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樺山前知事事務引継演説書
14.樺山前知事事務引継演説書
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資料名:樺山前知事事務引継演説書
資料名(ふりがな)かばやまぜんちじじむひきつぎえんぜつしょ
年代:明治30年(1897)
資料番号:明治期岐阜県庁事務文書3・35‐27
解説:
第5代岐阜県知事樺山資雄から後任の湯本義憲への事務引継書。表示箇所は、木曽川下流改修工事に関する記事である。冒頭「三川分流工事ハ県民カ多年心血ヲ灑(そそ)キタル大工事」と記すように、工事実施には地元住民の熱心な訴えがあった。また、改修工事では新川の開削・川幅の拡張を行うため約2,900町歩(ha)が買収対象となり、1,800戸の移転を要した。記事の大部分が土地買収の説明であるのは、そのためである。