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木曽三川流域の洪水被害を想定した水防演習を、5月25日、岐阜市の長良川右岸河川敷で行いました。
江崎知事はあいさつで、「川とどう向き合っていくのかが我々に課された課題です。何をすべきか学ぶことが命を救うための大きな力になります」と話しました。
この日の演習は、最大級の台風が発生して記録的な大雨で長良川が決壊したことを想定して行われ、堤防の決壊を防ぐための土のうの準備や、竹や杭などを使った水防工法の手順を確認しました。
このほか、浸水した車を重機で移動したり、油圧ショベルを遠隔操作して、コンクリートブロックで決壊した堤防をふさいだりする演習を行いました。
この演習は、国土交通省と岐阜、愛知、三重の3つの県が主催するもので、水防技術の習熟や連携の強化などを目的に、木曽三川流域の水防団や大学生など約1600人が参加しました。