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県内の高校生が中心となって開発した超小型人工衛星が、宇宙に放出される瞬間を見届けようと、9月19日、岐阜県庁でライブビューイングを行いました。
この超小型人工衛星「らいちょう」は、宇宙技術者を育成する「ぎふハイスクールサットプロジェクト」の一環で制作されたもので、大学や県内企業などの協力を得ながら、高校生が、衛星の設計から製造、打上げ、運用までを一貫して行います。
江崎知事は、「皆さんが切り開いた未来は後輩に大きな希望を与えます。この画面の向こう側に本物の宇宙があることを感じながらこの大切な時間を過ごしてください。」と激励しました。
高校生や関係者らが見守る中、国際宇宙ステーションから「らいちょう」が放出された映像が流れると、会場は拍手で成功を祝いました。
高校生は「先輩たちが作ってくれた衛星が無事宇宙に放出されたので、次は私たちがミッションを成功させたいです」と意気込みを語りました。
この後「らいちょう」は、地球の写真の撮影や、音声メッセージの送信を行う予定です。