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「輝けはばたけ誰もが主役」「こころをひとつに日本再生」の合い言葉のもと、皆さんと作り上げてきました「ぎふ清流国体」が、本日、天皇、皇后両陛下のご臨席のもと、開幕しました。
式典前演技では、天皇、皇后両陛下の後ろで、両陛下に、皆さんの演技の説明をさせていただきました。両陛下は皆さんの演技に感動され、「ここまでの演技をされるには、相当な練習をされたことでしょうね。」と、お声がけがありました。
あの8月の暑い日に、汗を流しながらひとつひとつの動作の確認をしたこと、途中、雷が鳴り、練習を中止しなくてはならなかったことなどが、走馬燈のように、次々と頭の中を流れ、涙がでてきました。本当に皆さんの素晴らしい努力があったからこそのものです。
その後、いろいろな方とお話しをさせていただきましたが、誰もが「どの都道府県も真似ができないものであり、まさに、ひとりひとりが主役という言葉にぴったりの演出だった。」と、お褒めの言葉をいただきました。本当にお疲れ様でした。また、皆さんの素晴らしさを誇りに感じました。
絶好のスタートとなりました。これから各種競技が県内各地で始まり、80万人の大交流となります。他県の選手らを心からお迎えし、岐阜の素晴らしさを堪能していただけるよう、そして、皆さんが輝いていただけることを期待します。
9月29日の「ぎふ清流国体」開会式まで、のこすところ、あとわずかとなりました。
思い起こせば、県庁正面に「ぎふ清流国体」開会式まで、あと800日という電光掲示板が建てられたことを、つい先日のことのように感じます。その掲示板が、あと300日、あと100日、50日となっていき、そして、とうとう一桁になりました。
この間、県内の関係者の皆さんには、「輝けはばたけ誰もが主役」と、「こころをひとつに日本再生」を合い言葉に、「ぎふ清流国体」「ぎふ清流大会」のために、日々忙しい毎日を過ごしてこられたことと思います。
炬火ランナーとして走られた方、沿道で見守ってくださった方、そして、両大会の開会式、閉会式に参加されるため、一生懸命練習を積んでこられた方、ボランティアとして、沿道や河川のゴミを拾ってくださった方々など・・・。皆さんひとりひとりの姿が本当に輝いています。
本番まで、あと数日となりましたが、皆さんの誰もが「主役」の大会です。皆さんが輝いている姿を全国の皆さんにお届けし、日本を元気にしていければ、と思います。
7月16日に乗鞍山頂で採火しました炬火「清流ぎふ絆の炎」が、県内全市町村、全長約1,600km、実に8000名の方々の手により繋がり、昨日、結びの市となる岐阜市に入りました。今日は、県民の皆さんがつないでこられた、この炬火を皆様に見ていただくために、JR岐阜駅前に炬火台を設置し、お披露目することとなりました。
今回の炬火リレーでは、何と16万人の皆さんが、各地でこの炬火を沿道で見守ってくださいました。この日、炬火ランナーとして最高齢となる吉田豊先生(私の岐阜高校時代の恩師)から、男子新体操で、昨年、今年のインターハイで2連覇した臼井優華君(済美高校3年生)に手渡され、ミナモ炬火台に点火されました。
この「絆の炎」は、岐阜市内の各地で活動されている方々に分火され、地域の行事に活用されることとなります。今日から、大会開会式の間、この赤々と燃える炎は、岐阜駅を利用する方だけでなく、岐阜市在住の皆さんにお目見えし、国体もいよいよ直近になったことをお伝えすることとなるでしょう。
この炬火台は、開会式前々日となる9月27日(木曜日)まで、16時から20時までJR岐阜駅前に灯されます。その後、28日には、場所を長良川公園に移動します。
是非、この「清流ぎふ絆の炎」を見に来てください。
歌手の由紀さおりさんがパーソナリティーをつとめるラジオ番組に出演させていただくこととなり、ご一緒に収録させていただきました。
私の青春時代の憧れの人を前で、大変光栄な気持ちと同時に、とても緊張しました。
しかし、由紀さんは、とてもお話しが上手で、今回「ぎふ清流国体」で「ふるさと」を歌うことになった経緯をお話になりながら、「ぎふ清流国体」「ぎふ清流大会」に対する私の思いを引き出してくれました。
全長約1,600km、実に5400名の方が参加され、県内全市町村を一筆書きで炬火リレーしていることや、ロンドンオリンピックで活躍された多くの選手が出場され、話題性の高い大会になることなどをお話ししましたら、非常にびっくりされていました。
さらに、由紀さんからは、しばしば訪れておられる岐阜の素晴らしさをお話しいただきました。
9月23日(日曜日)の正午から30分間のオンエアーとなりますが、残念なことに関東エリア限定の放送番組なので、関東地方在住の方は、この番組をお聴きになった感想を、是非教えてくだされば幸いです。
フランス出張最終日となる今日、パリ市内でセレクトショップを経営する「Merci」を訪問させていただき、同店舗の責任者ジャン=リュック・コロナ・ディストリア氏とお話しさせていただきました。
「Merci」と言えば、世界にも名だたる有名な店舗で、「Merciで売れるモノは、世界でも通用する!」と言われているほど、機能的で、かつデザインの良い品を扱っており、全世界のインテリアショップが、自分の店に取り扱うモノを"品定め"に来るほどの有名なお店です。(実は、日本の某ショップも来店し、勉強されたとのことです。)
店舗に入り、扱っている品物を拝見させていただきますと、さすがに機能的なモノばかりでした。一際目立つ場所に、花嫁さんが持って行く花嫁道具(キッチンで使う品々)が陳列されていましたが、なんと、花嫁道具の包丁は岐阜県で製造されたモノでした。また、このお店では、美濃和紙で作った雪の結晶をモチーフにした商品がトップセラーとのお話もいただきました。
コロナ氏曰く、「岐阜県のモノは全世界でも通用する。」と絶賛しておりました。全世界の花嫁さんが、「Merci」の花嫁道具、そこに含まれている"岐阜県産の包丁"を持って、料理される姿や、全世界の家庭の窓に、和紙で作られた雪の結晶が貼られている風景を思い描くと、感無量の気持ちがします。
「岐阜には、包丁や和紙のほかにも、まだまだ素晴らしいモノが沢山あります。」と言いましたところ、「是非、岐阜の企業を訪問し、自分の目で確かめてみたい。」と言われました。
岐阜県のモノづくりは、世界でも通用します。フランスから世界へと「MadeinGIFU」を売り出していくきっかけを作りたいと思います。