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学制布告書

1.学制布告書

学制布告書22学制布告書11
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資料名:学制布告書
資料名(ふりがな):がくせいふこくしょ
年代:明治5年(1872)
資料番号:明治期岐阜県庁事務文書3・30-8-3

解説:
岐阜県が管轄する美濃の村々に通達した学制布告書(学制の趣旨・理念を説いたもの)。
明治5年8月、政府は学制の趣意と学制本文を全国の府県に通達した。翌月、岐阜県は県下の村々へ学制布告書を順達し、村の行政実務を担当する戸長・副戸長にその内容を人々にしっかり伝えるよう指示を出した。

学制布告書と近代教育の出発:
学問を武士のものとする旧来の学問観を否定し、身分・性別・階層を越えた国民皆学の理想を掲げた。
さらに学問は国家のためのものでなく、個人の「身を立るの財本」すなわち日常生活や生計を支える実学であるべきとした。そして就学の意義を述べ、親が子を就学させる義務を説いた。
これを受け各府県では、学制が定める教育制度の実現が図られた。特に小学校の設立に重点がおかれていたが、学校設立・維持費の調達、教員の養成、就学の督促など実現には多くの困難があった。

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