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大阪・関西万博で岐阜県の魅力を発信しようと、6月9日と10日の2日間、会場のEXPOホール「シャインハット」で「岐阜県の日」を開催しました。
「岐阜県の日」は、「『清流の国ぎふ』絵巻〜輝く“いのち”の処方箋!〜」と題して、19団体、500人あまりが出演し、岐阜県が誇る伝統文化の紹介や、若者によるパフォーマンスを披露しました。
初めに行われたのは、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「郡上おどり」を紹介するプログラムです。
出演者が「郡上おどりは見る踊りではなく、参加する踊りです」と呼びかけ、観客もステージ前で踊りに参加していました。
また、1300年以上の歴史がある鵜飼を紹介するプログラムでは、鵜匠が鵜を操り、鮎を獲る姿を実演しました。ステージ前に用意された大きな水槽に放った鮎を鵜が獲ると、観客席から大きな歓声が上がりました。
10日に行われた「刀匠 ”Japanese Spirit“」では、刃物のまちとして知られる関市の居合道団体が日本刀で竹を斬るパフォーマンスや、合気道の師範でもある江崎知事が登場し、木刀を使った演武を披露しました。
ほかにも、県内各地で継承される地歌舞伎や県内の伝統行事、県内高校生による関ケ原の合戦を表現したパフォーマンスなどが披露され、会場を盛り上げていました。
江崎知事は、「世界の方に岐阜県の良さを知っていただき、今後岐阜県を訪れることに繋がればいい」と話しました。