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令和4年5月

記事ID:0226446 2022年8月16日更新 秘書課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

5月31日(火曜)の公務報告

<10時30分~ 県庁で、国際交流に関する協議>
<11時10分~ ラシャッド・ブフラル 在京アフリカ外交団貿易・投資委員会委員長(駐日モロッコ王国特命全権大使)ら同委員会メンバー(アフリカ8カ国の駐日特命全権大使)と面談>

 本県とアフリカ諸国との経済関係構築並びに国際交流の促進のため、モロッコ王国のブフラル大使をはじめとした在京のアフリカ諸国の大使で構成される外交団の貿易・投資委員会の有志の皆さんが本日から1泊2日の予定で本県を訪問、県内視察などをされます。その視察にあたり、ご挨拶にお越しくださいました。

 今回お越しいただいたのは、モロッコ、南アフリカ、モザンビーク、ガボン、セネガル、ルワンダ、ケニア、そしてタンザニアの8か国の大使の皆さんで、本県とご縁の深いモロッコのブフラル大使がこの外交団貿易・投資委員会の委員長をされていることもあり、今回の視察につながりました。

 ブフラル大使からは、ビジネスと文化の両面で岐阜県との交流を進めたいとのお言葉があり、私にもまだ訪れたことのない国にぜひ来てほしいとお誘いもいただきました。確かに県内企業と今回お越しいただいた国々との交流やビジネスの関係は、コロナ禍の影響もあって、まだまだこれからという状況です。私からも本県の伝統産業や航空宇宙、自動車産業などについて紹介し、今回の視察を今後の交流促進の新たなきっかけとしていただきたいと期待をお伝えしました。

 ご一行はこの後、県内自治体や商工業関係者との懇談、また関市や高山市、白川村などを視察され、交流や本県の文化、歴史などへのご理解を深められる予定とのことです。

 折しも新型コロナウイルスの水際対策において、政府は6月1日(水曜)から1日あたりの入国者数の上限引上げを進めることとなっています。まさにアフターコロナを見据えて、交流の新時代につなげていきたいと思います。

アフリカ8カ国の駐日特命全権大使と面談

<13時00分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数やその状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

<15時45分~ 高山市内で、飛騨産業(株)のショールームを訪問>

 1300年以上の歴史を誇る飛騨の匠の技術と心が作り上げる飛騨の家具。国内外で広く愛されており、近年は、スイスのデザインスタジオ「アトリエ・オイ」や建築家・隈研吾氏とのコラボレーションなど伝統に培われた高い技術に洗練されたデザインも加わって一層注目を集めています。

 2018(平成30)年にイタリア・ミラノで開催された「ミラノサローネ国際家具見本市」には本県としてブースを設けて私も現地に赴き、飛騨の家具を直接世界にPRするなどしましたが、その関心の高さを直接感じたことを覚えています。

 本日は、協同組合飛騨木工連合会の会長で同市の(株)シラカワの会長でもある白川代表理事はじめ、加盟各社の皆さんのご案内で、組合や各社の取組み、また最新の家具についてお話をお伺いし、意見交換をしました。

<17時00分~ 県飛騨総合庁舎で、職員との意見交換会に出席>

 県庁の組織としての自己点検、また風通しのよい組織風土づくりを図るため定期的に職員と意見交換する機会を設けています。出張の機会を活かして、飛騨地域の現地機関で働く職員から直接に話を聞き、意見交換をしました。

 コロナ禍を契機として本格導入となったweb会議や県民の皆さんの窓口手続きのオンライン化の現状やデジタルトランスフォーメーションで取り組んでいる事務の効率化、さらには職員間、組織間のコミュニケーションの促進など、県庁の最前線の現状やそこで職員が感じている様々な想いを聞くことができ、大変有意義な時間となりました。

 今後も私自身、また副知事など県幹部とも手分けしながらこうした機会を積極的に設け、風通しの良い県庁づくりにつなげることで、職員の能力が発揮され、そして県民の皆さんに一層信頼いただける職場づくりを目指していきたいと思います。

 

 本日の新型コロナウイルス新規感染者は、624人でした。先週の同じ曜日からは100人の減となります。これで8日連続、前の週の同じ曜日を下回っています。昨日の「『ウィズ・コロナ』総合対策」の発表の際も申し上げましたが、“ウィズ・コロナ”は漫然とコロナと共存することではありません。少しの警戒の緩みで爆発的な感染拡大につながる可能性を認識いただいて、警戒を緩めることなく、慎重に対応いただきますようお願いします。

5月30日(月曜)の公務報告

<9時45分~ 県庁で、文化振興に関する協議>

 先日(5月20日・金曜)、文化庁の文化審議会が、高山市の料亭「洲さき(すざき)」を国の重要文化財(建造物)に指定するよう文部科学大臣に答申されました。手続きを経て指定されますと、県内の建造物では52件目となります。

 2019(平成31)年に文化財保護法が改正され、それまでの保存重視から、文化財を活用しながら保存する方向へとシフトしました。本県においても2021(令和3)年に「岐阜県文化財保存活用大綱」を策定。文化財を知り、守り、育て、地域の資源として「清流の国ぎふ」づくりに活かすべく取り組んでいます。こうした本県における文化財の状況や利活用について現状と今後の展開を協議しました。

<10時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>
<11時00分~ 第44回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び第56回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議に出席>
<13時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する記者会見>

 大型連休後の感染状況を踏まえ、これから夏に向けてどういうスタンスで臨むかということについて、市町村長や医療、経済関係団体の皆さんにご参加いただいて協議し、「『ウィズ・コロナ』総合対策」を決定しました。

 総合対策においては、今なお、感染状況は高止まりにあるという認識で、重症化リスクの高い高齢者の方などに重点化して、「県民の命を守る」体制整備と、合わせて通常の医療もしっかり維持していくということを最優先にしながら、社会経済活動とのバランスを取っていくということを基本的なスタンスとしました。

 その上で、3つの対策の柱を掲げています。一つは、基本的な感染防止対策を徹底・継続しつつ社会経済活動の回復を進める「感染防止と社会経済活動の両立」という観点。続いて、感染再拡大時においても、通常医療の維持に加えて、高齢者などの「ハイリスクの方を守る体制整備」をしていくということ。そして、3番目の柱として、このコロナから社会経済活動を回復していくにあたって、昨今の原材料高や円安等、足元の経済情勢が非常に厳しくなってきているということを踏まえて、県民生活・事業活動を支援する「緊急対策」を進めていくというものです。

 もう少し具体的なポイントとしては、例えば、マスクについては、国の方針に沿いながら、メリハリをつけた着用をお願いします。ワクチン接種についても4回目の追加接種を5月25日(水曜)以降、順次開始し、県の大規模接種会場についても7月には開始できるように準備を進めていきます。

 一方、感染された方の後遺症にも対応することとし、岐阜大学医学部附属病院において、専門外来をスタートします。

 緊急対策については、皆さんからいただいた様々なご意見ももとに6月議会に向けて補正予算を検討しています。原油価格、物価高騰対応としては、生活者への支援ということで、給付金や支援体制、また学校給食、就労支援といったことについてきめ細かく対応していきます。事業者への支援対策としては、事業継続ないしは事業展開への支援、地場産業への支援、新商品開発等への支援、燃料価格高騰への負担軽減ということで、園芸農家、地域公共交通機関、物流関係、公衆浴場などにしっかりと目配りをしていきます。

 本日の新規感染者も200人を超えています。ここ数日は減少傾向ともいえますが、第5波のピークを含めて考えれば高い水準にあります。累計感染者は10万人近くとなっており、本日確認のお2人を含め、336人の方がお亡くなりになっています。

 「ウィズ・コロナ」とは、漫然とコロナと共存するということではありません。感染対策を適切に講じつつ、社会経済活動もしっかりと進めていくことが大切です。県民、事業者の皆さんにおかれましても、一人ひとりが改めて基本的な感染防止対策を徹底していただいたうえで、日々の様々な活動に取り組んでいただきますよう、ご協力をお願いします。

(会見の模様はこちら>>>https://www.youtube.com/watch?v=Xn0fbrDTpeA<外部リンク>

新型コロナウイルス対策に関する記者会見

<16時00分~ 藤井浩人 美濃加茂市長・岐阜県東部広域水道受水市町連絡協議会会長らから、県営水道料金の見直しに関する要望書を受領>

 藤井市長が会長を務められている県営水道の上水道を受水する7市4町で構成する連絡協議会から要望書をいただきました。県営水道料金は、3年ごとに行う長期収支計画の中で改定を検討しており、今年度が計画の改定年度にあたります。要望書、また各市町長の皆さんからも、エネルギー価格や原材料費の高騰により、地域住民の皆さんや企業への影響も大きく、また長期化していることを踏まえた対応を求めるお声をいただきました。一方で、愛知県の明治用水で発生した給水停止も踏まえ、万一の事態にもしっかり備えなくてはなりません。本日のご要望をしっかりと受け止め、水道水を安定的に供給できるように取り組んでいきます。

