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令和5年12月

12月28日(木曜)の公務報告

<14時00分~ 酒向邦彦 美濃加茂市堂上蜂屋柿振興会長、山内清久 めぐみの農業協同組合代表理事組合長、藤井浩人 美濃加茂市長、牧田秀憲 県議会議員から、本年産の堂上蜂屋柿を受領>

 堂上蜂屋柿は、美しいあめ色、とろけるような舌ざわり、柿の甘い香りと日向のにおいが特徴で、干し柿の王様とも呼ばれています。

 美濃加茂市堂上蜂屋柿振興会の皆さんは、生産技術や加工技術の向上、規格の統一や品質の安定のため、講習会や品評会を開催するほか、伝統技術を継承するために、地元小学校で干し柿作り体験などにも取り組んでおられます。

 こうして熟した高品質の柿だけを選び、丹精込めて作られた蜂屋柿は、国内外から高い評価を得ており、昨年度金賞を受賞した蜂屋柿(3コ入り)は市場のセリで10万円の高値で取引されています。

 振興会の皆さんが手塩にかけて生産された蜂屋柿を拝見しながら、技術向上の取組みや次世代の人材育成などについてお話を伺いました。これからも、本県の冬の代表的な味覚として、益々発展してほしいと思います。

本年産の堂上蜂屋柿を受領

<14時30分~ 横畑守 県指導農業士連絡協議会飛騨支部長ら同支部役員から、飛騨の花もちを受領>

 飛騨地方の冬の風物詩の一つが「花もち」。雪深い飛騨地方で正月に飾る花のかわりに木の株に繭玉を付け飾っていた習慣が、いつしか紅白のお餅に変わったといわれています。地域の農業振興に取り組む県指導農業士の連絡協議会飛騨支部の皆さんが毎年手作りしてくださり、今年も横畑支部長さんはじめ皆さんでお届けくださいました。室内を明るく彩ってくれる花もち。私の執務室に飾らせていただきます。ありがとうございました。

飛騨の花もちを受領

12月27日(水曜)の公務報告

<17時30分~ 東海三県知事による新型コロナウイルス対策に関するテレビ会議に出席>

 新型コロナが5類に移行してから初めての年末年始を迎えます。この時期は、過去3年とも感染が拡大しており、現在も、新規感染者数は全国的に増加傾向にあります。本県でも緩やかではありますが増加傾向にあります。加えて、今年(2023・令和5年)は季節性インフルエンザも猛威を奮っており、感染の拡大は収まる気配はありません。これら感染症が、今後も拡大すれば、医療ひっ迫が懸念されます。東海三県は、社会経済活動をはじめ、非常に密接な関係にあり、日々多くの県民の皆さんが、通勤や通学などで行き交っています。このため、愛知県の大村知事、三重県の一見知事とテレビ会議を行い、各県の感染状況を共有するとともに、一体となって、この地域の皆さまに、基本的な感染防止対策等をお願いする共同メッセージを決定しました。

 本県では、年末年始の外来診療体制を確保し、診療を行う医療機関を県ホームページで公開するとともに、24時間対応する総合健康相談窓口も開設して対応します。皆さまには、場面に応じて、定期的な換気、こまめな手洗いや手指消毒などの基本的な感染防止対策をお願いするとともに、体調不良の際は無理をせず、特に重症化リスクの高い方を感染させないための配慮をお願いします。

(「愛知・岐阜・三重3県知事共同メッセージ」についてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/338041.html
(「健康相談窓口」についてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/26598.html

東海三県知事による新型コロナウイルス対策に関するテレビ会議に出席

12月26日(火曜)の公務報告

<14時00分~ 岐阜県コクチバス駆除対策推進協議会に出席>

 今年(2023・令和5年)5月、美濃市内の長良川の本川でコクチバスが初確認されました。それ以降、郡上市や美濃市のため池のほか、本巣市や各務原市など県内各地で確認されています。コクチバスは、鮎に壊滅的な被害を与えるため、生息が広がらない段階で徹底的な駆除が必要です。完全駆除に向けて、まずは、生息実態を正確に把握をすること、次に流域が一丸となり全ての生息場所で駆除を実施すること、そして、密放流を防止することが重要です。本日(12月26日・火曜)、これらを「コクチバス駆除総合対策」としてまとめ、それを進める要となる協議会を発足しました。

