ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

令和3年10月

記事ID:0181222 2021年11月15日更新 秘書課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

10月31日(日曜)の公務報告

 第49回衆議院議員総選挙の投票が20時に締め切られました。新型コロナ禍で初となる全国規模の選挙戦で、かつ、解散から投票日までが戦後で最も短いという厳しい日程の中で、自らの主張を訴え、当選を果たされた皆さんには心からのお祝いを申し上げたいと思います。

 今回の総選挙は、新型コロナ感染症と社会経済再生、地方創生、防災・減災対策の方途、またそれを誰に託すのかが問われた重大な選挙でした。

 こうした待ったなしの課題が山積する中、選挙を通じて、お聞きになられた国民の声にしっかりと応えて、日本と本県の発展にご尽力くださることを大いに期待しています。

10月30日(土曜)の公務報告

<10時00分~ 岐阜メモリアルセンターで、「ぎふ清流レクリエーションフェスティバル2021~ねんりんピック岐阜2021協力への感謝を込めて~」オープニングセレモニーに出席>

 このフェスティバルは、平成28年に本県で開催した「全国レクリエーション大会」の成果を継承、発展させていくため、翌29年から毎年開催し、今年で5年目となり、県民皆さんに気軽にレクリエーションに触れていただける機会として、各地で好評を得ています。

 なお、ちょうど本日は、新型コロナで中止になっていなければ、全国から多くの皆さんをお迎えし、岐阜メモリアルセンターでねんりんピックの総合開会式を開催する予定でした。ねんりんピックの開催に向けては、各市町村やレクリエーション協会、競技団体の皆さんに長きにわたって、ご準備いただき、また、児童生徒の皆さんに全国から来県する選手団を歓迎・応援するための取組みに参加していただくなど、多くの県民の皆さんに関わっていただいていましたので、これまでの取組みの成果を披露していただく機会として、また、ねんりんピックにご協力いただいた皆さんへの感謝も込めてのフェスティバル開催となりました。

 秋晴れの空の下、緑の芝生の上で、いろいろなレクリエーションが体験でき、私もディスクを投げて的(パネル)を抜く「ディスゲッター9」やバスケットボールとピンポン(卓球)が融合した「バスケットピンポン」、「グラウンド・ゴルフ」などを体験しました。それぞれ手軽にプレイできるのですが、それでいて奥深く、ほどよく体を動かしてくれる内容で、つい時間を忘れて楽しんでしまいました。

 特に自宅にこもりがちになるこのコロナ禍においては、心と身体の健康づくりが非常に大切です。県では、子どもから高齢者、障がいのある方もない方も、県民誰もが1つはレクリエーションを実践することで「体」「心」「頭」の健康を増進させ、健康長寿につなげようという「ミナレク運動」を推進しています。

 明るく健康で笑顔あふれる「清流の国ぎふ」を皆さん一緒に楽しく作っていきましょう!

(ミナレク運動(岐阜県レクリエーション協会HP)についてはこちら>>http://www7b.biglobe.ne.jp/~npo-gifu-rec/)

ぎふ清流レクリエーションフェスティバル2021 ぎふ清流レクリエーションフェスティバル2021

ぎふ清流レクリエーションフェスティバル2021 ぎふ清流レクリエーションフェスティバル2021

ぎふ清流レクリエーションフェスティバル2021 ぎふ清流レクリエーションフェスティバル2021

ぎふ清流レクリエーションフェスティバル2021 ぎふ清流レクリエーションフェスティバル2021

10月29日(金曜)の公務報告

<12時30分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 これまでの感染状況について報告を受け、対応を協議しました。

<14時00分~ 白瀧治郎 郡上漁業協同組合代表理事組合長らが、玉田和浩 県漁業協同組合連合会代表理事会長とともに、令和3年度全国育樹活動コンクール(団体の部)農林水産大臣賞の受賞報告>

 郡上漁業協同組合が平成22年度から続けてこられた郡上市内での植樹活動が高く評価され、このたび「農林水産大臣賞」を受賞された報告にお越しくださいました。お祝いを申し上げるとともに長年にわたり清流長良川の源流の森林づくりにご尽力されてきたことに改めて感謝をお伝えしました。

 世界農業遺産に認定されている「清流長良川の鮎」は、鮎だけでなく長良川の水の美しさや生態系、水を育む源流の森、流域に住む人々の水とともに暮らす伝統文化やなりわいなどを含んで認定されていますが、まさにこの「長良川システム」を体現されている活動。今後も更なるご活躍を大いに期待しています。

郡上漁業協同組合受賞報告 郡上漁業協同組合受賞報告

<14時30分~ リニア中央新幹線に関する協議>

 10月27日(水曜)夜に中津川市のリニア中央新幹線のトンネル工事現場において発生した崩落事故について、その後の状況について報告を受けるとともに今後の対応について協議しました。

<15時30分~ 航空宇宙産業に関する協議>

 約70社の関連企業から成る本県の航空宇宙産業は、本県の重要な成長産業に位置付けられています。新型コロナの影響で厳しい状況にありますが、アフターコロナの成長を見据えた航空宇宙産業の展開等について、協議しました。

<16時15分~ 伊藤明子 消費者庁長官と面談>

 消費者庁の伊藤長官とお会いし、本県における消費者教育の取組みなどを紹介するとともに消費者行政の課題や要望をお伝えし、意見交換をしました。

 県では、高齢者等の消費者被害防止として、地域で高齢者を見守る体制を整備するため、市町村に対して「消費者安全確保地域協議会」の設置を県として働きかけています。また、来年4月に成年年齢の引下げが行われることから、県独自の消費者教育副読本を高校の授業で活用して、実践的な消費者教育を推進するなどしています。そのほか県及び市町村の消費生活相談員の継続的な確保や資質向上といった現場の課題をお伝えし、地方消費者行政の充実・強化への支援などをお願いしました。

<17時00分~ 林業政策に関する協議>

 東京オリ・パラの選手村ビレッジプラザに必要な建築部材として本県の県産木材を提供していましたが、近々、提供木材が返還されるとの報告を受けました。⼤会の記憶、大会を通じて培われた財産を未来に引き継いでいくために有効に活用していかねばなりません。活用のアイデアを幅広に検討していきたいと思います。

<17時40分~ スポーツ推進施策に関する協議>

 コロナ禍におけるスポーツを取り巻く社会状況の変化を踏まえながら、今後どのようにスポーツ施策を推進していくか、その方向性について協議しました。

10月28日(木曜)の公務報告

<10時50分~ 大垣市内の岐阜協立大学で、「地方行政の役割と新型コロナ感染症対策を巡って」をテーマに講義>

 岐阜協立大学の「公共政策特論」の授業として、本県が抱える政策課題やそれらに対する政策の立案・実践など、自治体の現場で実際に起きていることについての学生の皆さんへの講義の依頼をいただきました。大学の講義というのはなかなか普段経験できないことですので、私も少々緊張しながら教壇に立ちました。

 経済学部公共政策学科の2、3年生約50名を前に地方分権改革の流れの中でどのように今に至ったのかを俯瞰した後、人口減少や少子高齢化といった課題を先取りし、本県が策定した長期構想や「清流の国ぎふ」創生総合戦略に基づく政策運営などについて説明しました。その上で、目下最大の政策課題にである新型コロナ対策について、県民の皆さんの命を守り抜くためにどう対処してきたか、感染状況や対策の推移も交えてお話しし、ウイズコロナ、アフターコロナにおける感染症対策や経済対策、産業や雇用対策など新次元の地方分散への考え方をお話しました。

