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8月28日までの約1ヶ月間、「支えよう東日本、届けよう岐阜の心」をスローガンとして、東日本復興支援事業「被災地応援キャンペーン」を展開しております。今日は、キャンペーンの皮切りとなる「東日本応援ショップ&サロン」のオープニングセレモニーの出席のため、岐阜市の柳ヶ瀬商店街へ行って参りました。
オープニングセレモニーの会場となった柳ヶ瀬商店街では、ゆるキャラ交流会の開催、宮城の牛タン、福島の喜多方ラーメンなどのブースの出店、東日本産品の販売などで、歩くのも困難なほどの多くの人出があり、久しぶりに大変な賑わいを見せておりました。「なつかしい柳ケ瀬のにぎわいだ」との声も聞かれました。
国難とでもいうべき未曾有の大震災から、はや4ヶ月あまりが経過し、現地ではようやく復興に向けた取り組みが始まっていますが、被災された多くの方が今なお、避難所などで不自由な生活を強いられていいます。こうしたイベントが、少しでも東北地方の経済活性化にもつながり、日本を元気にする一助となればと考えています。
これから約1ヶ月間、キャンペーンイベントは盛りだくさんです。県をあげて大いに盛り上げて行きたいと思っていますので、皆様も夏休みを利用して是非、柳ケ瀬にお出かけください。
岐阜県は薬師寺を建立した天武天皇とはゆかりの深い土地です。現在も先の管主で現在長老の安田暎胤師、現在の管主の山田法胤師、執事長の村上太胤師はいずれも岐阜県の出身と、ご縁が深い寺です。
そのお寺の国宝が岐阜市歴史博物館に展示されることとなり、開場式に出席しました。
この薬師寺の国宝や至宝の数々が奈良県以外で展示されるのは、1300年の歴史の中でも、わずかに、平成20年に東京国立博物館で開催された「国宝薬師寺展」に続き2回目となっております。古代における深いご縁、そして現代における強いつながりによって、本県で開催されることは、感慨深いものがあります。本展はまた、岐阜新聞130周年記念との位置づけもなされております。
10月2日まで開催されておりますので、皆さんも是非、国宝・至宝の数々をご覧に岐阜市歴史博物館まで足をお運びください。
曽部地川は郡上市白鳥町を流れる川で、過去平成11年、14年、16年と流域内で度重なって浸水被害が発生してます。平成18年から床上浸水対策特別緊急事業として行ってきた改修工事が終了し、完成式に出席いたしました。
過去何度も氾濫を起こしたこの川の周辺に住んでみえる方々は、短期的・局地的大雨が発生するたびにさぞや心配されてこられたと思います。また、改修にあたっては、地域の皆様のご理解とご協力がなくしてなし得なかったものと思います。
河川改修工事の周辺は、歩道や自然環境を損なわない河川となっております。お近くに来られた際は、是非周辺を散策し、自然と一体化した河川をご覧ください。
本日は、県内で53番目の道の駅となります道の駅「池田温泉」の開駅式に参加しました。岐阜県の道の駅の数は、北海道に次ぎ全国第2位という数です。
道の駅「池田温泉」は、休憩施設だけではなく、何といっても年間50万人を集客する評判の温泉と一体化していることが特徴です。昨年4月には、梅谷片山トンネルが開通し、関ヶ原方面から来られるお客様のアクセスが飛躍的に向上しており、今後益々賑わうのではないかと思います。また、来年開催されます「ぎふ清流国体」のバドミントンの競技会場にも近いことから、スポーツで汗を流した後に、この道の駅で、ひとときの安らぎを体験していただければと思います。
5月に開催されました第一回高橋尚子杯ぎふ清流マラソン大会において、ランナーの皆様や応援された皆様からいただきました義援金を福島県東京事務所、岩手県東京事務所にお渡しするため、高橋尚子さんとご一緒しました。
「心と心をつなぐのは今〜Runfor東日本〜」をキャンペーンワードに、全国から一万人ものランナーが参加された本大会は、東日本大震災の復興支援を掲げておりました。本日大会会長である高橋尚子さんと一緒に義援金をお渡しできることは、とても嬉しいことです。
高橋会長からは、「ランナーやボランティア、そして会場に訪れた方々からの思いであり、復興に是非役立てて欲しい。」とコメントされました。
その後、高橋さんが宮城県知事に直接義援金を渡しに仙台まで行かれるお姿を見送らせていただきました。彼女が、今回のマラソンを通してみなさんと一緒に走り、そして心を一つにしようとする強い思いに、改めて感服いたしました。
震災の影響で大きなダメージを受けている東日本を応援し、日本全体を活性化し、観光客・宿泊客の増加をめざすため、県では「東日本応援型キャンペーン」をゴールデンウィークから展開しています。本日は、夏休みに向けたキャンペーンを、一日40万人もの利用がある名古屋駅構内にて行いました。
開催にあたり、東濃地歌舞伎が披露されましたが、行き交う大勢の方が足を止め、演技に見入っておられ、岐阜のすばらしさを楽しんでいただけたかと思います。
これからの夏休みを念頭に、収穫体験や川遊び、牧場体験など家族で楽しめる自然体験プランや、家族向けの宿泊プランなど盛りだくさんの内容となっておりますので、是非、岐阜を訪問していただき、楽しい夏休みの思い出を作っていただければと思います。
昨年の和歌山に引き続き、全国知事会が秋田で開催されました。今年は東日本大震災を受けての開催であり、震災復興や原子力発電に関する話題が中心でした。
その中でも、原子力発電については、事態の早期終息や情報公開の徹底などを求めた緊急提言をまとめました。
私からは、岐阜県に一番近い原子力発電所から25kmしかないにも関わらず、電力会社に法的な対応を求めることができないため、制度改正が必要である旨を申し上げました。
さらに、これからの日本のグランドデザインを知事会として考えていくことで一致しましたが、私は内向きにならないよう十分注意すべきではないかと申し上げました。
平成20年7月5日に、東海北陸自動車道が全線開通したことをきっかけに、この日を「富山・岐阜交流の日」と定め、相互交流、連携強化を目指す協定を締結しました。毎年この時期に様々なテーマで意見交換をさせていただいておりますが、今回は関市内のホテルで、石井隆一富山県知事と懇談しました。両県が連携した観光・交流施策の推進や上下流連携による森・川・海づくりのほか、東日本大震災以降、大いに注目を集めている新エネルギー対策、山岳遭難防止対策などについて意見交換いたしました。
石井知事とお会いする度に、両県の連携がより進化し、交流が一層深まっていることを実感します。
県では、楽天(株)と連携して、インターネット上で県産品を販売し、大変好評を得ております。今年は、7月15日から8月17日までの間、「岐阜県いいもの祭り」を開催いたします。
今日は、物産展前のいわば「結団式」として、出店予定の店舗経営者の皆さんにお集まりいただき、交流会を実施しました。
会場には、各店舗が楽天で取り扱う商品を持ち寄っていただき、出店者同士の情報交換も活発に行い、大いに盛り上がりました。私も、全出店者の方と懇談させていただき、出店者の方々のこのイベントにかける強い意気込みを肌で感じたところです。
楽天スタッフからの情報によれば、東日本大震災後、「前を向いてがんばろう」という想いで楽天市場での運営を再開される店舗が日に日に増えてきているとのことです。こうしたイベントが、少しでも東北地方の経済活性化にもつながり、日本を元気にする一助となればと考えています。