本文
中部山岳国立公園や地域の魅力を発信しようと高山市の奥飛騨温泉郷に県が整備を進めてきた奥飛騨ビジターセンターを7月13日、リニューアルオープンし、記念のテープカットを行いました。
式典に先立ち、山々への感謝と入山者の安全を願い、地元小学生の太鼓の演奏や獅子舞の奉納を行いました。また、オカリナ奏者の宗次郎さんが演奏を披露しました。
あいさつで大森康宏副知事は、「このビジターセンターが皆さんに愛され、岐阜、長野の広域の観光の発展、登山客の皆さんの安全に寄与することを期待します」と話しました。
この奥飛騨ビジターセンターは、乗鞍や新穂高などの天候、交通、観光の情報を提供するほか、旅の相談が出来るカウンター、出発準備に利用できる休憩スペースもあります。また、飛騨山脈の特色ある鉱物標本やライチョウを紹介する展示コーナーを設けたほか、自然観察をしたり生態系など環境について学んだりできる体験プログラムを実施します。
中部山岳国立公園奥飛騨ビジターセンターは休館日の水曜日を除いて、午前9時から午後5時までオープンしていて、利用は無料です。