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県民から優れたアイデアを募集する「政策オリンピック」の小学生による審査会を、6月16日、輪之内町で開催しました。
県が今年度から実施している「政策オリンピック」は、県民から優れたアイデアを募集して、実践を支援するもので、第一弾となる「多くの住民が楽しく参加できる防災訓練」には36件の応募がありました。
今回は、輪之内町の小学生77名が事前審査で選ばれた、6つの防災訓練から「楽しい」、「参加したい」と思うものを審査しました。
視察に訪れた江崎知事は、「県の政策に皆さんにも参加してもらって、全国に発信します。今日は楽しく意見を出しあってください」と話しました。
児童はグループに分かれて、「学校に泊まれば、いざという時に役立ちそう」とか「防災を取り入れた運動会は楽しそう」といった意見を交わし、金・銀・銅を選んで投票を行いました。
見事金賞に輝いたのは、御嵩町が提案した「小中学生がプロデュース!!まるで縁日のような自治会防災フェスタ」です。
楽しんで参加できる防災訓練を小中学生が考えて、自治会と一緒に開催するもので、煙の部屋からの脱出など、普段はできない経験が好評を得ました。
選ばれた6つの防災訓練は、県が支援して今年度中に実施され、効果が認められたアイデアは他の地域にも広げていく予定です。