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宇宙産業で活躍できる人材を育成しようと、県と岐阜大学が連携して行う宇宙工学講座の開講式を、6月22日、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館で行いました。
今回で第10回目の開催となる宇宙工学講座には、県内16校の高校生と高専生103人が参加して、宇宙に関する基礎的な知識や技術を学びます。
受講生を代表してあいさつをした、県立岐阜高校2年の都竹菜月(つづく なつき)さんは、「星を見るのが好きで、宇宙に興味を持ちました。自分の興味について本格的に学べるチャンスなので、講座の仲間と1つずつ学んでいきたいです」と意気込みを語りました。
江崎知事は、「最先端の宇宙工学を勉強して、みなさんの若いアイデアで平和のためにどう活かしていくのか考えてほしい」と話しました。
開講式では、人工衛星の技術に取り組む高校生の紹介や、NASAの職員がNASAのミッションや目標を紹介する特別講演を行いました。
宇宙工学講座は、12月までに9回のオンライン講座のほか、国立天文台野辺山宇宙電波観測所やJAXA筑波宇宙センターなどの見学が予定されています。