 これまで、外来生物が河川内への侵入を一度許すと、完全駆除に成功した事例は無いと言われますが、あらゆる手段を尽くして駆除を進めなければなりません。12月からは、県庁内に専門チームを設け、電気ショッカーボートも順次、4艇まで揃える予定です。今回、考えられる最高の布陣となりました。まずは、来春の繁殖期前までに徹底的な駆除を、県漁連の皆さんをはじめ、関係団体と一丸となって取組みます。そして、長良川は2025(令和7)年度、木曽川・揖斐川は2026(令和8)年度までの完全駆除を目指し、次の世代への責務を果たす思いで取組みを進めていきたいと思います。

岐阜県コクチバス駆除対策推進協議会に出席

12月22日(金曜)の公務報告

<11時00分~ 県労働委員会委員に対し辞令交付>

 県労働委員会は、労働者と使用者の間で起きた問題を解決するため、不当労働行為の審査や労働争議の調整(あっせん、調停)などを行う行政委員会です。

 その委員は、公益委員、労働者委員、使用者委員が各5名、計15名で構成されており、三者構成による中立・公正な立場で問題解決に取り組んでいます。

 本日、12月24日から2年の任期で就任いただく15人の委員の皆さんに任命辞令書をお渡ししました。公正中立な専門機関として、70年以上の伝統がありますが、引き続き、労使関係の安定のため、お力添えをよろしくお願いします。

県労働委員会委員に対し辞令交付

<15時00分~ 記者会見>

 2点について、会見を行いました。

 1点目は、令和5年の県政を振り返って。今年は「社会経済の回復・再生・転換」と「人口減少社会からの脱却」で政策を展開してきましたので、この2つの柱に沿って、振り返りました。「社会経済の回復・再生・転換」については、5月に新型コロナが5類に移行し、一つの区切りを迎えました。いかにスムーズに5類に移行するかという課題に取り組むとともに、アフター・コロナ社会が本格的に始動する中、それに沿った政策を展開しました。また、足元では、物価高騰やコロナ禍で厳しい環境におかれた経済活動を、再生、再出発するということで、多方面から対策を、補正予算も駆使しながら進めたところです。「人口減少社会からの脱却」については、出会いから子育てまでライフステージに応じた切れ目のない支援や、奨学金返還支援制度の創設、Uターン奨学金の拡充など、少子化対策としての「自然増」と、地方分散への動きである「社会増」の両面から取り組みました。

 2点目は、清流の国ぎふ芸術祭「第5回ぎふ美術展」について、開催概要が決定しました。今回は2024(令和6)年8月17日(土曜)から9月1日(日曜)まで県美術館で開催します。審査員は毎回入れ替わりますが、今回も各分野の第一人者に就任いただいています。前回(第4回)は県内外の4歳から97歳まで幅広い年代で900点近くの応募がありました。年齢、地域などの制限なく、どなたでも応募でき、入賞・入選した作品はすべて県美術館に展示しますので、是非、多くの皆さんに応募いただきたいと思います。

 最後に今年の漢字です。今年は非常に迷ったのですが、「開」という字を、私なりの1字での総括と思っています。コロナを経て様々な活動が再「開」された、アフター・コロナに向かって様々な新たな展「開」が動き出した、県庁舎も新たに「開」庁したということで、今年を象徴する漢字として挙げさせていただきました。

記者会見

12月21日(木曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、県議会定例会に出席>

 12月1日(金曜)に開会した今議会は21日間にわたって県議会議員の皆さんに熱心に審議いただき、約354億円の補正予算案などの議案を可決いただいて閉会となりました。今議会での議論を十分に踏まえて、今後の県政を力強く進めていきます。

県議会定例会

<11時35分~ 猫田孝 県議会スポーツ振興議員連盟会長ほか、同連盟所属県議会議員から、スポーツ振興施策の推進に関する要望書を受領>
<13時30分~ 猫田孝 自由民主党岐阜県支部連合会会長代行らから、令和6年度県の予算編成に対する要望書を受領>
<15時00分~ 伊藤正博 県議会県民クラブ代表らから、2024年度県予算編成に対する要望・提言書を受領>
<15時30分~ 水野吉近 県議会公明党幹事長、大沢まり子 公明党岐阜県本部女性局次長らから、令和6年度県の予算編成に対する要望書を受領>