 質疑の時間では、学生の皆さんから、本社機能移転など地方分散への取組みのほか、新型コロナについては、非常事態宣言を国に先んじて行ったことに対する想いや第6波への備えなどの質問が寄せられ、率直で鋭い質問に感心するとともに私にとっても新鮮な体験となりました。学生の皆さんには、今後も澄んだ目でいろいろな出来事を観察、分析して新しい視点で大いに議論し、また変化することに果敢に挑戦していっていただければと思います。

岐阜協立大学講義 岐阜協立大学講義

<12時20分~ 田口義隆 学校法人大垣総合学園理事長、石田仁 同理事、竹内治彦 同理事・岐阜協立大学学長と懇談>

 岐阜協立大学を運営する大垣総合学園の理事長であるセイノーホールディングスの田口社長さん、学園の理事である石田大垣市長さん、竹内岐阜学長さんと今日の授業を振り返りながら、またコロナ禍における大学運営や日々の授業、学生の生活などについて意見交換しました。

<14時30分~ 宇野護 東海旅客鉄道(株)代表取締役副社長、本田敦 同常務執行役員らと面談>
<15時10分~ リニア中央新幹線に関する協議>
<15時30分~ ぶらさがり記者取材対応>

 10月27日(水曜)夜、中津川市のリニア中央新幹線のトンネル工事現場において、作業中に崩落が発生し、作業員お二人が死傷されました。お亡くなりになられた方に心からお悔やみを申し上げ、またケガをされた方には一日も早い回復をお祈りしております。

 この事故については、本日午前中、東海旅客鉄道(JR東海)の金子社長からお電話で報告をいただき、午後には、宇野副社長、本田常務が県庁にお越しになり、事故の経緯など詳細な説明を受けました。

 リニア中央新幹線の工事に関しては、平成31年に、人命にかかわる事故ではなかったものの、別の工区のトンネル工事で地上部の土砂崩落事故が発生しており、その際、県も専門家による検証委員会を設置し、再発防止に向けてJR東海に意見書を提出しています。そうした経緯も踏まえ、JR東海には、安全安心な工事の遂行に向け、今回の事故の事実関係の早期解明と再発防止策の報告を求め、それまでは工事を中断するよう要請しました。

 本県にとって、リニア中央新幹線は未来に開かれた重要なプロジェクトでありますが、今回のような事態は非常に残念でなりません。工事の大前提は、安全に工事が行われることにあります。県としても専門家と協議し、また地元中津川市とも連携して対応していきます。

<16時30分~ 渡邊公夫 御嵩町長と面談>

 御嵩町内のリニア中央新幹線建設工事の状況やその対応、また亜炭鉱跡の防災対策事業などについて意見交換を行いました。

<17時50分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の感染状況等について報告を受け、対応を協議しました。

 新規感染者は4人で、ここ数日10人以下で推移していましたが、5人を切るのは、およそ3カ月ぶりのことです。病床使用率も2.9%と3%を切ってきています。改めまして医療関係者の皆さん、そして日々の感染防止対策を徹底・継続いただいている県民、事業者全ての県民の皆さんに感謝申し上げます。新規感染者ゼロも見えてくるところですが、ここで気を抜くことなく、引き続きの対策をお願いします。

10月27日(水曜)の公務報告

<10時00分~ 郡上市内で、主要地方道金山明宝線「めいほうトンネル」開通式典及び記念碑除幕式に出席>
<12時00分~ 野島征夫 県議会議員、日置敏明 郡上市長、山川直保 同市議会議長と懇談>

 平成12年度に事業に着手した小川工区のうち、めいほうトンネルを含む2.0kmが完成したことから、県・郡上市主催にて開通の記念式典を行いました。

 つづら折・急勾配が連続し、豪雨時にはたびたび通行止めになる難所の小川峠を通行することなく、短い所要時間で小川・畑佐地区を安全・安心に往来でき、地域としての利便性や一体感も高まるとして、かねてより地域の皆さんから大きな期待が寄せられていたプロジェクトでした。21年の歳月がかかりましたが、国会議員、県議会議員の方々、地元郡上市長、そして地元の皆さん、大変多くの皆さんとともに尽力し、トンネル開通という晴れの日の喜びを分かち合うことができ、大変うれしく思いました。

 開通セレモニーに続いて、トンネル開通の感謝・喜びを伝えたいとのことで地元の皆さんが建立され、私が文字を揮毫させていただいた記念碑の除幕式も行われましたが、その他にも地域の皆さんが喜びや感謝の言葉をつづった横断幕を掲げ、万歳三唱などもしてくださり、いかに長年、このトンネルの開通を皆さんが心待ちにしてくださっていたかが伝わってきました。

 今回完成した工区はもとより、広大かつ森林が約8割を占める県土を有する本県における道路整備は、防災面でも緊急輸送道路として重要な役割を担い、雨による集落孤立の解消、冬期交通の安全性の向上に加えて、救急医療などにも大きな効果をもたらすものです。今後とも地域づくりを支える道路整備に県としても力を尽くしていきたいと思います。

めいほうトンネル開通式(知事挨拶) めいほうトンネル開通式(テープカット)

めいほうトンネル記念碑除幕式 めいほうトンネル記念碑除幕式

 なお、本日の新型コロナウイルスの新規感染者は10人。5日ぶりの2桁となりました。日々の数値に一喜一憂するのではなく、PCR検査の徹底を継続しながら、これが第6波につながる予兆なのかどうかを注意深く見ていく必要があります。県民の皆さんにおかれては、感染者数をしっかりと下げきり、第6波を寄せ付けないよう、基本的な感染防止対策の継続を重ねてお願いします。

10月26日(火曜)の公務報告

<6時10分~ 愛知県豊山町内で、山内清久 JA全農岐阜運営委員会会長、西村寿文 JA全農岐阜本部長、石原美紀 セントライ青果(株)代表取締役会長らとともに、ブランド柿「天下富舞」の初競りセレモニーに出席>

 織田信長の掲げた「天下布武」にちなんで名づけられた本県が誇るブランド柿「天下富舞」。平成27年に県が開発した柿の新品種「ねおスイート」のうち、糖度が高く、大きく、色・形の良い果実をJA全農岐阜さんが「天下富舞」として商標登録し販売しています。

 高い糖度とサクサクとした食感が特徴で、「天下人(てんかびと)」「大将(たいしょう)」「武士(もののふ)」など5つの等級がありますが、今日はその初競りということで、早朝の名古屋市中央卸売市場北部市場果実セリ場へお伺いし、競りの模様を見守りました。

 「天下富舞」は、生産者の方々のたゆまぬ努力と市場関係者やJAグループの皆さんのご協力で、岐阜県を代表するブランドとして、国内のみならず、海外でも高い注目を集めています。私自身も国内外、様々な機会を通じて、「天下富舞」のすばらしさを伝えていますが、例えば、海外では、スペインやフランス、香港で現地のマスコミや一流シェフに「天下富舞」を味わっていただき、高い評価をいただいています。

 昨年の初競りでは、最高等級の「天下人」2個入1箱が80万円で取り引きされ、今年はいくらの値段がつくのか楽しみにしていたところ、過去最高額の86万円での落札!高値更新に朝から気持ちも明るくなりました。

