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大規模災害を想定したヘリコプターによる連携訓練を、8月28日、各務原市内で行いました。
この訓練は、最大震度7の直下型地震が発生後、大雨が降り続くという複合災害を想定した内容で、県の防災航空隊と警察航空隊の隊員ら30名あまりが参加しました。
訓練では、県警のヘリコプター「らいちょうⅡ号」が、被害状況を上空から撮影し、県庁に設置された災害対策本部に映像を伝送する訓練などを行いました。
また、県の防災ヘリコプター「若鮎Ⅲ」が孤立した地域に緊急支援物資を空輸し県広域防災センターに備蓄したアルファ化米や水を支援しました。
県防災航空センターの山岸恭輔(やまぎし きょうすけ)センター長はインタビューで、「県と県警がしっかり連携できることを確認できたので、今後の災害にも対応できると思います。訓練は毎日のように実施しています。いろいろな想定をもとに今後も訓練を積み重ねて様々な事案に対応できるようにしてきます。」と話しました。