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令和6年3月

記事ID:0353934 2024年3月28日更新 秘書課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

3月26日(火曜)の公務報告

<11時00分~ 「令和6年能登半島地震」に係る第4回岐阜県災害支援対策本部員会議及び第5回県・市町村等連携会議に出席>

 能登半島地震の被災地支援に向けて会議を開催し、現地での活動報告などの情報共有や今後の支援方針について意見交換を行いました。

 本日(3月26日・火曜)で発災から85日目。県内全ての市町村や関係機関と連携したオール岐阜体制での支援に取り組んでおり、本県からの人的支援は1万2千人・日を超えました。今回の会議では、現地での避難所支援や罹災証明支援、被災家屋の公費解体支援、そして災害ボランティアの派遣支援など、それぞれの活動内容や課題・改善点を報告してもらい、意見交換しました。

 現在、対口支援を実施している中能登町は、罹災証明や住家2次調査の目途が立ち、公費解体の手続きも軌道に乗ってきています。一方で、輪島市では、今なお多くの避難者がおり、引き続き支援が必要な状況です。今後の支援は、中能登町は4月中旬まで、輪島市は5月末まで継続して職員の短期派遣を行うとともに、4月以降は、中長期派遣として本県から6名、岐阜市など9市から10名が、石川県内で災害復旧工事や生活再建支援窓口などの業務を担う予定です。徐々にフェーズが変わってきていますが、復旧・復興の状況に応じながら、オール岐阜で支援を継続していきたいと思います。

「令和6年能登半島地震」に係る第4回岐阜県災害支援対策本部員会議及び第5回県・市町村等連携会議

<14時00分~ セラミックパークMINOで、国際陶磁器フェスティバル美濃実行委員会 2023年度第3回理事会に出席>

 今年10月18日(金曜)から開催される国際陶磁器フェスティバル美濃に向けて、地元市長さんら関係者と意見交換を行いました。今回の理事会では、2024(令和6)年度の事業計画や本フェスティバルの開催実施計画、収支予算などが承認されました。また、本フェスティバルのメインとなる「国際陶磁器展美濃」には、世界77の国と地域から、2,128名、3,890点の応募があり、いずれも過去最多となったことが報告されました。国際的なコンペティションとして地位が確固たるものとなり、大変喜ばしく、素晴らしい展示会となると期待しています。10月には「清流の国ぎふ」文化祭2024が開催されますが、本フェスティバルも皆さんの力を結集して、成功に向けて取り組んでいきたいと思います。

国際陶磁器フェスティバル美濃実行委員会 2023年度第3回理事会

3月25日(月曜)の公務報告

<13時00分~ 県立大垣東高等学校3年の岡部莉子さんが、加藤孝義 ぎふ花と緑の振興コンソーシアム理事長らとともに、「第26回学校華道インターネット花展」における最優秀賞の受賞報告>

 今年度に開催された「第26回学校華道インターネット花展」において、「いけばな池坊 最優秀賞」を受賞された岡部莉子さんが、お越しくださいました。

 同展は、華道を学んでいる学生を対象に、年に一度行われる日本最大規模の花展で、今回は約1,100校、5千を超える応募がありました。作品は、「信じる」をテーマに、強く、しなやかなアレカヤシのように自分も頑張りたいと思いを込めて、表現されています。当日も、季節の花を使用して、素晴らしい作品を見せていただきました。岡部さんは、以前(2023・令和5年5月)にも「Ikenobo花の甲子園」の出場チームの一員として結果報告にお越しくださいましたが、今回は、高校生活の集大成となる最優秀賞の受賞報告となりました。本県では「高校生花いけバトル」など、若い世代の皆さんが花に親しむ機会を作っておりますが、華道を学ばれる皆さんにも、存分に岐阜の花の魅力をアピールしていってもらえればと、期待しています。受賞、誠におめでとうございました。

「第26回学校華道インターネット花展」における最優秀賞の受賞報告

<16時30分~ 日本ボーイスカウト岐阜県連盟所属の池野平汰 隊員、本村孔汰 隊員が、三浦英夫 同連盟理事長、猫田孝 県議会スカウト運動振興議員連盟会長、若井敦子 同事務局長らとともに、ボーイスカウト活動における最高位「富士章」の受章報告>

 ボーイスカウト活動における最高位のスカウトに与えられる「富士章」を受章された池野隊員と本村隊員が、連盟の皆さんとともに報告にお越しくださいました。富士章は、野営や救急などの技能を取得するとともに、地域社会や学校等での奉仕活動の企画・実施、研究や製作等の個人プロジェクトの企画や実行など、多くの条件をクリアされた上で、考査と面接を経て、ボーイスカウト日本連盟本部より認証されます。両隊員、またご家族や連盟の皆さんなどお二人を支えてこられた関係者の皆さんのこれまでのご尽力に対して、心からの敬意を表したいと思います。多くの隊員の憧れの存在となられた両隊員。更なるご活躍を期待しています。

