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明治二十九年公私日誌
11.明治二十九年公私日誌
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資料名:明治二十九年公私日誌
資料名(ふりがな):めいじにじゅうくねんこうしにっし
年代:明治29年(1896)
資料番号:青木久太郎家文書B10‐(6)‐50
解説:
厚見郡佐波村(現岐阜市)の地主青木久衛(あおきひさもり)の日記。
この日記によると、佐波村では9月6日午後4時頃から、雷を伴い大雨が降り始めた。降り始めから3日目の8日朝6時、佐波村に隣接する柳津村(現岐阜市)の堤防が決壊し入水した。近隣の加納・足近両輪中の堤防は持ちこたえたが、佐波村内の溜り水は増え、9日には青木家の玄関先や畑一面が冠水した。天気が回復し、水が引き始めたのは12日になってからであった。