 「天下布武」を掲げて天下取りを目指した信長公のように、日本のトップブランドへと駆け上がっていくことを期待するとともに、多くの方々においしく召し上がっていただければと思います。

天下富舞初競り 天下富舞初競り

<12時30分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況等について報告を受け、対応を協議しました。

<13時00分~ 県土整備に関する協議>

 道路整備や管理など基盤整備について現状や課題を確認し、今後の方針などを協議しました。

<13時30分~ 宮崎千惠 県産婦人科医会監事ら県内医師と面談>

 産婦人科医の宮崎先生をはじめ、最前線で医療に携わっておられる医師の皆さんとお会いし、コロナ禍の医療現場の状況や課題などについてお伺いしました。

<14時20分~ 金子政則 八百津町長と面談>

 町のコロナ対策の現状や県と進めているリトアニアとの交流について意見交換をしました。

<15時00分~ 原田康史 (株)ウェイブ代表取締役社長から、パルスオキシメータを受領及び感謝状の贈呈>

 山県市で建設工事や農産物栽培などをされている原田社長さんから、新型コロナ対策のためにとパルスオキシメータを寄贈いただきました。

 現在本県は、新規感染者数、病床使用率ともに落ち着きつつありますが、行楽シーズンや冬の人流増加などの感染拡大リスクも控えていることから、第5波の終息と第6波も見据えた対策と備えを進めているところです。ご寄贈品は、宿泊療養施設入所者の健康管理に必要不可欠な機器であり、新型コロナウイルス感染症患者を受入れている宿泊療養施設などで、大いに活用させていただきます。ありがとうございました。

寄附受領・感謝状贈呈

<16時00分~ 第4回新型コロナウイルスワクチン供給調整本部に出席>
<17時15分~ ぶらさがり記者取材対応>

 今年6月以来となる調整本部の会議において、専門家の先生方や医療関係、また商工関係の皆さんと県内ワクチン接種の現状を共有するとともに、政府が12月からの開始を目指す3回目の追加接種などについて、今後の方針や体制整備について意見交換をしました。

 現在、本県では、1回目の接種率が全世代の77.9%(対象者の86.1%)、2回目接種率は同様に71.7%(対象者の79.2%)に上り、11月の早い段階での接種完了も視野に最終段階に入りつつあります。世代別の接種率を見ても、全世代とも全国平均を2から6ポイント上回っており、課題とされてきた若年層への接種も着実に進んできています。改めて関係の皆さんのご尽力に感謝しています。

 とはいえ、11月の2回目接種終了後、3回目接種を迅速かつ円滑に進めていくためには、今から準備しておくことが肝心です。3回目接種についてもオール岐阜で引き続きしっかりと進めていきます。

コロナワクチン供給調整本部

<17時30分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 先ほどのワクチン供給調整本部の議論を踏まえ、今後の対応等について協議しました。

 

 なお、本日の新型コロナウイルスの新規感染者は7人。4日連続の1桁の感染者でした。入院患者されている方、また病床使用率いずれも減少しています。
  ただ、減少が確かになりつつある一方で、既に確認されている職場関連のクラスターの拡大があり、依然として気の抜けない状態は続いています。
 このところ気温もグッと下がってきてつい忘れがちですが、こまめな換気なども意識いただき、これまでの感染防止対策の継続はもちろんのこと、季節に合わせた対策の徹底もお願いします。

10月25日(月曜)の公務報告

<13時20分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況等について報告を受け、対応を協議しました。

<15時00分~ 岩井豊太郎 県農業会議会長らから、令和4年度県の農政施策及び予算編成に関する意見書を受領>
<15時30分~ 櫻井宏 県農業協同組合中央会代表理事会長・県農協農政連盟会長らから、令和4年度県農業施策等に関する要請書を受領>

 県の来年度の予算編成の時期に合わせ、関係団体の皆さんから、県の農業施策等に関する意見書、要請書をいただいています。

 農業会議は、農業生産力の発展、農業経営の合理化、農業者の地位向上などを目的に昭和29年に設立された団体で農業者の公的代表機関として、農地利用の促進や担い手育成等に関する業務を行っておられます。 

 また、県内7つのJAと、岐阜県農業協同組合中央会や病院経営などを担う県厚生農業協同組合連合会、貯金事務等を担う県信用農業協同組合連合会など5つの連合会から成るJAグループは、県産農畜産物の生産・販売や担い手対策、また新型コロナウイルス感染症対策では、系列病院に入院患者の受入れや宿泊療養施設の運営など、多方面で重要な役割を担っておられます。

 県では、今年度から新たな「ぎふ農業・農村基本計画」をスタートさせ、「『清流の国ぎふ』の未来を支える農業・農村づくり」の実現に向け、ぎふ農業・農業を支える人材育成や安心で身近な「ぎふの食」づくり、農畜水産物のブランド展開などに取り組んでいます。具体的には、労働力不足の課題の解決策として「スマート農業」の推進、生産面においては、昨年11月に創設した「ぎふ清流GAP評価制度」のさらなる普及、そして新型コロナ禍でのオンラインショップでの農畜水産物の販売促進や地産地消オンラインキャンペーン、県を代表するブランド「飛騨牛」の需要拡大などを図っているところですが、こうした取組みを進めながら、常に現場の皆さんの声をしっかりお伺いし、今後の施策展開への反映を検討していきます。

岐阜県農業会議意見書受領 JA要請書受領

<16時30分~ 揖斐祐治 岐阜協立大学駅伝部監督、大橋光太郎 同部主将らが、第53回全日本大学駅伝対校選手権大会への出場報告>

 11月7日(日曜)に熱田神宮から伊勢神宮までの約107kmの区間で開催される第53回全日本大学駅伝対校選手権大会は、日本国内の男子大学生駅伝チーム日本一を決める大会として、箱根駅伝、出雲駅伝とともに学生三大駅伝と呼ばれています。

 前身の岐阜経済大学として平成28年に出場して以来5大会ぶりに、そして岐阜協立大としては初出場ということで、報告にお越しくださいました。

 コロナ禍で練習や体調管理も難しい状況が続いたことと思いますが、見事乗り越えて本選出場の切符を手にされたこと、大変喜ばしく、またこれまでの皆さんの努力、関係者皆さんのご支援に敬意を表したいと思います。

 本県出身で県立土岐商業高校から駒澤大学へ進み、大学駅伝で活躍された揖斐監督のもと練習を積み重ねてこられた選手の皆さんからは、自信と強い決意が伝わってきました。私も当日TV観戦ではありますが、大いに声援をお送りするつもりです。選手の皆さんには、多くの県民の皆さんの声援をぜひとも力に変えていただいて、伊勢路を駆け抜けていただきたいと思います。

岐阜協立大学駅伝部

<17時40分~ 公共交通に関する協議>

 コロナ禍の公共交通の現状について報告を受けるとともに、今後の整備等対応について協議しました。

<18時30分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 10月12日からの対策「新型コロナウイルス感染症対策~新たな波に備えて~」においてもワクチン接種については、オール岐阜体制での一般接種の着実な実施、また3回目接種(追加接種)の準備を進めることとしています。
 ワクチン接種の現状を確認するとともに接種体制確保など今後の対応について協議し、また 明日(10月26日)開催するワクチン供給調整本部の論点整理などを行いました。

 

 なお、本日の新型コロナウイルスの新規感染者は5人で、3日連続で10人を下回りました。新たなクラスターの確認や拡大もありませんでした。しっかりと下げきって、新規感染者ゼロとなるよう、基本的な感染防止対策を継続いただくよう重ねてお願いします。