ボーイスカウト活動における最高位「富士章」の受章報告

3月23日(土曜)の公務報告

<13時00分~ 関市内で、高円宮妃久子殿下御臨席の「岐阜現代美術館『桃紅館』オープニング・セレモニー」に出席、同館御視察及び同館完成記念コンサート御覧に随従>

 (公財)岐阜現代美術財団が運営する「岐阜現代美術館」に新たに「桃紅館」が完成し、御来賓として高円宮妃久子殿下をお迎えしてオープニングセレモニーが執り行われ、私も出席しました。

 この桃紅館は、県ゆかりの篠田桃紅氏の作品を常設する美術館。国内外で高い評価を受けてこられた桃紅氏は、幼少期に父親に書を学ばれましたが、その父親は岐阜が出身地です。そのため、「父祖の地である岐阜に作品をまとめて永久に残し、広く人々に見てもらいたい」という桃紅氏の御遺志を受け止められた関係者の方々のご尽力により、今回の開館に至りました。この美術館は、1階に展示室、2階に桃紅氏のアトリエを忠実に再現したスペースを備える全国初めての施設です。2024(令和6)年3月28日(木曜)にオープンしますが、是非、訪れていただき、感動とインスピレーションを感じていただければと思います。

(「岐阜現代美術館のホームページ」はコチラ>>>http://www.gi-co-ma.or.jp/<外部リンク>

「岐阜現代美術館『桃紅館』オープニング・セレモニー」

3月21日(木曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、県議会定例会に出席>

 2月22日(木曜)に開会した今議会は、29日間にわたって県議会議員の皆さんに熱心に審議いただき、令和6年度当初予算案などの議案を可決いただいて閉会となりました。今議会での議論を十分に踏まえて、今後の県政を力強く進めていきます。

県議会定例会

<13時00分~ 猫田孝 県議会畜産振興議員連盟会長ほか、同連盟所属県議会議員から、新食肉基幹市場建設の推進に関する要望書を受領>

 現在、岐阜市、関市、養老町がそれぞれ運営している食肉処理施設は老朽化が進んでいることから、県食肉基幹市場建設促進協議会において、新施設の統合設置について検討されています。今般、県議会議員の皆さんから、新食肉基幹市場について、要望書をいただきました。食肉基幹市場の再編整備は、本県の畜産にとって重要なものと考えていますので、精力的に議論していきたいと思います。

新食肉基幹市場建設の推進に関する要望書

<14時00分~ 令和5年度岐阜県防災会議に出席>

 県防災会議は災害対策基本法に基づく県の附属機関として、関係行政機関の長や自主防災組織構成員、学識経験者などの60名の委員で構成されています。本日の会議では、国の「防災基本計画」の改定内容を踏まえた「岐阜県地域防災計画」の修正案について審議いただきました。昨今の地震や大雨による被害や被災地での厳しい事態を目の当たりにし、県の一丁目一番地の課題は、県土と危機管理体制の更なる強靭化であると考えています。本日の議論を踏まえ、「明日は我が身」どころか「今日の我が身」の心構えを持って、防災・減災対策の一層の強化・充実に取り組んでいきたいと思います。

令和5年度岐阜県防災会議

3月19日(火曜)の公務報告

<9時30分~ 県庁で、矢島薫 (公社)岐阜新聞岐阜放送社会事業団代表理事から、特別支援教育推進のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈>

 1年を通じて同事業団に寄せられた善意の中から、特別支援学校における教育活動の充実等に資する物品を寄贈いただきました。同事業団からは、1979(昭和54)年度から継続して寄附いただいており、今年度は、児童生徒の教育活動で使用するものとして、揖斐特別支援学校には共戯バルーンなど自立活動で使用する教材教具を、西濃高等特別支援学校にはワイヤレス受信機・アンテナなどを寄贈いただきました。工夫を凝らしたものをいただき、誠にありがとうございました。特別支援教育の場面で役立てていきたいと思います。