県営水道料金の見直しに関する要望書受領

5月27日(金曜)の公務報告

<10時00分~ 岐阜市内で、第94回殉職警察職員・消防職団員慰霊祭に出席>

 新型コロナウイルス感染拡大のため、今年、3年ぶりに開催された慰霊祭に出席をさせていただきました。県民の生命と財産を守るため、自らの危険を顧みられることなく、災害や犯罪に正面から立ち向かい、尊くもその職に殉じられた警察職員・消防職団員の方々。身をもって示された強い使命感、ゆるぎない郷土愛が今の私たちの暮らしの支えとなっており深い感謝と敬意の念を感じずにはいられません。昨今は「想定外の常態化」と表現されるような災害も頻発しておりますので、県民の皆さんの暮らしを守り抜き、強靭な岐阜県づくりをしっかりと進めなければとの思いを改めて胸に刻みました。

<13時15分~ 県庁で、国際交流に関する協議>
<13時45分~ 観光交流政策に関する協議>

 社会全体で、感染拡大防止と社会経済活動の両立が進んでいます。今後の国際交流、観光交流の進め方について協議を行いました。

<14時20分~ 第24回夏季デフリンピック競技大会バレーボール競技出場の高橋竜一 選手、田中友祈也 選手が、岡本敏美 (一社)岐阜県障害者スポーツ協会会長とともに、同大会の入賞報告>

 デフリンピックは4年に1度、世界規模で行われる聴覚障害者のための総合スポーツ競技大会です。この5月に開催された第24回夏季大会のバレーボール男子競技に日本代表として出場された、揖斐川町出身の高橋選手、大垣市出身の田中選手が入賞の報告にお越しくださいました。

 男子バレーチームには感染者がなかったものの、日本選手団の中で新型コロナウイルス陽性者が生じたことから、選手団として全競技の途中棄権を判断され、男子バレーチームも5 -8位決定戦には臨めませんでした。この悔しさ、そして準決勝までの試合で得た世界と対等に戦えるという自信を胸に、次の舞台に向けて努力を積み重ね続けていただければと思います。本県では今年度、お二人をパラスポーツ清流アスリート強化指定選手に指定し競技力向上を支援しているところです。お二人のこれからの益々のご活躍を期待しております。

第24回夏季デフリンピック競技大会入賞報告

<15時00分~ 小口正範 日本原子力研究開発機構理事長らと面談>

 今年4月1日付けで同機構の理事長に就任された小口さんが挨拶にお越しくださいました。

<16時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の感染状況の他、医療提供体制、自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

 本日の新型コロナウイルスの新規感染者は522人で、前週の同曜日に比べ112人の減少となっています。前週の同曜日に比べ減少したのは、本日を含め4日連続です。減少の傾向はみられるものの、激減という状況にはなく高止まりの様相です。この土日にはかなり気温も上がるとの予測です。急激な気温上昇等で体調を崩しがちなシーズンですし、熱中症の危険も高まります。適切な水分補給や休養などにご留意いただき、体調不良が生じた場合には新型コロナの可能性も考慮して、出勤や移動をお控えいただくなどのご対応をお願いします。

<17時00分~ 県庁舎再整備に関する協議>

 新庁舎の竣工まで、約半年となり、連日工事が進んでいます。今後のスケジュールについて確認と検討を行いました。

5月26日(木曜)の公務報告

<10時30分~ ぎふ木遊館で、同館入館者5万人達成記念セレモニーに出席>

 本県が誇る「木と共生する文化」を次世代につないでいくために策定した「ぎふ木育30年ビジョン」の実現に向け、幅広い年齢層の方が森や木に親しみ、森林とのつながりを体験できる総合的な木育拠点として2020(令和2)年7月に開館したぎふ木遊館が、一般利用開始から約500日で入館者5万人を達成しました。

 普段からよく利用されているというご家族が5万人目となられ、私から5万人目入館者の認定証と記念品をお贈りしました。

 木遊館内は、木の香りが広がっていて、県産木材の良さを体全体で実感いただけます。館内にある木のおもちゃも、午前、午後でそれぞれ消毒、入替えをしていますので、お子さん連れのご家族にも安心してご利用いただけます。

 まさに「木」に触れ、おもちゃで「遊」び、大いに楽しんでいただける場です。木遊館で、木に親しみ、森林とのつながりを五感を使って体験いただいたお子さんたちが、未来の森林を担う人材へと育っていただくことを心から願っています。

(ぎふ木遊館についてはこちら>>>https://mokuyukan.pref.gifu.lg.jp/)

ぎふ木遊館入館者5万人達成記念セレモニー

<12時30分~ 県庁で、ぎふワールド・ローズガーデンに関する協議>

 一昨日(5月24日)、モロッコのブフラル大使との「モロッコ・ロイヤルローズガーデン」の改修現場等の視察を踏まえ、今後の作業の確認や完成後の活用策について協議しました。

<13時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<14時30分~ 岐阜市内で、県建設業協会役員会で講話>
<15時25分~ 県建設業協会第65回通常総会に出席>

 土木・建築を主とする県内の建設業者約530社が加盟している県建設業協会の役員会と年次総会にお招きいただきましたので、挨拶とともに新型コロナ対策や令和4年度の主要課題など県政の現状と運営についてお話をさせていただきました。

 建設業の皆さんには、本県の基盤整備はもとより、建設業協会と県との間で締結している災害発生時の応援協力協定に基づいて、例えば倒壊家屋からの被災者の救出支援や道路、河川などの応急復旧、県の災害対策資機材の運搬などに応援協力をいただくこととなっています。夏の大雨災害時やここ5年間で最も多い降雪量となった今冬の除雪作業など昼夜を問わず最前線で建設業の皆さんに対応いただいています。迅速な災害復旧や当たり前の通勤・通学ができるのも建設業の皆さんの支えがあってのことであり、地域防災の要として引き続きお力添えをいただきたいと思います。

県建設業協会第65回通常総会

<16時30分~ 県庁で、6月補正予算協議>

 昨日(5月25日・水曜)、自由民主党岐阜県支部連合会及び県政自民クラブから、コロナ禍における原油価格・物価高騰等に係る緊急要望書をいただき、同日に県民クラブ、公明党の皆さんからも同様の要望をいただきました。

 この要望の内容を一つ一つ丁寧に拝見し、政府の対策も踏まえながら、どう6月補正予算に反映していくかについて協議しました。

 感染防止対策、医療・療養体制の確保、そして、生活者支援、事業者支援の3本立てで、県民の皆さん、事業者の皆さんの社会経済活動を支えていけるよう、しっかりと目配りをしていきます。

<17時30分~ ウェブ会議による自由民主党国会議員「超電導リニア鉄道に関する特別委員会」に出席>

 本県選出の古屋圭司衆議院議員が委員長をされている同特別委員会にお招きいただき、神奈川や静岡、愛知、三重などリニア中央新幹線沿線県の知事とともに出席。

 本県のリニア建設工事や関連事業の取組み状況等を説明し、国会議員の皆さんと意見交換しました。

超電導リニア鉄道に関する特別委員会

 本日の新型コロナウイルスの新規感染者数は534人でした。前日(5月25日)からは22人の減、前週の同じ曜日(5月19日)が672人でしたので、138人の減少となり、これで3日連続、前の週の同じ曜日を下回っています。

 しかし、ここで、隣接する愛知、三重と比較してみますと、本日(5月26日)時点の人口10万人あたりの新規感染者数は、三重県が144.39人、愛知県が185.58人、そして本県は188.20人と、東海3県で最も多いのが実情です。

 10万人あたりの新規感染者数について、第5波のピークが110人でしたので、発生者数だけ見ますと依然としてかなり高い数値にあります。引き続きの警戒、基本的な感染防止対策の徹底を重ねてお願いします。

5月25日(水曜)の公務報告

<11時30分~ 県庁で、金子慎 東海旅客鉄道(株)代表取締役社長、水野孝則 同取締役専務執行役員・中央新幹線推進本部長と面談>

 金子社長とお会いし、昨年10月末に発生した中津川市のリニア中央新幹線瀬戸トンネル工事における事故を踏まえ、改めて工事の安全確保を大前提に、住民の皆さんの不安やご心配、また課題に丁寧に対応いただくようお伝えしました。

