安八郡神戸町横井区（自治会）

記事ID：0015243 2022年3月3日更新県民生活課印刷ページ表示大きな文字で印刷ページ表示

活動団体名

安八郡神戸町横井区（自治会）

活動地域

安八郡神戸町横井区

活動場所

公民館（横井農事センター）

地区の概要

　横井区は、神戸町の最北に位置し、地区東の揖斐川堤防沿いの金属団地内には、数社の企業がある。
　世帯構成は、横井区で生まれ育った旧来からの住民と、他の市町村から転入された住民により構成されており、現在ではその比率が半々となっている。
　人口624人、215世帯、平均年齢49.8歳、70歳以上の人口は142人（22.8％）となっている。
（令和2年8月1日現在）

活動内容（良好な地域社会づくりを目指した活動）

　地区内には、神社、お寺、地蔵堂、馬頭観音堂があり、旧来から引き継がれてきた祭礼行事を含め、様々な区民ふれあい行事を各種団体の協力により実施している。転入住宅の住民や子ども、保護者を巻きこんだ活動を進める中で、良好な地域社会づくりの展開に向け次の4点を大切にしている。

脈々と受け継がれてきた祭礼行事、区民ふれあい行事の継続
各種団体（12団体）との協力体制の構築
旧来からの住民と、転入住宅住民との一体化
多くの子どもとその保護者とを巻きこんだ活動の展開

具体的な活動紹介

白鳥神社春季大祭とこども神輿の練り歩き

　子ども神輿保存会が中心となって、子ども会と区の共催で子ども神輿の練り歩きを行っている。これは、昭和59年度の子ども会会長から「子どもの思い出づくりに」と要望があり、当時の区長の思いと一致したことから始められた。
　180人ほどの行列となり、休憩時には、中学生がお菓子配りやゴミ拾いを積極的に行う姿もみられるなど横井の春の風物詩となっている。

地蔵堂例祭と奉燈狂俳、おもしろ文芸

　毎年7月第3土曜日の地蔵堂例祭に、平成11年から狂俳保存会による復元奉燈狂俳と、平成20年からは、奉燈「おもしろ文芸」が取り入れられている。風流な行燈の下で作品が読み上げられると、笑いや感嘆の声があがる。流しそうめんやかき氷などが振る舞われ、クイズ大会も行われるなど、子どもから大人までが楽しいひと時を過ごす夏の風物詩となっている。

区民ふれあい夏祭り

　区民が一番楽しみにしている行事である。各種団体が趣向を凝らした食べ物コーナー等の出店や大抽選会などを行っている。毎年550名余りの参加があり、地区内企業の社員もボランティアとして活躍してくれている。大切な「地域の交流の場」としてなくてはならないものとなっている。

夏休みのラジオ体操

　従前、ラジオ体操は、お盆前で終了していたが、小中学生の健全育成と地域住民の交流の場づくりの観点から、夏休みの間中を通して実施したいと、平成19年度から4年がかりで、働きかけをしてきた結果、現在では夏休み終わりまで行っている。
　また、子ども会保護者会にて「ラジオ体操当番は保護者が行おう。」との提案がなされ、保護者会が運営している。
　大人にもラジオ体操カードが配布され、夏休み中、地域全体の参加を得た交流の場となっている。

子ども会のふれあい行事

　小中学生は、「小さい子の面倒を見ること」と、参加した保護者全員が「何かの仕事をすること」を目指して、保護者間の交流と連帯感を熟成することを目的に開催している。
　夏休みには「鮎つかみとバーベキュー大会」、冬休みには「クリスマス会と餅つき大会・年末夜警」、春休みには「中学生を送る会」などを実施している。
　「役員でもないのに何故参加するのか？」という意見もあったが、参加の保護者がそれぞれ自分の仕事を見つけて、和気あいあいと行っている。

横井区公民館活動証明書の発行

　区行事（イベント）に参加して役員のお手伝いをした中学生には、「地区公民館活動証明書」を発行し、中学校に提出する。応募参加者が年々増え、中学生と役員、地域住民との交流が深まっている。
　また、この取り組みが神戸町町民会議でも取り上げられ、今では、「中学生のボランティア活動証明書」として、町内中学生全員に配布されるようになってきた。現在は、横井区のほか北小学校校区公民館で行われている。