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インターネット展示室3「見せます古墳の出土品」_Aゾーン

Aゾーン:古墳時代前期【首長墓の移り変わりと古墳の出現】

概要

3世紀中頃から4世紀後半にかけて、前方後円墳や前方後方墳が地域の首長によって築造されます。金ヶ崎(かながさき)遺跡(御嵩町)の方形周溝墓や荒尾南(あらおみなみ)遺跡(大垣市)の前方後方形周溝墓は、弥生時代末期から古墳時代前期の首長墓と考えられ、銅鏃や装身具等の副葬品、供献された土器が出土しました。美濃地域における弥生時代から古墳時代への首長墓の移り変わりをみることができます。

紹介する古墳(パネル)

金ヶ崎遺跡(かながさきいせき)(PDF:297KB)
荒尾南遺跡(あらおみなみいせき)(PDF:233KB)

紹介する古墳の位置図(PDF:696KB)

遺物の紹介その1

金ヶ崎遺跡の方形周溝墓から、8個の孔が空けられた多孔銅鏃(たこうどうぞく)が出土しました。下の写真の真ん中にあります。東海地方で多く出土しており、岐阜県では、北一色(きたいっしき)遺跡(岐阜市)、伊瀬粟地(いぜあわじ)遺跡(美濃加茂市)で見つかっています。

金ヶ崎遺跡出土の銅鏃中央が多孔銅鏃の画像
金ヶ崎遺跡出土の銅鏃(中央が多孔銅鏃)

金ヶ崎遺跡銅鏃出土状況
金ヶ崎遺跡の銅鏃出土状況

遺物の紹介その2

荒尾南遺跡の前方後方形周溝墓の周溝から、柳ケ坪型壺(やながつぼがたつぼ)や土師器の壺などが出土しました。柳ケ坪型壺は、口縁部(こうえんぶ)の幅が広く、段状になっており、その内外面には羽状文(うじょうもん)を施しています。また頸部(けいぶ)には突帯(とったい)を巡らせ、胴部(どうぶ)はほぼ球体で、上側にのみ浅いハケ状の横線文様を施しています。

荒尾南遺跡出土の柳ケ坪型壺遺物実測図
荒尾南遺跡出土の柳ケ坪型壺の遺物実測図

荒尾南遺跡出土遺物
荒尾南遺跡出土の遺物

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