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「匠の国ぎふ」の技を支える道具の保存伝承について
県内の文化財や伝統工芸等の「匠の技」を次の世代へ継承していくため、伝統技術の現場が抱える「道具」や「原材料」等についての相談支援の体制を整備するとともに、匠の技を支える道具の重要性の普及啓発を行っています。
「匠の国ぎふ」の技を支える相談事業
県内の工芸職人・技術者等からの「道具」や「原材料」に関する相談を受け付け、課題解決を支援しています。
◆「道具」や「原材料」に関する相談はこちら[(一社)技の環ホームページ]<外部リンク>
令和6年度 年次報告会・座談会
令和6年度の相談支援の状況等を関係者間で共有する報告会と、後継者を育てる仕組みづくりをテーマに語り合う座談会を開催しました。
日程:令和7年3月13日(木曜日)
場所:飛騨高山まちの博物館 研修室
内容:(1)「匠の国ぎふ」の技を支える道具の保存・伝承事業の取組状況報告
(2)座談会「伝統技術の後継者を育てる仕組みづくり」
◆動画「年次報告会・座談会」<外部リンク>
「匠の国ぎふ」の技を支える道具展等の開催【国民文化祭事業】
「匠の国ぎふ」の技を支える道具展
日程:令和6年10月14日(月曜日・祝日)から11月24日(日曜日)まで
場所:飛騨・世界生活文化センター 1階 企画展示室3
内容:県内地場産業の現場で使われている道具と、その道具が生み出す製品を併せて展示
世界の大工道具、輪島塗の道具と製品を展示
◆冊子「道具展展示リスト」 [PDFファイル/35.05MB]
職人による実演・ワークショップ及びトークイベント
職人による榑(くれ)へぎ実演・ワークショップ
文化財の保存修理を担う職人による、「榑へぎ」の実演とワークショップを実施しました。
※高山陣屋などの伝統的建造物に使われる榑板[屋根板]を作る伝統技術を「榑へぎ」という。
日程:(1)令和6年10月19日(土曜日)から10月20日(日曜日)
(2)令和6年11月3日(日曜日・祝日)
場所:(1)飛騨・世界生活文化センター
(2)せきてらす
職人によるトークイベント
文化財の保存修理を担う職人と農機具の修理や特注品製作などを行う鍛冶職人等が、榑へぎ技術の継承について語りました。
日程:(1)令和6年10月19日(土曜日)
(2)令和6年11月3日(日曜日・祝日)
場所:(1)飛騨・世界生活文化センター
(2)せきてらす
「清流の国ぎふ」国民文化祭2024 のイベントの一環として取り組んだ、高山陣屋の屋根板を作るための「榑へぎ」の道具を、県内の鍛冶職人の手で作る試みをまとめた動画や冊子を公開しています。
◆動画「飛騨の匠と関鍛冶の技を継ぐ」<外部リンク>
◆小冊子「飛騨の匠と関鍛冶の技を継ぐ」 [PDFファイル/10.72MB]
鉋(かんな)削り体験(ワークショップ)
日時:令和6年10月20日(日曜日)、11月17日(日曜日)
場所:飛騨・世界生活文化センター
アーカイブ
令和5年度以前の道具の保存・伝承に関する報告書等を掲載しています。
◆報告書「彫刻刃物の技術継承を考える車座集会報告書」 [PDFファイル/25.37MB]
◆動画「彫刻刃物の技術継承を考える車座集会(第1部)」<外部リンク>
◆動画「彫刻刃物の技術継承を考える車座集会(第2部)」<外部リンク>
◆報告書「森林文化を支える鍛冶・部品職人データブック 2019-2020」 [PDFファイル/12.99MB]
◆報告書「鍛冶フェス パネルディスカッション記録」 [PDFファイル/2.96MB]
◆動画「鍛冶フェス パネルディスカッション」<外部リンク>