 事故発生から工事再開までは、事故原因の検証と工事の安全対策の再点検等に6カ月余の月日を要しましたが、「急がば回れ」とも言われるように、長い目で見れば、一度立ち止まって万全を期して工事を再開することが、リニアの早期実現につながると考えています。地元や関係機関との連携・信頼を軸として丁寧に進めていただきたいと思います。

<14時00分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

 昨日同様、先週の同じ曜日に比べて若干減る見込みのようですが、それでも高止まりの状況にあることは変わりありません。警戒を緩め、隙を見せればすぐに感染は爆発的に拡大する可能性があります。基本的な感染防止対策の徹底と継続をお願いします。

<15時00分~ 自由民主党岐阜県支部連合会及び県政自民クラブから、コロナ禍における原油価格・物価高騰等に係る緊急要望書を受領>

 新型コロナの様々な影響が長期化する中、世界的な物流の混乱や資材不足、エネルギー価格高騰などを踏まえ、政府においてもコロナ禍からの経済社会活動の回復に向けた緊急対策を決定したところですが、こうした動きに連動し、県民目線に立って一層きめ細かな対策を早急に求めるとの要望をいただきました。

 原油価格や物価の高騰に直面する生活者や事業者への支援、また医療検査体制などの充実やワクチン追加接種の加速化など新型コロナ対策などについて、いずれも経済的、精神的に厳しい環境にある県民の皆さんや事業者の皆さんの状況を踏まえたご要望をしっかりと受け止め、また、国の対策も活用しながら、県民の皆さん、事業者の皆さんの生命と暮らしを守るべく、早急に対策をまとめていきたいと思います。

緊急要望書受領

<15時45分~ 県庁舎再整備に関する協議>

 先日(5月23日・月曜)に実際の新庁舎のエントランスや一部の執務フロアの現場視察をしましたが、その結果を踏まえ、改善策や今後の対応について協議しました。

<17時30分~ リニア中央新幹線に関する協議>

 午前中のJR東海の金子社長さんとの面談を踏まえ、改めて現在の工事進捗を確認、県リニア中央新幹線活用戦略ブラッシュアップ懇談会によるブラッシュアップ提言の具体化について協議しました。

<18時00分~ 「清流の国ぎふ」文化祭2024に関する協議>

 再来年の2024(令和6)年秋に本県で開催される「第39回国民文化祭」と「第24回全国障害者芸術・文化祭」は、二つを合わせて「清流の国ぎふ」文化祭2024として、本年4月に基本構想を公表、その後今月5日の企画委員会で、実施事業の企画などについて委員の皆さんからご意見を伺ったところです。

 その際にも感じたのですが、再来年10月の開催まで2年半、長いようで短いと考えています。基本構想にもありますように、誰もが多彩な文化芸術に親しみ、その魅力を共有し、そして一人ひとりが輝く「共生社会」をどう実現していくか、現在の進捗について確認するとともに今後の対応について協議しました。

5月24日(火曜)の公務報告

<10時00分~ ぎふ清流文化プラザで、令和4年度岐阜県各界功労者表彰式に出席>

 県内各地域における社会福祉や健康増進のほか、防犯対策やボランティア活動など、各分野において長年ご尽力された皆様を毎年表彰しています。

 今年度の受賞決定者89名のうち、ご出席いただけた59名の皆さんに直接お礼を申し上げながら、表彰状をお渡ししました。

 皆さんが、各界の中心となって永年活躍してこられた結果、今日の本県の繁栄と県民の皆さんの幸せがあります。そのご功績に対し、県民を代表してお礼申し上げ、この表彰が、皆さんのご苦労に少しでも報いることができれば幸いです。

 また、皆様のご活躍の背景には、ご本人のご努力はもちろんのこと、ご家族のご理解とご協力があったものとお察しします。ご家族の皆さんにも心からお慶びと感謝を申し上げます。

 本日受賞の皆さんには、今後ともご自愛いただき、益々ご壮健でご活躍されることをお祈りしています。

令和4年度岐阜県各界功労者表彰式

<13時10分~ 可児市内で、木曽川中流域観光振興協議会に出席>

 木曽川中流域の観光振興を目的として昨年7月に設立した「木曽川中流域観光振興協議会」の第3回会合に出席し、協議会のメンバーの皆さんと協議会構成団体が連携して取り組む「フラッグシップ事業」について、意見交換をしました。

 同事業としては、本年度から3年をかけて新たな木曽川遊覧の確立や観光ネットワークの形成を図ることを確認し、渡し舟の実証実験など、構成市町が連携してイベントに取り組むこととなりました。

 本協議会は官民連携の組織であり、民間の力をいかに活用していけるかが、今後の取組みを左右します。すでに民間同士の連携も動き出し、大きなチャンスが生まれつつあります。今後さらなる拡大展開を期待するとともに、民間事業者の方々に各種取組みに一層参画いただけるよう、皆さんで働きかけていただきたいと思います。

 木曽川中流域の魅力は、「日本ライン」の名のとおり、雄大な木曽川の流れと、複雑な地層が織りなす渓谷美にあります。県としても、これらを活用した新たな魅力づくりが進むよう引き続き応援していきます。

木曽川中流域観光振興協議会

<16時45分~ ラシャッド・ブフラル 駐日モロッコ王国特命全権大使らとともに、ぎふワールド・ローズガーデンのモロッコ・ロイヤルローズガーデン改修現場を視察>

 ぎふワールド・ローズガーデンにブフラル大使をお迎えし、「モロッコ・ロイヤルローズガーデン」改修現場等の視察にご一緒しました。

 2019(令和元)年11月、同国の手工芸庁長官が来岐され、同国政府の全面的な協力のもと、モザイクタイルや木彫など、モロッコが世界に誇る伝統技術で美しく装飾されたモロッコ庭園を忠実に再現するための改修工事を実施することとなりました。

 途中、新型コロナの影響で工事が中断した時期もありましたが、本年4月末からは、同国の技術者10名に来岐いただき、「ゼリージュ」と呼ばれるモロッコタイル貼りや大理石細工等の作業を進めていただいております。

 秋のバラ祭りの頃には、タイルから設計、工事と、何から何まで全部、モロッコの技術者がモロッコの手工芸庁の指導のもとにモロッコの素材を使って完成させた庭園が完成する予定です。ぜひ皆さん今から楽しみにお待ちいただければと思います。

モロッコ・ロイヤルローズガーデン改修現場視察

 さて、本日の新型コロナウイルス新規感染者は、724人でした。感染確認については、休み明けの月曜日が少なく、その反動で火曜日が多くなる傾向がありますが、前の週の火曜日に比べ113人の減少となりました。それでも700人を超えていますので、高止まりの状況に変わりはないと思います。日中の気温が高くなることも多くなってきます。マスクの着用については、状況に応じて適切に判断いただくことになりますが、決して警戒だけは緩めないようにお願いします。 

5月23日(月曜)の公務報告

<10時30分~ 岐阜市内で、農福連携を推進する「(株)JAぎふ はっぴぃまるけ」の味噌加工所を視察>
<11時20分~ 本巣市内で、同真正農場を視察>

 障害がある方が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく『農福連携』。2017(平成29)年に全国都道府県による農福連携のネットワークが起ち上がった際には、私自身も発起人を務めるなど、早くからその可能性に着目し、取組みを支援、推進しています。

 本日お伺いした同社は、JA単位農協としては全国で初めて、障がい者を雇用し厚生労働大臣によって認定を受けた、JAぎふの特例子会社で、2020(令和2)年に誕生しました。20名ほどの社員の方々が、現場において作業が円滑に行われるよう助言・指導する「ジョブコーチ」とともに、日々、味噌加工やじゃがいもなどの有機栽培に取り組んでおられます。

 社員の方々の実際の働きぶりを拝見し、また作業の難しさ、どんなところに気を付けながら取り組んでいるか、仕事への思いなどについても直接お聞きすることができました。なかでも加工に取り組んでいる「まめなかな味噌」は直売所に出せば完売するほどのヒット商品で、同社の主力事業として成長中とのこと。丹精込めて作った製品が消費者に届き、喜ばれるという経験が、さらに仕事への意欲につながっていることを、ひしひしと感じました。

 農福連携をさらに推進していくためには、どのような事業に取り組むのか、どのような体制で進めるのか、様々な検討や工夫が必要となってくると思われます。今回の視察も参考にしながら、さらに取組みを進めていきたいと思います。

味噌加工所視察 真正農場視察

<14時00分~ 新県庁舎建設工事の進捗状況を視察>

 行政棟・議会棟、ともに建物は外装工事がほぼ完了し、外構についても道路や公園の整備が進むなど、日々、新庁舎も完成形に近づいてきています。建物の内部は、現在、内装や設備工事が進められているところですが、その進捗状況を確認し、また実際にここで私を含め職員がどう働いていくのかを想像し、今から準備しておくべきことは何か考えを巡らせるべく、現場の視察を行いました。

