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令和3年12月

記事ID:0191523 2021年12月28日更新 秘書課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

12月28日(火曜)の公務報告

<10時40分~ 県庁で、農業政策に関する協議>

 コロナ禍における県産農畜水産物の生産や販売の状況について報告を受け、今後の対応について協議しました。

<11時05分~ 猫田孝 県議会議員、村下貴夫 県議会議員と面談>

 大垣市選出の猫田県議会議員、養老町選出の村下県議会議員とお会いし、西濃地域における基盤整備や農業、商工業の現状についてお伺いするとともに意見交換しました。

<14時00分~ 青豆善弥 県指導農業士連絡協議会飛騨支部長ら同支部役員から、飛騨の花もちを受領>

 飛騨地方の冬の風物詩の一つが「花もち」。雪深い飛騨地方で正月に飾る花のかわりに木の株に繭玉を付け飾っていた習慣がいつしか紅白のお餅に変わったともいわれています。この花もちを毎年この時期に地域の農業振興に取り組んでいただいている県指導農業士の連絡協議会飛騨支部の皆さんが届けてくださいます。

 今年も華やかで素晴らしい花もちをいただきました。花もちをいただきますといよいよ年末という感じがしますが、新型コロナウイルス対策真っ只中にあっては、むしろ新年に向けて一層身が引き締まる思いがします。

 いただいた花もちは早速知事室に飾らせていただきました。指導農業士の皆さん、ありがとうございました!

青豆支部長ほか役員の皆さんとの写真

<14時45分~ 坂井道夫 美濃加茂市堂上蜂屋柿振興会会長、山内清久 めぐみの農業協同組合代表理事組合長、伊藤誠一 美濃加茂市長から、本年産の堂上蜂屋柿を受領>

 堂上蜂屋柿の歴史は、1000年以上、平安時代の朝廷にも献上され、昇殿を許された格であることから「堂上」の名がついたともいわれています。

 その後も、甘くて立派な干柿は信長、秀吉、家康と徳川代々の将軍にも献上され続けました。一時は途絶えてしまいましたが、昭和に入って地元の皆さんの努力で復活し、美濃加茂市の特産品となっています。

 簾のようにオレンジ色の柿が天日干しされている秋の風景もとても美しいですが、この堂上蜂屋柿は大変な手間をかけて生産されています。皮むきは手作業。天日干しも雨を避けるため、ほぼつきっきりと伺います。そのように生産者の皆さんが手塩にかけて育てられた蜂屋柿を坂井組合長さんはじめ地元の皆さんから頂戴しました。皆さんの堂上蜂屋柿づくりに寄せられているお気持ちに想いを馳せながらいただきたいと思います。

 堂上蜂屋柿は、2007年には食の世界遺産として知られる「味の箱船」など国内外の食に関する複数の認証・認定などを受け、地域食品ブランドとして高い評価を得ています。JAさんも加工所を整備され、また、新規加工希望者の加工技術研修も担っておられます。県としても加工所への支援や海外展開の販路開拓、また地元の皆さんとともに堂上蜂屋柿の振興計画づくりも進めています。堂上蜂屋柿の歴史を皆さんと共に次の100年、1000年へとつないでいきたいと思います。

坂井会長らとの写真

<15時15分~ 平野恭子 県議会議員、伊藤知子 十八楼女将と面談>

 岐阜市選出の平野県議会議員、また十八楼女将で長良川温泉若女将の会でご活躍されている伊藤さんとお会いし、コロナ禍の観光業の状況などをお伺いし、今後の振興策などについて意見交換をしました。

<16時00分~ 村瀬幸雄 (株)十六フィナンシャルグループ代表取締役会長、石黒明秀 同取締役副社長・(株)十六銀行取締役頭取らと面談>

 村瀬会長さんはじめ、皆さんが年末のご挨拶にお越しくださいました。

<16時30分~ 中原丈夫 県林業経営者協会会長と面談>

 林業経営者の皆さんで組織する県林業経営者協会の中原会長さんとお会いしました。同協会では、健全で豊かな森林づくりのための情報提供や勉強会、セミナーなどを実施しておられます。昨今は地球温暖化の防止への森林の貢献も高く評価されていますが、本県でも「100年先の森林づくり」を政策の柱として掲げつつ、県産材の活用促進など林業経営の「生きた森づくり」と里山や木育など環境面を重視した「恵みの森づくり」の維持強化を図っています。こうした取組みなどについて意見交換をしました。

<17時20分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 新規感染者は、10日連続で0人となりました。新規感染者5人以下の日はこれで48日連続となります。年末が近づいてきていますが、皆さんが警戒を緩めることなくしっかりと対策をしていただいているおかげと感謝しています。

 一方で、気がかりはオミクロン株の動きです。本日もオミクロン株の感染者の濃厚接触者として11人の本県在住の方が判明しました。累計の濃厚接触者は100人に迫る状況となっています。お隣の愛知県をはじめ、国内でも市中感染が確認されています。年末年始も油断なく、マスク着用、手指消毒、密の回避など基本的な感染防止対策の徹底を重ねてお願いします。

12月27日(月曜)の公務報告

<11時00分~ 県庁で、坂崎義雄 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた陶磁器文化・産業を世界へ発信!!特別委員会委員長、鈴木竹久 美濃手すき和紙協同組合理事長と面談>

 東京オリ・パラでは、海外選手団の皆さんへの記念品に本県の陶磁器が、表彰状に美濃手すき和紙が活用されました。このたび陶磁器・和紙を製作・提供された2団体の皆さんのご貢献に対して大会組織委員会の橋本聖子会長から感謝状が贈呈されたとのことで、そのご報告にお越しくださいました。

 本県が誇る産品を、アスリートの皆さんが直に目にし、触れていただくことを通じ、そのすばらしさを世界に向けて発信することができたと思います。世界も視野に、今後も事業者の皆さんの販路の拡大などの展開を支援していきたいと思います。

坂崎委員長、鈴木理事長との写真

<11時20分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日夕方に開催予定の東海3県知事会議に向けて、論点の整理や資料内容の確認などを行いました。

<11時40分~ 宮島昭夫 駐ポーランド特命全権大使と電話会談>

 ポーランドと本県は今年、東京オリンピックの同国カヌーチームが事前合宿地を恵那市で行ったことを縁に、交流をスタートしました。この交流に関する宮島大使のご助力等について感謝をお伝えし、また、さらなる発展に向けてご協力をお願いしました。

<13時00分~ 織田智恵 国際ソロプチミスト岐阜-長良会長、河村都以 同理事、宮崎千惠 同会員、医師のコルビン・大塚麻衣さんと面談>

 同団体は、日頃より環境、福祉、教育、また女性の地位向上に関し、精力的に活動をされています。今回は、今年3月にコルビン・大塚麻衣さんを講師に、県内の女子高生に向けた講演会を開催されるとのことです。県内の高校在学中に単身渡米、その後アメリカで3人の子育てをしながら医師として活躍されているコルビン・大塚さんのお話が、若い皆さんがどのように働き、暮らしていくか、将来を考える上で大いにヒントになってくれるものと期待しています。

<13時30分~ 塚本明里 筋痛性脳脊髄炎患者会代表、玉田和浩 県議会議員らと面談>

 筋痛性脳脊髄炎は極度の疲労感、微熱、頭痛、脱力感、抑うつ等の症状が長期にわたり、原因不明の疾患とされています。この疾患について県民の皆さんに広く知ってもらうための活動等を行っている患者会の皆さん方から、これまでに実施されたブルーライトアップの取組みや今後の展開に向けた思いなどについてお話しを伺いました。

塚本代表、玉田県議らとの面談の様子

<14時10分~ 加藤大博 県ボート協会会長・県議会議員が、佐藤光宏 川辺町長らとともに就任挨拶>

 県ボート協会は、岐阜のボートがよりよい環境で、より多くの人に親しまれるように、そしてボート人口が少しでも増えるようにと、日頃より努力を重ねておられます。今年度の役員改選により加藤県議会議員が新会長に就任されたとのことで、ご挨拶にお越しくださいました。

<14時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況について報告を受けるとともに、今後の対応について協議を行いました。

<15時00分~ 渡辺寿之 サニーサイドインターナショナルスクール学園長と面談>

 世界で通用する次世代の国際人材の輩出を目指し、教育に取り組まれている渡辺さんと意見交換を行いました。

<16時00分~ 県幹部会議に出席>

 今年を締めくくる会議を行いました。今年は新型コロナウイルス対策を重要課題としつつ、各政策分野においてしっかりと取組みを継続し、長良川流域の「2021年世界の持続可能な観光地100選」選出など他に誇れる成果もあげています。職員の皆さんには引き続き頑張ってもらいたいとお願いをしました。

<16時30分~ 水谷邦照 (株)文溪堂代表取締役会長と面談>

 水谷会長さんが年末のご挨拶にお越しくださいました。

<16時45分~ 山本耕 (株)岐阜放送代表取締役社長らと面談>

 同社は来年開局60周年を迎えられるとのことです。伊勢湾台風の経験を踏まえ、地元に必要な情報を丁寧かつ詳細に届けるとの、開局時から現在まで続く同社の思いなどについてお話しを伺いました。

<17時10分~ 東海3県知事による新型コロナウイルス対策に関するテレビ会議に出席>

 人流が増加する年末年始を前に、県境を接し結びつきが強い3県が同時に対策の徹底を呼びかけるため、共同メッセージを発表しました。

 本県の本日の感染者数はゼロ、9日連続です。しかし、ここで気を緩めては新型コロナウイルスに付け入る隙を与えることになってしまいます。初詣では分散参拝を行うなど、密となる状況を避け、マスクの着用・手指消毒など基本的な対策を引き続き徹底いただくようお願いします。

