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高山市にある柏木工株式会社の「ANIMAS(アニマス)サイドチェア」が、国際的なデザイン賞を受賞し、6月18日、関係者が県庁を訪れました。
世界三大デザイン賞の一つ「Red Dot Design Award2025(レッド・ドット・デザイン賞2025)」のプロダクトデザイン部門を受賞したこのサイドチェアは、足と背もたれのパーツが一つに繋がっているようなデザインが特徴で、職人の手作業の技を感じることができる造形になっています。
柏木工株式会社の関 道朗(みちあき)代表取締役会長は「これは機械だけではできない造形。人手もかけているからこそできるもの。」と語りました。
関 ひろみ代表取締役社長は、「木材の有効活用のため、これまでは外していた節の部分を活用した。ひとつひとつ顔の違う、木本来の個性を活かせるような商品開発ができた。」と話しました。
実際に椅子に座った江崎知事は、「受賞おめでとうございます。体にフィットし、姿勢がきれいに座れます」と感想を述べました。