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岐阜県コミュニティ診断士

 

 

岐阜県コミュニティ診断士とは

 岐阜県では、岐阜協立大学(旧:岐阜経済大学)と連携して、地域コミュニティの形成のために住民の側から地域の課題を発見し、解決していく取組を支援する専門的な人材を養成するため、岐阜県知事と岐阜協立大学長が共同認定する「岐阜県コミュニティ診断士」の資格認定制度を平成14年度に創設し、以降、令和6年度までに418名の方を認定しています。

 岐阜県コミュニティ診断士の養成は、地域コミュニティの現状について調査・分析を行い、それにより明らかとなった諸課題について、地域住民、自治・地縁組織、NPO、企業など地域の様々な主体と協働して、その解決・改善に取り組み、地域コミュニティの再生・活性化を推進するコミュニティの専門家を目指すものです。

 岐阜県コミュニティ診断士は資格認定後、県内外の市町村・地域において、積極的にご活躍されています。

コミュニティ診断士

 

 

岐阜県コミュニティ診断士の活動状況

 地域コミュニティの現状調査、地域コミュニティの活性化計画の策定、住民主体のまちづくり活動の指導、コミュニティづくりに関する相談への対応など、住民のコミュニティづくりを幅広く支援しています。

 

 活動実績

岐阜県地域の課題解決応援事業

 

自治会、コミュニティ団体などからの依頼による活動

 地域コミュニティを対象として、持続可能な自治会運営、福祉、環境、男女共同参画、交通、住宅、ゴミ廃棄物などに関わる諸問題を、自治会、町内会、NPO組織などから依頼を受けて、住民と住民のコミュニケーションの機会をつくりながら、さまざまな課題の解決の糸口を探り提案しています。​

  相談

地域コミュニティの課題を、ワークショップの進行役として整理してまとめる(ファシリテーター)

・事例:ワークショップ研修のファシリテーター(大八まちづくり協議会、瑞穂市自治会連合会、神戸町「神女会議」など)

 

研修会の講師、ワークショップのコーディネーター 

・事例:ワークショップのコーディネーター(岐阜市明るい社会づくり運動協議会)

    まちづくり研修の講師、ワールドカフェのコーディネーター(垂井東地区まちづくり協議会など)

     

<ワークショップ参加者からの御意見>

 これまで疑問に思っていた点について、他の自治会の状況や運営方法の具体例が直接聞けて参考になった。

 問題点を他の自治会と共有でき、同じ問題を抱えて悩んでいることがわかって良かった。

 ネガティブな事項とポジティブな事項とを分けて問題を整理して考えることが出来た。

 来年度もワークショップでの方式で、研修会を実施して欲しい。

 

その他の実績   

  • 通学路安全推進事業による通学路安全対策アドバイザー
  • 岐阜県絆再生による安全・安心な地域づくり調査研究事業
  • 岐阜県長期構想に関する県民意見交換会(県内4圏域で開催)
  • 西濃圏域における体験プログラム開発事業研究会
  • 安全・安心まちづくり地域連携会議ワークショップ
  • 岐阜県森林づくり1000人委員会ワークショップ
  • 「県民協働宣言」策定に係る一般県民ワークショップ及び「県民協働宣言」フォローアップに係る一般県民との意見交換会などに調査員、ファシリテーターとして参加

 

岐阜県コミュニティ診断士活用促進事業

 

市町村からの依頼による活動

 市町村を対象として、自治会の在り方、デジタル化、地域の活性化などに関わる諸問題を、行政と住民の中立的立場からアドバイス、情報提供を行いさまざまな課題の解決の糸口を探り提案しています。​

​   県庁

地域での課題を、住民参加のワークショップの進行役として整理してまとめる(ファシリテーター)

・事例:住民参加型のワークショップ研修のファシリテーター(飛騨市ダイバーシティ宣言キックオフ意見交流会 :飛騨市)

 

行政と自治会の関わりについての会議支援

・事例:市町村での課内会議に、アドバイザーとして参加(瑞穂市ほか)

 

研修会の講師、ワークショップのコーディネーター 

・事例:街歩きワークショップのコーディネーター(飛騨ダイバーシティ:飛騨市)

   

 


●岐阜県コミュニティ診断士から

 

 地域​において、近所づきあいの希薄化、社会の変化などにより地域コミュニティの在り方が、今のニーズにマッチしていない状況となってきています。   
 また、従来方法の会議の開催、電話での連絡方法、集会所の予約方法などを見直し、時代にあった手法を考慮して、若い世代との連携を図る必要性も出てきいます。まずは、何が課題としてあるのか整理して、その課題を一つひとつを「自ら」で解決することが必要です。   
 岐阜県コミュニティ診断士は、参加者同士で問題点の整理や改善案の提案を行うワークショップにおいて、「協働のまちづくり」の活動や「持続可能な自治会運営」の取組を支援して「自ら」で解決されることの一助となることを願っています。   
 また、電子回覧板による自治会のデジタル化など新しい課題についても、ワークショップ方式による検討会を提案しております。   
 ​                                                          DX​                                                                                                                     

 岐阜県コミュニティ診断士の資格を取得するには、岐阜協立大学で実施する「NPOコミュニティ論」を修了し、その後行われる講義、実習、筆記試験に合格することが必要です。

 詳細については、岐阜協立大学のホームページ<外部リンク>をご確認ください。

コミュニティ診断士認定証授与式について

 コミュニティ診断士認定証授与式について