 県議会の各会派、また議員連盟の皆さんから、令和6年度当初予算編成に向けた要望をいただくとともに、意見交換を行いました。

 県民の皆さんや各種団体などから、それぞれの実情や課題を幅広く、丁寧に汲み取られ、きめ細かな県政に対するご要望、ご意見に集約いただきました。

 予算編成はこれから本格化していきますが、今年(2023年)、新型コロナとの闘いも一つの区切りを迎えました。現下の物価高騰にも対応しつつ、未来を見据えた政策を展開するため、いただいた要望・提言をしっかりと受け止め、十分に内容を検討させていただきたいと思います。

スポーツ振興施策の推進に関する要望書を受領 令和6年度県の予算編成に対する要望書 2024年度県予算編成に対する要望・提言書を受領 令和6年度県の予算編成に対する要望書を受領 令和6年度県の予算編成に対する要望書を受領2

12月20日(水曜)の公務報告

<10時30分~ 県庁で、日本労働組合総連合会岐阜県連合会(連合岐阜)から「誰もが安心してくらせる社会の実現」に向けた緊急要請書を受領。「2024年度岐阜県への政策・制度 要求と提言」に対し回答>

 今年(2023・令和5年)9月にいただいた7課題19項目にわたる政策提言に対して、回答をさせていただきました。また、低所得者への支援と燃料高騰対策について、緊急要請もいただきました。県内経済は緩やかな回復傾向にありますが、物価高が続いており、依然厳しい状況にあります。足元の物価高騰対策に加え、持続的な賃上げに向けて、きめ細かく支援するとともに、これから本格化する来年度の予算編成において十分に内容を検討させていただきたいと思います。

緊急要請書を受領

<11時30分~ 涌井史郎 県森林技術開発・普及コンソーシアム理事長らから、森林・林業・木材産業活性化の推進に関する要望書を受領>

 県の次年度予算編成の時期に合わせ、同コンソーシアムから、森林・林業・木材産業活性化推進に関する要望を毎年いただいております。

 今回は、先月(2023・令和5年11月)からスタートした県独自の森林由来のカーボン・クレジットである「G-クレジット制度」など森林吸収量認証制度の推進や担い手の確保・育成・定着、労働安全対策の徹底、林業・木材産業におけるサプライチェーンの構築など16項目の要望をいただきました。しっかりと受け止め、十分に内容を検討させていただきたいと思います。

涌井史郎 県森林技術開発・普及コンソーシアム理事長らから、森林・林業・木材産業活性化の推進に関する要望書を受領

<14時00分~ 令和5年度「岐阜県伝統文化継承者表彰」表彰式に出席>

 本県では、伝統文化の保存・継承のため、永年にわたり活動されてきた方を表彰しており、1996(平成8)年度の創設以来、27年間で千人を超える方々を表彰しています。

 今年は23名2団体を表彰し、私から一人ひとりに表彰状をお渡ししました。

 現在、岐阜の伝統文化が継承されているのは、皆さまの多大なご尽力のおかげだと思います。来年(2024・令和6年)の「清流の国ぎふ」文化祭2024が迫ってきておりますが、本県文化の魅力の創造・発信に向けて、今後も更なる文化継承と後継者の育成に努めていただければと思います。誠におめでとうございました。

「岐阜県伝統文化継承者表彰」表彰式

<15時45分~ 県立岐阜商業高等学校茶華道部の西村雛那さん、中村円さん、吉城陽葵さんが、加藤孝義 ぎふ花と緑の振興コンソーシアム理事長らとともに、「Ikenobo花の甲子園2023全国大会」における優勝報告>

 今年(2023・令和5年)11月に京都市で開催された「Ikenobo花の甲子園2023全国大会」に出場された県立岐阜商業高校茶華道部の皆さんが、優勝の報告にお越しくださいました。

 西村さん、中村さん、吉城さんの3名で構成するチームは、課題のテーマ「故郷(ふるさと)」に対して、「飛山濃水」をコンセプトに紅葉やカスミソウ等を使って雄大な山並みや川の流れを表現。構成力と表現力を評価され、全国130チームの頂点に輝きました。メンバーは全員2年生。今後のさらなる活躍を期待しています。頑張ってください。

