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新型コロナウイルス感染症の感染拡大やその影響により、こころの健康に関する相談ニーズが増加しており、若年層や女性の自殺者数もコロナ禍において増加傾向にあります。自殺とは、様々な要因により「追い込まれた末の死」であり、特に3月は、進学や就職、転勤、転居など生活環境が大きく変動する時期のため自殺者が増加する傾向にあることから、国において自殺対策強化月間とされています。そのため、自殺対策強化月間に合わせて、県で実施している以下の取組みを改めてご案内します。
1、こころのサポート相談「ほっと♡ ぎふ」(LINE相談窓口)の開設
コロナ禍で様々な影響を受けている若年層や女性などの方に対して、より相談しやすい環境を整えるため、臨床心理士等の専門職によるSNS(LINE)を活用したチャット形式の相談窓口を設置しています。相談を受け付ける公式LINEアカウントでは、電話相談などのLINE相談以外の窓口も確認することができますので、この機会にぜひ「友だち登録」をお願いします。
詳細は、発表資料をご覧ください。
2、こころのケア専用ダイヤルの開設
新型コロナウイルス感染症の影響などによるストレスや不安等のこころの悩みに関する相談体制を強化するため、県精神保健福祉センターに「こころのケア専用ダイヤル」の回線を設けています。臨床心理士等が県民の皆様からの相談に応じます。
詳細は、発表資料をご覧ください。
3、法律とこころの相談会の開催
多重債務、解雇、生活苦、健康問題などのさまざまな困難を抱えて苦しまれている方が、うつ病等により「自殺」に追い込まれてしまうことがあります。専門家に相談することで、心の負担が軽くなるとともに、解決の糸口が見つかる可能性があることから、弁護士と臨床心理士による「法律とこころの相談会」を開催します。
詳細は、発表資料をご覧ください。