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本県でも、放射能汚染の疑いのある稲わらを食べた肉用牛が見つかったため、対策を急いでおります。本日は、県内で飼育され市場に出荷される肉用牛の検査を行うための体制などについて、話し合いました。
県として、検査を行うための機器を早急に購入し全頭検査を行うことや、飼育農家の経営安定と負担軽減を図るための特別資金制度を新設するを決定しました。また、検査した結果安全であった牛肉については、何らかのマークを作成することとなりました。
9月初めには、全頭検査体制をスタートさせ、消費者の皆さんの安全・安心を確保したいと思います。
今日は、60回目を迎えることとなった本県でも伝統のある行事、「消防操法大会」に出席しました。
消防団員の皆様は、日頃から地域の安全・安心のために、時には悪天候下の下、時にはライフラインが全く途絶えた悪環境の中で、地域防災力の核として、消火活動、住民の救助活動等の活動にご尽力いただき、感謝しております。
3月11日の東北大震災の発生を受けて、防災対策に対する県民の意識はかつてないほど高まっている中、先日、県の防災体制・対策の総点検に向け、県内各層の有識者の方々による「オール岐阜」での検証提言をまとめていただきました。
提言には110の項目があり、その中には、消防団員の確保対策、消防防災施設・設備の充実強化など挙げられております。
今後、岐阜県の防災体制の強化のため、市町村や関係者との連携を図りながら、ご提言いただいた110の項目をひとつひとつ確認しながら、精一杯取り組んでいきたいと考えています。