「Ikenobo花の甲子園2023全国大会」における優勝報告

<16時30分~ 航空宇宙生産技術人材育成・研究開発プロジェクト推進会議に出席>

 2018(平成30)年度より、国の交付金も活用して、「航空宇宙生産技術人材育成・研究開発プロジェクト」をスタートし、人材育成や新たな生産プロセスを生み出す革新的な研究開発に取り組んでいます。

 現在、10年計画の6年目を迎えましたが、人材育成などを継続しつつ、これまでの研究成果を、新たに工作機械や治工具分野など地域の関連産業に横展開していく取組みも進めています。

 今回の会議は、これまでの実績報告と今後の計画について意見交換を行いました。今後も、高度な生産技術を学んだ学生や企業技術者が地域に定着し、県内の航空宇宙産業の成長を担う中心的な人材となっていただけるよう、引き続き関係する皆さんとともに取組みを進めていきます。

航空宇宙生産技術人材育成・研究開発プロジェクト推進会議

12月19日(火曜)の公務報告

<16時00分~ 河津市三 (福)中日新聞社会事業団理事長、有賀信彦 (株)中日新聞社岐阜支社長らから、社会福祉推進のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈>

 中日新聞社と中日新聞社会事業団の共催による義援金募集活動「年末助け合い運動」の義援金から、寄附をいただきました。

 本県への寄附は1979(昭和54)年度から毎年いただいており、今年で44年目となります。いただいた寄附金は、県内の生活保護世帯の小中学生にお年玉としてお届けするほか、社会福祉法人やNPO法人等が実施する福祉活動への支援に活用させていただきます。これまでの支援を受けられた皆さんからは、感謝の言葉や施設環境の改善を喜ぶ声をお聞きしています。事業団や中日新聞社の皆さんをはじめ、寄附いただいた方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

社会福祉推進のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈

12月16日(土曜)の公務報告

<10時05分~ 岐阜市内で、第34回中日ぎふ体育顕彰贈呈式に出席>

 第34回中日ぎふ体育顕彰贈呈式が開催され、お招きをいただきました。

 中日ぎふ体育顕彰は、中日新聞社さんが、岐阜県民に最も感動を与えたスポーツ選手や指導者を顕彰するもので、本県を代表する「その年のトップアスリートの証」とも言える賞です。

 今回は、7月に行われたフェンシング世界選手権男子フルーレ団体で優勝を果たされた鈴村健太選手が受賞されました。誠におめでとうございます。

 世界選手権における団体での優勝は、フェンシングにおいて、全種目、男女通じて初の快挙であり、その一員として鈴村選手が活躍されました。

 そして、来年はいよいよパリ五輪の年。現在、2023/2024シーズン ワールドカップが開催されていますが、五輪出場権獲得に向けた海外勢との戦いのみならず、日本代表選手の争いも、今後、更に激しさを増していきます。

 鈴村選手からは、ワールドカップで成績を残しパリ五輪の出場権を掴み取ることや、楽しむ気持ちを忘れず、後悔しないように力を出し尽くしたい旨、決意をお聞きしました。

 鈴村選手は、県スポーツ界の顔であり、誇りです。これからも岐阜のフェンシング界のリーダーとして活躍されることを期待しています。頑張ってください。

第34回中日ぎふ体育顕彰贈呈式

12月15日(金曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、県議会定例会に出席>

 本日は令和5年第5回県議会一般質問の3日目です。

 午前中は国枝慎太郎議員(揖斐郡)ら3議員から、午後は伊藤正博議員(各務原市)ら3議員から、県政全般にわたりご質問をいただきました。

 国枝慎太郎議員からは、「FC岐阜の今季の課題と来季の展望について」として、今季の課題を踏まえFC岐阜をより一層盛り上げていくための方策や、これからのFC岐阜が目指すところについて、ご質問をいただきました。

 FC岐阜は、県と全ての県内市町村、すなわち「オール岐阜」で支援するという、全国でも稀な、かつ、岐阜県初のプロスポーツチームです。今シーズンも、500回以上にわたって「ホームタウン活動」に取り組んでいるほか、選手の育成についても、トップチームの下にSECOND、さらにその下にU-18などの下部組織を擁し、サッカーの裾野拡大にも精力的に取り組んでいます。