(東海3県知事共同メッセージはこちら>>>https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/403264.pdf)

12月23日(木曜)の公務報告

 本日(12月23日)から、感染拡大を防止しながら日常生活の回復を図っていくための無料検査が薬局等でスタートしました。

 現時点で無料検査の対象となる方は、飲食やイベント、旅行等の活動に際して、民間事業者が独自に行うワクチン接種歴や陰性の検査結果を確認にする取組みを利用される場合(令和4年3月末まで)であって、健康上の理由や年齢制限(12歳未満)などによりワクチン接種を受けられない方を対象としています。

 今後状況によって対象を拡大する場合もありますが、検査を受けられる場所など詳しい情報はこちらでご確認をお願いします。

https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/192870.html

<11時00分~ 県庁で、広報に関する協議>

 年末年始をとらえた県施策の情報発信やPRなど県広報の展開について協議しました。

<11時30分~ マスコミインタビュー>
<13時30分~ マスコミインタビュー>
<14時05分~ マスコミインタビュー>

 昨日に引き続き、今年1年の振り返りや新しい年の展望などについて報道各社の取材を受けました。

<14時40分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況について報告を受けるとともに年末年始の対策について協議しました。

<15時00分~ 谷口壽夫 飛騨ミート農業協同組合連合会代表理事会長らが、「輸出に取り組む優良事業者表彰」農林水産大臣賞の受賞報告>

 このたび、同組合連合会が、(公財)食品等流通合理化促進機構の優良事業者表彰で同組合連合会が最優秀賞となる農林水産大臣賞を受賞されました。谷口会長さんにお祝いをお伝えし、今後の飛騨牛の輸出展開について意見交換をしました。

 同組合連合会は、昭和59年に飛騨地域の農協の出資で設立され、肉牛(主に飛騨牛)の食肉処理を行う「飛騨食肉センター」、枝肉の取引を行う「食肉卸売市場」の運営、食肉の加工・販売をされておられます。食肉処理施設としては日本トップクラスの衛生管理能力で、国際的な食品安全規格の認証なども早期に取得され、アメリカやEUを含めた14の国・地域の輸出施設認定を受けています。昨今のコロナ禍の需要落ち込みに対しても海外の細かなニーズに迅速に対応するなどして、需要回復に努められているとのことです。

 県では、鮎・柿とともに飛騨牛を本県の農畜水産物の「重点品目」と位置づけて、私も先頭に立って直接アジアや欧米にトップセールスを行ってきました。その後は同組合連合会やJAの皆さんとも連携し、ブランド力の強化、海外販路の開拓を進めています。

 その結果、飛騨牛の輸出量は大幅に伸び、輸出を開始した平成20(2008)年度の0.3トンから令和2(2020)年度には45.1トンに、また、飛騨牛を海外で取り扱う推奨店も令和3(2021)年3月末で12か国・50店舗まで拡がっています。

 「一層技術を磨いて飛騨牛を日本一の技術で海外に広めていきたい」と語る谷口会長さんはじめ関係の皆さんとともに本県の誇る飛騨牛の魅力、素晴らしさをさらに発信していきたいと思います。

(飛騨ミート農業協同組合連合会の受賞についてはこちら>>>http://www.ofsi.or.jp/kaigai/kaigai_kekka6/<外部リンク>

谷口会長らとの写真

<16時00分~ 第74回全日本フェンシング選手権大会女子エペ出場の佐藤希望 選手が、中村源次郎 県フェンシング協会会長らとともに、同大会の優勝報告。同選手に対し清流の国ぎふ栄誉賞を授与>

 本年夏の東京2020オリンピックの結果と11月の第74回全日本フェンシング選手権優勝の報告のためお越しくださいました。

 佐藤選手は、平成24(2012)年ロンドンオリンピックに出場された後にご結婚。その翌年のご出産を経て復帰、リオデジャネイロオリンピックでは8位入賞を果たされました。さらに平成29(2017)年に2人目のお子さんを出産された翌年に「子どもたちに五輪を見せたい」と再復帰され、3大会連続で東京オリンピックに出場されました。先月の全日本選手権でもその勢いのままに女子エペ史上最多となる2年連続7度目の優勝と圧巻の成績を収められました。こうしたこれまでのご努力とその栄誉を称え、「清流の国ぎふ栄誉賞」を私からお贈りしました。 

 佐藤選手は、子どもたちの前で優勝できたことがとてもうれしく、記憶に残ってくれたらいいと笑顔で仰っていました。ぜひ3年後のパリオリンピックにも出場いただき、私たち県民の記憶にも長く残るようなご活躍を期待しています。

佐藤選手との写真

<16時25分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 今月1日から始まった医療従事者の皆さんを対象としたワクチンの3回目接種の進捗について報告を受けるとともに、今後の進め方や情報発信の仕方などについて協議しました。

12月22日(水曜)の公務報告

<11時30分~ 県庁で、河津市三 中日新聞社会事業団理事長、山田伝夫 中日新聞社岐阜支社長らから、社会福祉推進のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈>

 同事業団が中日新聞社と共催で実施されている義援金募集活動「年末助け合い運動」の義援金からご寄附をいただきました。

 これまでも同事業団からはご寄附をいただいており、生活保護世帯の小中学生への支援及び各種福祉事業への支援に活用させていただいています。支援を受けられた皆さんからも感謝の言葉や施設改善を喜ぶ声が届いています。事業団、中日新聞社の関係皆さんはもとより、お気持ちをお寄せいただいた皆さんに感謝申し上げます。

河津理事長、山田支社長との写真

<12時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況について報告を受けるとともに、年末年始の対応などについて協議しました。

<13時30分~ マスコミインタビュー>
<14時10分~ マスコミインタビュー>
<14時45分~ マスコミインタビュー>

 今年1年の振り返りや新しい年の展望などについて取材を受けました。

<15時05分~ 観光交流政策に関する協議>

 県内観光業の現状について報告を受け、今後の観光交流施策や観光推進団体、業界団体等との連携などについて協議しました。

<16時10分~ 県図書館で、小栗幸江 県地歌舞伎保存振興協議会会長ら同役員との「清流の国ぎふ 2020地歌舞伎勢揃い公演」に関する意見交換会に出席>

 昨年1月に開幕した勢揃い公演は、県地歌舞伎保存振興協議会、各保存会、市町村、県が一体となったまさしくオール岐阜の体制で、コロナ禍の中、度重なる延期などの困難を乗り越え、先月11月に無事千穐楽を迎えました。

 保存会の皆さんは、感染防止対策に工夫を凝らしながら稽古に励まれるなど、舞台を作り上げるのに、大変なご苦労があったとお聞きしています。そのご苦労あっての勢揃い公演は、まさに「地歌舞伎大国・岐阜」の名に相応しい演目ばかり。私も万感胸に迫る思いで拝見させていただきました。

 こうして関係者が一丸となって、勢揃い公演を行ったことは過去にはありません。勢揃い公演を通じて一致団結した岐阜の地歌舞伎の熱気、意気込みを今後も継続していかなければならないと考えています。

 そこで、関係者皆さんに、勢揃い公演でのご苦労や、改善すべき点などをお聞きし、今後の地歌舞伎振興のあり方について意見交換をしました。

 折しも、令和6年には、本県で四半世紀ぶりとなる「国民文化祭」が開催される予定であり、本県が誇る伝統芸能や文化資源を国内外に向けて発信する絶好の機会となります。

 本県を代表する伝統芸能として、国民文化祭に向けて、その魅力をさらに磨き上げ、盛大にPRいただけるよう「地歌舞伎大国・岐阜」を未来に引き継いでいく取組みを、今から始めていきたいと思います。

(各保存会の演目は、「ぎふ清流文化プラザ公式Youtubeチャンネル」でお楽しみいただけます>>>

https://www.youtube.com/channel/UCx_NJKW7JOicMjhzfqBC1hQ)

 

 さて、本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者は、4日連続で0人でした。県民皆さん、また事業者の皆さん、オール岐阜での警戒感をもって油断なく感染防止対策を徹底・継続いただいている成果と改めて感謝しています。

 しかし、オミクロン株の市中感染という今夜の報道は深刻に受け止めねばなりません。岸田総理も感染封じ込め対策の強化をスピード感を持って実行すると会見で述べられていました。本県としても週内に対策をお示しするよう検討を進めていきます。

12月21日(火曜)の公務報告

<11時30分~ 県庁で、涌井史郎 県森林技術開発・普及コンソーシアム理事長らから、森林・林業・木材産業活性化の推進に関する要望書を受領>

 県の来年度予算編成の時期に合わせ、森林・林業・木材産業活性化推進に関する要望をいただきました。

 同コンソーシアムは、本県の森林・林業・木材産業に関する県民からの技術的な相談への対応や、産学官連携・海外連携による、共同研究・開発、交流・研修により新たな技術の開発や普及を図ることを目的に平成26年に設立されました。 

 涌井理事長の強力なリーダーシップのもとで進められているこれらの取組みを通じ、本県の林業・木材産業の活性化に大いに貢献いただいています。

 林業・木材産業を取り巻く状況は目まぐるしく変化しています。

  昨年は、新型コロナウイルスの影響で木材需要は低迷し、伐採を控えるほど木材価格は大きく下落しましたが、一転して、今年は「ウッドショック」と言われるように、輸入材の不足により、国産材の需要が高まり、価格も高騰しました。

従来からの労働力不足や、伐採から供給までに長い期間を要するなどの課題を抱え、木材需要の急増に柔軟に対応できていません。

 こうした状況に対し、県では、県民をはじめ林業・木材産業の関係者のご意見も伺いながら、新たな「岐阜県森林づくり基本計画」を策定しているところです。

 新型コロナウイルスへの対応、景気の減速により厳しい財政状況にありますが、今回ご提案いただいた要望をしっかりと受け止め、林業・木材産業の活性化に向け、課題にきめ細かく対応していきたいと思います。

