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飛騨鉄道敷設請願趣意書
33.飛騨鉄道敷設請願趣意書
資料名:飛騨鉄道敷設請願趣意書
資料名(ふりがな):ひだてつどうふせつせいがんしゅいしょ
年代:明治25年(1892)
資料番号:明治期岐阜県庁事務文書3・18‐10
解説:
高山を経由して岐阜から富山へ至る鉄道敷設の請願書。飛騨の町村長連名で逓信大臣へ提出された。
当時、飛騨の物資輸送は人・馬などが中心であり、多額の輸送費用がかかった。また、市場の動向に則した迅速な輸送も困難であった。そこで、産物の輸出増加のため、速やかな鉄道敷設を請願したのである。
高山線は、大正10年(1921)に岐阜―太田間がはじめて開通し、全線開通は昭和9年(1934)であった。