 今後、企業や市町村などと共同で行う「共創事業」と銘打って、「ホームタウン活動」を一段と深化させる方針であり、引き続き支援をしていきたいと思います。

 しかしながら、今季の平均観客数は、4,733人。J2最後の年となった2019(令和元)年の6,644人にも遠く及ばない状況です。J3降格からすでに4年が経過し、また、新型コロナによる行動制限が解除され、県民こぞってスタジアムに足を運ぶことが可能になった今、J2復帰に向けて「勝ち抜く」チームへの脱皮が強く望まれるところです。今シーズンは、上野監督を迎えて新たなチームづくりに挑んだ1年でありました。固い守備力が評価される一方、ここぞという試合に勝ち抜く力、とりわけ得点力に課題を残しており、上野監督も「得点力をどう高めていくか、今いる選手が持っている高い能力をいかに発揮してもらうか」が課題と話されておりましたが、監督の一貫した指導に期待したいところです。

 長良川競技場は、すでにJ1規格の基準を満たす施設になっています。私にとりましてのFC岐阜の目指す「あそこ」とは、全てのサポーターの皆さんの思いと同様に、地域にしっかりと根を下ろしながら目指していく「あそこ」、あの「高み」であると、お答えしました。

県議会一般質問の3日目

<16時30分~ カヌー競技の田中雄己 選手が、河合伸泰 県カヌー協会長らとともに、2024(令和6)年のパリオリンピック代表選手への内定報告>

 カヌー競技でパリオリンピック代表選手に内定した田中雄己選手が、報告にお越しくださいました。

 田中選手は、中津川市出身の22歳。小学校の頃からカヌーを始め、2021(令和3)年からナショナルチーム入りし、国内外で活躍する、成長著しい有望な若手選手です。また、自身のカヌーには、岐阜県の「県章」をデザインするほど、地元愛にあふれています。

 今回、田中選手は、9月19日(火曜)からイギリスで開催された「2023カヌースラローム世界選手権大会」に出場。9月23日(土曜)に行われた準決勝において、日本人選手最上位かつカヤックシングル15位が確定し、自身初となる五輪日本代表に内定しました。

 田中選手からは、オリンピック出場が決まったときの気持ちや、パリに向けた決意をお聞きしました。

 出場内定、おめでとうございます。オリンピックでの大活躍、期待しています。頑張ってください。

カヌー競技でパリオリンピック代表選手に内定した田中雄己選手から報告

12月14日(木曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、県議会定例会に出席>

 本日は令和5年第5回県議会一般質問の2日目です。

 午前中は県議会公明党の代表質問として水野吉近議員(岐阜市)ら3議員から、午後は加藤大博議員(加茂郡)ら4議員から、県政全般にわたりご質問をいただきました。

 水野吉近議員からは、「深刻さを増す人手不足への対策について」として、本県の人手不足対策の現状と課題、今後の取組みの方向性について、ご質問をいただきました。

 現在、企業の人材採用意欲が戻ってきており、人手不足感が急速に高まっています。とりわけ、物流、製造、建設、介護などの専門職種の求職者が極端に少なく、需給のミスマッチが生じています。また、大学進学者の8割が県外に進学し、そのUターン就職率は3割に留まるなど、若者の県外流出が続いています。人手不足は喫緊の課題であり、県としても産業界や教育機関と連携し、全力で取組みを強化していきます。

 第一に、働き手を直ちに増やすことは困難であるため、まずは「企業の省力化、省人化」を加速。業務の自動化、生産性向上、技術革新を目指す取組みを支援していきます。

 第二に、「新たな労働力の確保」。外国人材の生活面でのサポートを充実し定着を促すとともに、フルタイム勤務や通勤が困難な方には「超短時間労働」や「在宅勤務」など、多様な働き方を進めていきます。

 第三に、「若者の県外流出への対策」。現在、県内企業と連携して「奨学金返還支援制度」の創設を検討しており、これを若者の県内就職を促す新たな動機付けとしていきたいとお答えしました。

 次に、加藤大博議員からは、「県営可茂工業用水道の料金設定」として、安定的な水道供給を前提とした工業水道の料金について、ご質問をいただきました。

 本県では、1996(平成8)年から美濃加茂市や坂祝町で工業用水を供給しており、契約事業所数は、事業開始時の3から13まで増加しています。また、これまでも2回にわたり料金引き下げを行っていますが、契約水量は見直し前に比べ約40%増加し、順調に推移しています。

