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金融と経済をテーマにした小論文のコンクールで、最高賞を受賞した関商工高等学校の生徒が、3月13日、県庁で江崎知事に結果を報告しました。
関市立関商工高等学校3年の齋藤奨悟(さいとう しょうご)さんは、全国の高校生などを対象に開催された「第22回 『金融と経済を考える』小論文コンクール」で全国1,936編の中から、最高賞の1つ、特選・文部科学大臣賞に選ばれました。
齋藤さんの論文は、地元関市の伝統産業である刃物産業の後継者不足を捉え、若者に関市を好きになるきっかけづくりが必要と指摘し、商店街に自習室を作ったり、多目的広場を活用したりする戦略を提案しています。
江崎知事は、「受賞おめでとうございます。ビジネスの基本が全部押さえられていてすごいと思います。将来はぜひ世界に進出してください。」と激励しました。
齋藤さんはインタビューで「まさか自分がこのような賞をいただけるとは思ってなかったので、本当にうれしいです。これをきっかけに、大学に進学しても関市を盛り上げる地域のプロジェクトの活動に参加していきたいと思います。」と話していました。