 来庁者の方々がまず入られるエントランスや、職員の執務室、特に災害が発生した場合の情報集約や対策指揮をとるための危機管理フロアなどを重点的に見て回りました。

 新庁舎竣工は、新しい庁舎で新しい県政をどう展開するか、また執務環境のあり方や運用方法のみならず、職員自身の働き方や仕事の進め方をどう変えていくのか、深堀りして考えていく好機です。しっかりと考え、よりよい県政の推進につなげていきたいと思います。

 

 本日の新型コロナウイルス新規感染者数は326人。20日(金曜)からの日々の推移をみますと、634人、579人、371人となっていますので、やはり前日が休日の日曜、月曜の数値は比較的少ないものの、それ以外の曜日は600~800人台と高止まりしている状況が見て取れます。過去に繰り返された大型連休後の感染拡大は避けられていますが、高止まりの状況に変わりはありませんので、引き続き適切な感染防止対策と体調管理をお願いします。

5月22日(日曜)の公務報告

<13時30分~ 岐阜市内で、北京2022オリンピック・パラリンピック冬季競技大会メダリスト及び入賞者の祝賀報告会に出席>
<15時30分~ 北京2022オリンピック冬季競技大会メダリストの堀島行真 選手、村瀬心椛 選手、永井秀昭 選手との座談会に出席>

 県スキー連盟主催の祝賀報告会が開催され、お招きをいただきました。

 北京冬季オリンピック・パラリンピックから早3か月ほどが経ちましたが、県ゆかりの選手の皆さんの大活躍、その記憶が色褪せることはありません。会場には関係者の方々のほか、冬季競技に取り組む小中学生の皆さんも詰め掛け、スタート前の準備の仕方、勉強との両立など、どう結果を出していくのか、秘訣を聞き逃すまいと熱心に耳を傾けていました。オリンピアン・パラリンピアンの皆さんの競技にかける、ひたむきな姿勢は子どもたち、競技者の皆さんのよき手本であり、自分も頑張ろうという大きな刺激となっていると思います。まさに皆さんは岐阜県の名誉であり、誇りであり、夢の存在でもあります。心からの応援をこれからも続けていきたいと思います。

祝賀報告会

5月21日(土曜)の公務報告

<13時00分~ 岐阜市内で、令和4年度自由民主党岐阜県支部連合会定期大会に出席> 

 定期大会にお招きいただきました。感染症対策を徹底のうえ、本県選出の自民党国会議員の皆さんや地方議員、党員や支持団体、自治体関係者の皆さんなど約800人がお集まりの中、私からはご挨拶とともに県政の概況をお話しました。

令和4年度自由民主党岐阜県支部連合会定期大会

5月20日(金曜)の公務報告

<9時30分~ 各務原市内の岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空宙博)で、ものづくり岐阜テクノフェア2022開会式に出席。同フェアを視察> 

 コロナ禍で4年ぶりの開催となった岐阜県工業会主催のフェアに出席させていただきました。各企業や大学によるモノづくりの取組みや研究成果の展示のほか、モノづくりにおけるDXやIoTによる次代のビジネス展開に向けた講演や、次世代エネルギーの紹介、また産業の将来を担う子どもたちに向けたものづくり体験などで構成されており、今回の開催テーマどおり「岐阜のものづくり、新たな時代への飛躍」を感じさせてくれるフェアとなっていました。コロナ禍等で県経済も大きな打撃を受けていますが、この機会をきっかけとした交流が新ビジネスや新技術を創出する一助となり、将来の担い手の確保・育成につながることを大いに期待したいと思います。

ものづくり岐阜テクノフェア2022開会式

<13時30分~ OKBふれあい会館で、県職員研修所「新任主査級研修」において講話>

 主査は、係員の筆頭として、係長を補佐し、後輩の指導を行う重要なポジションです。今年度、新たに主査に昇任された皆さんを前に、今後県政を担っていく職員となるために、私や上司である係長が主査の皆さんに、どのようなところにポイントをおいて自ら生い立ってほしいと感じているか、期待する姿についてお話をしました。

<14時15分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<14時30分~ 岐阜県経済・雇用再生会議に出席>

 県内の経済団体、金融機関、大学、行政機関等の皆さんにお集まりをいただき、県内の経済活動、雇用等の現状や今後の対策に向けて意見交換を行いました。コロナによる痛みに加え、ロシアのウクライナ侵攻といった海外情勢により原油価格の高騰や円安が進んだ結果、燃料費だけでなく、電気やガスの料金が上昇し、その影響を受け様々な物価が高騰し、企業の経済活動に大きな影響が出ている現状、これからの先行きを不安視する声等を、皆さんから直に把握することができました。原油高・物価高騰に対応については、全国知事会を通じて、国に対策の拡充を求めつつ、県としてできるところから早急に対応をしていきたいと思います。また県経済の再生の取組みについてもとりまとめ、「オール岐阜」で取り組んでいきます。

岐阜県経済・雇用再生会議

<17時45分~ 国際交流に関する協議>

 県内経済・生活は長引くコロナ禍で影響を受けてきました。感染拡大防止と社会経済活動の両立を図っていこうとする動きが強まってきた中で、国際交流についても今後、どう取り組んでいくべきか検討を行いました。

5月19日(木曜)の公務報告

<11時00分~ 県庁で、堀田治 中部地方整備局長ら国土交通省との意見交換会に出席>

 令和4年度の同局の主要事業についてご説明、情報提供をいただきました。

 東海環状自動車道(西回り)の整備や新丸山ダム建設事業など、県内の主要事業の推進に必要な予算を確保いただき、また、濃飛横断自動車道の堀越峠工区については、国において事業化に向けた調査に着手いただくこととなりました。

 こうしたご尽力に感謝申し上げるとともに、引き続き国において道路整備や豪雨、台風及び地震などの自然災害への防災・減災対策、施設の高齢化が進む中での維持管理や更新といった社会資本整備を計画的に進めていただくようお願いしました。

<13時45分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<15時00分~ 記者会見>

 清掃活動ウェブページの開設や高山市内の「飛騨家畜保健衛生所」の新築・移転、そして5月28日に可児市の「ぎふワールド・ローズガーデン」で開催される「第2回高校生花いけバトル全国選抜大会」の報告と新型コロナ対策など県政の現状についてご説明しました。

 このうち、清掃活動ウェブページの開設については、県内の散乱ゴミの分布状況や清掃活動の成果をできるだけ「見える化」していこうというものです。本県では、本年3月、内陸県では全国で2番目となる「海洋ごみ対策の地域計画」を策定しました。計画では、河川等を通じて海に流出する散乱ごみの抑制に取り組むこととしており、今回開設するウェブページも「クリーンアップぎふ~海まで届け清流!~」としたところです。

 このページには2つの特長がありまして、1つは、ごみ拾い専用のSNSアプリ「ピリカ」との連動により、皆さんが拾ったごみをスマートフォンで撮影して投稿いただくと、場所や回収量などがリアルタイムでウェブページ上のマップに反映されるというものです。2つ目の機能は、車両に取り付けたスマートフォンによって、路上の散乱ごみを撮影して、AIでそのごみの種類、量を解析した上で、ごみの分布状況を色分けし、マップに掲載するというもので、これらにより、清掃活動をどこでどうやっていくかということの参考にしていただくというものです。

 2つ目の機能については、モデルケースとして、高山市と垂井町の2つの市町で実施し、順次、県内へ拡げていきたいと考えています。

 今月末5月30日は「ごみゼロの日」。今回のようなツールも活用しながら、オール岐阜での清掃活動を積極的に推進していきます。

 新型コロナウイルス対策については、大型連休後の状況の認識についてお尋ねがありました。

 絶えずその時点、時点の状況をお知らせし、警戒を呼びかけてきたということの効果と、また、着実にワクチン3回目の接種が進んでいるということも相まって、何とか感染の大爆発は今のところ避けられているという状況にあるといえます。 

 しかし、本日の新規感染者も672人と前の週の同じ曜日に比べ43人増と高止まりのままで推移しており、非常に危ういと考えています。オミクロン株も派生型BA.2への置き換わり率が9割を超えました。その感染力の強さを考えれば、少しでも隙があると、あるいはわずかな方が感染しただけでも、あっという間に大きなクラスターに発展する恐れが常にありますので、警戒を解くわけにいきません。基本的な感染防止対策の徹底と継続を重ねてお願いします。

