在、様々な施策・取組みは新型コロナウイルスの存在を前提に考えていかざるを得ません。本県の基本的なスタンスである、現状を丁寧に把握し必要な対策を躊躇なく・迅速に実行する、アフターコロナを見据えて新しい発展・展開の道を求めていくという視点をもって、近隣県との連携においても取組みの深化を図っていきたいと思います。

 富山県・岐阜県知事懇談会  富山県・岐阜県知事懇談会

<16時30分〜 県庁で、竹中裕紀 県教育委員会委員に対し辞令交付>

 平成29年10月に教育委員会委員に就任された竹中委員に対し、先の議会で再任の同意が得られたため、2期目となる辞令をお渡ししました。引き続きよろしくお願いします。

<16時40分〜 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 本日の新規感染者の状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

 本日は新規感染者が18人と、6月24日以来20日ぶりに2桁を示しました。18人中、年齢では20代・50代の方が最も多いとのことです。また新たに職場でのクラスターも1件確認されました。既に変異株陽性が確認されていた4人の方についてデルタ株と判明するなど、状況に変化が生じつつあるように感じられます。今後の状況をさらに注意深く見、怠りなく警戒し、適時・迅速に対応をとっていきます。デルタ株に対してもマスク着用、手指衛生、密回避の徹底という基本的な感染防止対策は変わりません。県民の皆さんには、継続・徹底いただくよう重ねてお願いします。

<17時30分〜 サラマンカホールで、東京2020オリンピック・パラリンピック岐阜県ゆかりの選手激励会に出席>

 開会式まであと1週間あまりとなった本日、県ゆかりの出場選手の皆さんにお集まりいただき、激励会を行いました。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、大会史上初めて1年間の延期が余儀なくされる中、体と心のコンディションを整え、見事に代表の座を得られた皆さんに敬意を表するとともに、県ゆかりの選手がオリンピック29名、パラリンピック9名と過去最多となったことを、岐阜県民の一人として大変誇らしく感じています。

 選手の皆さんの活躍は、県民の皆さんにとって、アフターコロナに向けた大きな希望の光となると期待しています。現地で応援することは難しく、会場自体は静寂の中にあると思いますが、県民の皆さんがあらゆる場所から熱い声援を送っています。これまでの努力を大舞台でいかんなく発揮いただきたいと思います。選手の皆さん、頑張ってください!

東京2020オリンピック・パラリンピック岐阜県ゆかりの選手激励会

7月13日(火曜)の公務報告

<11時00分~ 名古屋市内で、堀田治 中部地方整備局長、松居茂久 同道路部長に、川島大橋の早期復旧に関する緊急要望書を提出>

 川島大橋については、県としても発災後速やかに対策検討会を立ち上げるとともに、専門家の助言もいただきながら、現在、梅雨や台風による洪水時期を乗り切るために、橋の倒壊を防ぐ工事を実施しています。

 しかし、橋脚の沈下・傾斜により、橋がねじれた状態となっているなど、損傷が全体に及んでおり、専門家からも撤去工事は、県では経験のない技術的に非常に難しいものとなるとの見解が示されています。

 こうした技術的な課題に加え、木曽川は日本でも有数の大河川であり、その河川内で工事を行うことは大変困難であること、また、児童生徒の通学や車両のう回、それに伴う渋滞や生活環境の悪化など地元の皆さんの生活にも影響が生じている状況を強く訴え、少しでも早い復旧が実現できるよう、国による工事の代行も視野に早期復旧への協力をお願いしました。

 堀田局長さんからは、要望を受け止め、本省とも相談して、出来る限り良い形で、この事業が進められるように考えていきたいとのお返事をいただきました。

 引き続き、国とも連携し、しっかりと取り組んでいきます。

中部地方整備局への川島大橋の早期復旧に関する緊急要望 中部地方整備局への川島大橋の早期復旧に関する緊急要望 

中部地方整備局への川島大橋の早期復旧に関する緊急要望

<13時10分~ 県庁で、東京オリンピック・パラリンピック対策に関する協議>

 昨日事前合宿のため県内入りしたオランダの女子ホッケー選手団の受入れ状況を確認・検証するとともに今後の受入れに向けた対応を協議しました。

<13時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点の新規感染者の状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

 昨日(7月12日)の新規感染者は8人で、ここ数日5人以下で推移していた中での増加となりましたが、本日もほぼ昨日と同水準となる見込みとのことでした。

 新規感染者が10人以下となるのは19日連続ですので、落ち着いた状況にあるともいえますが、夏休みや人流の増加、デルタ株など不確定要素が多くありますので、常に警戒し、状況が急変すれば機動的に対応していきます。

<14時00分~ リニア中央新幹線に関する協議>

 整備工事の状況や安全対策などについて現状を確認し、今後の対応を協議しました。

<14時15分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 政府から8月2日以降のワクチン配分計画、また都道府県の調整枠の発表がなされたことを踏まえ、今後のワクチン接種の対応について協議しました。

<15時00分~ 記者会見>

 大きく3点の報告について会見を行い、記者の皆さんからは新型コロナの感染状況やワクチン接種の進捗、笠松競馬の再開等についての質疑をいただきました。

 報告事項としては、「東京2020オリ・パラに出場する岐阜県ゆかりの選手について」として出場が決まった皆さんのご紹介と7月14日に行う出場選手激励会について、次に7月17日(土曜)に開催する「ぎふ木遊館の開館1周年の記念感謝祭」、そしてぎふかかみがはら航空宇宙博物館(空宙博)での「空(そら)体験イベント」の3点について報告しました。

 オリ・パラについては、首都圏での無観客が決定され、本県ゆかりの選手の皆さんを直接に応援することは叶わず、県のパブリックビューイングも残念ながら中止としましたが、SNSでの応援キャンペーンの実施も予定しています。皆さんもご自宅で観戦いただきながら、熱いエールを送っていただきたいと思います。

