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芸術や文化、経済など、様々な分野の第一線で活躍する著名人や専門家が講座を行う「エンジン03 in岐阜」を9月7日、8日の2日間開催しました。この催しは、昨年に引き続き3回目で、16の講座のほか、飲食店で食事を楽しみながら講師と知識や交流を深める「夜楽」を県内で初めて開催しました。
県庁で行ったオープニングのあいさつで古田知事は「このプロジェクトが皆さんの未来に、いろいろな形で繋がっていくことを期待しています。」と話しました。
続く、シンポジウムには、俳優で作家の中江有里さん、新潮社執行役員の中瀬ゆかりさん、社会学者の古市憲寿さん、医師の和田秀樹さんと、「清流の国ぎふ」文化祭2024総合プロデューサーの日比野克彦さんが登壇し、文化の力と幸せの関係をテーマに意見を交わしました。この中で和田さんは「文化を高尚で遠いものと思わなくてもいい」と指摘し、また古市さんは「縁遠いと思っていても、文化祭などを通じて接点を持つと一生の趣味になることもある」と話していました。
「エンジン03 in 岐阜」は、2日間で県民など約1,400人が、図書館の楽しみ方やAI時代の生き方などについて学びを深めました。