涌井理事長との写真

<14時30分~ 赤地鉃治 日野岩地大野線他2路線整備促進協議会会長、同相談役の玉田和浩 県議会議員、伊藤正博 県議会議員、松岡正人 県議会議員、平野祐也 県議会議員らから、都市計画道路3路線の整備促進に関する要望書を受領>

 岐阜市と各務原市の都市計画道路3路線の関係地域の自治会連合会等で構成する整備促進協議会の皆さんが、それぞれ地元の県議会議員の皆さんとともに要望に来られました。

 岐阜市日野から各務原市那加緑町に至る「日野岩地大野線」、岐阜市金町から同市水海道に至る「金町那加岩地線」、そして各務原市那加山後町から同市おがせ町に至る「岐阜鵜沼線」、いずれも地域の発展や安全・安心のために必要性不可欠との切実なお気持ちをお伺いしました。ご要望いただいた路線はいずれも重要な路線と認識しています。岐阜市、各務原市の両市と県でしっかり議論を進めていきたいと思います。

協議会の皆さんとの写真

<15時30分~ 岐阜市内で、ぎふ清流GAP推進フォーラムに出席。ぎふ清流GAP評価制度証書交付式にて、生産者に対し農場評価証書を交付。ぎふ清流GAPパートナー登録証授与式にて、企業・団体に対し登録証を授与。涌井史郎 県立森林文化アカデミー学長による基調講演「地球環境の危機と未来の農業」を聴講>

 「ぎふ清流GAP」に取り組む生産者とその農産物を取り扱う「ぎふ清流GAPパートナー」の皆さんにお集まりいただき、持続可能な農業の実現に向けた取組みへの理解を深めるためにと開催したフォーラムに出席。併せて、「第2回ぎふ清流GAP農場評価証書」、また、今年度、県が新たに「ぎふ清流GAPパートナー登録制度の登録証」の授与を行いました。

 「ぎふ清流GAP評価制度」は、「安全」「安心」そして「環境に配慮した」農産物生産の証として、昨年11月にスタートし、本年5月に第1号として8名を認証しています。本日、認証した第2号・10名の方には、第1号の皆さんとともに、本県GAPによる農産物生産の指導者的役割を果たしていただくことを願っています。

 また、GAP生産者の取組みを後押しするために、本年9月に立ち上げたのが「ぎふ清流GAPパートナー制度」です。本県GAPによって生産された農産物を活用いただき、GAPの普及に一役買っていただく、いわば買う側からGAP生産者を支えていただくもので、今回は56の団体等に登録いただきました。今後も、パートナーをさらに増やすことで、GAP農産物を生産して活用する、そして、消費者の皆さんに届けていくという大きな流れを作っていきたいと思います。

 そして、GAPの理念の中のひとつの大きなテーマがSDGsにもつながる「持続可能な農業」。国も「みどりの食料システム戦略」を示しており、今後、大きな潮流になっていくと思われます。この地球規模の大きなテーマをお話しいただけるのは、この方を置いて他にはいないということで、東京都市大学特別教授であり、森林文化アカデミー学長でもある涌井先生をお招きし、講演いただきました。地球環境や気候変動の観点から未来の農業を考えるというお話は大変興味深く、また今後の農業の方向性を考える上で大いに参考になりました。

(ぎふ清流GAPについてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/page/3051.html

証書交付の写真 岐阜いちごの写真

12月20日(月曜)の公務報告

<11時00分~ 県庁で、古屋圭司 衆議院議員と「東海地方における岐阜県の果たす役割」をテーマにリモート対談>

 岐阜県・愛知県の企業の皆さんが、フォーラム会場でお聴きになっておられる中、県庁からオンラインで参加し、本県選出の古屋衆議院議員と対談を行いました。

 限られた時間ではありましたが、コロナ対策、経済対策、国土強靭化対策、リニア新幹線が地域にもたらす効果など、本県、そして東海地方の今後の発展を考える上で必要不可欠な話題についてお話しさせていただきました。

リモート対談の写真

<13時30分~ 県「東京オリ・パラ」県産農畜水産物利用促進協議会に出席>

 同協議会は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、県内農業関係機関が一体となり、GAP等の認証取得と首都圏での農畜水産物のPR活動を行うことで、県産農畜水産物の利用促進を図るために平成29年に5月に設立されました。

 首都圏でのPR活動など関係皆さんの努力が実を結び、飛騨牛、鮎をはじめ、9品目と実に多くの県産食材が選手村食堂で使用され、本県の「食の魅力」を世界に向け大いに発信することができました。

 また、本年5月にはオリ・パラを機に新たに創設した「ぎふ清流GAP評価制度」の第1弾の認証を行い、オリ・パラ後も継続して安全・安心な農産物を生産・供給する体制も整備したところです。協議会の取組みや本県が誇る食材を東京2020大会のレガシーとしてさらに磨き上げ、国内はもとより全世界に向けて継続的に緩むことなく取り組んでいきたいと思います。

協議会開催風景 紹介パネルの写真

<14時00分~ 境敏幸 (株)大垣共立銀行取締役頭取らと面談>

 境頭取さん方がお越しくださいました。本県の経済情勢や今後の見通しなどについて意見交換をしました。

<14時35分~ 広報に関する協議>

 年末年始をとらえた県施策の情報発信やPRなど県広報の展開について協議しました。

<15時00分~ 藤原美喜子 アルファ・アソシエイツ(株)代表取締役社長らと面談>

 職員の「キャリア開発研修」の講師である藤原さんから、研修の実施結果に基づく、本県職員のキャリア意識やその変化、周辺環境などの分析結果の報告と、キャリア形成に必要なサポートについて提言をいただき、意見交換をしました。

<17時00分~ 矢島薫 (株)岐阜新聞社代表取締役社長と面談>

 矢島社長さんがお越しになり、今年の取組みや今後の展開などについてお話をお伺いしました。

<18時00分~ 県庁舎再整備に関する協議>

 整備の進捗について確認するとともに運用に向けた協議などを行いました。

12月18日(土曜)の公務報告

<11時00分~  八百津町内で、渡辺猛之 国土交通副大臣、古屋圭司 衆議院議員らとともに、新丸山ダム本体建設工事起工式に出席>

 木曽川本川に建設された丸山ダムは、昭和31年に完成。木曽川の膨大な流量の洪水調節を担う、治水の要としての役割を担ってきましたが、建設から65年が経過、またこの間の昭和58年には、戦後最大となる洪水により、美濃加茂市や八百津町などで甚大な浸水被害が発生しました。

 これを機に昭和61年、現在の丸山ダムをかさ上げする「新丸山ダム建設事業」が進められることとなり、本年3月末時点で用地取得、家屋移転がほぼ完了し、現在、転流工(川の流れの切り替え)工事が進められています。

 このたび、ダム本体建設工事の着手に合わせて行われた起工式に出席し、挨拶と鍬入れをしました。

 本県では、ここ4年で3回もの大規模な災害に見舞われており、本年5月には各務原市の「川島大橋」が被災、また8月の大雨では、飛騨川で災害復旧の最中であった箇所が再び被災する事態も発生しています。

 このため、毎年のように豪雨がやってくるという認識のもと、さらにスピード感を持って復旧工事に取り組むことはもとより、流域のあらゆる関係者と協働し、ハード・ソフト両面から災害対策に取り組む「流域治水」を着実に進めていく必要があります。こうした中、木曽川における「流域治水プロジェクト」の核をなす新丸山ダムが完成することで、戦後最大の洪水と同程度の洪水を安全に流下させることができ、流域住民の安全・安心につながります。加えて魅力ある観光資源が豊富な木曽川中流域が活性化し、さらに発展するものと大変期待しています。

 この工事は、既設の丸山ダムの機能を維持しながら、ダムを再生するという極めて難易度の高い工事と伺いました。建設工事が安全に進められ、一日も早く完成することを心から願って鍬を入れました。

(新丸山ダム建設工事についてはこちら>>>https://www.cbr.mlit.go.jp/shinmaru/<外部リンク>

古田知事挨拶写真 鍬入れ式写真

<14時00分~  美濃加茂市内で、山田實紘 社会医療法人厚生会理事長、渡辺猛之 国土交通副大臣らとともに、中部国際医療センター竣工記念式典及び内覧会に出席>

 美濃加茂市の木沢記念病院は、可茂・中濃圏域における地域医療の拠点として、県民の安心・安全な暮らしを支えていただいてきましたが、このたび手術室の増設や機能強化など大幅に体制を強化され「中部国際医療センター」として同市内に新築移転となり、その竣工記念式典と院内の内覧会に出席しました。

 新病院は、高度な緊急手術数の増加が見込まれるため、手術室を7室から11室に、また高度急性期病床を219床から256床に増床。東海環状自動車道美濃加茂ICに近く、中部国際空港からのアクセスも良いため、より広範囲からの外国人患者の受け入れも可能。さらにがん診療拠点病院として様々ながん診療や遺伝子解析によるがんゲノム診断・診療の実施、また、災害拠点病院として、広域災害発生時の患者受入体制および広域医療搬送の支援などにも対応するとのことです。病院を運営する山田理事長さんの理想、そして病院の名の通り、中部エリア、そして世界に開かれた病院であることを実感する施設、設備でした。

 新型コロナ対応においても木沢記念病院には、多くの病床確保や重症患者の受け入れで協力いただきました。また、新病院でも万全の感染症対応設備を導入されているとのことですが、新病院へ移転した後の現在の病院施設を、県が開設する臨時の医療施設や宿泊療養施設のために使わせていただけるとの申し出をいただき、現在、県で準備を進めています。

