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中高生が参加する日本最高峰の科学コンクールで最高賞に輝いた、県立大垣北高等学校の生徒らが、7月18日、県庁で江崎知事に受賞の報告をしました。
訪れたのは、大垣北高校の自然科学部の生徒らで、「岐阜のオオサンショウウオを守る」をテーマとした研究が、「日本学生科学賞」で最高賞となる内閣総理大臣賞を受賞しました。
自然科学部では、活動の中で国産のオオサンショウウオと中国産との交雑種を発見したことをきっかけに、外来種増殖の抑制や国産個体を保護する方法などを研究しました。
自然科学部部長の河合七香(かわい ななか)さんが、江崎知事に研究の内容を説明し、「外来種が侵入できないえん堤より上流に国産個体の生息地を作って、生態系を守っていきたいです」と話しました。
同じく自然科学部の田中隆太郎(たなか りゅうたろう)さんは、「研究活動を地道に進めた成果が認められ、オオサンショウウオのことも多くの人に知ってもらえて嬉しかったです」と喜びを語りました。
江崎知事は、「受賞おめでとうございます。研究することのワクワク感や楽しさを後輩の方にも広めていってください」と話しました。