(記者会見の模様はこちら(動画)>>>

https://www.youtube.com/watch?v=lpJg4J9nUOk<外部リンク>

(記者発表の配布資料はこちら>>>

https://www.pref.gifu.lg.jp/site/kaiken/142638.html#7gatu

記者会見

<16時30分~ 中林啓修 国士舘大学防災・救急救助総合研究所准教授と面談>

 中林准教授には、県感染症対策専門家会議のメンバーとしても様々ご指導をいただいていますが、本日(7月13日)開催の市町村長向けの危機管理対応研修の演習講師として来岐されましたので、先日の大雨災害を踏まえた避難指示のあり方などについて意見交換をしました。

<17時00分~ 櫻井宏 FC岐阜後援会会長、岸野吉晃 同相談役が、宮田博之 (株)岐阜フットボールクラブ代表取締役社長とともに就任挨拶>

 FC岐阜後援会は、県民、企業、行政が一体となってFC岐阜をサポートしています。7月6日(火曜)に前会長の岸野相談役から櫻井会長へとバトンタッチがあり、新しい体制となられた報告にお越しになりました。

 FC岐阜は、現在J3リーグの3位でJ2昇格の2位圏内をしっかりととらえています。来月再開される後半の戦いを勝ち抜いて昇格できるよう、後援会とも一丸となって応援していきます。

櫻井宏 FC岐阜後援会会長就任挨拶

7月12日(月曜)の公務報告

<13時00分~ 県庁で、東京オリンピック・パラリンピック「ホストタウン」対策に関する協議>

 本日(7月12日)朝、本県で事前合宿を行う選手団としては初の県内入りとなる、女子ホッケーのオランダ選手団が関西国際空港に到着しました。

 空港での検査で全員が新型コロナウイルス陰性であることが確認され、専用バスで順調に岐阜へ向かっているとのことで、ひとまず安堵しました。

 改めて同選手団への今後の対応を確認するとともに18日から県内入りする予定のカナダ、ポーランド、アメリカの各選手団の受入れ準備の状況を確認し、対応を協議しました。

<14時20分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点の新規感染者の状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

 本日も10人以下となる見込みですが、ここ数日5人以下で推移していたところ、本日は5人を上回る状況とのことでした。年齢別では、20代から30代の方が多く、愛知との往来の多い都市部の方の感染者が多いようです。また、新規クラスターの発生はないものの、既に確認されたデルタ株クラスターに新たな感染者の確認がありました。今後、状況を注意深く見ていくとともに再拡大につながりかねないわずかな変化も見逃さないように警戒を強めていきます。

<15時30分~ 県土整備に関する協議>

 橋脚の傾きによる通行止めが続く川島大橋について、現状を確認するとともに国等関係機関との調整など今後の対応について協議しました。

<17時30分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 ワクチン接種については、昨日(7月11日)の全国知事会においても各知事から政府への要望が相次ぎ、私からも都道府県の調整枠を拡充し、県内市町村の実態に応じて柔軟にワクチン供給を調整できるようにすべきと意見したところです。

 これに応じて政府も市町村の接種状況を都道府県に共有し、調整枠を配分することとなりました。こうした状況も踏まえ、今後のワクチン接種の対応について協議しました。

<18時30分~ ぎふ木遊館に関する協議>

 まもなく会館1年を迎える「ぎふ木遊館」の運営状況や今後のイベント等について協議しました。

<18時50分~ 子ども・女性政策に関する協議>

 本県では、男性も女性も政治的、経済的、社会的、文化的利益を等しく受けることができ、共に責任を担う「男女共同参画社会」の実現を目指して各種施策を展開しています。本日は、子育て支援施策や女性の活躍施策、政策・方針決定過程における女性の意見反映について、現状確認と今後の対応方針についての協議を行いました。

7月11日(日曜)の公務報告

<11時10分~ 県庁で、ウェブ会議による「全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部」に出席>

 先日の政府の緊急事態宣言の発出・延長やまん延防止等重点措置の延長を受け、またオリンピックの開幕や夏休みなど人流が活発化する時期を前に、全国知事会としても何としても感染を抑え込むべく、25回目となる新型コロナウイルス緊急対策本部が開催されました。

 各知事からは、ワクチンの確保と計画的な配分、東京オリ・パラの水際対策の徹底などについての意見が相次ぎ、私からも大きく3点意見を述べました。

 まずワクチンの9月以降の供給予定を速やかに提示いただくこと。見通しを小出しにしないで、早期に示すことで市町村は接種計画を立てやすくなります。また、都道府県が持つワクチンの「調整枠」も拡大するようにし、これによって県内市町村の実態に応じて柔軟にワクチン供給を調整でき、接種進捗のムラも小さくなるものと考えます。

 次に職域接種における適切な接種管理です。職域接種は当初接種券を不要として進めたため、市町村が住民の接種進捗を正しく把握できない状況が生じています。こうした現状の改善を進めるにあたっては、市町村による速やかな接種券の送付、職域接種の実施企業によるワクチン接種記録システム(VRS)への速やかな登録、これらがの両輪となります。本県では、市町村や企業さんには既にお願いし、しっかりと対応いただいておりますが、国として早急にルール化し徹底するよう強く申し入れました。

 3点目としてオリ・パラ事前合宿の水際対策について、検疫における濃厚接触者の特定、特定後の国の責任による隔離を原理原則とするよう、国の対応の見直しを強く求めるべきであると述べました。

 最終的にワクチン供給における都道府県の調整枠の拡大については、知事会の緊急提言にも反映され、早々に国に提出される予定です。引き続き全国の知事とも連携して、感染拡大阻止に取組みます。

 (全国知事会緊急提言はこちら>>>http://www.nga.gr.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/2/01%2020210711%20teigen%20tanndoku.pdf<外部リンク>

全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部 全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部