(知事記者会見についてはこちら>>>https://www.youtube.com/watch?v=KH7Rwl1EDkA<外部リンク>

記者会見

(清掃活動ウェブページ「クリーンアップぎふ~海まで届け清流!~」はこちら>>> https://gifu.pref.pirika.org<外部リンク>

<16時00分~ 加知康之 東濃信用金庫理事長から、子どもの貧困対策推進のための寄附目録の受領及び感謝状の贈呈>

 多治見市に本店のある東濃信用金庫では、個人・個人事業主向け定期預金のち一定割合を、ふるさとぎふ振興寄附金「子どもの貧困対策推進」に寄附する未来応援定期預金「つなぎあエール」として募集されました。募集総額に達成され、寄付総額200万円をこのたび岐阜、愛知両県に半分ずつ100万円ご寄附いただきましたので、感謝状を加知理事長にお贈りしました。ご厚志を財源に、子どもの貧困対策を一層推進していきます。

子どもの貧困対策推進のための寄附目録の受領及び感謝状の贈呈

<16時45分~ 県庁舎再整備に関する協議>

 建設工事の進捗について報告を受けました。新庁舎は、建物工事はほぼ終了し、各フロアの内装や設備工事が順調に進んでいるとのことです。近々私も内部を視察し、直接に状況を確認したいと思います。

5月18日(水曜)の公務報告

<10時20分~ 県庁で、観光交流政策に関する協議>

 大型連休中、またその後の県内観光産業の状況や分析について報告を受け、今後の対応を協議しました。

<13時30分~ 令和4年度世界農業遺産「清流長良川の鮎」推進協議会総会に出席>

 世界農業遺産に認定された「清流長良川の鮎」を象徴とする「長良川システム」を保全、継承していくことで、農林水産業の振興、伝統漁法や文化の継承、地域ぐるみの河川や環境の保全、観光誘客などを推進することを目的とし、県、流域の市、漁業や商工業、観光等の団体が集まり推進協議会を構成しています。

 本年度の協議会の総会が開催され、私も引き続き名誉会長に任命いただきましたので、事業計画や予算、第2期世界農業遺産保全計画の進捗状況についての審議に参加しました。

 総会終了後には、これまでの認定を含む「清流長良川の恵みの逸品」全55品が披露され、出席者の皆さんと見て回りました。恵みの逸品には、本年度新たに食品と長良川を泳ぐ鮎などを見ることが出来るリバーダイビングツアーなど3品も加わりました。ダイビングツアーは観光商品として初の認定になります。

 「清流長良川の鮎」が世界農業遺産に認定されて7年目を迎えます。各方面で、本県における取組みが評価されている一方で、「清流長良川の鮎」を支える遊漁者や漁業者が減少しつつあるという課題もあります。今後も「清流長良川の鮎」が持続的に発展していくためには、次世代の長良川の担い手を育てていくことが必要です。

 先ほどのダイビングツアーや漁業体験をしながら世界農業遺産を学ぶツアー、高校生等が実施するアユや川に関する研究への支援などを通じて、若い世代に川や魚に親しみ、漁業に興味を持ってもらうための取組みを推進していきたいと思います。

(「世界農業遺産・清流長良川の鮎」についてはこちら>>https://giahs-ayu.jp/<外部リンク> )

令和4年度世界農業遺産「清流長良川の鮎」推進協議会総会 「清流長良川の恵みの逸品」

<14時45分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<15時00分~ 土井良治 住友大阪セメント(株)代表取締役専務執行役員、片岡政之 同岐阜工場長と面談>

 諸橋社長さんには、社長就任のご挨拶に昨年10月お越しいただきましたが、本日は、本巣市内の同社岐阜工場における産業廃棄物処理事業の状況などをお伺いするとともに同社における温室効果ガスの排出削減に向けた取組みなどについてお話をお伺いし、引き続き脱炭素社会ぎふ推進のためのご協力をお願いしました。

<16時00分~ 山崎浩史 大王製紙(株)取締役常務執行役員、田坂浩明 同可児工場長、飛田芳裕 同工場業務部長と面談>

 同社は、昭和18(1943)年創業、洋紙、産業用紙、衛生用紙など提供する国内有数の総合製紙メーカーです。可児市にある可児工場は、同社の主要工場の一つで、大王製紙グループ企業の中で「エリエール」ブランドのティッシュ、トイレットペーパーを最も多く生産しています。

 この可児工場とは約5kmという近さもあり、閉鎖された坂祝町のパジェロ製造の本社工場の土地と建物を取得し、2024年以降に衛生用紙や大人用おむつの生産を始めることを今年(2022年)3月に発表されました。

 山崎執行役はじめ、同社関係者の皆さんとお会いし、操業に向けた今後の方針やスケジュールなどをお伺いし、意見交換しました。同社の進出による地元での雇用創出や地域経済の活性化など、今後に大いに期待したいと思います。

<17時45分~ デジタル政策に関する協議>

 「岐阜県デジタル・トランスフォーメーション推進計画」の進捗について確認しました。とりわけ、デジタルに不慣れな方々への支援や地域格差が生まれないようにするための行政や企業の支援など、計画でも掲げている「誰一人取り残されないデジタル社会を目指す」ための具体的な施策について検討しました。

 さて、本日の新型コロナウイルス新規感染者は、616人と先週の同じ曜日に比べて4人増とほぼ横ばいの状況で、高止まりの状況にあるといえます。

 先日(5月16日)夜の専門家会議でも、現在の感染状況は、感染爆発には至っていないものの、高止まりの状態であり、油断できない状況との分析です。専門家の皆さんも「今後も感染対策を緩めてはならない」との認識で一致されています。

 これまでの対策を徹底、そして続けていただきますようお願いします。

5月17日(火曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、令和4年度第1回リニア中央新幹線対策本部員会議に出席>

 先月25日に開催した「岐阜県リニア中央新幹線活用戦略研究会」において決定された「リニア中央新幹線活用戦略の改訂方針」について、庁内で横断的に推進していくための対策本部を開催しました。

 リニアの着実な整備のためには、安全・安心な事業の遂行が大前提であることから、JR東海に対して今後もしっかりとした対応を求めるとともに、改訂方針では、アフターコロナのライフスタイルの展望等を踏まえた「新次元の地方分散」、開発と規制のバランスが取れ、持続可能な地域の発展を追求する「SDGs」、盛土や残土などの「環境対策」の3つの新たな視点を加えた施策の展開を定めたところです。

 県として、リニアという未来を切り開くビックプロジェクトを活用し、その効果の最大化を図るべく、戦略の実現に向け取組みを進めていきます。

<12時35分~ 各務原市内の内藤記念くすり博物館で、秋篠宮皇嗣殿下をお出迎え>
<12時45分~ 内藤晴夫 エーザイ(株)取締役兼代表執行役CEO、小島史靖 同執行役員 川島工場長兼川島工園長、浅野健司 各務原市長と懇談>
<13時50分~ 秋篠宮皇嗣殿下の薬用植物園の御視察に随従>
<15時20分~ 秋篠宮皇嗣殿下の展示館の御視察に随従>
<16時10分~ 秋篠宮皇嗣殿下御臨席の (公社)日本植物園協会第57回大会に出席>
<17時15分~ 秋篠宮皇嗣殿下をお見送り>

 秋篠宮皇嗣殿下が、総裁を務められている日本植物園協会の大会にご臨席のため、約3年半ぶりに本県にお成りになられました。

 私も大会の開催地を代表してお出迎えするとともに、会場となった各務原市の内藤記念くすり博物館のご視察や大会の開会式典にご一緒させていただきました。

 日本植物園協会は、昭和22(1947)年に設立されて以来、全国的な植物園のネットワークを通じて、植物園や植物に関する文化の発展と科学技術の振興、自然環境の保全に取り組まれており、会員が集まって開催される年に一度の大会は、毎年全国持ち回りで開催されており、本県では初の開催となります。

 また、一昨年の大会は中止、昨年の大会はオンライン開催ということで、皇嗣殿下の御臨席、また会員皆さんが出席されての大会は3年ぶりとのことでした。 

 皇嗣殿下からも「自然豊かな岐阜県で大会が開催され、皆さまとお目にかかれてうれしく思います。」とのお言葉がありました。感染防止対策を徹底し、こうして実際に現地で、また顔を合わせて同じ時間を過ごせることへの感慨もおありだったように感じました。

 本県は、海抜0mの平野から3,000mを超える山地を有し、その複雑な地形や気候により、多様で豊かな植物が生息しています。また、古来より植物や薬草との縁が深い土地であり、「日本書紀」や「延喜式」などにもその記録を見ることができます。

 こうした植生や歴史を踏まえ、平成26(2014)年10月に、全国に先駆けて「岐阜県花きの振興に関する条例」を制定。翌27(2015)年には、岐阜県花き振興計画を策定し、以来、花きの積極的活用により、子どもの情操教育、高齢者の生きがいづくり、地域における絆づくり等を推進しているところです。