特別支援教育推進のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈

<14時00分~ ぎふ清流文化プラザで、令和5年度岐阜県芸術文化顕彰・奨励表彰式に出席>

 本県では、芸術文化分野で優れた業績をあげている方を顕彰する「芸術文化顕彰」と、将来その成果が期待できる方を奨励する「芸術文化奨励」を、毎年行っています。本県における芸術・文化の最高賞で、言わば岐阜県版の「文化勲章」として、顕彰は73年、奨励は50年に渡り続く賞です。今年度は、新たに7人と1団体を表彰し、これまでの累計で、顕彰は288人・団体、顕彰は241人・団体となりました。表彰式の後の公演会では、受賞された恵那のまつり太鼓の皆さん、チェリストの清水陽介さん、箏奏者の日原暢子さんのスペシャルコラボレーションとして、「清流の国ぎふ」文化祭2024のテーマ曲「君が明日と呼ぶものを」が披露されました。今年は本県にとって文化イヤー。全国から大いに注目が集まる年となりますが、受賞された皆さまをはじめ、県民の皆さんと一緒に様々な事業を展開して、清流文化を発信したいと思います。受賞、誠におめでとうございました。

令和5年度岐阜県芸術文化顕彰・奨励表彰式

<16時00分~ ズビグニェフ・チェルニャク ポーランド国立民族合唱舞踊団「シロンスク」団長らと面談>

 本県とポーランド・シロンスク県は、昨年(2023・令和5年)8月に覚書を締結し、交流を進めています。その第1弾として、昨年11月に、ポーランド国立民族合唱舞踊団「シロンスク」が来県し、公演や高校生との交流などを行ったところです。その際、舞踊団「シロンスク」のズビグニェフ・チェルニャク団長からが、今秋に開催する「清流の国ぎふ」文化祭2024に参加したい旨、嬉しいお話もありました。今回、この話を具体的に進めるため、本県までお越しくださいました。団長からは、県内での公演をとても重要視しており、公演に際しては日本的なものを取り入れてみたい旨、お話がありました。今から、とても公演が楽しみですが、これからも本県とシロンスク県の交流のけん引役として、引き続きお互い協力しながら、取組みを着実に進めていきたいと思います。

ズビグニェフ・チェルニャク ポーランド国立民族合唱舞踊団「シロンスク」団長らと面談

3月18日(月曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、傍島茂夫 県可児工業団地協同組合理事長から、産業振興施策推進のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈>

 県可児工業団地協同組合さんから、設立50周年記念の一環として、県に寄附をいただきましたので、お礼を申し上げ、感謝状をお渡ししました。

 同組合は、1947(昭和49)年に設立以来、航空・宇宙産業をはじめ、自動車、船舶、電気機器、工作機械等、幅広い分野の多種多様な技術とノウハウが集約された工業団地組合として、活動を続けておられます。この度、産業振興施策、特に人材育成・確保に向けた取組みに向けて、寄附いただきました。本県では、県内企業の人材確保と求職者の就労を総合支援する「県中小企業総合人材確保センター」を設置・運営しておりますが、更なる充実に向けて寄附金を大切に使わせていただきます。誠に、ありがとうございました。

産業振興施策推進のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈

<10時30分~ 小川哲史 太平洋工業(株)代表取締役社長から、「『清流の国ぎふ』文化祭2024」及び「清流の国ぎふ総文2024」に係る協賛金目録を受領及び感謝状の贈呈>

 太平洋工業(株)さんから両文化祭への協賛金をいただきましたので、お礼を申し上げ、感謝状をお渡ししました。

 本日(3月18日・月曜)時点で、「清流の国ぎふ総文2024」の開催まで135日。運営も生徒が担う、高校生の文化の祭典です。同社の小川社長からは、頑張っている高校生たちがクローズアップされる良い機会になって欲しいと、エールをいただきました。また、総文の後に開催される「清流の国ぎふ」文化祭2024までは、あと210日。本県は、昨年の開催地である石川県から大会旗を引き継ぎました。清流文化を全国に発信するとともに、石川県の方にも参加いただき、震災からの一日も早い復興を祈念する文化祭として、開催していきたいと思います。

協賛金目録を受領及び感謝状の贈呈

<14時00分~ 岐阜市内で、(一社)岐阜県経済同友会幹事との意見交換会に出席>

 経済同友会の皆さんには、県経済の発展に多大なご尽力をいただくとともに、毎年、県の施策に関する貴重な提言をいただいています。今年は、「三位一体の労働市場改革」と「デジタルコミュニティーの創出」をテーマに、本県の発展に向けたご提言をいただきました。

