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障村より洗堰取払方再願
5.障村より洗堰取払方再願
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資料名:障村より洗堰取払方再願
資料名(ふりがな):さわりむらよりあらいぜきとりはらいかたさいがん
年代:天明4年(1784)
資料番号:美濃郡代笠松陣屋文書2・04‐29‐4
解説:
大榑川(おおぐれがわ)洗堰により水害の増加した村々(障村)の庄屋ら81名が笠松堤方役所に提出した願書。
長良川から分流する大榑川への洗堰設置により長良川の水量が増え、水害の多発を招いているとして、その撤去を求めている。こうした背景には、洗堰により水害の減少した村々(益村〈えきむら〉)が、洗堰をさらに堅固とするための願いを幕府に出すという風聞があった。治水工事が地域に与えた影響、それを巡る人々の動きが分かる。