 このところの新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちの社会や暮らしを大きく変えつつあります。しかしながら、植物や花を見、触れることの大切さ、また植物からもたらされる癒しや心の安らぎなど、植物と私たちの関わりを改めて再認識することともなりました。

 皇嗣殿下も大会挨拶で仰っておられましたが、コロナ禍で植物園は来園者の減少や直接に植物の素晴らしさを伝える機会が大きく制限されました。しかし、その中でコロナ対策を徹底して安心して来園していただける仕組みやインターネットを活用した情報発信など新たな工夫も生まれています。

 こうした中で開催された本大会は、大変大きな意義のあるものと思います。

 大会は明日(5月18日)も開催され、皇嗣殿下御臨席のもと、研究発表や植物園の取組みについての事例発表などが行われると伺っております。

 大会ご出席の皆さんが、ここ岐阜の地でさらに知見を深められ、近年の大きな社会変容の中にあって、植物の持つ魅力や人を癒す力を一層豊かに、そして広く発信していただけることを期待しています。

(第57回日本植物園協会大会(岐阜)についてはこちら>>http://www.syokubutsuen-kyokai.jp/business/meeting.html​<外部リンク>

内藤記念くすり博物館 (公社)日本植物園協会第57回大会

5月16日(月曜)の公務報告

<11時00分~ 県庁で、FC岐阜をテーマに、テレビ番組インタビュー>

 FC岐阜は、県、そして県内の全42市町村がスポンサーという全国的にも珍しいチームです。その成り立ち、また地域への貢献など、これまでの歩みを振り返りながら取材を受けました。平成20(2008)年にJリーグに加盟し、本年は15年目のメモリアルイヤーですが、J3シーズン3年目、現時点では、昇格争いにも厳しい状況が続いています。まずはJ2へ復帰し、再び県民に元気を届けてくれることを信じています。

<11時40分~ 入野泰一 日本自動車輸入組合副理事長兼専務理事が挨拶>

 同組合は、日本で自動車の輸入が自由化された昭和40(1965)年に設立され、海外の自動車メーカーと直接輸入契約を結ぶ輸入業者によって構成されています。輸入車市場の健全な発展のために、諸統計の作成や共同展示事業、また近年は環境・安全問題を中心に国内の自動車市場と海外自動車産業諸国との国際的調和を目指した事業展開をされておられます。

 5月14日・15日と多治見市のセラミックパークMINOで開催された「2022岐阜輸入車ショウ IN 多治見」に合わせて来岐され、挨拶にお立ち寄りくださった入野副理事長から、昨今の輸入自動車を取り巻く状況や今後の取組みなどについてお話を伺いました。

<13時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<14時35分~ 中川康洋 環境大臣政務官と面談>
<15時00分~ 中川康洋 環境大臣政務官らとの環境政策に関する意見交換会に出席>

 環境省では、大臣、副大臣及び大臣政務官が、各都道府県に出向いて、地域の脱炭素をはじめとした環境政策について、自治体トップや商工、金融機関関係者から直接意見を聞く「全国行脚」を本年1月から行っておられます。

 環境省からは、お隣三重県ご出身の中川大臣政務官にお越しいただき、本県側は、柴橋岐阜市長や十六銀行・石黒頭取、大垣共立銀行・土屋常務取締役、県中小企業団体中央会の今井会長、県経済同友会の鈴木筆頭代表幹事、岐阜大の野々村名誉教授にもご一緒いただいて、本県の取組みの紹介や脱炭素化について議論しました。

 本県は令和2(2020)年にゼロカーボンシティ宣言を行い、2050年までに県内の温室効果ガスを実質ゼロとすることを表明しています。また令和3(2021)年3月には、2030年度に県全体の温室効果ガスを2013年度比で33%減少させる削減目標も掲げました。

 一方、政府は昨年度に削減目標を46%に上方修正されたところであり、本県としても46%を超える削減を目指していきたいとお伝えしました。

 そのためには更なる対策が必要ですが、例えば年間の日照時間が全国7位、森林率は全国2位、そして発電源として利用可能な河川のエネルギー量を示す「包蔵水力」は全国1位と、太陽光発電や小水力発電の高いポテンシャルを最大限活かしていくことが重要であるともお話し、中川大臣政務官からも地域の特性を活かして取り組むことが地域脱炭素では重要であると評価いただきました。

 市町村、事業者、そして県民の皆さんとともにオール岐阜で脱炭素社会ぎふの取組みを進めていきます。

<19時30分~ 第53回岐阜県感染症対策専門家会議に出席>

 専門家会議も53回目。前回開催から約1ヵ月ぶりの開催となりましたが、夜分、またご多忙の中、専門家の皆さんにお集まりいただき、現在の感染状況について分析・検討をいただきました。

 なお、本日の新型コロナウイルス新規感染者は309人。前の週の同じ曜日からは101人減少しましたが、70代男性、そして基礎疾患のない20代男性がお亡くなりになったことが確認されました。改めてご冥福をお祈りするとともに年齢や疾患の有無を問わず重症化するリスクがあることに危機感を強くしました。

 専門家会議では、現在の対策についても状況を報告し、今後の方向性についても議論いただきました。

 国では、新型コロナウイルス対応に関する有識者の検証作業が始まり、感染抑制と社会経済活動の両立、ベストバランスの模索など、新たな局面に入りつつあります。

 本日専門家の皆さんからいただいたご意見を踏まえて、今後の対応を検討していきます。

第53回岐阜県感染症対策専門家会議

5月15日(日曜)の公務報告

<16時30分~ 各務原市内の岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空宙博)で、同館来館者100万人達成記念式典に出席>

 平成30(2018)年3月24日のリニューアルオープンから数えて1,514日目となる本日、空宙博に100万人目のお客様をお迎えすることができました。

 これまでご来館いただきました全ての皆さん、そして日頃から空宙博を支えてくださっている皆さんに改めて感謝申し上げます。

 100万人目となられたご家族には、記念として認定証と空宙博のオリジナルグッズ、そして年間パスポートを贈呈しました。

空宙博来館者100万人達成記念式典

 空宙博は、日本で唯一、航空と宇宙の両方を兼ね備えた本格的な博物館として、実機や実物大模型を豊富にそろえて展示。また、フライトシミュレーターを活用した航空教室など様々な体験教室等も随時開催しています。

 6月20日(月曜)まで開催中の企画展「星のかけらをとりにいく」では、「はやぶさ2」の成果を中心に、地球外の天体や宇宙空間で試料を採取し、地球へ持ち帰る「サンプルリターン」について詳しく解説し、最新の惑星探査計画についても紹介しています。

 航空宇宙への人類の果敢な挑戦の歴史に触れていただける、また次世代を担う子ども達にとって、楽しく学びながら、チャレンジスピリットを持ち続けていただける、そのような館であり続けたいと思います。

5月14日(土曜)の公務報告

<10時30分~ 中津川市内で、中津川市制70周年記念式典に出席>

 地元選出の古屋衆議院議員、また平岩県議会議長をはじめ、地元の皆さんと昭和27(1952)年の市制施行から70年の同市の歩みを振り返り、また未来に向けて思いを新たにしながらお祝いをしました。

 同市は、古くから交通の要衝として栄え、今でも、中山道の宿場町や東美濃の山城、地歌舞伎の芝居小屋など「岐阜の宝もの」が多数あり、多様な魅力を持つ地域です。近年では、リニア中央新幹線の中間駅の設置に向けた事業が進んでおり、東濃クロスエリアへの企業誘致も順調に進んでいます。

 同市、そして東濃地域が、リニア開通により改めて日本の中心となるとともに、本県全体の魅力の更なる向上や産業発展に大きな好影響を与えることを期待しています。

中津川市制70周年記念式典

<14時00分~ 郡上市内で、濃飛横断自動車道事業促進大会に出席>

 午後からは、郡上市へ移動して、濃飛横断自動車道の事業促進大会に出席しました。

 郡上市から下呂市を経由して中津川市へ至る、延長約80キロメートルの道路が濃飛横断自動車道で、これまでに、郡上市和良町から下呂市保井戸までの約8キロメートルを供用しており、現在は、リニア岐阜県駅の南北アクセス軸を形成するため、中津川工区の約5キロメートルの区間を整備中です。

 近年、激甚化・頻発化する豪雨により、このエリアを通る国道41号の被災や通行止めが相次ぐなど、想定外の災害が常態化しています。県の南北軸である東海北陸自動車道と国道41号が、強靱で信頼性の高い本自動車道でつながることにより、災害に強い道路ネットワークが構築されます。

 また、交通の難所となっている堀越峠では、雨量規制による通行止めが頻発しています。今回の「堀越峠工区」の整備は、まさに「命の道」としての期待も非常に大きく、早期に全線開通となるよう、皆さんとともに引き続き取り組んでいきます。