<11時40分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 先ほどの知事会緊急対策本部での議論を踏まえ、本県の対応の状況や今後の進め方について協議しました。

7月9日(金曜)の公務報告

<10時00分~ 各務原市内で、「木曽川中流域観光振興協議会」設立総会に出席>

 木曽川中流域は「日本ライン」と称される風光明媚な渓谷を形成する景勝地であり、環境省の「名水百選」にも選定されるなど、良好な水環境と豊富な観光資源に恵まれた「清流の国ぎふづくり」に欠かすことのできない地域です。

 この「日本ライン」が結ぶ木曽川中流域の4市1町が、木曽川に育まれた流域の「歴史」「文化」「生活」を観光資源として活用し、県境を越えて広域的に連携していこうと、取組みを本格的にスタートすることになり、県もその枠組みに加えていただいて、ともに国内外からの誘客促進及び観光消費の拡大、持続可能な観光地域づくりを進めていくこととなりました。

 今後、木曽川中流域観光の統一コンセプトづくりや観光資源を活用した、広域連携によるにぎわい創出など、地元団体や住民の皆さんとも一緒になって、エリア全体でおもてなし力を高め、「世界に認められる観光地」を目指していきたいと思います。

木曽川中流域観光振興協議会」設立総会 木曽川中流域観光振興協議会」設立総会

<13時10分~ 県庁で、東京オリンピック・パラリンピック「ホストタウン」対策に関する協議>

 7月12日(月曜)から本県でもオリンピック・パラリンピックの事前合宿が始まります。現在の各国との調整状況や受入れの流れを確認しました。

<14時00分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況について報告を受け、対応を協議しました。

 本日も新規感染者数は、1桁となる見込みで、これで15日連続となります。    

 また、入院者数、病床使用率も若干ではありますが減少し、クラスターの新規発生・拡大もないとのことでした。

 状況は確かに減少・改善していますが、決して新規感染者ゼロではありません。「夏に向けたリバウンド阻止対策」が今月5日(月曜)にスタートして最初の週末を迎えます。デルタ株や人流の増大など、感染再拡大のリスクは常に目の前にあることを県民の皆さんお一人お一人が十分に認識され、気を緩めることなくマスク、手指消毒などの基本的な感染防止対策を続けて過ごしていただくよう、重ねてお願いします。

<14時30分~ 平嶋千里 県既製服縫製工業組合理事長から、医療用ガウンを受領及び感謝状の贈呈>

 同組合は、縫製事業者の皆さんで構成する県内唯一の組合で、縫製産業の振興、人材育成、事業継承などを目的として活動されています。本日は、平嶋理事長さんから、日頃磨かれた技術を活かして製造された医療用ガウンを寄贈いただきました。感染防御に必要となる医療資材は、使用の都度交換が必要ですので、今回の寄贈は大変ありがたく頂戴しました。寄贈いただいた医療用ガウンは、新型コロナウイルス感染症患者を受入れている病院、宿泊療養施設、保健所といった関係各機関で、大いに活用させていただきます。ご厚意に深く感謝申し上げます。

医療用ガウン寄贈 医療用ガウン寄贈

<15時00分~ 第12回岐阜県新型コロナウイルス感染症教育推進協議会に出席>

 まもなく学校が夏休みに入ることに加え、前回6月の本協議会で継続審議となった修学旅行のマニュアル整備や夏季のマスク着用などについて、学校関係者や自治体の代表、感染症対策の専門家の皆さんにお集まりいただき、意見交換をしました。

 6月のまん延防止等重点措置区域の指定解除から修学旅行が再開されましたが、本日の会議で実施のルールや具体的なマニュアルを定めました。また、熱中症のリスクを踏まえた夏季のマスク着用、児童生徒のワクチン接種などについても議論いただき、対応を整理しました。これらは児童生徒・保護者に向けたメッセージとしてまとめ、学校を通じて配布される予定です。

 今後各学校では、夏休み直前の保護者懇談などが実施される時期にも入ります。この機会に、児童生徒、保護者、学校の三者で感染防止対策への認識を共有いただき、まさに三位一体で感染防止対策の徹底と継続につなげていただきたいと思います。

岐阜県新型コロナウイルス感染症教育推進協議会

<16時20分~ 堀暁美 県収用委員会委員に対し辞令交付>

 収用委員会は、土地収用法に基づいて各都道府県に設置されている行政委員会です。経済、法律、行政の各分野に精通する7人の委員で構成され、県議会の同意を得て知事が任命しますが、堀委員の再任が先の議会で同意されましたので、3期目となる辞令をお渡ししました。引き続きよろしくお願いします。

(収用委員会の業務についてはこちら>>>  https://www.pref.gifu.lg.jp/page/13306.html

<17時20分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 県内のワクチン接種の進捗状況について報告を受けました。併せてワクチン接種の現在の課題についても整理し、11日(日曜)に開催予定の全国知事会において、私からの意見として国にも伝えていきます。

7月8日(木曜)の公務報告

<10時00分~ 県議会定例会に出席>

 6月22日(火曜)に開会した今議会は、17日間にわたって県議会議員皆さんに熱心に審議いただき、本日閉会となりました。議決いただきました一般会計補正予算には、感染再拡大の防止対策と県民や事業者皆さんへの支援策を計上しております。議員皆さんからいただいたご意見やご指摘を十分に踏まえ、これらを速やかに実施し、引き続きオール岐阜で緩みなく取組みを進めていきます。

<13時00分~ 県庁で、東海環状自動車道西回りルート建設促進大会に出席>

 東海環状自動車道は、首都圏と近畿圏、太平洋と日本海を繋ぐロータリーとして、またこのエリアの経済や観光、産業の発展を支えるだけでなく、大規模災害時には、物資供給や救急搬送などの広域支援を担い命と暮らしを守る、極めて重要な道路です。昨年のちょうど今頃に発生した「令和2年7月豪雨」においては、国道41号が寸断された際に本自動車道が東海北陸自動車道と共に代替路として無料開放され、大きな効果を発揮したことは記憶に新しいところです。

