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本格的な大雨の時期を前に、豪雨災害が発生した際の手順や関係機関の連携を強化しようと、5月29日、県庁で防災訓練を行いました。
この訓練は、県下全域に雨が降り続き土砂崩れや洪水が発生するとの想定で行い、県や市町村、自衛隊、気象台のほか、ライフライン事業者など67の機関の470名あまりが参加しました。
今回の訓練では、能登半島地震での経験を踏まえ、トイレトラックやスターリンク(衛星を使ったインターネットサービス)などの配備、避難した外国人を支援する通訳の派遣などを手順に加えました。
職員は市町村や関係機関と情報交換をしたりして、連携の手順を確認しました。
また、本部員会議の運営訓練を行い、各部局長が今後の被害発生に備えた対策を報告しました。
訓練を終えて江崎知事は、「『事前の一策は事後の百策に勝る』という言葉にあるように、準備をしておくことの大切さを肝に銘じてください。」と話しました。