10月24日(日曜)の公務報告

<11時30分~ 県庁で、内陸型地震の発生を想定した総合防災訓練を指揮>

 濃尾断層帯による最大震度7の内陸直下地震により、岐阜・西濃・中濃地区を中心に大規模な被害が発生し、各地の被害状況とともに、多様なニーズが明らかとなる「発災2日目」までの動きを想定して、訓練を実施しました。

 連携訓練として、安八町及び陸上自衛隊第35普通科連隊とを防災情報通信システムで連接し、相互の災害対策本部間の情報共有訓練を行うとともに、県警や電話、電気、ガスなどのインフラ関連の企業の皆さん、さらには(一社)日本アマチュア無線連盟岐阜県支部や岐阜県災害ボランティア連絡会関係機関など約40機関、約200名の皆さんに参加いただき、広域避難、避難所支援、物資支援など様々な災害対応の手順確認を行い、災害対応力の向上を図りました。

 10月28日(木曜)は、濃尾地震の発生からちょうど130年。岐阜県内では約5,000人の方がお亡くなりになりました。当時と現代とでは社会環境に違いがあるとはいえ、ひとたび大地震が起きると大きな被害が生じます。今月も青森県や首都圏で大きな地震が発生したのは記憶に新しく、県内でも先月、飛騨圏域で断続的な地震が発生しています。本県では、ここ半世紀にわたり震度6以上の地震は発生しておりませんが、災害はいつでも起こりうる、身近なこととして向き合っていかなければなりません。

 特に新型コロナについては、今後も秋の行楽シーズンや冬の人流増加などの感染拡大リスクも控えていることから、引き続き新型コロナ対策に万全を図りつつ災害対策を行うことが重要です。本日の訓練結果をしっかり検証し、反省点を洗い出した上で、災害対応マニュアルや体制等の再点検、市町村及び関係機関との連携体制の再確認など、「明日は我が身」ではなく、「今日は我が身」という危機感をもって、災害対応力の強化につなげていきます。

総合防災訓練

<12時00分~ 国際交流に関する協議>

 コロナ禍における国際交流について、現状を確認し、今後の対応について協議しました。

 なお、本日(10月24日(日曜))の新型コロナウイルスの新規感染者数は、5人で、このうち、4人が20代の方でした。前日の感染者も10代から40代までの方6人でしたので、依然として若い年代の皆さんの感染防止対策の徹底がカギとなっています。全国的に感染者数が大きく減ってきてはいますが、ゼロではありませんし、油断したスキにウイルスは入り込んできます。気を緩めることなく、感染防止対策の徹底と継続をお願いします。

10月22日(金曜)の公務報告

<10時00分~ 岐阜市鏡岩の県戦没者慰霊塔前で、県戦没者追悼式に出席>

 日清戦争から太平洋戦争までの約50年間に、本県出身(本籍地)で戦場において犠牲となられた軍人等の方は約61,000人、同じく本県出身で、空襲の犠牲になられたり、満州開拓団員として満州等で亡くなられるなどした在外の一般県民の方は約700人おられます。

 終戦後、これらの方々の霊を慰めるため、昭和31年より毎年秋に岐阜市鏡岩の岐阜県戦没者慰霊塔前において、県主催の戦没者追悼式を行っており、今年で66回目となります。今や国民の大半が戦後生まれとなり、戦争の体験と記憶の風化が強く懸念されておりますが、この平和で豊かな社会が多くの方々の犠牲の上に築かれたものであるという事実を私たちは決して忘れてはなりません。過去の教訓を次の世代にしっかりと語り継ぐとともに、私たちの使命として、世界平和への実現のために不断の努力を重ねていくことを改めてお誓いしました。

県戦没者追悼式

<13時15分~ 県庁で、大谷真哉 中部電力ミライズ(株)代表取締役、石黒明秀 (株)十六銀行取締役頭取と面談>
<13時30分~ 中部電力ミライズ(株)との「岐阜県産CO2フリー電気による県内企業の脱炭素化に関する協定」締結式に出席>

 本県では、2050年までに「脱炭素社会ぎふ」の実現を目指しています。

 そのためには、県民、事業者、行政などオール岐阜の体制で省エネルギーの徹底や再生可能エネルギーの導入など、温室効果ガス排出抑制に関する対策に取り組むことが必要ですが、中でも、二酸化炭素排出量のうち、産業部門においてはその約5割、業務部門においては約7割が電力由来であり、その削減が特に重要となっています。

 こうした中、本県と県内産再生可能エネルギーの地産地消に取り組む中部電力ミライズ(株)さんが相互に協力し、県内企業の脱炭素化による企業価値向上に向け取り組む協定を初めて締結しました。また、早速、この県産CO2フリー電気である「ぎふ清流Greenでんき」の導入企業第一号として、令和3年11月から十六銀行さんが利用を決定されました。「脱炭素社会ぎふ」の実現、また、脱炭素化による企業価値向上につながる大きな一歩です。協定を活かし、さらにこの取組みを進め、多くの企業、団体の皆さんに積極的に「ぎふ清流Greenでんき」を利用いただき、ともに「脱炭素社会ぎふ」を実現していければと思います。

協定締結式

<14時20分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況等について報告を受け、対応を協議しました。なかなか下がりきらない状態で、既に確認されているクラスターの拡大もみられます。感染された方の周囲も丁寧に徹底して調べ、拡大を防いでいきます。

<14時40分~ マシュー・センザー 駐名古屋米国領事館首席領事らとともに、ゲティスバーグ国立軍事公園から岐阜関ケ原古戦場記念館へ寄贈されたサーベル受領式に出席>

 本年7月に着任された、マシュー首席領事が着任挨拶のためにお越しになり、あわせてゲティスバーグ古戦場から岐阜関ケ原古戦場記念館へ寄贈されたアメリカの南北戦争の際に使用されたサーベルの受領式を行いました。

 ゲティスバーグ古戦場とは、ベルギーの「ワーテルロー古戦場」とともに世界三大古戦場として、関ケ原町で「世界古戦場サミット」を開催した2016(平成28)年以来関係が続いています。こうして友好の証がまた一つ増えることを大変うれしく思うとともに更なる関係の強化と発展に努めていきたいと思います。

サーベル受領式

<15時30分~ 諸橋央典 住友大阪セメント(株)代表取締役 取締役社長らと面談>

 本巣市内の岐阜工場で産業廃棄物処理などを行っている住友大阪セメント(株)の諸橋社長が社長就任のご挨拶にお越しくださいました。廃棄物・副産物を利用した代替熱エネルギーの使用拡大による温室効果ガスの排出削減など同社グループの取組みなどについてお話をお伺いし、意見交換をしました。

<16時00分~ 三浦俊也 (株)岐阜フットボールクラブチーム統括本部長兼テクニカルダイレクターが、宮田博之 同代表取締役社長とともに就任挨拶>

 今年9月に就任された三浦ダイレクターがご挨拶にお越しくださいました。

 三浦ダイレクターは、数々のチームで監督を歴任され、J2チームのJ1への昇格も成し遂げておられます。J2復帰に向け厳しい戦いが続いているFC岐阜ですが、これまでの経験で冷静にチームを見てもらい、復帰を成し遂げてほしいとお伝えしたところ、三浦ダイレクターからも県民の期待に応えて何としてもJ2に復帰したいと強い決意の表明がありました。残り試合を全て制して駆け上がってほしい!大いに期待し、応援していきます。

