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内国勧業博覧会出品に付き資金貸与願
27.内国勧業博覧会出品に付き資金貸与願
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※資金貸与願翻刻はこちら[PDFファイル/168KB]!
資料名:内国勧業博覧会出品に付き資金貸与願
資料名(ふりがな):ないこくかんぎょうはくらんかいしゅっぴんにつきしきんたいよねがい
年代:明治9年(1876)
資料番号:明治期岐阜県庁事務文書3・35‐57
解説:
明治9年12月、不破郡赤坂村(現大垣市)の石工から岐阜県に第1回内国勧業博覧会への出品資金貸与願が提出された。それを受けて岐阜県は内務省に伺いを立てた。表示しているのは、出品資金貸与願に添付された出品予定品―高さ約3.6mの大理石の石灯籠の図である。
赤坂村の大理石業は小細工品が中心であったが、博覧会開催を機に自らの持つ技術を尽して巨大な石灯籠の製作を試みた。
この時資金貸与は許可されなかったが、赤坂村からは2名が出品・販売を行い、赤坂大理石の名声を博した。