 意見交換会では、私から来年度の当初予算や主要事業など県政の取組みについて報告し、その後意見交換をさせていただきました。

 貴重なご意見を多数いただきましたので、今後の県政の推進に大いに参考にさせていただきたいと思います。

(一社)岐阜県経済同友会幹事との意見交換会

3月17日(日曜)の公務報告

<13時00分~ 岐阜市内で、「都市計画道路 長良糸貫線・折立大学北線」開通式典に出席>

 東海環状自動車道の(仮称)岐阜インターチェンジへのアクセス道路として県と岐阜市で整備してきた道路が完成しましたので、開通式典に出席しました。

 今回完成した「都市計画道路 長良糸貫線・折立大学北線」は、2011(平成23)年度から10年以上の歳月をかけて進めてきました。従前から、周辺一帯は交通渋滞にも苦労していましたので、今回の完成で渋滞緩和も期待されます。また、能登半島地震では交通インフラに大きな被害があり、県土強靭化の必要性を改めて認識したところです。この道路は、災害時に避難・救助をはじめ、物資供給のための緊急輸送道路となる大変重要な道路です。今後も、こうした安全・安心で、沿線のまちづくりや地域の発展に資する道路を着実に整備していきたいと思います。

「都市計画道路 長良糸貫線・折立大学北線」開通式典

<15時25分~ ぎふ清流文化プラザで、「清流の国ぎふ 地歌舞伎勢揃い公演」千穐楽に出席。地芝居大国ぎふ応援大使・古典芸能解説者の葛西聖司氏、小栗幸江 県地歌舞伎保存振興協議会長らによるクロストーク「熱演を振り返って」を鑑賞>
<16時10分~ 小栗幸江 県地歌舞伎保存振興協議会長らとともに、同公演の閉幕式典「幕切りの儀」に出席>

 2022(令和4)年4月から開催してきた「清流の国ぎふ 地歌舞伎勢揃い公演」の千穐楽に出席しました。約2年間で13公演を重ね、今回、安岐歌舞伎保存会による「寿式三番叟」と加子母歌舞伎保存会による「平家女護島鬼界ヶ島の場<俊寛>」が演じられました。こうして千穐楽を迎えることができたのは、稽古を重ね、出演いただいた保存会の皆さんのご努力とともに、関係者の皆さんのお力添えのおかげです。感謝申し上げます。この勢揃い公演は、ぎふ清流文化プラザの長良川ホールに花道、桝席を設置し「ぎふ清流座」と命名して幕を開けました。コロナ禍により中止していた「おひねり」や「大向こう」も復活し、地歌舞伎の醍醐味である客席と役者との一体感を、さらに味わえるようになりました。毎回、多くのお客様にお越しいただき、「地歌舞伎大国・岐阜」をオール岐阜で盛り上げることが出来たと思います。今年は、本県にとって「文化イヤー」となりますが、9月1日(日曜)からは地歌舞伎に加え、文楽、能狂言、獅子芝居も含めた「清流の国ぎふ 地芝居・伝統芸能フェスティバル」を開催します。「ぎふ清流座」をはじめ、県内各地の芝居小屋や舞台で30以上の公演が開催されますので、岐阜県で大切に受け継がれてきた地芝居の魅力を是非ご堪能ください。

「清流の国ぎふ 地歌舞伎勢揃い公演」千穐楽

3月16日(土曜)の公務報告

<14時00分~ 美濃加茂市内で、中部国際医療センター「陽子線がん治療センター」開設記念式典及び内覧会に出席>

 2022(令和4)年1月に木沢記念病院が新築移転して開院した中部国際医療センターは、可茂・中濃圏域における地域医療の拠点です。今般、同センターに陽子線を病巣に照射することにより、がんの治療を行う「陽子線がん治療センター」が開設されましたので、記念式典と内覧会に出席しました。

 「がん」は、本県において年間約6,300人が亡くなっており、生涯のうちに、約2人に1人が罹患する、県民の皆さんにとって重大な課題です。このような中、中部国際医療センターは、国の「地域がん診療連携拠点病院」に指定され、専門医療の提供、地域の医療機関との連携、相談支援、情報提供など、県内のがん対策を担う主要な医療機関として、ご尽力いただいています。今回導入した装置は日本初導入のアメリカ・バリアン社製の「ProBeam360°」。治療時間が短く患者の負担を最小限に抑えることが可能とされています。また、中部国際医療センター内の全診療科によるサポート体制の中、通院治療を受けられる体制を整えています。世界最先端の施設で、これからも、がん対策の中核を担っていただけると期待しています。

中部国際医療センター「陽子線がん治療センター」開設記念式典及び内覧会2 中部国際医療センター「陽子線がん治療センター」開設記念式典及び内覧会

3月15日(金曜)の公務報告

<14時00分~ 後藤正義 県調騎会長、滝澤渉 岐阜厩務員共済会長、國島英樹 県地方競馬組合管理者代行から、令和6年能登半島地震被災地支援義援金を受領>

 県地方競馬組合の皆さまがお越しになり、令和6年能登半島地震の被災地への義援金を受領しました。この義援金は、笠松競馬場で1月に行われた被災地支援レースの馬券売上の一部の他、調教師、騎手、厩務員など厩舎関係者による募金や、競馬場内に設置した募金箱で集めたものです。お受けした義援金は、日本赤十字社を通じて、被災地にお届けします。本当にありがとうございました。