FC岐阜

10月21日(木曜)の公務報告

<11時00分~ 県庁で、「東京2020大会記念品プロジェクト」に係る伝統工芸品の産地組合への感謝状贈呈式に出席>

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会では、大会関係者など約1,200人に各都道府県の伝統工芸品等を贈呈するプロジェクトが行われました。

 本県もプロジェクト委員会に参画するとともに、記念品として「飛騨春慶」、「一位一刀彫」、「美濃和紙」、「関の刃物」の4品目を推薦、そのすべてが記念品として採用されました。

 本日は、このプロジェクトにご賛同、ご協力いただいたいたお礼として、プロジェクト実行委員会からの感謝状を4つの産地団体の皆さんに私からお渡ししました。

 県では、東京2020大会を絶好の機会と捉え、これまで「競技力向上」、「合宿誘致による地域活性化と国際交流」、「本県の魅力発信」に取り組んできましたが、特に「本県の魅力発信」については、産地団体の皆さんのご協力により、本県の伝統工芸品の素晴らしさや魅力を世界に発信できたことは、大きな喜びであり、世界に波及していく効果にも大いに期待を寄せているところです。

 今後も、伝統工芸品の後継者育成支援や、販路開拓に向けた国内外の見本市などへの出展支援を行うとともに、県産品の魅力を全国へ発信し、コロナ後の、来るべきインバウンド・アウトバウンドの再開に備えていきたいと思います。

伝統工芸品の産地組合への感謝状贈呈式

<11時30分~ 商工政策に関する協議>

 コロナ禍における県産品の状況について報告を受けるとともに今後の販売促進や情報発信などについて協議しました。

<13時40分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 3回目のワクチン接種をどのように進めていくかについて、現在の国との調整状況や今後の対応について協議しました。できるだけ早い段階で、接種体制や県と市町村との役割分担等について、関係者の皆さんとも来週の早い段階で認識を共有し、「オール岐阜」で進めていきたいと思います。

<14時30分~ 記者会見>

 大きく5点の報告と新型コロナの状況について会見を行いました。

 まず、来月11月1日に岐阜大学附属病院に開設する「岐阜県難聴児支援センター」についてです。センターでは、難聴のお子さんやその保護者の方々からの相談に一貫して支援・対応し、具体的には、耳鼻咽喉科の医師や言語聴覚士である支援員が、難聴と判明した段階から、補聴器などの利用やお子さんとの接し方など保護者の方々が抱える悩みなどの相談にお応えしていきます。飛騨地域や東濃地域の方々にも、センターからの出張相談を検討しています。

 次に「めいほうトンネル」開通です。下呂市の金山町から郡上市の明宝畑佐地区に至る間には、途中に小川峠という、県内でも屈指の難所があり、急勾配の区間が連続し、また大雨が降れば、たびたび通行止めになり、集落の孤立もありました。ここに整備していたトンネルが開通することで、移動時間は30分から10分と約20分短縮され、雨による集落孤立の解消や冬場の交通の安全性の向上などが期待できます。周辺地域の皆さんをはじめ、多くの方々にこの開通にご尽力いただきましたこと、改めて感謝申し上げるとともに、安全・安心、災害に強い道路ネットワークの整備に今後もしっかり取り組んでいきます。

 このほか、10月30日(土曜)に岐阜メモリアルセンターで開催する「ぎふ清流レクリエーションフェスティバル2021」、また11月から始まるリトアニア関連のイベント、また、「第41回緑の都市賞」の受賞などについて紹介させていただきました。

 さて、本日の新規感染者数は8人でした。クラスターも今日現在では9つありますが、徐々に解消されてきているなど「第5波」については、一歩ずつ終息に向かいつつあると思われます。また、医療提供体制についても病床使用率5.4%、宿泊療養施設の使用率は1.9%と非常に安定してきています。何としても新規感染者をゼロにするよう、引き続き取り組んでいきます。

定例記者会見

<15時15分~ 全国知事会に関する協議>

 全国知事会における新型コロナ対策や経済対策などの状況について報告を受けるとともに今後の対応について協議しました。

<16時10分~ 職員との意見交換会に出席>

 県庁の組織としての自己点検、また風通しのよい組織風土づくりを図るため定期的に職員と意見交換する機会を設けています。現場で日頃職員が何を考えて仕事をしているかを直接知ることができますし、意見交換の場で出た提案や問題点は、所管する部局に指示して実現・改善することで、県庁組織にとってもプラスとなっています。

 特に今回は、新型コロナウイルス感染症による担当業務への影響や、働き方、事務事業の見直し等について、職員が感じていることや改善に向けた提案などを聞くことができ、大変有意義な時間となりました。

 今後も職員の持てる力を最大限発揮でき、やりがいを実感できるよう、風通しの良い組織運営に努めていきたいと思っています。

職員との意見交換会

10月20日(水曜)の公務報告

<13時30分~ 美濃市内の県立森林文化アカデミーで、佐藤武彦 県議会議長、武藤鉄弘 美濃市長、涌井史郎 県立森林文化アカデミー学長らとともに、同アカデミー創立20周年・森林総合教育センター(morinos)開所1周年記念式典に出席>

 「森林文化アカデミー」は、「森と人との共生」を基本理念に全国で初めての森林教育・学習機関として平成13(2001)年に開学しました。

 アカデミーで学び、巣立った多くの卒業生が、林業や木造建築業、また森林環境教育など各分野で活躍しており、加えて学生への教育だけでなく、市町村との連携協定に基づく森林づくりへの支援や、森林技術開発・普及コンソーシアムの枠組みによる産学官連携での技術開発や普及などにも取り組んでいます。

 また、昨年7月にアカデミーの敷地内に開所した「森林総合教育センター morinos(モリノス)」は、岐阜市の「ぎふ木遊館」とともに「ぎふ木育」を推進する総合拠点としてこれまでに約1万6千人が利用され、多様な森林教育プログラムで、人と森をつなぐ場という理念を実践しています。

 そのアカデミーが創立20周年、またモリノスが開所1周年を迎えましたので、これまで両施設を育て、また支援していただいた皆さんに感謝するとともに一緒にお祝いをしました。

 また、この機にあわせて、アカデミーと連携協定を締結いただいている清水建設さんからは体験施設を、住友林業さんからは車両を、それぞれ寄贈いただきましたので、お披露目と感謝状の贈呈も行いました。

 清水建設さんに整備いただいた「はだしの広場」は、はだしになって五感を使って森を体感できる施設で、リラックス効果も期待できる「はだしの森林体験」をどなたにも体験いただけます。また、住友林業さんからいただいた車両は、都市部や学校などでも様々な森林活動を体験いただける「森の出番プログラム」の指導スタッフや教材を載せて活躍してもらう予定で、ドイツ語で「森」を意味する「ヴァルト」を冠してヴァルトカーと命名されました。なお、「はだしの広場」もヴァルトカーによる森林体験の巡回もいずれも森林文化アカデミーが提携するドイツのロッテンブルク林業大学の取組みを参考に生まれたもので、まさにアカデミーやモリノスが核となり、新たな連携や展開へと着実に成果が生まれていることを実感しています。

 式典では、涌井学長の進行で、歴代の学長にも加わっていただき、これまでのアカデミーの歩みを振り返るとともに今後の展望などついて意見交換するトークセッションも行われ、今後に向け、大いに参考になり、また思いを新たにすることができました。