 また美濃加茂市の保健センターのほか、フィットネスクラブやカフェ、コンビニエンスストアなども新病院には併設されるということで、引き続き地域に根差した病院としてもご協力をいただきます。

 先に県議会でも申し上げましたが、本年の県政世論調査では、県の取組みにおいて「地域医療の確保」の評価が大きく伸びており、また、「今後のくらしの中で重視していきたいこと」についてはここ数年「健康・体力づくり」が1位となっています。高齢世代のみならず若い世代でも健康への関心が高まっているものと考えられることから、新病院の果たされる役割は非常に大きなものがあると思います。

 ちなみに新病院の住所は「美濃加茂市健康のまち一丁目1番地」とのこと。まさにこの地が地域の皆さんに愛され、信頼される本県の健康のまちとして発展していくことと願っています。

(中部国際医療センターについてはこちら>>>https://cjimc-hp.jp/<外部リンク>

中部国際医療センター外観写真 古田知事挨拶写真 内覧会写真

12月17日(金曜)の公務報告

<11時00分~ ねんりんピック岐阜2021実行委員会第4回常任委員会に出席>

 新型コロナウイルス感染症の影響で延期の末に中止とした「ねんりんピック」。まさに苦渋の決断でしたが、感染状況が落ち着いた10月に、ねんりんピックの要素も盛り込んで「ぎふ清流レクリエーションフェスティバル」を開催しました。

開催を通じて、これまで皆さんが準備してきてくださった経験と成果が十分に披露、発揮され、この蓄積を次へつなげなければという思いがさらに高まったと感じています。県内の全市町村の皆さんからのご同意、県議会からも要望が寄せられていますので、年内にも国へ令和7年度のねんりんピック開催について申請を行いたいと考えています。オール岐阜で取り組み、多くの県民の皆さんの健康づくりに役立つ機会にしていければと思います。

常任委員会写真

<13時00分~ 航空宇宙生産技術人材育成・研究開発プロジェクト推進会議に出席>

航空宇宙産業は、長引くコロナの影響で極めて厳しい状況で、製造の回復までには数年を要するとの予測がされています。しかし、本県にとっては重要な産業であり、ただ回復を待つのではなく、成長の要となる人材育成や研究開発についても、手を緩めることなく、取り組んでいかねばなりません。

その核となる施設「航空宇宙生産技術開発センター」は、国・県からの支援を受けつつ今年度から本格運用を開始しており、再来年度にはいよいよ地域による自立・自走が始まります。推進会議の枠組みも十分に活用しつつ、地域産業への人材輩出、研究成果の現場への展開が一層加速するよう議論、検討をしていきたいと思います。

会議写真

<14時30分~ 池田孝昭 朝日新聞社岐阜総局長、阿部英明 同前総局長が就任及び退任挨拶>

 12月1日に着任・退任された、池田 新総局長、阿部 前総局長がご挨拶にお越しくださいました。

<15時05分~ 日本労働組合総連合会岐阜県連合会(連合岐阜)からの「2022年度岐阜県への政策・制度 要求と提言」に対し回答>

 今年9月にいただいた政策提言に対して、回答をさせていただきました。7課題25項目と県政の多方面にわたる提言であり、新型コロナウイルス感染症による影響を受けた課題が多く含まれています。今後本格化する来年度の予算編成において十分に参考にし、メリハリのある予算を編成していきたいと思います。

提言への回答写真

<16時10分~ 伊在井みどり 県人事委員会委員に対し辞令交付>

 既に1期お務めいただいている伊在井委員を再任させていただくということで辞令をお渡ししました。

<16時45分~ 県立岐阜商業高等学校茶華道部の古田羽菜さん、横山あこさん、松本夕奈さんが、村山義広 同校長、加藤孝義 ぎふ花と緑の振興コンソーシアム理事長らとともに、Ikenobo花の甲子園2021全国大会の優勝報告>

 次世代への華道文化継承を目的に開催されており、全国の高校生が華道日本一を目指して競う同大会。平成21(2009)年から始まり13回目を迎えるそうですが、県立岐阜商業としては初の全国優勝とのことで、その報告にお越しくださいました。出場メンバー3名は全員1年生、うちお2人は高校入学後に華道を始めたとのことで、どれほど日頃から熱心に練習をされてきたのかが伺い知れます。

 本県では花き文化の振興に取り組んでいますが、こうして若い方々の間にも花を楽しみ、また癒しを体感できる花の魅力が広がっていくことを期待しています。

県岐商茶華道部の皆さんとの写真

12月16日(木曜)の公務報告

<10時00分~ 県議会定例会に出席>

 11月29日(月曜)に開会した今議会は、18日間にわたって県議会議員皆さんに熱心に審議いただき、本日閉会となりました。

 本日議決いただいた総額418億円の補正予算案の中には、新型コロナ対策が盛り込まれております。対策に万全を期すとともに経済対策の効果が早期に生まれ、波及していくように速やかに各事業を実施し、感染拡大防止と社会経済活動の両立に全力で取り組みます。

<11時20分~ 猫田孝 県議会スポーツ振興議員連盟会長ほか、同連盟所属県議会議員から、スポーツ振興施策の推進に関する要望書を受領>

 本県のスポーツ振興施策の推進についての要望をいただきました。いただいたご要望については、これからの当初予算協議において、しっかりと議論していきます。

 本県のスポーツ界は、本年夏の東京2020オリンピック・パラリンピックを一つの目標に強化を進めてきました。その成果は、オリンピックに32人、パラリンピックには9人が出場する素晴らしい形で実を結びました。これらを次代に継承・発展させるため、2024年のパリ大会を目指す選手や、岐阜方式によるクラブチームへの支援を継続していきます。また、成果の出始めたパラアスリートの競技力向上についても取り組んでいきたいと思います。

 一方で、本県のスポーツ実施率は全国と比較しても低い状況にあります。加えて、コロナ禍でのスポーツ機会の減少により、県民の心身の健康への影響も懸念され、すべての県民がスポーツを通じて健康を維持向上できる環境づくりが求めらています。この一環として、中止になった「ねんりんピック」を再誘致するとともに「ミナレク運動」をさらに推進していきたいと思っています。

<11時50分~ 県庁で、市川祥子 県教育委員会委員に対し辞令交付>

 先ほど県議会でも同意いただきまして、県教育委員会委員の辞令を早速市川さんにお渡ししました。市川さんは、恵那市の旅館の女将であり、また働くお母さんでもいらしゃいます。これまでのご経験も活かし、様々な角度から本県の教育の一層の充実にご尽力いただけることを期待しています。

<13時30分~ 猫田孝 自由民主党岐阜県支部連合会会長代行、村下貴夫 同幹事長、県政自民クラブ所属議員から、令和4年度県の予算編成に対する要望書を受領>
<15時00分~ 伊藤正博 県議会県民クラブ議員団団長らから、2022年度県予算編成に対する要望・提言書を受領>
<15時30分~ 県議会公明党の水野吉近 県議会議員、澄川寿之 県議会議員、五十川玲子 公明党岐阜県本部女性局長らから、令和4年度県の予算編成に対する要望書を受領>

 県議会の各会派の皆さんから、来年度予算編成に向けた要望をいただくとともに意見交換をさせていただきました。

 県民の皆さん、また各会派の関係団体などから、様々な声を直接聞き取られてまとめられた貴重な要望として、重く受け止めさせていただきます。

 来年度の予算編成はまさにこれから本格化しますが、何といっても当面はコロナ対策。病床、宿泊療養施設等の十分な確保やワクチン追加接種の着実な実施などの対策を進めます。また、アフターコロナに向け、デジタル・トランスフォーメーション、脱炭素社会など歴史的変革をチャンスと捉えて対応する施策を展開していきます。

 一方で、財政見通しは新型コロナの影響もあって先行きは不透明な状況です。引き続き財政規律に十分配慮しながら、メリハリの効いた予算編成を進めていきたいと思います。

県政自民クラブ要望書受領写真 県議会県民クラブ要望書受領写真

公明党要望書受領写真 公明党岐阜県本部女性局要望書受領写真

<16時30分~ 平田彩乃 (株)ユニクロ 岐阜エリアスーパーバイザーから、マスクを受領及び感謝状の贈呈>

 同社から、新型コロナウイルス感染症の感染防止のためにと、県内すべての中学校、高等学校、特別支援学校の生徒及び学校関係者に同社の「エアリズムマスク」を寄附いただきました。高機能なマスクということで、児童生徒の皆さんにも大変ありがたいと思います。ご寄附に心から感謝申し上げます。

寄附受領写真

<19時40分~ 第45回岐阜県感染症対策専門家会議に出席>

 専門家の皆さんにお集まりいただき、現在の対策の進捗について共有するとともに年末年始を控えた今後の対応などについてご意見をいただきました。

 本県の感染状況は、現在低い水準にあります。しかし、国外に目を向けてみれば、世界60か国以上でオミクロン株の感染が確認されています。とりわけ、イギリスやアメリカでは、市中感染も拡大しています。また、年末年始の人流増大も懸念されるところです。昨年は年末から年始にかけて感染が拡大したことは忘れられません。

 本日も新規感染者の方が1人、そして残念ながら約1ヵ月半ぶりに1人がお亡くなりになられました。オミクロン株の感染者の濃厚接触者のうち3人が本県内在住者であることも判明しています。こうした状況を注視しながら、第6波への備えを緩みなく進めてまいります。皆さんもどうか感染防止対策の徹底と継続を重ねてお願いします。