 一方で、地方公営企業として料金収入による独立採算で事業を行うためには、経営の安定性確保が大前提です。これまでも経営戦略を策定し経営を進めてきましたが、今年(2023・令和5年)10月には、新たに大口契約を締結し、契約事務所数、契約水量はともに過去最高を記録しました。このたび、収支の再計算を行ったところ、今後10年間で(収入が上回り)1億4千万円程度を確保できる見通しとなり、現行料金から5円程度の引き下げが可能ではないかと考えております。昨今の物価高騰など経済環境の厳しさにも考慮し、来年度からの料金引き下げに向けて、令和6年第1回定例会への関連議案上程に向け準備を進めていきたいとお答えしました。

県議会一般質問の2日目

12月13日(水曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、県議会定例会に出席>

 本日は令和5年第5回県議会一般質問の初日です。

 午前中は県政自民クラブを代表して小原尚議員(可児市)から、午後は県民クラブを代表して野村美穂議員(大垣市)ら2議員から、財政、環境、福祉、危機管理、農業、教育など県政全般にわたりご質問をいただきました。

 小原議員からは「来年度の予算編成について」として、令和6年度当初予算における重点と編成方針についてご質問をいただきました。

 今年度は新型コロナ5類移行を踏まえ、社会経済の回復・再生・転換への対策や人口減少社会からの脱却に向けた対策を中心に取り組んできましたが、来年度は、「清流の国ぎふ」の新たな未来を創る政策を幅広く展開させていくべき時と考えています。

 1つ目は持続可能な社会・経済の構築。低コスト化に取り組む小規模事業者支援、新たな生産技術の開発支援、再生可能エネルギー導入支援、G-クレジットの本格流通、デジタルインボイスの導入支援、介護事業所へのワンストップ支援拠点の設置などを進めていきます。

 2つ目は「清流の国ぎふ」の魅力の創造と発信。観光の高付加価値化の支援、新たな観光資源の発掘、都市圏からの誘客、「観光・食・モノ」の三位一体での海外展開の強化、清流文化の発信を進めていきます。

 3つ目は未来に向けた人材への投資。結婚や出産を望む若い世代や子育て世帯へのきめ細やかな支援とともに、保育士の確保、離職防止など、子育てを支える方々の視点に立った対策も講じていきます。

 これら重要な政策課題への対応とともに、持続的な財政運営にも心がけた、メリハリのある予算編成を行っていきたいとお答えしました。

 次に、野村議員からは、「物価高対策の狙いについて」として、国の補正予算を受けて編成した今議会提出の補正予算案(物価高対策)についてご質問をいただきました。

 今議会に提出した議案には国の交付金を最大限に活用し、56億円を超える物価高騰対策を盛り込んでおり、物価高騰の影響を受けた生活者や事業者の方々に対して、きめ細かく支援を行うこととしています。

 具体的には、LPガス利用世帯及び特別高圧契約の中小企業などに対する料金支援、また医療機関、福祉施設、私立学校などに対する電気代、食材費、スクールバス燃料費の支援などを延長していきます。加えて、医療機関、福祉施設、中小企業者などを対象に、省エネ設備の導入支援を行うとともに、子ども食堂など食糧支援を行う団体に食料品を輸送するフードバンクに対して、高騰した燃料費を新たに支援していきたいとお答えしました。

県議会定例会

12月5日(火曜)の公務報告

<15時30分~ 上野優作 FC岐阜監督、宮田博之 (株)岐阜フットボールクラブ取締役会長が、2023シーズンの結果報告>

 FC岐阜の上野監督らが、2023シーズンの結果報告にお越しくださいました。

 今シーズンは14勝12分け12敗の勝ち点54で、20チーム中8位という結果になりました。上野監督からは、今季の総括と来季はチームの得点力をアップしてJ2に昇格したい旨、お話を伺いました。

 2020(令和2)年からJ3リーグで戦っており、来季で5シーズン目となります。J3はFC岐阜がいるべきところではありません。上野監督のもとで、J2昇格、そしてJ1に向かって、着実に進んで欲しいと思います。頑張ってください。

