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歴史の舞台となった古戦場を通じて、その魅力と平和を考えるイベント「世界三大古戦場サミット2025」を、10月11日、関ケ原町で開催しました。
このサミットは、2015年度に初開催してから10周年の節目となったことを契機に、世界三大古戦場である、日本の関ケ原、ベルギーのワーテルロー、アメリカのゲティスバーグの関係者が集まり、古戦場の魅力を発信して、戦いの記憶を未来へとつなぐことを目的としています。
陣羽織姿で登場した江崎知事は、「このサミットは、古戦場が持つ歴史的な意義と平和の尊さを世界に発信する絶好の機会です。ここ関ケ原古戦場で、ワクワクしながら体験し、学び楽しんでください」と呼びかけました。
サミットでは、「古戦場の未来を展望する」をテーマに、歴史を継承するために古戦場が担う役割や、平和へのメッセージについてのパネルディスカッションを行いました。
この中で古戦場を次の世代につなげていくためのメッセージをお互いに確認し、三大古戦場の関係者らによる共同宣言附属文書への署名を行いました。
また、このサミットを皮切りに、関ケ原の戦いにちなんだ様々な催しを楽しめるイベント「大関ケ原祭2025」を2日間にわたって開催し、会場は多くの来場者でにぎわっていました。