専門家会議写真

12月15日(水曜)の公務報告

<11時00分~ 県庁で、梛野良明 (公財)都市緑化機構専務理事から、「第41回緑の都市賞」国土交通大臣表彰を受領>

 本県が「第41回 緑の都市賞」国土交通大臣賞を受賞し、主催者の都市緑化機構・梛野専務理事から表彰状等をいただきました。

 本県では、平成28年に「岐阜県都市公園活性化基本戦略」を策定。利用者ニーズに応じた施設整備、管理運営方法の全面見直し、名称変更など利用者目線での様々な取組みを展開してきました。

 こうした取組みの結果、平成30年にリニューアルした「ぎふ清流里山公園」では、本年10月に来場者200万人を達成、また本年10月に名称変更した「ぎふワールド・ローズガーデン」では「秋のローズウィーク」において、コロナ禍前(令和元年度)の1.5倍にあたる約6万人の方に訪れていただくなどしています。

 今回の受賞は、このような、基本戦略に基づく一連の取組みを高く評価していただいたものと考えており、大変喜ばしく思うと同時に今後も来園者のニーズや社会の変化に対応した魅力的な都市公園とすべく、さらに磨きをかけていきたいと思います。

(同機構による受賞に関する発表はこちら>>>https://urbangreen.or.jp/info-grant/3hyosho/3toshisho/211014_press_toshinomidori3hyosho<外部リンク>

緑の都市賞受賞写真

<11時35分~ 高崎裕樹 名古屋鉄道(株)代表取締役社長らと面談>

 本年6月に就任された本県ご出身の高崎社長さんがお越しくださいました。社長就任から今日までの取組みや今後の展望などをお伺いしました。

<13時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの新型コロナの感染状況について報告を受け、対応を協議しました。昨日は新規感染者が1人確認され、本日も0人ではないとのことで、人数としては少ないものの依然として感染のリスクが残っている状況といえます。

 これから年末年始を控え、人流が多くなる時期に入ります。昨年も12月中下旬から感染者が増えだしています。ひとたび感染が始まればあっという間に広がります。ここで食い止めることができるよう、感染防止対策の徹底と継続を重ねてお願いします。

<14時00分~ 加藤大武 県高等学校PTA連合会会長らから、高校・特別支援学校教育への支援の充実に関する要望書を受領>

 令和4年度の教育予算の編成において「岐阜県の高等学校・特別支援学校教育への充実した支援」を求める要望書を県内の高校、特別支援学校のPTAの代表の皆さんからいただきました。

 子どもたちの成長には、家庭、学校、地域社会がそれぞれの役割を果たしつつ、互いに連携することが重要です。今後ともPTAの皆さんの役割に期待するとともにいただいた要望書の内容を、関係各課でよく検討し、各学校の教育活動が充実するよう、教育現場での実情を聞きながら施策に反映させていきたいと思います。

要望書受領写真

<15時00分~ 稲見義彦 笠松菓子組合長、古田聖人 笠松町長、田中勝士 県議会議員らと面談>

 これまでも笠松陣屋の名を冠したお菓子や地元中学生とのコラボレーションで生まれた「蹄鉄クッキー」などを開発、販売してこられた同組合の皆さんが、今度は83年前に笠松町内に落下した笠松隕石をモチーフに「銘菓 笠松隕石」を開発されたということで、その報告にお越しくださいました。

 本日は、「笠松隕石最中」と組合加盟の各店舗で制作された「隕石スイーツ」をセットにしたものを実際に拝見しましたが、どれも「真っ黒」でまさに笠松隕石! 竹炭で黒色を出されたということですが、非常にインパクトのある仕上がりに驚きました。新たな町の名物となることを期待しています。

笠松菓子組合の皆さんとの写真

<15時40分~ 商工政策に関する協議>

 コロナ禍における県産品の販売状況について報告を受け、海外展開など販路拡大策について協議しました。

<16時00分~ 洞口博 県森林組合連合会代表理事会長、唐谷清司 県森林組合長会会長から、新型コロナウイルス対策のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈>

 新型コロナウイルス感染症対策のためにと、岐阜県森林組合連合会・岐阜県森林組合長会からご寄附をいただきましたので、ありがたく頂戴するとともに感謝状をお贈りしました。新型コロナ対策に大切に使わせていただきます。

寄附受領写真

12月14日(火曜)の公務報告

<10時00分~ 美濃加茂市内で、木曽川中流域観光振興協議会に出席>

 木曽川中流域の観光振興を目的に本年7月に設立された「木曽川中流域観光振興協議会」の第2回会合に出席し、「取組みにより目指す姿」、「統一コンセプト」等について皆さんと意見交換をしました。

 本県では、世界の観光の潮流となりつつあるサステイナブル・ツーリズムに注力しており、今年、「長良川流域」が国際認証機関の表彰制度において「世界の持続可能な観光地100選」に選ばれました。流域の文化を保全しつつ、観光に取り入れ、変化させていく手法や、流域の多様な分野の関係者が保全活動を行っている点が評価されたもので、日本ラインを始めとした美しい自然はもとより、歴史・文化も奥深い木曽川にもつながるものがあると思います。

 引き続き、本協議会の場を活用し、官民一体で取り組みを進めていただき、県としても地元の皆さんの想いを出来る限り受けとめて、支援していきます。

協議会写真

<13時30分~ 県庁で、近藤恵里 前県教育委員会委員に対し退任感謝状を贈呈>

 近藤前委員には、平成29年10月から4年にわたり、とりわけ、スクールカウンセラーという専門性を活かされ、本県教育の推進にご尽力いただきました。心から感謝申し上げ、お礼をお伝えしました。

<15時00分~ 養老町立高田中学校3年の細川士禾さんが、塩屋節次 (公社)岐阜県青少年育成県民会議会長らとともに、第43回少年の主張全国大会内閣総理大臣賞の受賞報告>

 同大会の最優秀賞となる内閣総理大臣賞を受賞された細川さんが受賞報告にお越しくださいました。全国から約40万人の応募がある中、また本県代表者としては平成28年度以来2度目の快挙です。

 面談に先立って、細川さんの主張「認め合うことの大切さ」を読ませていただきましたが、障害のある妹さんに向けられる人々の視線や行動から、「差別とは、考えることをやめ、相手から目を背けることである。」と考えたこと、そして、その人らしさを認め、違いを受け入れ、その上でどんな行動や考え方が必要なのかを考え、見つけ出すことが大切であるとの考えが、大変よく伝わり、感動したことをお伝えしました。細川さんはこの主張で訴えたことを世の中に広めていきたいとのことで、ぜひとも自らの思う道を堂々と進んでいただきたいと思います。

(細川さんの主張の動画(少年の主張全国大会HP)はこちら>>>https://www.niye.go.jp/services/plan/syutyou/download.html<外部リンク>

細川士禾さんとの写真

<16時45分~ 第1回全日本実業団空手道選手権大会出場の久保悠大選手、大滝隆成 選手、新馬場一世 選手が、尾藤義昭 (一社)岐阜県空手道連盟会長・県議会議員、若井敦子 西濃運輸空手道部総監督・県議会議員、本間絵美子 同監督らとともに、同大会の入賞報告。組手競技男子個人戦に優勝した久保悠大 選手に対し清流の国ぎふ栄誉賞を授与>

 先月11月14日に開催された第1回全日本実業団空手道選手権大会において、同部所属の久保悠大選手が組手競技男子個人戦で優勝、大滝隆成選手が同2位に、さらに組手競技団体戦で3位に入賞されました。また、新馬場一世選手が形競技男子個人戦で3位に入賞、形競技団体戦2位と、まさに好成績ラッシュとなった同部の皆さんが報告にお越しくださいました。

 同部は、平成24(2012)年のぎふ清流国体を前に西濃運輸さんが空手道競技のサポート企業となったことがきっかけとなり、世界空手道選手権4連覇の実績を持つ若井現総監督を監督に迎え、当初は、ぎふ清流国体までの時限的な部でありながら、ぎふ清流国体では、空手道競技の個人で優勝3名、準優勝1名、5位1名、団体では準優勝を果たし、競技別天皇杯皇后杯獲得に貢献されました。同国体の翌年には、西濃運輸の正式な運動部として創部。現在まで、国体をはじめ、全国大会等で活躍されており、まさにぎふ清流国体のレガシーを体現されてます。

 今回も会社はもとより、大垣市をはじめとする県民の皆さんの応援が力になったとお伺いし、さらなる高みを目指して一層研鑽いただきたいとお伝えし、久保選手にはその栄誉を称え、清流の国ぎふ栄誉賞をお渡ししました。

集合写真

<17時15分~ 岩井豊太郎 県議会議員、玉田和浩 県議会議員、今井政嘉 県議会議員と面談>

 大垣市の岩井県議、岐阜市の玉田県議、下呂市の今井県議からコロナ禍における各地域の状況等を伺うとともに意見交換をしました。

<18時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新型コロナウイルス感染症の状況について報告を受けるとともに今後の対応について協議しました。

 新規感染者は1人が確認され、また国内で確認されたオミクロン株感染者の濃厚接触者のうち1人が県内在住者であることが判明しました。

 海外では、オミクロン株の感染拡大が報じられており、英国では死者も出たとのことですが、未知の部分も多いのが現状です。それだけに慎重にかつ緩めることなく対応をしていきたいと思います。

12月13日(月曜)の公務報告

<12時00分~ 都内で、黒木登志夫 元岐阜大学学長・独立行政法人日本学術振興会学術システム研究センター顧問と懇談>

 岐阜大学の学長やがんの専門家として日本癌学会の会長も務められ、最近は新型コロナウイルスに関する様々な情報についての分析・解説をされている黒木顧問とお会いし、現在の感染状況や対策について意見交換をしました。