 昨今、「SDGs」や「2050年カーボンニュートラル」の実現など、「持続可能な社会」を目指していく中で森林・林業の重要性が非常に高まってきています。こうした潮流の中で、県では現在、次期森林づくり基本計画の策定を進めていますが、森林県である本県の森林・林業が果たすべき役割も今後益々大きくなっていくものと考えています。「木の国・山の国」である本県の象徴、そして原点ともいえる森林文化アカデミーとモリノスを今後も大いに活用し、世界的な課題の解決に向け、なお一層積極的に貢献していきたいと考えています。

森林文化アカデミー創立20周年・morinos開所1周年記念式典 森林文化アカデミー創立20周年・morinos開所1周年記念式典

はだしの広場 ヴァルトカー

 なお、本日の新型コロナウイルスの新規感染者は、昨日(10月19日)から半減し、5人でした。入院されている方も53人といずれも7月以来の低い数値となってきています。ここで対策も気持ちも緩めることなく、第5波の終息へとつなげていかねばなりません。皆さんの引き続きのご理解とご協力をお願いします。

10月19日(火曜)の公務報告

<18時00分~ 岐阜市内で、本保芳明 国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所代表と「サステイナブル・ツーリズム」をテーマに対談。同氏らと懇談>

 国連世界観光機関(UNWTO)は、世界最大の観光分野の国際機関で、1975(昭和50)年に設立された国連の専門機関の一つで、責任ある、持続可能で、誰もが参加できる観光の推進を責務とする機関です。加盟国は世界に150か国以上、観光関係の企業や団体なども多数参加しています。

 UNWTOは経済成長、包摂的な発展、持続可能な開発の推進力として観光を促進し、世界全体の知見と観光政策の質を向上させるための先頭に立ち、観光部門に対する支援を行っており、近年は、「持続可能な開発目標 (SDGs)」を達成する手段としての観光促進にも取り組んでいます。

 今日は、元観光庁長官で、国内外で、観光行政や観光サービスのリーダーとしてご活躍され、ご経験とともに深い見識をお持ちの本保さんとサステイナブル・ツーリズムについて対談をしました。

 近年、観光客の増加により、環境汚染や自然破壊などその地域の住民の生活が脅かされるオーバーツーリズムといわれるような、いわば観光の負の側面が各地で問題になっています。こうした状況に対し、現在だけではなく未来を含めた地域の経済、社会、環境への影響を十分に考慮し、観光客を受け入れる地域のニーズに対応した観光が「サステイナブル・ツーリズム」として注目され、UNWTOでもその推進に取り組んでおられます。

 本県としても、早くからこうした持続可能な観光の推進に取り組んでおり、例えば白川村では、村民の皆さんが普段の生活を守りながら、バランスよく観光客を受け入れる取組みを進められたことが評価され、観光庁が策定した「日本版 持続可能な観光ガイドライン」のモデル地区となり、持続的な観光地の国際認証団体が選ぶ「2020年サステイナブルな旅行先トップ100」にも選定されています。今日の対談では、本県の現状を共有しながら、最新の動向をお伺いしたり、今後の方向性について幅広く意見交換することができました。

10月18日(月曜)の公務報告

<11時15分~ 福井市内で、杉本達治 福井県知事とともに「福井県立美術館」を視察>
<12時00分~ 杉本達治 福井県知事と懇談>
<13時25分~ 「養浩館庭園」を視察>
<13時45分~ 福井県・岐阜県知事懇談会に出席>
<14時45分~ 同記者会見>

 先日の中部圏知事会議や東海3県知事会議のようにいわば「多国間外交」で複数の県と連携していくことも重要ですが、一対一の関係づくりもまた重要です。

 日本の真ん中という地の利を活かして、周囲の県の知事さんと相互に行き来して、お互いじっくり話し合うことでより深い関係づくりをしていますが、その一つ、福井県との知事懇談のため、杉本知事のお招きをいただきまして、福井市にお邪魔しました。

 福井県・岐阜県知事懇談会は、前回本県郡上市で開催して以来2年ぶりの開催となりますが、杉本知事が本県中津川市のご出身ということもあり、故郷を同じくする隣人として親しくお付き合いをさせていただいています。

 まず、懇談会に先立って、杉本知事と福井県立美術館で開催されている「岐阜県美術館名品展」を見学させていただきました。この特別企画展は、前回(令和元年10月)の知事懇談会で両美術館の連携について協議したことが実現したもので、杉本知事の生まれ故郷である中津川市出身の前田青邨(せいそん)の作品など岐阜県美術館所蔵作品を展示いただいています。青邨は、福井県ゆかりの美術指導者でもある岡倉天心から直接指導を受けており、福井と岐阜の文化人の交流の歴史にも思いをはせながら見学しました。

 その後、福井藩主松平家の別邸であった「養浩園庭園」で新型コロナ対策や観光交流などをテーマに意見交換をしました。福井県の先進的なコロナ対策は大いに参考になりましたし、私からご説明した外国人県民向けのワクチン接種対策については、杉本知事からも評価いただき、福井県内の外国人就業先への働きかけを強化するとのお話もありました。また、本県の岐阜城や関ケ原古戦場と福井県の一乗谷朝倉氏遺跡などは戦国時代の史跡として、また福井県の敦賀市と本県の八百津町は、杉原千畝ゆかりの地であるなど、両県には広域観光のルートとなる共通テーマが存在していることから、今後、歴史愛好家をターゲットとした共同PRを行っていくことなど、両県の持つ共通の資源や魅力で一層連携していくことで一致しました。

 福井、岐阜両県は隣同士でありながら、これまで道路アクセスの課題もあり、往来しにくい状況が続いていました。しかし、「中部縦貫自動車道」や「冠山峠道路」の開通見込みが示され、今後、両県のアクセスは一段と向上し、新たな交流の時代を迎えようとしています。これまでの連携を深化させるとともに、新たな時代を見据えて、県境の垣根を超え、さらなる連携を追求していきます。

(福井県公式HPはこちら>>>https://www.pref.fukui.lg.jp/index3.html<外部リンク>

福井県・岐阜県知事懇談会 福井県・岐阜県知事懇談会 

福井県・岐阜県知事懇談会 福井県・岐阜県知事懇談会

福井県・岐阜県知事懇談会 福井県・岐阜県知事懇談会

<18時30分~ 県庁で、国際交流に関する協議>
<18時45分~ 県土整備に関する協議>

 福井から岐阜に戻りまして、早速知事懇談会の協議内容を共有したり、今後の対応を協議するなどしました。

<19時30分~ 岐阜県外国人県民感染症協力推進会議に出席>

 本日の新規感染者は、10人で、外国人県民の方の感染はなかったものの、今回の新型コロナ第5波においては、外国人県民が関連するクラスターが多数発生、また感染者全体に占める外国人県民の割合が、人口比率から見ても非常に高くなっています。

 こうした状況を踏まえ、外国人県民に対する効果的な感染防止対策について関係者で協議する場として、先に発表しました「新型コロナウイルス感染症対策~新たな波に備えて~」において協力推進会議を設置することとしました。

 初の会議となった今回の会議では、感染症対策や医療の専門家、国際交流団体、外国人県民コミュニティの代表者、商工業や企業の関係者、そして地元行政機関など関係する皆さんにお集まりいただき、現状認識を共有するとともに外国人の方々の感染防止に対する支援やワクチン接種への協力支援などについて幅広く議論することができました。今日の議論をもとに、外国人県民に対する感染防災対策をよりきめ細かく講じていきたいと思います。