 現在も全線開通に向け工事が進められており、整備の進捗にあわせて、県もアクセス道路の整備などを進めています。

 本日お集まりの県議会議員連盟、沿線自治体の協議会、そして商工業団体による協議会が力をあわせて、国等に整備促進を強く訴え、一日も早い全線開通に向け取り組んでいきます。

東海環状自動車道西回りルート建設促進大会 東海環状自動車道西回りルート建設促進大会

<14時00分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況について報告を受け、対応を協議しました。

 本日も新規感染者数は、1桁となる見込みで、これで14日連続となります。入院者数も50人を切り、病床使用率も5%台となるとのことでした。

 しかし、気がかりな情報として、重症者の方が1名増えたこと、また職場関連でクラスターの新規発生や拡大の報告がありました。今の改善傾向がいつ、どこで感染再拡大に反転するか予断を許さない状況であることは確かです。県民皆さん、お一人お一人が警戒と対策を緩めることなく、継続いただきますよう、改めてお願いします。

<14時30分~ 林宏優 山県市長、恩田佳幸 県議会議員と面談>

 昨年の大河ドラマ「麒麟がくる」でもその名が登場した山県市内の大桑城跡からの朝日が、本年4月「日本の朝日百選」に認定されたとのことで、市長さん、同市選出の恩田県議さんからそのご報告と今後の活用などについてお伺いしました。

<15時10分~ 笠松競馬対策に関する協議>

 昨日(7月7日)の最高運営会議における議論を踏まえ、関係機関等との調整状況や今後の対応について協議しました。

<15時30分~ 東京オリンピック・パラリンピック「ホストタウン」対策に関する協議>

 目前となった東京オリ・パラの事前合宿受入れの流れやマニュアルの確認・検討を行いました。県民の皆さんはもとより、選手、関係者の安全・安心を確保し、充実した合宿を送っていただけるよう万全を期してまいります。

<16時00分~ 日本労働組合総連合会岐阜県連合会(連合岐阜)の女性役員との懇談会にリモート出席>

 日本労働組合総連合会岐阜県連合会(連合岐阜)の男女平等月間(6月)の活動の一環として毎年開催されている連合岐阜の女性役員の皆さんとのオンライン懇談会にご招待いただきました。

 県では、県内の就業者における「管理的職業従事者に占める女性の割合」などの数値目標を盛り込んだ「岐阜県男女共同参画計画(第4次)」により、働く場における男女共同参画を進めていますが、まず「隗より始めよ」ということで、県庁の女性管理職登用を進め、男性職員の育児参加を促進しています。県庁の女性管理職比率は今年度20%と過去最高となり、県庁知事部局の男性職員の育休取得率に至っては、令和元年度で51.6%と全国1位になるなど、継続的な取組みが意識改革に繋がってきています。

 県内企業や県民の皆さんにも、部下の仕事と家庭の両立に理解のある「イクボス養成講座」や「イクメン・家事メン養成講座」といった各種講座の開催や、仕事と家庭の両立支援などに取り組む企業の認定などを実施しています。

 コロナ禍において「新たな日常」として、テレワークや在宅勤務など働き方の選択肢が広がっています。こうした社会の変化を見極めながら、市町村、企業、団体等の皆さんと連携して、女性の活躍を推進していきます。

連合岐阜女性役員との懇談会 連合岐阜女性役員との懇談会

<17時20分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 県内のワクチン接種の進捗状況について報告を受けるとともに今後の対応について協議しました。

7月7日(水曜)の公務報告

<9時30分~ 県庁で、国交流職員に対し辞令交付>

 本日着任された皆さんに辞令をお渡ししました。心から歓迎するとともに県政発展のため、これから一緒になって頑張っていきたいと思います。

<9時35分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 県内のワクチン接種の進捗状況について報告を受けるとともに国の対応について確認し、今後の進め方などを協議しました。

<10時00分~ 笠松競馬対策に関する協議>

<10時50分~ 笠松競馬最高運営会議に出席>

 きゅう舎関係者の税の申告漏れについては、税務相談会のほか、一連の再発防止の中で設置した運営監視委員会による徹底した調査により、短期間で全容が明らかになりつつあります。

 今日の最高運営会議では、調査の結果や今後の再発防止策などを協議しました。公正確保対策を実効性あるものとし、早期に競馬を再開できるよう、関係者と一丸となって取り組んでいきます。

<13時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点の感染状況について報告を受け、対応を協議しました。

 新規感染者は13日連続で1桁となる見込みで、クラスターの新規発生や拡大もありません。入院者数は50人、病床使用率は6.4%でした。東京を中心とする首都圏で新規感染者が増加傾向にある中、医療現場の皆さんのご努力、県民や事業者の皆さんの対策徹底と継続により、低い数値で抑えられています。

 しかし、新規感染者、重症者ともゼロにはなっておらず、終息には至っていません。また、感染力の強いデルタ株はいつ猛威を振るうか予断を許しません。警戒を緩めることなく、夏のリバウンドを阻止するという強い決意で対策にあたります。

<14時00分~ パヴェウ・ミレフスキ 駐日ポーランド共和国大使、小坂喬峰 恵那市長らと面談>

 東京オリンピックのカヌー競技のポーランド代表チームは、今月18日(日曜)から恵那市で事前キャンプを行います。その練習会場の視察などのため、恵那市にお越しになったミレフスキ大使が、地元の小坂市長さんとご挨拶に来られました。

 大使からは、代表チーム受入れについて感謝の言葉をいただき、私からも選手皆さんが本番で大活躍できることをお祈りするとともに、そのために恵那市と連携して、新型コロナ対策など万全の合宿とするよう準備を進めていることをお伝えしました。

 本来であれば、恵那市をはじめ、県内各地で岐阜の魅力を味わっていただき、あるいは県民皆さんと交流いただきたいところ、それがかなわず残念ですが、オリンピック後も本県とポーランドの交流が続くことを希望しています。POWODZENIA POLSKO!(がんばれポーランド!)