<14時30分~ 総務省で、黒田武一郎 総務事務次官と面談>

 総務省は、地方行財政、消防防災、情報通信など国民の経済・社会活動を支える基本的システムを所管し、国民生活の基盤に関わる行政機能を担い、都道府県や市町村とは最も近く深く関わりがある省庁です。

 同省の事務方トップである黒田事務次官とお会いし、地方行財政などの諸課題や国における検討状況などについて幅広くお話を伺ってきました。

<15時30分~ 衆議院第二議員会館で、古屋圭司 衆議院議員、本島修 学校法人中部大学理事・学事顧問、上田康治 環境省大臣官房地域脱炭素推進総括官、茂木正 資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長らと面談>

 本島理事は、土岐市にあります核融合科学研究所で所長を務められ、その後は国際核融合エネルギー研究開発機構(ITER)の機構長として、日本・欧州・米国・ロシア・韓国・中国・インドが参加する核融合実用化に向けた超大型国際プロジェクトを指揮されるなど、科学的・技術的知見はもとより、そのリーダーシップが高く評価されておられます。

 カーボンニュートラル社会の実現に向けて期待の高まる核融合研究や再生エネルギー事業に関し、古屋代議士も交えて、お話を伺い、意見交換をしました。

 なお、本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者は、2日連続で0人でした。先の会見でお伝えしたように県内で初めてオミクロン株の陽性者が判明し、また現在、他にオミクロン株の陽性者の濃厚接触者に認定された県内在住の方も複数おられ、県内の宿泊療養施設や県外の施設で待機されています。水際対策の強化とともに、県内在住の方が含まれていれば、県としても速やかにきちんと対応するという姿勢で常に備えていきます。

 県民の皆さんには、重ねてのお願いになりますが、決して油断することなく、基本的な感染防止対策を徹底、そして継続いただだきたいと思います。

12月11日(土曜)の公務報告

<13時10分~ 長良川競技場で、バロープレゼンツ 岐阜新聞創刊140周年記念「トヨタヴェルブリッツ 対 東京サントリーサンゴリアス」戦を観戦>

 来年2022年1月に開幕するラグビー新リーグ「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」設立を記念し企画されたこの試合。新リーグの1部に相当するディビジョン1に所属予定の国内トップチーム同士の対戦、また後半途中からは、県立岐阜工業高校出身でトヨタヴェルブリッツ所属の小澤大選手も出場し、フィールドも観客席も大いに盛り上がりました。場内には、現在ラグビーをしている若い世代や親御さんと一緒に訪れたお子さんの姿も多く見られ、今日の試合をきっかけにラグビーを始めたり、未来のラグビー界で活躍する選手の出現も楽しみにしたいと思いました。

試合写真

<17時25分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>
<18時30分~ 新型コロナウイルス感染症オミクロン株に関する記者会見>
<19時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 県内在住のオミクロン株陽性者の濃厚接触者のうち、12月9日(木曜)に新型コロナウイルス感染症の陽性が判明した方1名について、県の保健環境研究所でゲノム解析を実施したところ、オミクロン株の感染者であることが判明しました。国の国立感染症研究所でも同様の結果となりましたので、これらについて会見を行いました。

 現時点でこの方は引き続き県内の医療機関に入院されておられ、また本県に戻られてからの県内での濃厚接触者は確認されていません。

 12月に入り、県では全ての新規陽性者について「変異株スクリーニング検査」を実施しており、引き続き迅速な検査体制で対応していきます。なお、今回の件は、海外からの帰国者に関連したものであり、市中感染ではないと考えていますが、状況を注視し、専門家の皆さんのご意見も伺いながら、対応していきます。あわせて、水際対策の強化や都道府県への速やかな情報共有など、知事会を通じて国に申し入れていく予定です。

 オミクロン株であってもマスクや手指衛生など基本的な感染防止対策は同じです。県民の皆さんには、対策の継続・徹底を改めてお願いします。

(記者会見の模様はこちら>>>https://www.youtube.com/watch?v=PcVGDDUwmaM<外部リンク>

記者会見写真

12月10日(金曜)の公務報告

<10時00分~ 県議会定例会に出席>

 本県議会の一般質問最終日となる3日目は、6人の議員から県政全般にわたってご質問をいただきました。

 このうち、県政自民クラブの国枝慎太郎議員(揖斐郡)から、道路ネットワーク完成を見据えた揖斐地域の新たな観光振興について質問がありました。

 揖斐地域は、日本遺産である谷汲山華厳寺や子ども歌舞伎など歴史的・文化的資源、揖斐峡や夜叉が池などの自然、徳山ダムなどの建築物、揖斐茶やバラなど豊富な地域資源を有する一方、この15年で人口が約14%・1万人が減少した深刻な過疎地でもあります。豊富な地域資源を活用した観光振興で交流人口を増加させることが、揖斐地域の維持・再生のために極めて重要であり、そのための道路網の整備促進や地域資源の活用に向けた体制整備が重要であるとお答えしました。

 私自身、先日揖斐川町春日にお伺いして、県の補助金を活用した薬草を活かした商品開発の様子を視察し、関係者の皆さんと意見交換をさせていただきましたが、Uターン、Iターンをした若い方々と伊吹山麓の薬草に注目して新しい発想で地域振興に取り組まれている様子に大いに感銘を受けました。これからも地域でお考えになる揖斐観光の姿をしっかり伺いながら、地域のニーズに寄り添った支援や取組みを進めていきたいと考えています。

 さて、本日をもって3日間の一般質問が終了しました。週明けには委員会ごとでより詳細に審議いただくことになります。

(県議会では録画映像の配信もされています。詳細はこちら>>>https://smart.discussvision.net/smart/tenant/pref_gifu/WebView/rd/council_1.html<外部リンク>

知事答弁写真

<16時00分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新規感染者の状況について報告を受け、対応を協議しました。本日の新規感染者は2人で、いずれも感染経路が分かっていないとのことでした。

 週末、また年末年始と人流が増えるタイミングになります。重ねてお伝えしているようにウイルスは皆さんの気持ちと対策のスキを狙っています。緩みない対策を改めてお願いします。

<16時50分~ 児玉美奈子 NTT西日本岐阜支店長らと面談>

 同社のICTを活用した地域課題解決やDX推進などについて説明をいただき、意見交換をしました。

12月9日(木曜)の公務報告

<10時00分~ 県議会定例会に出席>

 一般質問2日目となる本日は、午前中に3人の議員の皆さんから質問をいただきました。

 このうち、岐阜県議会公明党の澄川寿之議員(岐阜市)からは脱炭素社会の実現について質問がありました。県としても脱炭素社会の構築をアフターコロナ社会における最重要課題の一つと位置付けており、政府の「2050年脱炭素社会」実現に向けた動きを踏まえ、また国の温室効果ガス削減目標(2030年度の排出削減目標を2013年度比で46%削減)以上の目標を掲げることを念頭に、来年度具体的かつ実効性のある施策を盛り込んだ県全体の計画の改定を行う方針です。

 取組みの方針としては、第一に県自身が徹底した省エネ推進や再エネの積極導入などに率先して取り組みます。第二に「オール岐阜体制」で取組むこととし、住宅や森林・林業分野など9つの分野の代表からなる推進組織も立ち上げるとともに、脱炭素の取組みを統括する庁内組織を設置し、施策の充実と推進をはかっていきます。

<11時50分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

<13時00分~ 県議会定例会に出席>

 午後からの一般質問でも3人の議員の皆さんから質問があり、このうち県政自民クラブの田中勝士議員(羽島郡)からは、県政世論調査の結果分析と県施策への反映について質問をいただきました。

 県政世論調査は、昭和42(1967)年から実施し、「くらし」と「県の取組み全般」の2本柱で県民の皆さんの意識や県政への関心、満足度等を調査しています。

 例えば今年度の調査では、県の取組みにおいて「地域医療の確保」の評価が大きく伸びており、オール岐阜で進めている様々なコロナ対策や生活対策などが判断に影響しているのではと受け止めていますが、さらに分析を進めてみたいと考えています。

 また、「今後のくらしの中で重視していきたいこと」についてはここ数年「健康・体力づくり」が1位となっており、高齢世代のみならず若い世代でも健康への関心が高まっているものと考えられます。県ではこれまでも全国的なスポーツ大会の誘致開催や、県民の自主的な健康づくりの促進、またあらゆる世代の方々が参加交流する「ぎふ清流レクリエーションフェスティバル」の毎年開催に取り組んでいます。今年度残念ながら中止となった「ねんりんピック」の再誘致なども視野に、県民皆さんの健康づくりへの関心にお応えしていきたいと答弁しました。

(県議会ライブ中継はこちら>>>https://smart.discussvision.net/smart/tenant/pref_gifu/WebView/rd/council_1.html<外部リンク>

知事答弁写真

<15時40分~ 県庁で、猫田孝 県議会畜産振興議員連盟会長、村下貴夫 同副会長、西村寿文 全国農業協同組合連合会岐阜県本部長、松岡謙 県食肉事業協同組合連合会会長らと面談>

 コロナ禍の食肉をめぐる状況や今後の本県の畜産振興のあり方などについて関係の皆さんと情報共有、意見交換をしました。

<16時40分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>
<18時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する記者会見>

 オミクロン株陽性の方と同じ飛行機に乗っていたとして、厚生労働省により濃厚接触者と確認された本県在住の方について、その状況を確認、対応を協議し、PCR検査の結果、陽性であったことについて記者会見を行いました。

 この方について、本日、各務原市の県保健環境研究所で、変異株の検査を行ったところ、「デルタ株ではない」という結果を得ました。では何かということで、アルファ株、ベータ株、ガンマ株、オミクロン株のいずれかの可能性について、引き続き県保健環境研究所で、ゲノム解析を進めています。