外国人県民感染症協力推進会議

10月16日(土曜)の公務報告

<11時50分~ 長良川球技メドウで、「ぎふ清流ボウル2021」キックオフセレモニーに出席>

 本県のアメリカンフットボールを盛り上げるため、令和元年度より「東海学生アメリカンフットボールリーグ」のうち、長良川球技メドウで開催される試合が「ぎふ清流ボウル」と銘打って開催されています。昨年度は新型コロナで中止となったため、2年ぶりとなった試合は、地元岐阜大学が中京大学を迎えての対戦となりました。

 私には、試合に先立って行われる攻撃権を決める「コイントス」のご指名をいただきまして、ユニフォームに身を包み、選手や審判の皆さんとともにグラウンドに入りました。非常にきれいになった天然芝の上で、無事に大役を果たすことができ、ほっと一安心。コロナ禍にあって、感染防止対策と厳しい練習を両立し、今日この場に立っている選手の全力のキックオフを見守りました。

「ぎふ清流ボウル2021」キックオフセレモニー

<13時00分~ 大垣市内で、第54回日本女子ソフトボール1部リーグ「大垣ミナモソフトボールクラブ 対 豊田自動織機シャイニングベガ」戦を観戦>

 チーム創立11年目、今期は再び1部リーグに復帰した大垣ミナモ。4月以来のホームゲームということで、応援に伺いました。県民、地元企業に支えられる他県に類を見ないクラブチームであるミナモの地元対戦とあって、選手が所属する企業や県民の皆さんなど多数スタンドに集っておられ、私も一緒に手拍子でミナモへの“大声援”を送りました。

 試合は1点先制の後、田立選手が4回裏「ここぞ」というところでヒットを放って3点追加、守っては相手チームの大飛球を長井選手がフェンス際で好捕、エレン・ロバーツ選手は、ねばりのピッチングで、上位チーム相手に4対3で勝利!周囲の皆さんと勝利のグータッチで大盛り上がりでした。終盤は、追い上げられて少しヒヤヒヤしましたが、選手、ベンチ、応援席が一丸となってつかんだ勝利だったと思います。試合後、選手の皆さんに声がけをさせていただきましたが、素晴らしい笑顔にこちらが元気をいただきました。もっともっと皆さんと喜びを分かち合える、更なる活躍を期待しています。

大垣ミナモソフトボールクラブ 大垣ミナモソフトボールクラブ 大垣ミナモソフトボールクラブ

10月15日(金曜)の公務報告

<13時00分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況について報告を受け、対応を協議しました。

<13時30分~ ウェブ会議による「第115回中部圏知事会議」に出席>

 中部各県の知事・名古屋市長と主に新型コロナ対策をテーマに各団体の現在の状況や今後の対応について意見交換しました。私からは、特に外国人県民の感染対策について、企業や地元自治体を交えたワクチン接種の推進会議の設置について紹介し、国でも外国人に焦点をあてた対策が必要と訴えました。今日の議論を整理し、提言にまとめ、国に対して対応を求めていきます。

中部圏知事会議 中部圏知事会議

<15時00分~ 大澤克幸 和良川漁業協同組合長・和良鮎を守る会会長が、日本料理店「たか田八祥」主人の高田晴之氏とともに、(一社)全日本・食学会主催の「bean47」2021年度生産者大賞の受賞報告>

 「食と食文化における新たな活動・技術・人材」の発掘・支援を目的として、全日本・食学会が設けた顕彰制度「bean47」の今年度生産者大賞受賞の報告にお越しくださいました。

 大澤さんが代表をされている和良鮎を守る会では、釣り人からの買取り制度により、ブランド鮎「和良鮎」を作り、選別・保存・販売システムを構築。また、川の環境保護、子ども鮎釣り教室などの活動に取り組まれ、自然や水源を守り、未来へ継承していこうという姿勢が高く評価されたとのことで、お祝いとこれまでの取組みへの敬意をお伝えしました。今後は、同席された高田さんたち名料理人のみなさんの手で、清流の国ぎふならではの川の恵みである「和良鮎」の素晴らしさが国内外に発信されていくことでしょう。ぜひ皆さんにも味わっていただきたいと思います。

和良鮎受賞報告

<16時00分~ 日本PTA東海北陸ブロック協議会 岐阜県PTA連合会主催の「第77回日本PTA東海北陸ブロック研究大会 清流の国ぎふ大会」に関するビデオメッセージ収録>

 6県1市のPTA会員が意見交換を実施するブロック研究大会が10月23日(土曜)に岐阜市で開催されるにあたり、歓迎とお祝いのメッセージを収録しました。

 コロナ禍における開催ということで、オンライン配信で開催されるとのことですが、より多くのPTA関係者の皆さんが参加され、また実りある意見交換がなされ、一層PTA活動が活発なものとなることをお祈りしています。

<16時45分~ パリ市内のレストラン「ダローザ」のジョゼ・ダローザ オーナーシェフとのウェブによる観光・食・モノ プロモーションに関する意見交換会に出席>

 ダローザ氏は、オーナーシェフとして、ショップ兼レストランをパリ市内に2店舗展開されており、優れた食材を一般消費者にも楽しんでもらえるよう、シンプルかつ最適な調理法で提供するスタイルは人気を博しています。

 同氏は、以前から飛騨牛を用いたメニューフェアを展開されていたこともあり、平成29年、フランスにおける岐阜県産農産物のブランド化を図ることを目的として、相互連携の覚書を締結しています。

 コロナ禍においても、2年連続で飛騨牛フェアを実施いただいており、特に今年度は6回継続して実施いただけることになっています。その感謝をお伝えするとともに、今後、飛騨牛に加え、観光やモノを加えたプロモーションへの発展を提案、意見交換をしました。

 コロナ禍ではありますが、モノを動かすことはできますし、再び現地で交流ができる日を思いながらこうして意見交換することもできます。海外のネットワークを活かしながら、食、観光、モノを含めた岐阜県ブランドの一層のPRにつなげていきたいと思います。

ダローザオーナーシェフ意見交換会

<17時15分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新規感染者は7人で10人以下となりましたが、お一人がお亡くなりになり、累計死者数は217人となりました。ご冥福をお祈り申し上げますとともに今なお感染で苦しい想いをされている皆さん、またご家族にお見舞いを申し上げます。改めて第5波終息への決意を新たにし、対策に取り組んでいきたいと思います。皆さんお一人お一人もご自身のため、大切な方々のため、どうか感染防止対策の徹底と継続をお願いします。

10月14日(木曜)の公務報告

<10時00分~ 大野町内で、西濃厚生病院施設整備事業起工式に出席>

 西美濃厚生病院(養老町)と揖斐厚生病院(揖斐川町)の機能再編を伴う統合により、新たに設置する「西濃厚生病院」(大野町)の起工式にお招きいただきました。

 この再編は、地域で不足する回復期病床への転換を含むもので、各圏域において将来の適切な医療提供体制構築を目指す地域医療構想の趣旨に沿ったもので、構想実現に向けた複数病院の再編は、県下初となります。