令和6年能登半島地震被災地支援義援金を受領

<15時00分~ 中部9県1市災害時等応援協定に係る知事会議に出席>

 第2回となる能登半島地震における中部9県1市の知事、市長らによるオンライン会議に出席しました。石川県の馳知事からは、復旧・復興に向けた課題として、断水の復旧が一部地域では4月以降になること、避難所生活が長期化すること、4月以降は各種支援制度や公費解体などの申請が本格化すること等が見込まれる旨、報告がありました。会議では、9県1市で引き続き支援を継続するとともに、情報交換や課題解消に向けた取組みを進めることを確認しました。本県においては、対口支援団体である中能登町では見通しがついてきましたが、輪島市では、引き続きの要請もありますので、今後も「オール岐阜」での支援を継続していきます。また、これまでの支援活動を振り返り、現場で得た知識や経験、支援のあり方など、本県の貴重な財産として取りまとめ、必要となる対策を進めていきたいと思います。

中部9県1市災害時等応援協定に係る知事会議

<16時00分~ 田口義隆 セイノーホールディングス(株)代表取締役社長とともに、セイノーホールディングス(株)との包括連携協定締結式に出席>

 今般の能登半島地震を受けて、本県ではオール岐阜で人的・物的両面から様々な支援に取り組んでいますが、セイノーホールディングスさんでも珠洲市に職員を派遣し、支援物資の管理を支援されるなど、物流業界のノウハウを活かした災害支援をされています。近年、豪雨や地震など、災害が相次いで発生しており、「今日の我が身」の心構えで、対策を進める必要があります。被災地への物的支援では、現場のニーズや状況を踏まえ、物資を集め、タイムリーに運ぶことが問われていますが、今回、セイノーホールディングスさんが持っているノウハウが組み合わされば、本県にとって、より強固な危機管理体制を構築することが出来ると思います。また、今回の協定では、防災減災に加え、物流課題の解決、環境保全、スポーツ振興、県政PRなど、包括的な連携を図るものとしています。同社と県の双方で知恵を出し合い、取組みを更に充実させることで、本県の発展・活性化につなげていきたいと思います。

セイノーホールディングス(株)との包括連携協定締結式

3月13日(水曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、県議会定例会に出席>

 本日は令和6年第1回県議会一般質問の4日目です。

 午前中は恩田佳幸議員(山県市)ら3議員から、午後は渡辺嘉山議員(岐阜市)ら3議員から、県政全般にわたりご質問をいただきました。

 若井敦子議員(岐阜市)からは、「THE GIFTS SHOPへの期待及び運営方針について」として、今年4月のリニューアルオープンを控えた「THE GIFTS SHOP」について、ご質問をいただきました。

 この施設は、岐阜の優れものを一堂に集め、本県のものづくりや文化の魅力を広く発信する、県内では他にはないユニークな拠点として開設しました。これまでの10年間で約140万人のお客様にご来店いただき、売上は12億円超となっています。中でも「栗きんとん」や関の刃物などが好評を博しており、また、鮎の加工食品など、当店での取扱いを経て知名度を上げ、売上げを伸ばした商品も多くあります。運営第3期となる今後においては、この10年間の実績を活かし、基本に立ち返り、岐阜の逸品の魅力と本県の魅力をさらに国内外に発信することを大いに期待しています。今回の品ぞろえ、店のレイアウトの特徴としては、岐阜の魅力を「ギャラリー」「ショップ」「イベント」の3つのゾーンから発信したいと考えています。また、遠方からの需要が見込めるECについても、これまでの国内向けに加えて、海外向けのサイトも開設するとともに、世界9カ国・地域に15店舗を展開する岐阜のグローバル・アンテナ・ショップと連携を図ることで、海外市場への展開を強化していきます。新たなTHE GIFTS SHOPは、4月6日(土曜)にオープンを予定していますので、足を運んでいただきたいと、お答えしました。

 次に、木村千秋議員(不破郡)からは、「人口減少社会からの脱却に向けた取組みについて」として、「こどもまんなか社会」の実現に向けた「こども計画」の策定方針と県の推進体制について、ご質問をいただきました。