FC岐阜の皆さんから2023シーズンの結果報告

<16時30分~ 小川信也 大垣ミナモソフトボールクラブを育てる会会長、門松浩孝 大垣ミナモソフトボールクラブ監督、須藤麻里子 同主将らが、2023シーズンの結果報告>

 大垣ミナモの皆さんが、2023シーズンの結果報告にお越しくださいました。

 今シーズン、「ニトリJD.LEAGUE2023」では6勝23敗で東地区8チーム中8位という結果になりましたが、9月に開催された「第75回全日本総合女子選手権」では、過去最高の3位に入賞しました。主将の須藤選手からは、今季は勝ち切れなかった試合が多く悔しいシーズンになったことと、来季への意気込みを伺いました。

 大垣ミナモはチーム創立14年目。2012(平成24)年のぎふ清流国体のレガシーでもあります。来季の活躍に期待しています。頑張ってください。

大垣ミナモの皆さんから2023シーズンの結果報告

12月4日(月曜)の公務報告

<13時30分~ 德永篤 三徳(株)代表取締役から、県立特別支援学校における教育活動充実のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈>

 三徳株式会社さんから、特別支援学校の教育活動の充実のための寄附金をいただきました。同社は、社屋が県庁のすぐ東側にあり、宅地造成や外構工事など家づくりに関する事業全般をされている会社です。

 2021(令和3)年度から毎年、寄附をいただいており、今回で3回目となります。德永社長からは、特別支援学校で学ぶ子どもたちの自立のために役立ててほしい旨、お話を伺いました。現在、県立の特別支援学校は21ありますが、より良い施設で、より多様な特別支援教育の展開を進めるために、大切に使わせていただきます。誠に、ありがとうございました。

県立特別支援学校における教育活動充実のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈

<16時30分~ 名古屋市内で、(株)ジェイアール東海ホテルズ ホテルアソシア高山リゾートが開発した岐阜の食材を使った期間限定メニューを試食。伊藤智 (株)ジェイアール東海ホテルズ取締役企画部長、小林創 (株)ジェイアール東海高島屋代表取締役会長、吉村伸一 ジェイアール東海フードサービス(株)代表取締役社長らと意見交換>

 高山市にあるホテルアソシア高山リゾートが開発した「アソシアドッグ」の試食会に参加しました。このアソシアドッグは、飛騨牛入りのあらびきソーセージを、飛騨山椒入りの自家製パンに挟んだホットドッグです。私も試食しましたが、飛騨牛と山椒の風味が合わさり、今までに食べたことがない味で、とても美味しくいただきました。11月から来年(2024・令和6年)1月3日(水曜)までの期間限定メニューとして、ホテルアソシア高山リゾートで提供されておりますので、是非、観光などで高山にお越しいただいた際には、ご賞味いただければと思います。

「アソシアドッグ」の試食会に参加

12月3日(日曜)の公務報告

<15時55分~ ぎふ清流文化プラザで、「音楽座プレゼンツ 第8回清流ふれ愛コンサート」を鑑賞>

 NPO法人音楽座(おとらくざ)主催の「第8回清流ふれ愛コンサート」を鑑賞しました。このコンサートは、毎年、障がい者週間(2023(令和5)年は12月3日~9日)に合わせて開催されており、私も毎回、参加しています。

 今回出演された3組の方々は、身体や視覚などの障がいを乗り越えながら、精力的に音楽活動に取り組まれています。2人組ユニット「Sul.Sul(するする)」は三味線とヒューマンビートボックスのコラボレーションを、「美幸(みゆき)」はギターの弾き語りを、「大垣特別支援学校和太鼓部」は大垣市立西部中学校吹奏楽部と一緒に演奏され、エネルギッシュで魅力溢れる音色を楽しみました。

 また、会場である「ぎふ清流文化プラザ」は、「ともに、つくる、つたえる」をコンセプトに、障がいのあるなしに関わらず、ともに文化芸術の創造活動を行っていくことを進めており、障がいを持つ方々の文化芸術活動の拠点として、今回のコンサートをはじめ、多くの方々に利用されています。来年(2024・令和6年)1月21日(日曜)には、「第3回清流の国ぎふ障がい者舞台芸術フェスティバル」として、音楽やダンスなどのパフォーマンスを披露するオンステージ・フェスが開催されますので、是非、多くの皆さんに、ご観覧いただければと思います。

