本文
県内の城郭を復元したジオラマを展示する企画展を、県庁のGALLERY GIFUで開いています。展示しているのは、岐阜城や大垣城など8つの城郭の当時の姿を再現した縦横70センチのジオラマです。
このうち、斎藤道三や織田信長が居城とした岐阜城は、天守のほか、石垣や一の門、二の門といった山頂付近に築かれた遺構が再現されています。
また、中津川市にある苗木城は、自然の岩をそのまま取り込んだ石垣が特長です。また、天守が建てられていた土台の部分は、格子状に組まれた懸け造りと呼ばれる建築様式を確認できます。
このほか会場には、ドローンで撮影した現在の城郭の様子を紹介する映像や、関ケ原の戦いを解説するパネル、徳川家康や石田三成の甲冑(かっちゅう)のレプリカなどを展示して、数々の武将が活躍する舞台となった岐阜県の魅力をアピールしています。
企画展「戦国のメインステージ岐阜」は、岐阜県庁1階のGALLERY GIFUで4月25日まで開催しています。入場は無料で、平日8時30分から夕方5時45分までご覧になれます。