 本県では、2007(平成19)年に制定した「安心して子どもを生み育てることができる岐阜県づくり条例」のもと、様々な観点から幅広くこどもや若者に対する施策を展開してきました。しかし、こどもや若者が直面する問題や状況は、ますます厳しさを増しており、出生数の減、児童虐待、無業者の増など、課題は山積しています。国は、「こどもまんなか社会」とは、「全てのこども・若者が、自立した個人として健やかに成長することができ、その権利が擁護され、将来にわたって幸せに生活できる社会」であるとしています。私もその趣旨に賛同し、昨年11月には「こどもまんなか応援サポーター」への就任宣言を行ったところです。来年度、県が策定する「こども計画」については、これまでの取組みを幅広く、全面的に検証し、見直す必要があり、新たに「(仮称)こどもまんなか・ぎふ未来会議」を設置し、検討を進めていきたいと考えています。当事者であるこどもや若者の意見をしっかりと反映させるため、アンケートや直接意見を聴く機会を設けたり、メールやSNSなども活用するとともに、この会議にこどもや若者にも直接参加してもらうことも一案かと思っています。庁内では本部を設置し、全庁で横断的に議論を進め、併せて、この計画の取りまとめを担当する「こども政策調整監」を新設します。「こどもまんなか社会」の実現に向けた取組みは、本県の未来づくりであるという認識に立って、オール岐阜で進めていくと、お答えしました。

県議会定例会

3月10日(日曜)の公務報告

<10時55分~ 岐阜市内で、岐阜ゾンタクラブ設立40周年記念式典に出席>

 岐阜ゾンタクラブは、1984(昭和59)年3月に「国際ゾンタ」に加盟、発足してから、今年で40周年となります。

 国際ゾンタは、100年以上前にアメリカで発足した団体で、女性の地位向上と社会奉仕を目的とし、企業の管理職や専門職など指導的な立場にいる人がともに活動する国際組織です。現在、世界中に1,100以上のクラブがありますが、岐阜ゾンタクラブも、その一つとして、40年の長きにわたり、社会情勢の変化に対応しながら、活動を地域の皆さんと一緒に続けられています。病院や公共施設への車いすの寄贈、盲学校・聾学校への学習機材の寄贈、災害などへの義援金、チャリティーバザー、福祉施設への訪問、留学生への援助、日本文化を通じた外国の方々との交流など、幅広く取り組まれています。また、今回の40周年を記念して、先日、「国際女性デー」のシンボル「ミモザ」の木をOKBふれあい会館の敷地内に植樹いただきました。

 今回、記念式典に出席し、これまでのご尽力に感謝申し上げるとともに、感謝状をお渡ししました。今後も、地域を支えるリーダーとしてご活躍いただくことを期待しています。40周年、誠におめでとうございました。

岐阜ゾンタクラブ設立40周年記念式典

3月8日(金曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、県議会定例会に出席>

 本日は令和6年第1回県議会一般質問の3日目です。

 午前中は長屋光征議員(岐阜市)ら3議員から、午後は平野恭子議員(岐阜市)ら4議員から、県政全般にわたりご質問をいただきました。

 長屋議員からは、「県有施設へのネーミングライツの導入促進について」として、更なる導入に向けてどのように考えているか、ご質問をいただきました。

 ネーミングライツについては、2010(平成22)年に「岐阜県ネーミングライツ導入に関する基本方針」を策定し、多くの県民の方々が利用し、イベントの開催などにより広告効果が見込まれる施設を対象に導入することとしています。これまでに、「岐阜県県民ふれあい会館」「岐阜アリーナ」「岐阜県グリーンスタジアム」で導入していますが、愛称を公募で決定した施設や、歴史的背景がある名称を持つ施設もあり、現時点でネーミングライツを導入した施設はこの3つにとどまっているのが現状です。一方で他県では、複合施設内の個別施設ごとに導入する事例や、対象施設を定めず民間企業からの自由な提案を随時募集している事例もあるほか、Jリーグのホームスタジアムにも数多く採用されています。そうしたことから、まずは関係団体などの意見も伺いながら、岐阜メモリアルセンターの長良川競技場のような個別施設も含めた施設の洗い出しを行いたいと思います。その上で、「岐阜県指定管理者制度等運用委員会」のご意見も踏まえながら、対象施設や募集方法の見直しをどうするか、鋭意検討していきたいとお答えしました。

 次に、平野議員からは、「(仮称)岐阜インターチェンジ周辺地域について」として、周辺地域の将来像とライフサイエンスパーク化に向けた検討について、ご質問をいただきました。