駐日ポーランド共和国大使との面談 駐日ポーランド共和国大使との面談

<15時00分~ 藤本尚子 ユネスコクラブ日本ライン名誉会長、山本勝敏 県議会議員らと面談>

 国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の理念である国際平和と人類の共通の福祉の促進を実現する民間活動(ユネスコ活動)を行っている中部6県の地域団体の皆さんが今年9月に多治見市でブロック研究会を開催されるということで、今回の研究会の事務局を担当するユネスコクラブ日本ラインの藤本名誉会長さんはじめメンバーの皆さんから研究会の概要や日頃の活動の紹介をいただきました。

ユネスコクラブ日本ライン

<16時00分~ 都島國雄 シーシーエヌ(株)代表取締役社長らが挨拶>

 今年度から岐阜県政記者クラブに加盟された同社の都島社長さんから挨拶をいただきました。

<16時50分~ 教育機関における新型コロナウイルス対策に関する協議>

 学校現場における新型コロナ対策の現状や夏休みを前に今後の対策について協議しました。

<17時50分~ 広域連携の推進に関する協議>

 新型コロナ対策をはじめ、観光や道路などの基盤整備などにおける近隣県との連携について、現状と今後の方向性を協議しました。

7月6日(火曜)の公務報告

<9時10分~ 県庁で、農業政策に関する協議>

 この後開催される農福連携会議の論点等について最終確認をしました。

<9時35分~ 国からの派遣職員(国復帰)に対し退職辞令を交付>

 本日7月6日で県を退職され、国に復帰される皆さんに辞令をお渡ししました。短い期間ではありましたが、県政発展のためご尽力いただいたことに心から感謝申し上げ、引き続き本県を応援いただけるようお願いしました。

<10時00分~ ウェブ会議による「農福連携全国都道府県ネットワーク会長・副会長会議」に出席>

 「農福連携」とは、障がいのある方が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現され、同時に担い手不足や高齢化が進む農業分野における新たな働き手の確保にもつなげていく取組みです。

 その農福連携に係る情報の交換や発信、国への提言などに取組む推進組織として、私のほか、長野、三重、京都、鳥取及び島根の6府県の知事が発起人となって設立したのがこのネットワークです。本日は、その発起人が集まってオンラインで会議を行い、各府県の農福連携の取組み紹介や意見交換をしました。

 私からは、本県における取組みとして、ワンストップ農業支援窓口「ぎふアグリチャレンジ支援センター」内に「農福連携推進室」を設置し、農業者と福祉事業所のマッチングを進めていることや昨年度には、県、市、JA、障害者就業・生活支援センター、特別支援学校、ハローワーク等からなる「農福連携地域連携会議」を県内10カ所に設置し、地域の連携体制を整備していることを紹介し、今後、現場目線でより効果的にマッチングを推進していくことをお話しました。コロナ禍においても、各都道府県の連携を強化し、農福連携の取組みを一層進めていきたいと思います。

農福連携全国都道府県ネットワーク会長・副会長会議 農福連携全国都道府県ネットワーク会長・副会長会議

<10時45分~ 財政に関する協議>

 新型コロナウイルス対策など各種事業に対する予算措置について協議を行いました。

<11時30分~ 豊田良則 (一社)岐阜みらいポータル協会会長、武藤昭成 同専務理事、林伸將 同理事と面談>

 同協会は、コロナ禍で疲弊した地域経済の立て直しを目的として、地元企業等を産学官が連携して支援するため本年5月に設立されました。協会の豊田会長さんはじめ役員の皆さんにお会いし、設立に至った経緯や地域経済への想い、また今後の取組みについてお話を伺いました。

<12時05分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 ワクチン接種の進捗状況について報告を受けるとともに今後の進め方や課題への対応を協議しました。

<13時40分~ 笠松競馬対策に関する協議>

 笠松競馬きゅう舎関係者の税の修正申告対応の状況について報告を受けるとともに再発防止策について協議しました。

<14時00分~ 冨成義郎 東邦ガス(株)代表取締役会長、増田信之 同代表取締役社長が就任挨拶>

 本年6月28日付で就任されたご挨拶にお越しになられました。

 冨成会長さん、増田社長さんとも本県ご出身です。ご就任をお祝い申し上げるとともに益々のご活躍をお祈りしています。

<15時00分~ 自由民主党岐阜県支部連合会及び県政自民クラブから、新型コロナウイルス感染症に係る緊急要望書を受領>

県政自民クラブ緊急要望

<15時30分~ 県議会県民クラブから、新型コロナウイルス感染症に係る緊急要望書を受領>

県民クラブ緊急要望

 自由民主党岐阜県連・県政自民クラブによる新型コロナウイルス感染症に係る緊急要望(第6弾)、また県議会「県民クラブ」議員団による新型コロナウイルス感染症対策等に係る緊急要望をそれぞれ頂戴しました。

 両会派とも円滑なワクチン接種、飲食や観光、建設など関連事業者への支援、アフターコロナを見据えた経済対策など県民の皆さん、事業者の皆さんの切実な声を形にして要望いただきました。今後、感染状況を踏まえつつ、要望の内容を精査させていただき、タイムリーに必要なことを優先順位をつけて対応していきます。

<16時15分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 本日の新規感染者数は3名で、12日連続で1桁の新規感染者となりました。

 クラスターの新規発生や拡大もなく、病床使用率は7.0%、入院者数は55人という状況です。各指標は確実に減少してきていますが、新規感染者はゼロとはなっていません。夏の入口であるこの2週間は、このままの感染状況が続くのか、リバウンドの兆候が現れるのか、全く予断を許さない重要な期間です。ワクチンを接種した方も含め、油断せず、基本的な感染防止対策を継続・徹底いただくようお願いします。

