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今日は、岐阜市内で開催されました「一日中小企業庁inぎふ」に参加しました。
このイベントは、経済産業省が毎年各都道府県を訪問し、地元中小企業や関係団体と意見交換やシンポジウムを行っております。これまでの55回のうち、岐阜県での開催は、平成4年、18年に続き3回目となり、全国最多の開催となりました。
近年、日本経済は、リーマンショックや超円高の影響により、全国的に工場立地が低迷していますが、本県では、平成22年下期と比べ、本県の工場立地の件数、面積とも大幅に増加し、全国1位の増加となっています。また、立地面積では、お隣の愛知県を抜き全国2位で、立地件数でも全国3位です。岐阜県は、いわば「中小企業立地のメッカ」となってきています。
その理由としては、交通アクセスの拡充や、地震災害に強いと言われる地盤に工業団地を造成したこと、そして何よりも、本県と地元市町村が連携し、各企業のニーズに応じたオーダーメイド型の工業団地開発の各種手続きをワンストップで行えるよう支援してきたことが、各企業の皆様に評価されたのではないかと思います。
フォーラムに先立ち、県内各団体の代表の方々と鈴木正徳中小企業庁長官との意見交換が行われましたが、地域の絆を大切とした商店街の活性化対策、異業種を組み合わせた商品開発や販路拡大など、忌憚のない意見交換が行われました。
岐阜県として、頑張っておられる企業さんと国とのパイプ役として、少しでもお役に立てればと思っております。
今月11日に行われました山口国体の大会旗の引き継ぎに続き、「第11回身障者スポーツ大会(おいでませ山口大会)」閉会式での大会旗の引き継ぎに行って参りました。
本県からは個人6競技に47名、団体4種目2競技に50名の計97名が、岐阜県代表として参加され、過去最高となる33個の金メダルを含む67個のメダルを獲得され、参加66団体中6番目と、大変良い成績をとることができました。選手の皆様はじめ、関係者の皆様、そして、本大会を支えていただきました皆様と一緒に喜びたいと思います。
実は、この「障害者スポーツ大会」は、平成13年に「全国身体障害者スポーツ大会」と「全国知的障害者スポーツ大会」とが統合された大会であります。
第一回の「全国身体障害者スポーツ大会」は、昭和44年に本県で開催されました。また、統合される最後の「全国知的障害者スポーツ大会」は、平成12年に本県で開催されております。このように、それぞれの節目に岐阜県で実施されており、本県と大変に深い関わりがあります。
来年開催されます「ぎふ清流国体」、「ぎふ清流大会」の両大会では、「輝けはばたけ誰もが主役」を合言葉にしています。この言葉には、大会に関わるすべての人々が主役として輝き、夢と感動を分かち合い、ともに未来を作ろうという思いが込められています。
まさに、「誰もが主役!」となる両大会をこれから一年間しっかりと準備していきたいと思います。
みなさん「やなな」という人魚をご存じでしょうか?
「やなな」は、本名「やながせいこ」さんという、岐阜市柳ケ瀬の水路に住む段ボールの人魚なんですが、実は、柳ケ瀬商店街をPRするキャラクターとして活躍しています。
この「やなな」が、これから岐阜県庁で、「"ときどき"商工労働部長」として、本県に勤務していただくこととなりました。
来年は、「高橋尚子ぎふ清流マラソン」に始まり、「ぎふ清流国体」「ぎふ清流大会」と、大きな行事が目白押しで、数十万人の方が訪問されると予想されます。是非、彼女(?)に柳ケ瀬活性化のリーダーシップを発揮していただけるよう施策を実現し、昔のような賑わいのある街になるよう、「"ときどき"商工労働部長」、さらには、「"しばしば"商工労働部長」として活躍していただくよう依頼しました。
「やなな」のこれからのがんばりに期待しています。
「やなな」は柳ケ瀬にいます。「やなな」も皆さんが柳ケ瀬に来ていただけることを楽しみにしていると思いますので、是非、柳ケ瀬に足をお運びください。
来年本県で開催されます「ぎふ清流国体」への国体旗の引き継ぎを受けるため、退院後初となる県外の公式行事「第66回国民体育大会(おいでませ山口国体)」の閉会式に参加しました。
今大会の成績は、男女総合成績(天皇杯)が4位、女子総合成績(皇后杯)が3位と、昨年の順位(天皇杯11位、皇后杯12位)にくらべ、好成績を収めることができました。これもひとえに選手の皆さんの絶え間ない努力の成果と、関係者の皆様のご協力があってのことと思います。皆様のご努力に感謝申し上げるとともに、今回の受賞を県民の皆様と一緒に喜びたいと思います。
また、今回の大会に参加されました選手、関係者の方々とお話しさせていただきましたが、皆さん「今回の成績で満足はしていません。」「この成績は来年の「ぎふ清流国体」のための足がかりです。」「来年はもっと良い成績を残せるよう頑張ります。」など、大変心強いお言葉をいただき、頼もしく感じております。
二井山口県知事から、大会旗を引き継がせていただきました際、「いよいよ岐阜で」との思いを、ひしひしと感じ、「ぎふ清流国体」を必ず成功させねば、と改めて決意を強くいたしました。
来年は、47年ぶりに岐阜で開催されます。前回の大会では、競技場や道路などが整備され、変化や盛り上がりを実感しやすい大会でありましたが、今回の大会は、心の豊かさやうるおいが求めらていれる時代に、「輝けはばたけ誰もが主役」を合言葉に、地域の絆づくりの場、人と人のふれあう場となる大会にしたいと思います。同時に、東日本大震災から一年以上を経過し、復旧、復興が進んでいる中、「日本再生のシンボル」となり、確かな再生の歩みが聞こえる大会としていきたいと思います。