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若者と知事が岐阜県の未来について意見を交わす「若者未来デザイン会議」を、7月9日、瑞穂市の朝日大学で行いました。
県では、昨年度「岐阜県こども計画」を策定し、その中で「こどもの社会参画や意見表明の機会の充実」を掲げています。
第1回目となる今回は、朝日大学の学生23名が参加し、「安心、ワクワクな住みたい岐阜県を提案!」をテーマに、岐阜県に住みたくなるにはどうしたらよいか意見を出し合いました。
この中で、学生からは「交通が不便なので、バスの本数や路線を増やすなど、公共交通がもっと発展して欲しい」とか、「地元の人も気軽に観光地へ足を運べるといい」といった意見が出され、江崎知事は、「『地元の人が楽しくないと、県外から来ても楽しめない』というのは、素晴らしい視点だと思います」と答えていました。
意見交換を終えて江崎知事は、「自分たちの力で社会も変えられるし、未来も作れます。ぜひ、ワクワクする未来を描いてください。」と話しました。
参加した朝日大学の松岡煌織(まつおか きらり)さんは、「教員を目指しているので、岐阜県はこんなにいい県なんだよ、ということを将来を担う子どもたちに教えてあげたいし、こういう場に子どもたちをぜひ参加させてあげたい。」と話し、
山田陽喬(やまだ ひだか)さんは、県に期待することとして「将来は救急救命士を目指しています。岐阜県は交通の混雑や山間部が多く、救急医療の効率が悪いのが課題なので、岐阜県のインフラの整備がもっと進めば、もっと助かる命が増えると思いました。」と話していました。