<17時15分~ 岐阜市内で、涌井史郎 県立森林文化アカデミー学長、末松広行 同特別招聘教授と懇談。林業政策に関する意見交換>

 このたび森林文化アカデミーの特別招聘教授に就任いただいた末松さんは、前農林水産事務次官で、農林水産行政はもとより経済分野にも豊富な知見をお持ちであり、今後、アカデミーの教育研究活動の更なる推進にご指導、ご助言等をお願いする予定です。今日は涌井学長も交えて、早速今後のアカデミーの教育活動や林業をめぐる諸状況について意見交換をしました。

7月5日(月曜)の公務報告

<11時00分~ 県庁で、リニア中央新幹線に関する協議>

 リニア中央新幹線の整備の状況等について、報告を受け、協議を行いました。

<11時30分~ 櫻井宏 JA岐阜中央会会長、堀尾茂之 JA岐阜厚生連経営管理委員会会長、小林徹 JA共済連岐阜運営委員会会長、山内清久 JA全農岐阜運営委員会会長が再任挨拶>

 6月30日(水曜)のJAグループ総会により再任された、櫻井会長さんはじめJA岐阜中央会及び県内JAの各連合会の会長さん方がご挨拶に来庁されました。 

<13時40分~ 県土整備に関する協議>

 橋脚の傾きによる通行止めが続く川島大橋について、先日の大雨を踏まえた現状を確認するとともに今後の対応について協議しました。

<14時00分~ ウムット・リュトフィ・オズテュルク駐名古屋トルコ共和国総領事が就任挨拶>

 本年4月1日に着任された、オズテュルク総領事が着任挨拶に来られました。

 名古屋トルコ共和国総領事館は、2019年11月に開設された日本で唯一の同国総領事館です。トルコは、親日的な方が多いといわれていますが、その中でもこの東海エリアを重視されていることの現れともいえるでしょう。

 総領事からは、トルコ国内の新型コロナの感染状況や対策の現状や今後の岐阜とトルコの交流に寄せられる想いなどをお伺いしました。

駐名古屋トルコ共和国総領事就任挨拶

<14時40分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 現時点までの感染状況について、報告を受け、対応を協議しました。本日も新規感染者は11日連続の1桁となる見込みです。クラスターの新規発生や拡大もありませんでしたが、一方で既に感染された方の中から、デルタ株の感染疑いの方が3人確認されました。今後国とも連携して詳細を確認していきますが、いずれの方も海外渡航歴がないということで、市中感染も疑われるところです。

 本日(7月5日)からスタートした「夏に向けたリバウンド阻止対策」では、デルタ株を念頭に検査・医療提供体制の強化にも取り組むこととしていますが、デルタ株に対してもマスク着用、手指衛生、密回避の徹底という基本的な感染防止対策は変わりません。緩みなく継続いただくよう重ねてお願いします。

<15時00分~ 瀧修一 県観光連盟会長、岸野吉晃 同前会長が就任及び退任挨拶>

 同連盟の新しい会長に就任された岐阜乗合自動車(株)代表取締役社長で(公社)岐阜県バス協会長でもある瀧会長さんからご挨拶をいただきました。

 岸野前会長もご一緒にお越しになり、会長として3期7年3カ月の長きにわたって県観光業のリーダーとして尽力いただいたことに感謝申しあげるとともに後に続かれる瀧新会長さんには、県の観光業の牽引役として一層のお力添え、また県との連携をお願いしました。

<16時00分~ 谷山拓也 岐阜市副市長が就任挨拶>

 7月1日(木曜)に就任された岐阜市の谷山副市長さんが就任挨拶にお越しになりました。直前には、国土交通省の市街地整備課で再開発事業対策官をされておられたとのことで、柴橋市長さんを支えられ、岐阜市のまちづくりでご活躍されることをご期待しています。

<17時00分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 ワクチン接種の進捗状況について報告を受けるとともに今後の進め方や課題への対応を協議しました。

<17時50分~ 全国知事会に関する協議>

 このたびの大雨により発生した、静岡県、神奈川県をはじめとする大規模・広域災害により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族、また被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 全国知事会では、7月3日(土曜)に「全国知事会緊急広域災害対策本部」を設置し、情報収集や被災地への支援対応をしており、本県も依頼に対応できるように備えています。また、新型コロナウイルス対応についても知事会として随時関係大臣等と意見交換を行っているところです。 

 これら知事会の取組み、とりわけ新型コロナについては、現在の国のまん延防止等重点措置の期限が7月11日(日曜)までと迫っていることもあり、知事会における現在の状況や今後の対応について確認、協議しました。(全国知事会の活動状況についてはこちら>> http://www.nga.gr.jp/news.html><外部リンク>

7月3日(土曜)の公務報告

<10時00分~ 岐阜市内で、令和3年度自由民主党岐阜県支部連合会定期大会に出席>

 本県選出の自民党国会議員の皆さんや地方議員、党員や支持団体、自治体関係者の皆さんなど約800人が感染症対策を徹底のうえ、2年ぶりに開催された定期大会にお招きいただきました。ご挨拶とともに県政の概況をお話しました。

<14時10分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況について報告を受け、対応を協議しました。

 本日の新規感染者も10人以下と見込まれ、これで9日連続となります。

 病床使用率もさらに改善し、10%以下となる見込みとのことでした。

 5月中旬には連日100名を超える感染者が確認され、綱渡りの入院・宿泊療養施設入所の調整を余儀なくされる、まさに危機的状況でした。そこからの今日のような改善の兆しが見えてきたのは、現場の医療関係者の皆さん、飲食店等をはじめとする事業者、行政関係者、そして県民お一人お一人が、まさにオール岐阜の総力戦で戦ってくださったからこそと感謝をしております。しかしながら、第4波は終息しいません。現在、対応が進むワクチン接種もコロナ対策の「切り札」ではあっても、その発症予防効果は100%ではありません。昨年、第2波の到来に際しては、夏休み・お盆休みの人流の活発化が引き金となりました。