 ご本人は、体調不良もあり、現在は県内の医療機関に入院されていますが、解析の結果が出たところで改めてご報告したいと思います。

 なお、本日の新型コロナの新規感染者は2人で、5日続いた0人は途切れてしまいました。一方で、県内で唯一残っていたクラスターの終息が確認され、令和2年10月以来414日ぶりに県内のクラスターは0件となり、さらに県内の宿泊療養施設に入所されている方も0人となりました。

 オミクロン株であってもなくても、基本的な感染防止対策が重要です。引き続き、マスクの着用やこまめな換気、体調不良の時には動かないといった基本的な感染防止対策を徹底していただくようお願いします。

記者会見写真

<18時15分~ 県議会一般質問に対する答弁の打合せ>

 一般質問最終日となる明日(12月10日)に向け、答弁の検討と整理を行いました。

12月8日(水曜)の公務報告

<10時00分~ 県議会定例会に出席>

 県議会に出席し、まず一般質問に先立って、先日閣議決定された国の補正予算案、また本県の対策「新型コロナウイルス感染症対策~感染拡大防止と社会経済活動の両立~」を踏まえ、新型コロナ対策や防災・減災などの推進のための約360億円の追加の補正予算案を議会に提出し、その内容を説明しました。

 具体的には、「ワクチン・検査パッケージ」の実施に向け、薬局などで無料のPCR検査を受けられる体制の整備や県内旅行割引キャンペーンの延長、また近年の災害で大きな被害の出ている飛騨川の護岸整備や想定外の災害にも対応するための防災対策などで、県政の諸課題への対策を早期かつ切れ目なく行うためのものです。この補正予算案も併せて今議会で審議いただきます。

 さて、県議会一般質問の初日となる本日は、午前中に県政自民クラブを代表して加藤大博議員(加茂郡)、午後は県民クラブを代表して高木貴行議員(多治見市)のお二人から県政全般にわたってご質問をいただきました。

 加藤議員からは、新型コロナの感染症対策と経済雇用対策、行財政運営、安全安心な県づくりなど県政の諸課題について多岐にわたってご質問をいただきました。このうち、新型コロナ対策については、12月1日から対策期間に入っている「感染拡大防止と社会経済活動の両立」において取り組んでいる医療提供体制の強化やワクチン追加接種の推進などをお答えし、今後は、年末年始など人流が活発化する時期を控え、私から改めてメッセージをお出しし、感染防止に対し、県民の皆さんの意識の再徹底をお願いすることをご説明しました。

 また、経済対策については、県内全体で景況感が低下し、特に観光業では、本年9月の宿泊者数が前年同月比で約44%の減となり、また製造業においても部品の供給不足や原油価格の上昇など今後の下振れリスクが懸念されています。こうした状況に対し、観光業では、地域の観光協会等が行う誘客プロモーションの支援を行い、また製造業については、原油価格の上昇に対応した融資相談窓口の開設や部品の供給不足に対応した補助金の増額などの支援を行うことなどをご説明しました。

 高木議員からは、こうした新型コロナ対策を含めた国の経済対策についての所見、今後の社会情勢を見据えた移住定住施策、東海環状自動車道の整備などについて質問をいただきました。

 午前の加藤議員への答弁でもお答えしたように県内経済は依然として厳しい状況にあり、オミクロン株への警戒も含めた第6波への備え、円高や原油高含め事業者や県民への支援を行いつつ、同時に将来の成長を実現するためのアフターコロナへの積極的投資も行う必要があると認識しています。

 こうした認識のもと、国に対して、第一に感染防止対策の徹底、コロナで影響を受けた経済や生活への支援、第二にDXやグリーン化などの積極的推進を継続的に求めてきました。今回の経済対策はこうした地方からの提言内容が多く反映されており、思い切った対策となっていると評価しています。

 ただ、国の「デジタル田園都市国家構想」や「グリーンエネルギー戦略」については、その事業概要が未だ示されていない部分もあります。こうした施策に対して、国に対し積極的に事業提案を行い、十分な財源を確保し、本県のアフターコロナに向けた施策の具体化に活用していきたいとお答えしました。

 一般質問は明日9日(木曜)、10日(金曜)と続いていきます。

(県議会ライブ中継はこちら>>>https://smart.discussvision.net/smart/tenant/pref_gifu/WebView/rd/council_1.html)

(追加上程議案を含む今議会の上程議案はこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/gikai/187634.html)

知事答弁写真

<15時30分~ 県庁で、県議会一般質問に対する答弁の打合せ>

 明日(12月9日)以降の質疑に向けて、答弁の検討や整理などを行いました。

 なお、本日の新型コロナの新規感染者も0人となり、これで5日連続となりました。寒さも少し緩むようですが、気を緩めることなく、基本的な感染防止対策や換気を徹底・継続いただきますよう改めてお願いします。

12月7日(火曜)の公務報告

<12時20分~ 県庁で、スポーツ推進施策に関する協議>

 新型コロナの現状を踏まえながら、今後のスポーツ施策の推進について協議しました。

<12時40分~ 広報に関する協議>

 年末年始をとらえた県施策の情報発信やPRなど県広報の展開について協議しました。

<13時00分~ 野々垣孝 アピ(株)代表取締役会長らと面談>

 野々垣会長さんとお会いし、健康食品やバイオ医薬品等を製造する同社の取組み、また子会社工場でのワクチン製造などについて現況をお伺いし、意見交換をしました。

<15時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の感染状況についての報告を受け、対応を協議しました。本日の新規感染者も0人で、これで4日連続の0人となりました。新規感染者0人が4日続くのは、昨年7月以来約1年5か月ぶりのことです。医療機関に入院されている方もお1人減って6人、宿泊療養施設に入所されている方は1人ということで、病床利用率も0.3%という状況です。

 なお、本日7日(火曜)に厚生労働省による新型コロナの第6波に備えた各都道府県の医療提供の確保体制についての公表がありましたが、本県でも医療機関やホテルなど関係皆さんのご協力で、病床や宿泊療養施設、臨時医療施設と第5波のピークからさらに体制を強化することができました。

 県民の皆さんの感染防止対策の徹底と継続、そして医療体制の強化、ワクチンの追加接種など、次に備えた体制づくりをしっかりと組み合わせて、オール岐阜で引き続き取り組んでいきます。 

<16時30分~ 県議会一般質問に対する答弁の打合せ>

 昨日12月6日(月曜)の発言通告期限をもって今議会の登壇議員の皆さん14人と質問の内容が確定しました。いずれも現下の県政あるいは今後の本県のあり方を問う重要なご質問であり、しっかりと受け止め、お答えしていきます。

12月6日(月曜)の公務報告

<13時00分~ 県庁で、県議会一般質問に対する答弁の打合せ>

 本日は、明後日12月8日(水曜)からの県議会一般質問の「発言通告期限」となっており、登壇される議員の皆さんと質問の内容が決定される予定です。その一般質問に向けて、論点や答弁の整理を行いました。

<18時10分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 本県も含め全国で12月1日(水曜)から、ワクチンの3回目接種が医療従事者の皆さんを対象始まっています。現状について報告を受けるとともに今後の進め方や情報発信の仕方などについて協議しました。

 岸田総理大臣も本日衆参両議院で行われた所信表明演説において、我が国の新型コロナの感染状況は落ち着いているとしながらも、ワクチン接種が進んでいる欧州などでここにきて過去最高の感染者数を記録する国があること、またオミクロン株が多くの国で確認されるなどのリスクが生じており、細心かつ慎重に対応するとの方針でコロナ克服や経済再生への対策を表明されました。

 本県の12月1日からの対策においても、オミクロン株のみならず、次の波に対して十分な警戒を持って備え、注意深く社会経済活動との両立を図っていくという姿勢で臨んでいます。日々、時々刻々と状況をきちっと見ながら、柔軟に、しかもできる限り先手を打って対応していけるように、改めて気を引き締めて取り組んでいきます。

 幸いにも本県の新規感染者は本日も0人で、3日連続での0人というのは昨年10月以来、約1年1ヵ月ぶりのことです。県民皆さんが感染防止対策の基本をしっかり守り、続けていただいているおかげと感謝しています。このゼロが続いていくように、引き続きの対策徹底をお願いします。

12月5日(日曜)の公務報告

<14時30分~ ぎふ清流文化プラザで、「音楽座ぎふプレゼンツ 清流ふれ愛コンサート」を鑑賞>

 ぎふ清流文化プラザでは、ミュージカル公演や作品展など、障がいのあるなしに関わらず、すべての方が文化芸術の創造活動を行っていく「tomoni(ともに)プロジェクト」を進めており、本日のコンサートもそのプロジェクトの1つとして、平成28年度の第1回から毎年開催し、今回で6回目を迎えました。コンサートの定着とともに、ぎふ清流文化プラザが、障がいを持つ方々の文化芸術活動の拠点として定着してきたことを大変嬉しく思います。

 本日の演奏会は、プロ・アマを問わず演奏者と一緒になって音楽イベント活動をすることで地域活性化と音楽文化の普及と発展を目指すNPO法人「音楽座(おとらくざ)ぎふ」の皆さんが企画されたもので、視覚障害のある方などハンディキャップを乗り越え、精力的に音楽活動に取組まれている方々も出演されました。私も会場の皆さんとともにエネルギッシュで、魅力溢れる音色に包まれて、演奏の後には大きな拍手を送らせていただきました。

 令和6年度には、国民文化祭とあわせて、全国障害者芸術・文化祭も岐阜県で開催される予定です。障がい者による文化・芸術活動を広く県内外に発信するとともに、障がいについての理解・認識がより一層深まる機会となるよう、オール岐阜で準備を進めていきたいと思います。

