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地域で災害に備える 楽しく学んで防災キャンプ 

記事ID:0469588 2025年12月15日更新 広報課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

寒い時期の災害に備えようと、避難所生活を体験するイベントが、11月29日、30日の2日間、中津川市で行われました。
このイベント「楽しい防災キャンプ」は、県の政策オリンピック「季節に応じた住民参加型訓練促進事業」で採択された事業で、地元の小中学生を中心に約150人が参加しました。
会場では、山で集めたまきを割る体験や、ジビエの料理を通して鳥獣被害など地域の課題を学ぶ体験も実施し、参加した小中学生らは熱心に取り組んでいました。
食料の調達には、「防災農園」で収穫された野菜を使用します。この防災農園は、使われなくなった耕作地を災害時の食糧備蓄用の畑として利用していて、この日はじゃがいもや大根、ニンジン、白菜などが収穫されました。
収穫した野菜と、地元で獲れた鹿肉を使ってジビエカレーを調理し、参加者はおいしそうにカレーを頬張り冷えた体を温めていました。
参加した中学生は、「自分できることや、みんなで協力してできることを学べたので、災害が起きた時に使えるようにしたいです。」とか、「災害が起きた時にすぐに対応できるようにしたいと思って参加しました。避難することは、やらないといけないことがたくさんあったので大変だと思いました」と話していました。
神坂まちづくり協議の島田千寿(しまだ ちとし)会長は、「地域の子どもたちに思い出を作ってもらうのと同時に、地域が一体となった活動を行いたいと思いました。子どもたちが今回の経験を通じて、楽しそうに笑って参加していたので、本当に嬉しく思いました。今後も持続して運営していきたいです。」と話しました。

神坂防災農園