 気を緩めることなく、引き続き感染症防止対策の徹底をお願いします。

<15時00分~ 第25回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び第37回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議に出席>

 本県では、6月20日までの「まん防止等重点措置」区域指定の解除後も、県独自に、7月4日を期限とする総合対策を進めてきました。現在は、10万人あたりの新規感染者数、病床使用率ともにステージ2以下の水準となり、医療現場の負担感は改善されつつあります。しかしながら、感染力の強い「デルタ株」が疑われるクラスターの発生、オリンピック・パラリンピックの開催、人流が活発化する本格的な「夏」の到来など、再拡大のリスクは目前にあります。こうした警戒意識のもと、昨日(7月2日)に専門家の先生方による現状分析と対策の検討をいただき、本日、新型コロナ感染症対策協議会及び本部員会議を開催し「夏に向けたリバウンド阻止対策」を決定しました。

<15時50分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 ワクチン供給や確保の状況、また県内の接種の状況について報告を受け、今後の対応を協議しました。

<16時15分~ 新型コロナウイルス対策に関する記者会見>

 本日の感染状況、また先ほどの新型コロナ感染症対策協議会及び本部員会議で決定した今後の対策について発表をしました。

 新規感染者は4人と、9日連続で1桁、病床使用率も9.6%なりました。改善状態にありますが、引き続き慎重に警戒をし、本格的な夏に備えるため、連休後の7月21日(水曜)までを期限に以下の対策を進めていきます。

 対策の柱は4つ、(1)基本的な感染防止対策の徹底、(2)デルタ株を念頭に置いた検査・医療体制の強化、(3)東京オリンピック・パラリンピックに係る対策、(4)着実なワクチン接種の推進、です。

  (1)については、マスク着用、手指衛生、密回避、体調管理を緩みなく継続していただきたいと思います。また、6月以降、飲食店クラスターが発生していないことも踏まえ飲食店等への時短要請を解除します。

 制度としては一旦終了となりますが、事業者・利用される県民の皆さんには、飲食等の場での感染防止対策の徹底を引き続きお願いします。なお台風等、出水期も近づきます。マスク・体温計など避難時に必要な感染防止物資の備えも今一度ご確認ください。

 (2)については、感染拡大を防ぐためには予兆の早期探知が重要であることから、高精度の分析機器を投入し検査能力を上げ、また福祉施設・学校において予防的検査の対象のさらなる拡大を図ります。またデルタ株による想定外の事態に備える危機管理として、自宅療養者ゼロの取組を堅持すべく病床・宿泊療養施設の2,000床程度までの増床を進めます。

 また、(3)の東京オリ・パラに係る対策としては、本県内での事前合宿について、専門家の意見を踏まえて作成した移動等、各場面ごとの対応マニュアルを、選手団、受入自治体・関係者の方々にしっかり守っていただくことで、円滑な実施を確保していきたいと考えています。

 (4)のワクチン接種に関しては、本県では医療従事者・高齢者へのワクチン接種が順調に進み、次は一般接種という段階です。市町村による集団・個別接種を柱としながら、県による大規模接種会場・企業等による職域接種を適切に組み合わせ着実に接種を進めていきます。また、課題となっているワクチン確保についても、接種体制の整備状況・市町村の要望を丁寧に把握しながら、国への要請を行うなど県として支援を行っていきます。

 重ねてお願いします。この改善の流れを確かなものとし、夏に向けたリバウンドを阻止して第4波を必ず終息させるため、警戒を緩めることなく、そして感染防止対策を引き続きお一人お一人、徹底してください。

記者会見

7月2日(金曜)の公務報告

<10時00分~ 県議会定例会に出席>

 本県議会の一般質問最終日となる3日目は、7人の議員から県政全般にわたってご質問をいただきました。

 このうち、高殿尚議員(高山市)からは、飛騨地域の活性化を見据えた長野県との連携、とりわけ中部縦貫自動車道の整備促進についてお尋ねがありました。

 中部縦貫自動車道は、関東から北陸までを最短で結び、接続する長野自動車道、東海北陸自動車道、北陸自動車道と相まって、経済活動や観光を支え、災害時の広域支援などで活用される重要な道路です。これまでも長野県など関係県や沿線市町村と連携して国への整備推進を訴えてきました。また、先月には、本県選出の渡辺猛之国土交通副大臣のご就任の際も改めて整備推進を要請し、副大臣からも隣県である長野県との交流を促進するうえでも中部縦貫自動車道の整備にしっかりと取り組むとのご回答をいただいたところです。

 さらに、これまで高山市と松本市が中心的役割を担っていた「中部縦貫自動車道建設促進長野・岐阜連絡協議会」について、長野、岐阜の両県が主体となる新体制とし、私が初代会長となって、想いを同じくする阿部守一長野県知事とともに先頭に立ち、整備促進のため国に対して一層積極的に活動していきます。

 3日間の一般質問では、新型コロナ対策はもとより、アフターコロナを見据えた、少子化対策や子育て支援、企業誘致、防災・減災、教育など多岐にわたって議論がなされました。週明けには各委員会に分かれてより詳細に審議が行われます。これからも県政推進の両輪である県議会としっかりと議論をし、そして本県の進むべき道を見定め、よりよい岐阜県づくりを進めていきます。

議会答弁

<16時30分~ 県庁で、笠松競馬対策に関する協議>

 運営監視委員会からご指導もいただきながら、税務上の修正が必要な関係者への調査等を進めてきましたが、概ね一連の作業に目途が付いたところです。 こうした状況も踏まえ、検証結果の整理や今後の対策について協議をしました。 