知事挨拶写真

 さて、ここ数日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者は、12月3日(金曜)が1人、4日(土曜)、5日(日曜)はともに0人でした。
 12月1日から新型コロナウイルス感染症対策~感染拡大防止と社会経済活動の両立~」の対策期間に入りました。先の記者会見でもお話しましたが、全体としては「第5波」も終息しつつあるものの、コロナとの闘いが終わったわけではありません。「オミクロン株」、そして「第6波の到来」など事態は見通せない状況です。
 この週末の状況は、皆さんが引き続き感染防止対策を徹底いただいていることの証であると思いますが、常にウイルスは我々のスキを狙っていますので、決して警戒を怠ることなく油断なく対策を続けていただきますようお願いします。

12月3日(金曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、河合孝憲氏に対し副知事の辞令交付>

 先日の県議会で再任の議決をいただきました河合副知事に辞令をお渡しし、平成29(2017)年12月から4年間支えていただいた感謝をお伝えするとともに、新たな任期での更なるご活躍をお願いしました。

<10時30分~ 笠松競馬最高運営会議に出席>

 一連の不適切事案への対応のため今年1月から約8か月間の自粛を経て9月からレースを再開した笠松競馬も、再開から3か月が経過しました。

 再開後のレースには、笠松競馬ファンの多くの皆さんが戻ってきてくださり、改めて感謝するとともに、今後とも、公正確保対策を徹底し、二度と皆さんを裏切ることのないように、組合はじめ関係者の皆さんには公正公平な競馬運営を進めていただくよう心から求めるところです。

 本日の会議では、これまでの対策の実施状況や今後の経営の見通しなどについて報告を受けるとともに組合副管理者である古田笠松町長さん、小島岐南町長さんも交え、意見交換をしました。

<14時50分~ 県土整備に関する協議>

 県内の基盤整備事業についての進捗について報告を受け、今後の対応について協議しました。

<15時20分~ 県庁舎再整備に関する協議>

 工事の進捗について確認するとともに運用に向けた協議などを行いました。

<17時00分~ 県議会一般質問に対する答弁の打合せ>

 週明けから始まる県議会一般質問に向け、論点や答弁の整理を行いました。

<18時00分~ 岐阜市内で、日比野克彦 県美術館長と懇談>

 日比野館長と県美術館の運営や今後の企画などについて意見交換をしました。日比野館長といえば、教授をされている東京藝術大学の次期学長候補者に選出されたとの発表が先日ありました。日本で唯一の総合芸術大学であり、我が国を代表する音楽家、芸術家を輩出している東京藝術大学。そのトップに本県出身の日比野館長が就任されるとなれば、まさに本県の誇りとなり、県美術館はじめ本県の文化芸術界への波及効果も大いに期待されます。来春の正式ご就任を今から心待ちにしています。

12月2日(木曜)の公務報告

<13時15分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況について報告を受け、対応を協議しました。

<17時00分~ ヤコブ・ヘウストフスキ シロンスキェ県知事、トマス・ブヨク ヴィスワ市長、パヴェウ・ミレフスキ 駐日ポーランド共和国特命全権大使、小坂喬峰 恵那市長とオンライン面談>

 本県とポーランド共和国との交流については、本年7月から8月にかけて開催された東京2020オリンピック競技大会において、ポーランドのカヌーチームの事前合宿地として恵那市を選定いただいたことに端を発しています。

 恵那市での事前合宿においては、同国のカヌーチームの皆さんがオリンピックに向けた最終調整をされただけでなく、オンラインでの歓迎会や壮行会など、ホストタウンである恵那市民の皆さんと絆を深められたと伺っています。

 そして、恵那市での事前合宿に参加された選手が、女子カヤックペア500メートルで銀メダル、女子カヤックフォア500メートルで銅メダルに輝くなどオリンピックという最高の舞台において大活躍をされました。この選手がシロンスキェ県のご出身というご縁もあり、ご自身も本年7月に恵那市にお越しいただいている在日ポーランド大使館・ミレフスキ大使の仲立ちで同県のヘウストフスキ知事さんと恵那市の小坂市長さんも交え、オンライン面談で、互いの紹介や今後の交流の内容について意見交換をさせていただきました。

 ポーランドの南部にある同県は、人口450万人。これは首都ワルシャワのあるマゾフシェ県に次ぐ同国2番目の大きな県とのことです。同県は、中部から西部には高地が拡がり、南部にはべスキッド山脈と、県の北部を除けば大半を森林が占め、石炭などの鉱業資源に恵まれた同国有数の工業地帯です。また、古城や古い町並みが残る古都があり、木工芸品や陶磁器といった伝統的な特産品があり、本県とも共通点の多い県という印象です。

 本日の面談において、私からは、選手のご活躍へのお祝いと、改めてそのご活躍に本県が貢献できたことを大変光栄に感じていることをお伝えし、さらに様々な交流が展開していくことへの期待をお伝えしました。

 本県を紹介する映像をご覧になったヘウストフスキ知事からは「岐阜は素敵な場所だと感じました。今後は、顔を合わせて交流を進めたいのでぜひこちらへお越しください。」とのお誘いをいただきました。

 今後の交流は、新型コロナの感染状況を踏まえながらということになりますが、同県の観光地のパネル展示や特産品の物産展、芸術交流などについて検討を進め、コロナ終息の際には人的交流を進められるように準備し、オリンピックの「レガシー」の一つとして大切にしていきたいと思います。

オンライン面談写真

<18時30分~ 県議会一般質問に対する答弁の打合せ>

 来週から始まる県議会一般質問に向け、論点や答弁の整理を行いました。

<20時30分~ 宮島昭夫 駐ポーランド特命全権大使と電話会談>

 我が国から当地に赴いておられる宮島大使に先ほどのポーランド・シロンスキェ県との面談結果、また今後の交流の取組み内容について、早速国際電話でお伝えし、今後のサポートなどをお願いしました。

(在ポーランド大使館についてはこちら>>> https://www.pl.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html<外部リンク>)

12月1日(水曜)の公務報告

<10時00分~ 岐阜市内で、令和3年秋の叙勲・褒章伝達式に出席>

 今年秋の叙勲・褒章をご受章された皆さまに、勲章・褒章を伝達しました。 

 今年春の伝達式は新型コロナウイルス感染拡大の影響で数度の延期の上、密対策のため2回に式を分けての開催となりましたが、現在、第5波が終息しつつあり、今年で最も落ち着いた状態にある中、今回は皆さんに一堂に会していただけたことをうれしく感じました。

 伝達式では私から、市町村議会議員や県、市町村の職員など地方自治の分野や、社会福祉、保健衛生、産業振興、環境保全、統計調査などの分野で活躍されてきた皆さまのこれまでのご功績を称え、また岐阜県へのご貢献に対して感謝の気持ちをお伝えするとともに、新型コロナウイルス感染症の影響でまだまだ先が見通せない中で、この困難な時期を乗り越え、より豊かな地域を形づくっていくために、皆さまの経験や知識に学び、また力ををお貸しいただきたいとお願いをさせていただきました。今後もご健康には十分に留意され、ますますのご活躍を、と願っております。誠におめでとうございました。

集合写真1 集合写真2

<11時30分~ 佐合隆治 (同)美濃加茂バイオマス発電所職務執行者、伊藤誠一 美濃加茂市長らと面談>

 木質バイオマス発電施設の整備は、間伐等により発生する未利用材の有効利用を通じて森林整備が進むという利点とともに、木材のエネルギー利用が大気中の二酸化炭素濃度に影響を与えないというカーボンニュートラルな特性を持つことから、脱炭素社会の実現に向けた取組みの一つとして期待が寄せられています。

 現在、美濃加茂市内に拠点を有する(株)佐合木材も参画する合同会社により、同市内でバイオマス発電所建設の準備が進められていることから、その進捗状況や今後の取組みについてお話を伺いました。

<12時00分~ 伊藤誠一 美濃加茂市長と面談>

 引き続き美濃加茂市の伊藤市長さんと面談し、現在の地域の状況などについてお話を伺うとともに、意見交換を行いました。

<14時20分~ 県議会一般質問に対する答弁の打合せ>

 来週から始まる県議会一般質問に向け、論点や答弁内容の整理を行いました。

<16時30分~ 国際交流に関する協議>

 新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえつつ、どのような交流事業が実施可能であるか、今後の方向性等について協議を行いました。

<16時45分~ 健康福祉政策に関する協議>

 懸案事項について協議を行うとともに、あわせて本日の新型コロナウイルス感染症の感染状況についても報告を受けました。

本県の本日の新規感染者は4人、新しいクラスターは確認されていませんが、日本も含め世界で新たな変異株オミクロン株の感染が確認されています。引き続き、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。

<21時20分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>
<22時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する記者会見>

 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」については、11月末に世界保健機関が「懸念される変異ウイルス」に指定したと発表しましたが、既に世界の複数の国と地域で確認され、そして日本でも、現時点で2人の感染者が確認されています。この2人に係る濃厚接触者の中に、岐阜県在住のお2人が含まれているとのことで、急遽、記者会見を行いました。

 2名の方は現在、陰性ですが、お一人は成田空港近くの宿泊施設にて、もうお一人は県の宿泊療養施設にて待機をされ、健康観察が続けられています。

 デルタ株により感染が拡大した第5波の経験も踏まえ、新たな変異株、新たな波に対して十分な警戒を持って備えていくことが必要ということは、県民の皆さんのお心にも刻まれていることと思います。警戒の気持ちを崩すことなく、基本的な感染防止対策を徹底していただくことが何をおいても重要となってまいります。引き続きのご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

記者会見写真

<外部リンク>