 東海環状自動車道は、全線開通に向けて鋭意工事が進んでおり、岐阜インターチェンジ周辺も、交通アクセスの向上から、今後、様々な企業立地が進むものと期待されています。また、本県のマスタープランでは、「インターチェンジ周辺地域では、優れた立地条件を活かしながら、ものづくり産業拠点や学術・研究拠点といった工業系土地利用を検討」としています。そうした中、現在、岐阜大学に隣接して岐阜薬科大学の移転整備が進められており、2028年度(令和10年度)末には、医学、工学、獣医学、農学に加え、薬学、つまり育薬・創薬の機能も加えた一大拠点が完成します。加えて、岐阜大学は「地域一体型のライフサイエンス研究体制の確立」を、岐阜薬科大学と岐阜市は「ライフサイエンス拠点の形成」を目指しています。今後、例えば、大学のプロジェクトに端を発して、ベンチャーが誕生し、関連研究機関や企業が進出。さらに製品化、量産化するため更なる企業集積を生むといった「好循環」を生み出すことが出来れば、製造品出荷額の増加や、人材の定着による地域の活性化にとどまらず、県全体にとっても産業イノベーション集積の一大拠点が形成されるものと期待できます。2026(令和8)年度の東海環状自動車道の全線開通が迫る中、今まさに、県と岐阜市、岐阜大学、岐阜薬科大学のほか、産業界や地域の方々とともに、この地域のグランドデザインやロードマップの作成を目指す時期ではないかと思っています。県としては、広く関係方面との間で、このような議論を積極的に進めていきたいと、お答えしました。

県議会定例会

3月7日(木曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、県議会定例会に出席>

 本日は令和6年第1回県議会一般質問の2日目です。

 午前中は県議会公明党の代表質問として澄川寿之議員(岐阜市)ら3議員から、午後は平野祐也議員(各務原市)ら3議員から、県政全般にわたりご質問をいただきました。

 澄川議員からは、「令和6年度当初予算案における財源確保について」として、メリハリのある予算案を策定するにあたり財源の確保についてどのような意を用いたのか、ご質問をいただきました。

 県の財政は、社会保障費、公債費、老朽化対応など構造的な課題を抱えていますが、県土と危機管理体制の強化、将来を担う子どもや若者、産業への投資など政策課題にしっかりと対応していく必要があります。このため、令和6年度予算案の編成については、必要な財源の確保に、極力、意を用いています。子ども・子育て政策については、国が「こども未来戦略」を踏まえて創設・拡充した補助金を活用するとともに、地域事情に応じた独自政策を実施できるよう財政措置が拡充されましたので、これを踏まえて私立高校の授業料軽減支援の制限緩和など少子化対策を拡充しています。地方創生やDXなどの政策課題については、「デジタル田園都市国家構想交付金」を活用しており、来年度は事業の独自性、重要性を訴えつつ増額申請することとしています。また、国で新たに措置された補助金等を活用し、医療機関への支援や児童生徒が使用する情報端末の更新などに取り組む予定です。この他、自主財源の獲得やふるさと納税の拡大、クラウドファンディングの活用などに取り組むとともに、引き続き事業見直しの徹底など歳出削減にも取り組んでいきたいとお答えしました。

 次に平野議員からは「『スマホで完結する』行政サービスの進捗度合い、現在の課題と今後の取組みについて」として、行政サービスの充実に向けたご質問をいただきました。

 行政手続きをオンライン化することは、本県において大変重要な取組みの一つであると認識しており、2022(令和4)年3月に県のDX推進計画を策定し、進めてきました。具体的には、約2,700ある許認可等の申請手続を、令和7年度末までにオンライン化するという目標を掲げ、これまで、7割強の約2,000の手続をオンライン化しています。例えば、県図書館の資料の利用予約、入札の参加資格審査、県立高等学校入学者選抜、県税の納税証明書などの手続きがオンラインで行われています。また、来年度には、県と参加希望のあった市町の公共施設について、施設の空き状況確認、予約、決済までの手続きがオンラインで出来る予約管理システムを構築する予定です。なお、これら手続きは、すべてスマートフォンで可能となっています。こうした取組みを進めながら、2025(令和7)年度末までには、収入証紙による手数料納付も含め、残り700手続のオンライン化を全て完了するよう、進めていきたいと思います。今後も、新たな技術・サービスの動向も注視しつつ、民間のノウハウも取り入れながら、デジタル化のメリットを県民の皆さまに実感いただけるように取り組んでいきたいとお答えしました。

県議会定例会

3月6日(水曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、県議会定例会に出席>

 本日は令和6年第1回県議会一般質問の初日です。

 午前中は県政自民クラブを代表して岩井豊太郎議員(大垣市)から、午後は県民クラブを代表して伊藤英生議員(可児市)ら2議員から、防災、行財政、経済、農業、教育など県政全般にわたりご質問をいただきました。

