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今日は、「ぎふ清流国体」「ぎふ清流大会」に参加される皆さんを激励するため、揖斐川町、大垣市を訪問させていただきました。
まずは、国体の開会式で使用される「こよみぶね」の製作にあたっておられる皆さんを激励しに、揖斐川町を訪問しました。とても大きな数字の「1」を竹と和紙で製作する行程を見学させていただきながら、竹の一本一本、和紙の一枚一枚を皆さんの手で作っていきます。私も和紙を貼らせていただきました。
次に、式典前演技に参加される「大垣西高等学校太鼓部」の皆さんの練習風景を見学させていただきました。この太鼓の演奏は、岐阜県独自に開催する式典前演技の中のトップバッターとして演奏されます。会場内に響き渡る太鼓の鼓動は参加される皆さんの心を動かすこととなるでしょう。太鼓部全員の方と握手させていただきましたが、中には感極まって泣いてしまう方もお見えになられ、私も感激してしまいました。
競技に出場される方はもちろんのこと、式典前演技で演奏・活躍される方、そして、開会式のハイライトとなる「こよみぶね」の作成に参加した皆さん、まさに「輝けはばたけ誰もが主役」にぴったりです。すべての県民のみなさんが「主役」になっていただければ素晴らしい大会になると思います。
宮内庁主催の園遊会に参入させていただく機会があり、赤坂御苑に行って参りました。当日は、あいにくの曇り空でしたが、約2,500人の方々が御苑を散策されておられました。
会場にて、すべての皇族各殿下ともお話しさせていただきましたが、皇太子殿下からは、「おいしい飛騨牛を、いつもありがとうございます。」とお声をかけていただきました。また、天皇皇后両陛下からは、「今年のぎふ清流国体を楽しみにしております。」とお声をかけていただき、何としても成功させねば、と思いを強くいたしました。
日本のまんなかとなる三重県、滋賀県、福井県、そして岐阜県の4県で具体的な連携を進めていくための会議を行いました。会議では新たな連携として、女性経営者等の交流推進、歴史観光にかかる研究推進の2つを話し合いました。
女性経営者等の交流推進については、2年前のAPEC中小企業大臣会合において、APEC初となる「女性企業家サミット」が開催されたことは、皆さんの記憶に新しいことだと思いますが、岐阜県では、これをきっかけに、これまで10回にわたって女性の活躍促進や能力の活用について懇談会を開催してきています。今回、岐阜県だけではなく、3県の女性経営者にネットワークを広げ、この地域の経済を活性化していくこととなりました。
また、この4県には戦国時代に活躍した武将やお城、合戦場として有名な地がたくさんあること、外国での「忍者」ブーム、さらには、「歴女」と呼ばれる女性がこの地をたくさん訪れていることをチャンスとし、歴史観光圏としてのブランディングや、観光推進施策を実施することとなりました。
これから、4県にまたがる女性経営者のネットワークから、日本に発信していけるよう、また、歴史散策の観光マップなどができ、多くの方々がこの地を訪れていただけるようにしていきたいと思います。
「リニア中央新幹線建設促進岐阜県期成同盟会定期総会」が多治見市で開催されました。
昨年11月にJR東海さんが中間駅建設の費用負担について、同社が全額負担されると発表されてから、早いもので5ヶ月が経とうとしています。その間、周辺市町のみなさんと一緒に、駅の設置場所、環境影響調査などの早期実施について要望を行ってきました。今回、JR東海の関係者の方々もお見えになられる会場で、中津川にできるリニア新幹線の駅は、美乃坂本駅に併設するか、できる限り隣接してほしいことを全会一致で決議しました。「
今後、わずか30分で東京と結ばれることに対する経済効果、観光効果などを検証していきます。また、首都機能のバックアップ機能を持たせる可能性や、地の利を活かした移住・定住面など、具体的な対策などを研究し、皆さんに広くお伝えしていきたいと思います。
日本昭和村で、中村玉緒さんとトークショーに出演しました。会場は少し風が強かったのですが、会場の皆さんと一緒に、4年ぶりにお会いする玉緒さんと一緒に、楽しくお話しさせていただきました。
玉緒さんは、ミナモをいたく気に入られた様子で、終始「かわいいキャラクターですなぁ。」と言っておられました。
また、トークショーでは、ミナモがメインキャラクターとなっている「ぎふ清流国体」「ぎふ清流大会」についてご紹介するとともに、47年前の岐阜国体について、私が高校時代に炬火ランナーとなったいきさつや、その当時の思い出などに話がはずみました。私としては、2回の国体に携わることとなった巡り合わせに、驚くのと同時に不思議なご縁を感じることをお話しさせていただきました。
今日は、新体操、体操、そして柔道の強化指定選手が練習しているメモリアルセンターにお伺いしました。会場に一歩足を踏み入れますと、みなさんの熱気のこもった練習と熱い声かけが会場に響きわたっていました。
先に開催された全国高等学校選抜大会においても、優秀な成績を収められたことを聞き、着々と強化が進められていると実感しました。
あと半年と迫ったこれからが、皆さんにとって正念場となる時期だと思います。是非、怪我などされぬよう、ベストな体調と気力で、それぞれの目標に向かって進んでいってほしいと思います。
今日から、平成24年度が始まりました。岐阜県としても、新たに69名の方を県職員としてお迎えしました。私からは、気持ちを新たに「今日、新規採用職員として、この場に立った思いを原点として、初心を忘れず、常に挑戦してほしい。」と申し上げました。
県政の課題としては、まず、昨年3月11日に発生した東日本大震災への対応や、政府が発表した「南海トラフ巨大地震」の想定被害を受けた本県独自の災害対策など、皆さんが安心・安全な暮らしを送るための対策を早急に行っていきたいと思います。
さらに、今年は47年ぶりとなる「ぎふ清流国体」「ぎふ清流大会」が開催されるほか、高橋尚子杯ぎふ清流マラソン、そしてロンドンオリンピックと、まさにスポーツイヤーとなる年です。岐阜に来ていただく方々に、岐阜のすばらしさを感じてもらうよう、岐阜の魅力を発信していきたいと思います。
このような課題に対し、皆さんの若いエネルギーと新しい発想で挑戦していただくことを期待しています。