濃飛横断自動車道事業促進大会

5月13日(金曜)の公務報告

<13時00分~ 岐阜市内で、岐阜ロータリークラブ例会で卓話>

 市内の産業界を代表する方々がメンバーとなっておられる同クラブは、国内で17番目、昭和10(1935)年に発足した歴史あるクラブです。

 私も名誉会員としてお招きをいただきましたので、「清流の国ぎふ」づくりをテーマにウィズ・コロナからアフター・コロナに向けた県政の取組みについてお話をしました。

<14時45分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<15時00分~ 中野義久 陸上自衛隊第10師団長と面談>

 自衛隊とは、大規模災害の発生時の災害派遣はもとより、気象予警報発令時に、県の体制や被害状況を共有したり、県の総合防災訓練にも参加いただくなど平時からの連携を図っています。

 また、近年は豚熱発生時の対応や新型コロナウイルスに対応する施設の設置や受入準備等、また職員の感染予防に関する教育・研修支援など幅広く県政を支援いただいています。こうした取組みについてのお礼をお伝えするととともに今後の大雨災害発生も想定しながら、一層緊密な連携を確認しました。

 なお、本日の新型コロナウイルス新規感染者は、610人で前の週の同じ曜日から255人増となりました。7日連続で前の週の同じ曜日を上回っており、600人を超えるのも3日連続です。大型連休明けの8日時点では1800人台だった自宅療養者も感染者数の増加に伴って本日2500人台まで増加しています。

 明日から週末を迎えます。今一度感染防止対策の徹底をお願いします。

5月12日(木曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、広報に関する協議>

 県の施策、またその政策的目標、実践によってどのような効果が期待できるか、を適時適切に情報発信していくことは、県の施策を県民の皆さんの理解、協力を得て推し進め、よりよい成果をあげるために、必要不可欠な要素です。より効果的な情報発信を行うべく、その手法について確認・検討を行いました。

<10時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>
<13時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<14時00分~ 坂崎義雄 日本陶磁器卸商業協同組合連合会理事長、松原朝男 県陶磁器工業協同組合連合会理事長、竹内幸太郎 県陶磁器卸商業協同組合連合会理事長、加藤誠二 県窯業原料協同組合理事長、山本勝敏 県議会議員、小川祐輝 県議会議員と面談>

 陶磁器業界においても燃料費高騰や円安等の影響があるとのことで、直近の業界の現状についてお話を伺いました。また、美濃焼の活用拡大などの新たな取組みについてお聞きし、意見交換を行いました。

<16時00分~ 西村寿文 全国農業協同組合連合会岐阜県本部長、同いちご新規就農者研修施設の研修生らが、研修の修了報告>

 県では、新たな農業の担い手を育成するため、就農相談から研修、営農定着までを一貫して支援する岐阜県方式で、「担い手育成プロジェクト」を進めています。平成26年のスタート時は「新たに1000人育成」としていた目標を、令和3年度からは2,200(人・経営体)とさらに高く掲げ、取組みを強化しているところです。

 このたび、いちご農家となるべく、JA全農岐阜の研修を受講し、その課程を修了された3名の方々が、そのご報告とともに、いちご(美濃娘)をお届けくださいました。

 6月からいちご農家としてスタートされるお三方は会社勤めからの転身とのことです。今回、皆さんの前向きな気持ちに触れ、新たな人材、意欲によって、本県の農業によい効果が波及していくことを改めて願わずにはいられません。現在は新型コロナ、燃料費高騰など、農畜水産業者にとっても厳しい状況下ではあると思いますが、新型コロナで人の動きに一定の制約はあっても、モノの動きを止める必要はありません。県として本県のいちごをオーストラリアに輸出する取組みも進めていますので、よいモノを作り、国内外に広く売っていくといった意気込みで農業に取り組んでいただければと思います。皆さんの今後のご活躍を心から応援しています。

いちご新規就農者研修受講者

<16時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>
<17時00分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 本日の新規感染者数は629人。前週の同曜日は5日、祝日でしたので、その影響もあってか、前週同曜日比380人の増でした。これまで、感染者が増え始めてから、一定期間後に重症者が増えるという状況が繰り返されてきました。現在のところ重症者は1人ですが、この重症者数も十分に注視し、今後の対応を検討していきたいと思います。

5月11日(水曜)の公務報告

<11時20分~ 県庁で、「清流の国ぎふ」文化祭2024に関する協議>

 さる5月5日(土曜)に、文化祭の第1回企画委員会を開催し、文化・レクリエーション・福祉・教育等々の分野で活動・活躍されている委員の方々から幅広くご意見をいただいたところです。この会議での議論を振り返りつつ、令和6年秋の文化祭に向けて、スケジュールの再確認や実施体制の検討等を行いました。

<13時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>
<15時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 昨日(5月10日)は約1月ぶりに800人を超える新規感染者数を記録しました。大型連休の影響が出ているということかと思います。この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<16時00分~ 経済産業に関する協議>

 原油価格の高騰や物価高、長期化する新型コロナの影響を踏まえ、国が打ち出した総合緊急対策。県経済などへ影響を分析し、また経済界・農林畜水産事業者・生活困窮支援団体など、関係の方々のご意見を丁寧に伺いながら、また市町村とも役割分担・連携して、真に必要な対策を必要な方に届けねばとの思いを強くしています。6月の議会でご審議いただくべく急ピッチで対応を検討しています。

<16時30分~ 國島芳明 高山市長と面談>

 大型連休中には高山を多くの観光客が訪れ、賑わう様子が報道されていました。観光業の現状や新型コロナ拡大防止の取組みの状況、また力を入れて取り組んでいる政策等についてお話をお伺いし、意見交換を行いました。

 本日の新規感染者数は612人。昨日よりは減少しましたが、前週の同曜日と比較すると大きく上回っている状況です。また、新規感染者数の約半数が20代以下と、若い世代に感染が多い傾向が続いています。こうした状況を踏まえ、県民の皆さんには、まず第一に基本的な感染防止対策をしっかりととっていただけますようお願いいたします。

5月10日(火曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、県議会臨時会に出席>

 本日は令和4年度、最初の県議会(臨時会)でした。県からは新型コロナウイルス感染症への対応など最近の県政状況の報告、また補正予算や条例改正などの提案を行いました。

 コロナ下での緊急対応として、5月の臨時会でも補正予算についてご審議いただいており、本日も午後まで議事があります。午前中は、新議長や新副議長の選挙、また各議員の所属する委員会の決定などが行われ、令和4年度の新たな体制がスタートすることになりました。本日をもって退任されました佐藤武彦前議長、松岡正人前副議長には、コロナ禍の中、議会運営のみならず、県政各方面にわたり、格別のご尽力をいただきました。心からお礼申し上げます。

県議会臨時会

<11時20分~ 平岩正光 県議会議長、山本勝敏 県議会副議長が就任挨拶>

 本日新たに選出された平岩議長、山本副議長から就任のご挨拶をいただきました。県議会と県行政はいわば「車の両輪」ですので、円滑に連携し県政をしっかりと前へと進めていけるよう、議長・副議長のお二方には一層のお力添えをお願いしました。

<13時50分~ 県議会臨時会に出席>

 県議会が再開され、監査委員の選任同意を求める議案についてご承認をいただきました。

<14時15分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 県議会は、常任委員会で県から提案した議案を詳細に審議いただくため、一旦休憩となりました。この間を活用し、新型コロナに係る協議を行いました。昨日(5月9日)まで3日連続で前週の同曜日と比較して新規感染者数が増加する状況が続いています。大型連休がこのまま大きな波に繋がることがないよう、今後の対応について検討を行いました。

<15時20分~ 県議会臨時会に出席>

 本日2度目の本会議再開です。委員長から各常任委員会で行われた議案に関する検討のご報告があり、その後、提出した全議案についてご承認をいただきました。議員の皆さんの熱心なご審議、託された思いを真摯に受け止め、ウイズ・コロナの対策、そしてアフター・コロナを見据えた取組みを着実に実施していきたいと思います。

<15時40分~ 林幸広 監査委員、国枝慎太郎 監査委員に対し辞令交付>

 県の監査委員の定数は5人で、うちお二人を県議会議員の方にお願いしています。林議員、国枝議員を選任することについて、先ほどの県議会で同意をいただきましたので、本日付けで委員に就任いただくこととし、辞令をお渡ししました。

<17時15分~ 環境政策に関する協議>

 脱炭素社会ぎふの実現に向けた今後の取組みについて、確認及び協議をしました。

 本日の新規感染者数は824人。800人超となるのは4月12日以来です。大型連休明けに医療機関を受診した方が増えたためという一時的なものなのか、今後大きな波に繋がりうる予兆なのか、慎重に状況を見極めて、必要とあらば早期に対応をとっていかねばなりません。