 これらについては、速やかに取りまとめ、関係機関と協議のうえ、笠松競馬の再開に向け必要な手続きを進めていきたいと考えています。

<17時00分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 本日の新規感染者は7人でした。これで先週6月25日(金曜日)以降8日連続1桁となり、病床使用率も10%程度の水準まで改善してきました。

 しかし、本日はここ数日なかったクラスターの新規発生があり、しかもクラスター内の2人には、感染力が強いデルタ株が疑われています。

 今後、レジャーや帰省など人流が活発化する夏のシーズンを迎えます。思い起こせば、昨年の第2波の引き金はこの夏の人流増加でした。今後の対策については、今日の専門家会議や明日(7月3日)の新型コロナウイルス感染症対策協議会・岐阜県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議でも検討いただき、詰めていきますが、夏の感染再拡大を阻止できるかは、オール岐阜での感染防止対策の徹底と継続にかかっています。しっかりと対策し、続けていけば、新規感染者を減らし、医療現場の負担を緩和できることを今我々は自ら証明しています。警戒と対策を緩めることなく命を守る行動を改めてお願いします。

<17時30分~ 県土整備に関する協議>

 橋脚の傾きにより、通行止めとなっている各務原市の川島大橋の対策工事の状況を確認し、今後の対応について協議しました。

<18時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

  この後開催する感染症対策専門家会議に向け、報告内容の精査や今後の対策の内容など専門家の先生方に検討いただく論点の整理を行いました。

<18時30分~ 東京オリンピック・パラリンピック「ホストタウン」対策に関する協議>

 海外代表チームの事前合宿受入れについては、かねてより検疫における水際対策及び早期隔離の徹底を国に対して求めており、先月6月25日には愛知、三重の両県知事との3県共同申入れを行い、全国知事会からも同様の趣旨の要請を行っています。しかし、国の現時点の方針は、これら意見を十分に反映しているとはいえず、再度3県知事の共同申入れも行ったところです。

 こうした状況ではありますが、選手団の受入れに向け、選手等の健康観察や検査など具体の手順などについて協議しました。

7月1日(木曜)の公務報告

<10時00分~ 県議会定例会に出席>

 県議会の一般質問の2日目は、9人の議員から県政全般にわたってご質問をいただきました。

 澄川寿之議員(岐阜市)からは、岐阜県議会公明党代表質問として大きく6点質問をいただきました。このうち、新型コロナのワクチン接種事業における今後の大規模接種会場の活用について質問があり、岐阜産業会館における接種の状況や7月中旬以降に追加開設する大垣市のソフトピアジャパン、可児市の岐阜医療科学大学、東濃や飛騨の設置予定についてお答えしました。ワクチン接種は、まずは市町村における集団接種と個別接種がメインの柱であり、県は大規模接種会場の設置により市町村を補完し、さらには企業や団体等による職域接種で接種の加速化を図る、この3本柱で進めています。先月6月8日(火曜)には、市町村や医療関係、経済団体などで構成する県の対策協議会においてこの3本柱の役割分担を明確にし、ワクチン接種の優先順位及び供給方針も定めました。引き続き一般接種の迅速かつ円滑な実施にオール岐阜で取り組んでいきます。

 他の登壇議員からも、多岐に渡る質問をいただきました。

 秋に予定されています「ねんりんピック2021」の開催については、コロナ禍を乗り越えて、県民が健康長寿の素晴らしさを体感し、生涯健康で活躍でき、活力ある長寿社会の実現につなげる大会にしたいと考えておりますが、そのためにもワクチン接種を速やかに一定の目途をつけ、感染防止対策を徹底していかねばならないとお答えしました。なお、今後の感染状況次第では、改めて総合開会式の実施方法等について、共同主催者である厚生労働省等と協議しながら対応することもありうると考えております。

 また、不適切事案の再発防止に取り組んでいる笠松競馬についてもご質問いただき、県自らが管理者となって、笠松、岐南両町長を副管理者とする最高運営会議の新設、県派遣の次長級職員のもとに既存組織と独立して公正確保対策に専任させる組織設置、さらに弁護士や税理士、地域代表等による監視機関「運営監視委員会」の設置を行い、常に外部から組合や団体の指導・監視を行う3つの改革を進めてきたことをご説明し、私も再開に向けしっかりと意見を述べていくと答弁しました。

議会答弁 議会答弁

<16時30分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議

 本日の新規感染者は4人。これで6月25日(金曜日)から7日連続で1桁の新規感染者数が続いており、27日(日曜)からは5日連続での5人以下となりました。クラスターの新規発生や拡大もなく、昨日100人を下回った入院患者もさらに減少して80人、病床使用率は10.2%とこちらも1桁台が見えつつあるところです。一方で、重症者の方は依然として3人おられ、一気に重症化し、さらに長期化するという変異株の影響を強く感じています。なお、変異株への対応については、7月から稼働する「次世代シークエンサー」の遺伝子解析により変異株のまん延状況を把握するなど、感染拡大の予兆を早期に探知できるようにしていきます。

 現在も闘病されている皆さんの一日も早い回復を心から祈りつつ、これ以上つらい想いをされる方を増やさないためにもお一人お一人に感染防止対策の徹底と継続をお願いします。

<17時50分~ 県議会一般質問に対する答弁の打合せ

 明日(7月2日)の県議会一般質問の答弁内容の検討を行いました。

<18時50分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議

 第4波の終息を目指し、オール岐阜で取り組んでいる現在の総合対策について、現在の感染状況や医療現場の状況、ワクチン接種の進捗などを踏まえながら、今後の方針について協議しました。

 新規感染者の減少など状況は改善しつつありますが、これから人流が活発化する夏を迎えます。昨年夏の第2波の感染拡大を忘れてはいけません。夏における再拡大をいかに防ぐか、明日(7月2日)、専門家の皆さんにもお集まりいただいて、対応を協議します。

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