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筑摩廃県、飛騨国岐阜統轄につき手紙
19.筑摩廃県、飛騨国岐阜統轄につき手紙
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資料名:筑摩廃県、飛騨国岐阜統轄につき手紙
資料名(ふりがな):ちくまはいけん、ひだのくにぎふとうかつにつきてがみ
年代:明治9年(1876)
資料番号:大前家文書A10‐(4)‐14
解説:
飛騨国下原村(現下呂市)戸長加藤市兵衛の第27大区長大前久郎(益田郡63ヶ村管轄)あての手紙。
加藤は、筑摩廃県と飛騨国の岐阜県合併を知り、持っていたものを落すほどの衝撃を受けたことを述べる(「実ニ持タル物ヲ落シタル心地ニ而拍子抜之様ニ被存候」)。また、岐阜県官員の飛騨入国の際には、その供をする心づもりであるとも述べる。
岩倉具視の飛騨国と岐阜県との合併に関する通達から2週間足らず。現地では合併を大きな驚きと共に受け止めていた。