(「第3回清流の国ぎふ障がい者舞台芸術フェスティバル」についてはこちら>>>https://gifufes-plaza.com/onstage.html#onstageabout<外部リンク>

「音楽座プレゼンツ 第8回清流ふれ愛コンサート」を鑑賞

12月2日(土曜)の公務報告

<14時00分~ 長良川競技場で、J3リーグ「FC岐阜 対 ギラヴァンツ北九州」戦を観戦>
<16時10分~ 櫻井宏 FC岐阜後援会長、柴橋正直 同名誉副会長らとともに、FC岐阜2023サンクスセレモニーに出席>

 FC岐阜の今季最終戦である「ギラヴァンツ北九州」戦を観戦しました。前半からボールを支配し、後半も攻め続け、放ったシュートは14本。しかしネットを揺らせることが出来ず、最後は後半43分、相手チームにゴールを決められ0-1で黒星となりました。チームは14勝12分け12敗で、J3リーグ8位。今シーズンもJ2への昇格は、かないませんでした。

 今シーズンは8月末の時点でリーグ4位となり、J2への昇格を期待していましたが、11月には昇格の可能性が消滅。今日(12月2日)の試合でも、ゴールを決めきれず、来季への課題を残した幕切れとなりました。

 今年は、コロナ禍を経て、長良川競技場にファン・サポーターの熱い声援が戻ってきたシーズンであり、選手の皆さんにとって、間違いなく大きな力となったと思います。来季こそは、熱心に応援し続けている皆さんの気持ちに応えるべく、J2昇格を勝ち取り、岐阜を一層盛り上げていただくことを期待しています。

J3リーグ「FC岐阜 対 ギラヴァンツ北九州」戦

12月1日(金曜)の公務報告

<10時00分~ 県議会定例会に出席>

 県議会が開会し、補正予算案など26の議案を提出するとともにその内容について説明をしました。また、新型コロナウイルスやインフルエンザ等の状況、クマによる人身被害の注意喚起、国道417号冠山峠道路の開通、中国江西省やポーランド・シロンスク県など海外との交流、Gクレジット制度の運用開始など、県政を巡る最近の状況についても報告させていただきました。

 これから12月21日(木曜)までの21日間、県議会議員の皆さんにご審議いただき、必要な取組みをしっかりと前に進めていきたいと思います。

県議会定例会

<11時20分~ 玉田和浩 岐阜圏域県議会議員団会長らから、岐阜圏域の重点的取組・整備促進に関する要望書を受領>
<11時35分~ 佐藤武彦 自由民主党中濃県議団長らから、中濃圏域における各種施策実施に関する要望書を受領>

 岐阜、中濃の県議会議員の皆さんから、各圏域における重点的な取組みや各種施策・事業の推進を求める要望書をいただきました。各圏域の実情や課題を幅広く、丁寧に汲み取られ、きめ細かな県政に対するご要望やご意見に集約いただきました。どれも欠くことができない事項ばかりであり、しっかりと受け止め、十分に内容を検討させていただきたいと思います。

要望書を受領 要望書を受領2

<15時00分~ 台湾の県産品販売・情報発信拠点「グローバル・アンテナ・ショップ(GAS)」店舗「治器(ドツワ)」オーナーの林建華氏らと面談>

 「治器」は、台湾の台中、台北、桃園に店舗があり、陶磁器や木工製品などを販売しているセレクトショップです。今年(2023・令和5年)7月に台北店で開催された岐阜県フェアでお会いした際に、林オーナーからは、本県との交流を深めていきたい旨、お話をいただきました。

 今回、早速、林オーナーが同社の顧客の皆さんと一緒に岐阜県内の陶磁器や木工、和紙、刃物、地酒などを回るツアーを企画され、総勢21名の方が本県にお越しくださいました。面談では、林オーナーをはじめ、皆さんから、県産品の製造現場やショップなどを訪れた感想や、今後の展望などをお聞きしました。また、今回の訪岐に合わせて、同店とグローバル・アンテナ・ショップ(GAS)の覚書も締結。これからも、県内企業の海外での販売拠点、商品のテストマーケティングの場として、「治器」の各店舗で県産品を継続的に取扱いいただき、県産品の販路拡大を進めていきたいと思います。

「治器(ドツワ)」オーナーの林建華氏らと面談

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