5月9日(月曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、令和4年春の叙勲・褒章伝達式に出席>

 今年春の叙勲・褒章を受章された皆さんに、勲章・褒章を伝達しました。

春の叙勲・褒章伝達式 

 昨年の春は新型コロナウイルス感染拡大の影響で数度の延期をしましたが、今回は延期等なく早期に、受章者の皆さんに、栄えあるご受章のお祝い、また本県へのご貢献に対する感謝の気持ちを申し上げることができ安堵しました。

 このたびのご受章は、地方自治、社会福祉、保健衛生、産業振興などの分野で長年にわたって積み重ねてこられたご功績の到達点であると同時に、新たなステージへの出発点でもあるのではないかと考えております。現在、新型コロナウイルスと共存しつつの経済活動、コロナ後の社会を見通した新たな挑戦など、私たちは大きな課題に立ち向かっています。皆さんの経験、知識、各々の分野で新たな道を切り拓いてこられた力を、お借りできればと思っています。今後もご健康には十分に留意され、ますますのご活躍を、と願っております。誠におめでとうございました。

<11時00分~ 今井俊郎 東白川村長、加藤大博 県議会議員が挨拶>

 今井村長さん、加茂郡選出の加藤県議会議員とお会いし、同村における新型コロナの現状や対策、村政の状況や、地域活性化の取組状況等についてお伺いし、意見交換しました。

<11時45分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 大型連休が明けて、初めての平日です。3年ぶりに行動制限のない大型連休の影響がどのように現れてくるのか、今後を考えていく上で、本日の新規感染者数がどうなるのか気になるところです。この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<13時15分~ 観光交流政策に関する協議>

 報道などをみますと、大型連休中は、高山など県内各地で、多くの観光客の姿が見られましたが、コロナ前の状況にはまだ及ばないといったところのようです。

 新型コロナウイルス感染症により、深刻な影響を受けている県内観光業を支援するため、本日から今年度の第2弾となる、“ほっと一息、ぎふの旅”キャンペーンがスタートします。利用できる対象を県民のみから、隣接県・地域ブロックにお住まいの方までに広げての実施です。感染防止対策と経済の両立をしっかりと図るべく、状況を注視し先手先手で取り組んでいきたいと思います。

<15時00分~ 名古屋市内で、「食のぎふ清流観光特使」委嘱状交付式に出席>
<15時30分~ 「まるごと岐阜フェア」を視察>

  (一社)岐阜県観光連盟では、清流に恵まれた本県の観光の魅力を、食を通じて広くPRするため、「食のぎふ清流観光特使」を委嘱する制度を設けており、本日、新たに名古屋マリオットホテルのレストラン料理長など6名の方々が特使に加わってくださいました。

食のぎふ清流観光特使

 今回委嘱されたうちのお一人、梶原剛料理長さんからは「非常に品質の高いものばかり」と岐阜県産の食材を評価するお言葉もいただきました。皆さんには存分に腕を振るっていただき、素晴らしい料理を通じて「清流の国ぎふ」の魅力を発信していただけるものと期待も膨らみます。 

 委嘱式の後には、早速、本日から6月19日にかけて、名古屋マリオットアソシアホテルのレストランで開催される「まるごと岐阜」フェアのメニューなどもお披露目されました。本県の食の魅力を活かした料理だけでなく、本県内の産直市場から届けられる規格外品や未利用食材を活用した食品ロス削減にもつながるメニューもあり、本県のSDGsへの取組みの発信も意識くださったそうです。

 フェア期間中にはホテルロビーのフラワーアレンジメントにも、岐阜県産の生花が使用されるなど、まさに「まるごと岐阜」の雰囲気となりそうです。新型コロナ感染防止対策もあり、マスク会食や黙食をお願いしていますが、会話を控える分、目で、舌で、じっくりと岐阜の食の魅力を味わってみていただけると幸いです。

 本日の新規感染者数は410人。前週の同曜日と比較して176人の増となっています。前週は大型連休中で受診を控えられたケースもあったのかもしれませんが、7日(土曜)から3日連続で前週の同曜日を大きく上回っていることに危機感を感じずにはいられません。行動制限のなかった大型連休の影響を注意深くみていかねばなりません。県民の皆さんにおかれては、引き続き基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。

5月6日(金曜)の公務報告

<13時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

 病床使用率、自宅療養者数など、ここ数日減少傾向にありますが、あくまで連休中の状況として、気を緩めることなく状況を注視し、対応していきます。

<15時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新規感染者数は355人で、先週の同じ曜日よりも70人弱減少しましたが、前日(5月5日)よりも100人余り増加しています。

 分析しますと60代以上の方が全体の1割強に対して、20代以下が半数となっており、30代以下でみますと7割弱になります。また、大型連休前半の帰省や旅行、飲食に関連した感染事例も確認されています。

 一昨年、昨年と大型連休で感染が拡大したということを忘れてはなりません。

 明日(5月7日)、明後日(5月8日)の大型連休最終日もよい天気が想定され、外出をお考えの方も多くおられると思います。「感染再拡大危機に備えて」にもありますように、飲食・移動の際は、「マスク会食(食事は静かに、会話時はマスク着用)を徹底」いただき、「旅行、レジャーに際しては、出発前には薬局等における無料検査を活用するなど、移動中・移動先においても、『基本的な感染防止対策』を徹底」いただきますよう重ねてお願いします。

5月5日(木曜)の公務報告

<11時00分~ 県美術館で、第1回「清流の国ぎふ」文化祭2024企画委員会に出席>

 本県では、国民文化祭を平成11(1999)年度に、全国障害者芸術・文化祭を平成13(2001)年度に開催しています。20年余の時を経ての、そして平成29(2017)年度から両文化祭が合同で開催されることとなってから本県では初の、『文化の国体』の開催となります。

 かねてより皇太子殿下が臨席され、お代替わりに伴って令和元(2019)年度からは天皇陛下がご臨席されることとなった大きな行事でありつつも、障がいの有無にかかわることなく多くの方々が参加し鑑賞できる機会を広げるという趣旨に則って、開催県の創意工夫を凝らすことができる、自由度の高い行事となっています。

 去る4月18日には、日比野克彦・県美術館長とともに「『清流の国』ぎふ文化祭2024」のグランドデザインである「基本構想」を発表したところです。

 この文化祭を本県発展の大きな節目の大会と捉え、本県のアイデンティティーである「清流」をキーワードに、「オール岐阜」で取組みを進め、新たな文化の交流を作り出し、アフターコロナ時代における「清流文化」を創造する、そんな機会として最大限生かしていきたいと思っています。

 再来年10月の開催まで2年半。この文化祭において実現したい数々のことを考えますと、長いようで実は短いと感じています。本日、企画委員会の委員長にも就任いただいた日比野館長をはじめ、文化・福祉のみならずレクリエーション、観光・国際交流、産業・まちづくり等々、様々な分野の皆さんの、知見・自由な発想を得ながら、岐阜県ならではの魅力ある文化祭にしていきたいと思います。

5月2日(月曜)の公務報告

<13時30分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<14時15分~ 文化振興に関する協議>

 再来年の令和6(2025)年秋に本県で開催される「第39回国民文化祭」と「第24回全国障害者芸術・文化祭」は、二つを合わせて「清流の国ぎふ」文化祭2024として、先月4月に基本構想を公表したところです。

 連休中の5月5日(木曜)には、企画委員会を開催し、実施事業の企画などについて委員の皆さんにお話を伺う予定です。その委員会の論点整理などをおこないました。

 基本構想にもありますように、誰もが多彩な文化芸術に親しみ、その魅力を共有し、そして一人ひとりが輝く「共生社会」の実現につながるよう、今からしっかりと準備していきます。

<16時45分~ 経済産業に関する協議>

 原油価格の高騰や物価高、長期化する新型コロナの影響を踏まえ、先ごろ国が総合緊急対策を決定しました。

 都道府県にも、地域の実情に応じた生活者の負担軽減や中小企業者等の事業者への支援などのきめ細かな展開が求められています。本県経済の状況について報告を受け、幅広く対応方針について協議しました。

<17時15分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 ワクチン接種の状況について報告を受け、接種促進策などについて協議しました。

 なお、本日の新規感染者は234人で、3月末以来35日ぶりに300人を下回りました。

 しかし、先日もお伝えしたように祝日が続く連休中ということもあり、現在の状況を感染者数減少と評価することは難しいといえます。連休が明けたタイミングでどうなるかを注意深く見ていきたいと思います。

 明日(5月3日)から連休も後半に入りますが、引き続き感染防止対策の徹底と継続をお願いします。

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