 岩井議員からは、「令和6年能登半島地震を踏まえた本県の震災対策について」として、震災対策の見直しをどのように進めていくか、ご質問がありました。

 本県では、1月2日(火曜)に支援対策本部を立ち上げ、オール岐阜の体制で様々な支援に取り組んでおり、人的支援は延べ1万1千人・日となっています。被災地での厳しい事態を目の当たりにし、「明日は我が身」どころか「今日の我が身」の心構えで、震災対策の一層の強化充実が必要であると受け止めています。これまでに明らかになった状況や、被災地で支援活動に当たった職員などからの報告を踏まえ、対策の見直しを行いたいと思います。具体的には、(1)孤立やライフライン途絶の長期化への対策強化、(2)建物耐震化の促進、(3)避難所における生活・衛生環境の改善、(4)災害対応における県・市町村間の連携強化、これら4つのテーマごとに、今後、庁内プロジェクトチームを設けて、有識者を交えて議論を重ねていきます。その結果を、今夏を目途に中間報告を取りまとめた後、市町村、関係機関の意見などを最終報告に盛り込み、来年3月の「岐阜県強靭化計画」や「岐阜県地域防災行動計画」など各種計画の改定に反映させていきたいとお答えしました。

 次に、伊藤議員からは、「更なる持続的賃上げに向けた取組みについて」として、賃上げに対する思いと今後の県としてどのように取り組んでいくのか、ご質問がありました。

 日経平均株価が史上最高値を更新するなど、景気は回復の兆しを見せてはいますが、物価高騰は続いております。成長の果実を適切に分配し、消費拡大から更なる成長へとつながる好循環を作り出すためにも、物価上昇を上回る持続的な賃上げは、喫緊の課題であると考えています。県産業経済振興センターの調査では2023(令和5)年の県内企業の賃上げ実施率は前年比6.6ポイント増の78.7%、県経営者協会のアンケートでは今年は総じて昨年以上の賃上げという見込みです。ただし、賃上げ原資の確保には、生産性の向上と適正な価格転嫁が必要との意見が多くみられています。このため、県としては、生産性の向上に向けて、企業の設備投資やイノベーション創出の支援、さらには、企業の省人化・省力化、人材の育成による一人当たりの生産性の向上に向けた支援に取り組んでいきます。また、価格転嫁を円滑に進めていくためには、関係企業の適切な対応が不可欠です。先般、経済界との意見交換の中で、企業の価格転嫁を促すため、関係団体による協定締結の提案がありましたので、県で広くお声がけしたところ、近く23団体に及ぶ「適正な価格転嫁の推進に向けた協定」締結の運びとなりました。また、県としても、県制度融資や補助制度などを通じて、企業間取引の適正化を図るとともに、県のプロポーザル方式の契約審査項目に「賃上げの実施」を追加するなど、賃上げの実効性の向上を図っていきたいとお答えしました。

県議会定例会に出席

3月4日(月曜)の公務報告

<17時00分~ 岐阜市内で、「第33回ア・ミューズ岐阜」オープニング・ステージに出席>

 「ア・ミューズ岐阜」は、岐阜のファッション産業界の総力を結集し、全国のバイヤーなど取引先に岐阜アパレルの新作春夏物を発表する、業界を代表するイベントです。

 33回目となる今回は、「Green:いつまでも若葉のように美しく」をテーマに、岐阜の繊維問屋街一帯で3月4日(月曜)から6日(水曜)まで開催されます。

 私もオープニング・ステージとなるファッションショーに出席し、岐阜市の柴橋市長、FC岐阜の上野監督らと一緒に、新作のスーツを着てランウェイをウォーキング。その後、柴橋市長と「ファッションと岐阜」をテーマにトークセッションを行いました。スーツは非常に着心地が良く、とても動きやすく、また、生地も耐久性がありシワに強いとのことで、素晴らしい一着だと思います。

 主催する連合会の皆さんからは、この機会をしっかりと販売につなげていくことや、岐阜アパレルの可能性をアピールしたい旨、お話を伺いました。

 連合会では、この他、秋の「ギフコレ」や、一般の消費者向けの「せんい祭り」なども開催しております。また、業界の企業の中には、フランスやイタリアの展示会に参加したり、SDGsなどの取組みを積極的に進めているところもあります。

 昨今のアパレル業界は、物価高騰や、国内市場の縮小など厳しい状況ではありますが、今後も引き続き、果敢にチャレンジをしておられる皆さんを、しっかりと応援していきたいと思います。

「第33回ア・ミューズ岐阜」オープニング・ステージ 「第33回ア・ミューズ岐阜」オープニング・ステージ2

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