ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 組織でさがす > 文化財保護センター > 令和7年度 岐阜県文化財保護センター・本巣市連携企画展「政田仙道上遺跡」開催のお知らせ

本文

令和7年度 岐阜県文化財保護センター・本巣市連携企画展「政田仙道上遺跡」開催のお知らせ

令和7年度 岐阜県文化財保護センター・本巣市連携企画展「政田仙道上遺跡」を開催します!

内容

 このたび、令和7年度岐阜県文化財保護センター・本巣市連携企画展「政田仙道上遺跡」を開催します。

 岐阜県文化財保護センターでは、東海環状自動車道建設に伴い、平成27(2015)・29(2017)年に本巣市政田で発掘調査を行い、中世(室町時代)の屋敷地を確認し、多くの遺物が出土しました。
 本巣市へ「里帰り」する遺物たちをぜひご覧ください。

会期

9月20日(土曜日)から11月16日(日曜日)

場所

本巣市古墳と柿の館 1階

入館料

大人300円 小人100円

※11月15日(土曜日)・16日(日曜日)は赤彩古墳の館特別開館日のため無料

本企画展だけでなく、常設展もご覧いただけます。

発掘区
政田仙道上遺跡 発掘区

見どころ

 政田仙道上遺跡では、山茶碗やかわらけといった釉薬を付けない素朴な土器に加えて、瀬戸・美濃産の陶器や中国産磁器などの施釉陶磁器も出土しています。
 喫茶に用いる天目茶碗などの茶器や、伝統的な儀式や宴会の膳等で用いられた かわらけの出土が目立ちます。
 特に かわらけは、出土遺物全体の6割以上を占めることから、ハレの場を意識できる階層の人々の居住空間が存在した可能性があります。
遺物たち
出土した遺物たち
天目
喫茶に用いた天目茶碗

歴史探訪セミナーのご案内

 企画展開催に合わせて、実際に遺跡の調査を担当したセンター職員が、11月8日(土曜日)に政田仙道上遺跡の概要解説を行います。
 ぜひ、こちらにも足をお運びください。

井戸
検出した井戸