 県では、健やかで安らかな地域づくりを目指し、救急患者が適切な医療機関に搬送され、最適な治療を受けられる体制の構築や、災害医療体制の充実・強化など、様々な取組みを進めていますが、例えば、災害医療では、県内に12ある災害拠点病院について、各圏域内に2病院以上を指定していますが、西濃圏域は大垣市民病院1病院のみでした。新しい西濃厚生病院は、災害拠点病院としての機能を整備され、順調に手続きが進めば、西濃圏域にも2つ目の災害拠点病院が誕生し、西濃北部の災害医療において、より強力な体制を構築することができます。これらに加えて、新型コロナやその他の感染症も見据えた機能も整備されると伺っており、地域におけるセーフティネットの機能を担っていただけることは県にとっても、また地域にとっても大変心強いことです。

 新病院では、地域で必要とされる医療を継続的、安定的に提供していただける、地域に寄り添った病院を目指していただき、引き続き県民の安全・安心にお力添えをお願いしたいと思います。

西濃厚生病院施設整備事業起工式

<11時30分~ 大野神戸インターチェンジ周辺まちづくり整備事業用地を視察>

 東海環状自動車道大野神戸インターチェンジ開通を機に地域経済の活性化や地元雇用の促進を図るため、大野町が進めておられるまちづくり整備事業の現場を視察しました。

<13時30分~ 永島英器 明治安田生命保険相互会社取締役 代表執行役社長、木下健一 同岐阜支社長、宮田博之 (株)岐阜フットボールクラブ代表取締役社長との座談会に出席>

 地域における健康増進や活性化について皆さんと意見交換をしました。

 明治安田生命さんは、Jリーグのタイトルパートナーであり、本県とも令和元年に県民の健康増進や福祉サービスの向上、スポーツ振興における連携協定を締結しています。これまでも同社のネットワークを活かして、県の健康施策の周知など連携いただいていますが、コロナ禍でこうした取組みをどう進めていくか、様々なアイデアを出し合うことができました。

<15時30分~ 自由民主党岐阜県支部連合会及び県政自民クラブ所属議員から、新型コロナウイルス感染症に係る緊急要望書を受領>

 新型コロナウイルス感染症について、第7弾となる「緊急要望」をいただくとともに意見交換をさせていただきました。
 コロナ対策と経済再生の両立など、要望の内容をしっかりと受け止め、検討・対応していきたいと思います。

新型コロナウイルス感染症に係る緊急要望書受領

<16時30分~ 「清流の国ぎふ」SDGs推進ネットワークリーディング会員認定証授与式に出席>

 「清流の国ぎふSDGs推進ネットワーク」は、県内の企業や団体、NPO、個人など多様な主体が連携し、SDGsを原動力とした地方創生の実現を目指す「オール岐阜」の組織で、令和2年4月に設立、現在800を超える方が参加されています。
(ネットワークについてはこちら>>https://www.pref.gifu.lg.jp/page/94353.html)

 今年度、そのネットワークの会員の中から、SDGsの達成に向けた取組みが顕著な会員を「リーディング会員」として認定し、県と共に普及啓発や課題を抱える企業・団体に助言や相談の役割を担っていただく制度を創設。このたび、有識者評価会議の結果を踏まえ、7名の方を第1号に認定しました。

 それぞれ異なる業種や分野で、SDGsの達成に向けて、日ごろ積極的に取り組まれる皆さんの姿は、ネットワーク会員の模範となり、また、本県のSDGsをけん引いただけるものと確信しています。

 少子高齢化、近年、頻発化、激甚化が著しい自然災害、新型コロナウイルスへの対策が迫られる中で、SDGsは、これからを生き抜くために重要な要素の一つであると考えています。県自らも率先し、またリーディング会員の皆さんをはじめとするネットワークの皆さん、そして「オール岐阜」で一体となって、SDGsに取り組んでいきたいと思います。

  さて、本日の新型コロナウイルスの新規感染者は12人で、岐阜市では、約3か月ぶりに新規感染ゼロとなりました。明日(10月15日)からは飲食店の時短解除など社会経済活動も再開していきますが、感染防止対策も緩めることなく、この感染減少を確かなものとし、第5波終息を成し遂げたいと思います。

SDGs推進ネットワークリーディング会員認定証授与式

10月13日(水曜)の公務報告

 本日(10月13日)の新規感染者は18人でした。前日(10月12日)が9人でしたので、倍増して、再び2桁となりました。これは主に既に確認されている4つのクラスターでの感染が拡大したもので、拡大したクラスターはいずれも職場や事業所に関連するものでした。

 これまでも感染リスクが高まる場面として、狭い空間での共同生活、休憩室、や喫煙所、更衣室等の居場所の切り替わりなどを例に挙げて注意を呼び掛けてきました。

 職場の休憩時間では、「マスクも外してほっと一息」というところですが、こうした場面でも気を抜かず、感染防止対策を継続いただくようお願いします。

 さて、会見でお伝えしたように15日(金曜)からの対策「新型コロナウイルス感染症対策~新たな波に備えて~」では、飲食店の時短要請の全面解除や県民向け旅行割引の開始のほか、「GoToイート食事券」の県民向け販売の再開など社会経済活動の「アクセル」を少しずつ踏んでいくこととしています。

 一方で、第5波を完全終息させるため、感染防止対策の徹底と継続、外国人県民の皆さんに対する感染防止対策、ワクチン接種の推進など、感染拡大を防ぐ「ブレーキ」を機能させていかねばなりません。

 今回の感染拡大に対しても県民の皆さん、医療従事者の皆さん、事業者や行政の皆さんと「オール岐阜」で、急速に感染者を減少させることができました。心から感謝申し上げますとともに、ここで気を緩めることなく、「感染防止対策と社会経済活動の両立」という難しい課題にもこのオール岐阜の力を結集して成し遂げていきたいと思います。ご理解とご協力を重ねてお願いします。

10月12日(火曜)の公務報告

<9時20分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況等について報告を受けるとともにこの後の協議会及び本部員会議の論点の最終確認を行いました。

<10時30分~ 第33回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び第45回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議に出席>

 現在の対策が10月14日(木曜)で期限を迎えることを踏まえ、県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び対策本部員会議を開催し、15日(金曜)以降の対策として、「新型コロナウイルス感染症対策~新たな波に備えて~」を決定しました。

本部員会議

<11時30分~ 舩曵真一郎 三井住友海上火災保険(株)取締役社長・(一社)日本損害保険協会会長が就任挨拶>

 令和3年4月1日付けで三井住友海上火災保険(株)の社長に、また6月には(一社)日本損害保険協会会長に就任された舩曵社長さんがお越しになり、就任ご挨拶をいただきました。

 同社岐阜支店には、平成31年4月16日に本県と連携協定を締結、外国人材の受入れ支援や県内企業の人材育成、またSDGsの推進などに一緒に取り組んでいただいています。今日は、日本の損害保険業界全体のお話などもお伺いしながら、同社とのパートナーシップの今後の展開などについて意見交換しました。

<14時00分~ 小川信也 大垣ミナモソフトボールクラブを育てる会会長、望月孝雄 同監督、須藤麻里子 同主将らと面談>

 チーム創立11年目、今期は日本女子ソフトボール1部リーグに復帰し、健闘をみせている大垣ミナモの皆さんがお越しになり、これまでの戦いぶりと10月16日(土曜)・17日(日曜)に行われる大垣でのホームゲームに向けた決意をお聞かせくださいました。久しぶりのホームゲームにかける熱い想いが伝わりました。私もぜひ応援に伺いたいと思っています。 

大垣ミナモソフトボールクラブ

<14時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する記者会見>

 先ほど決定した「新型コロナウイルス感染症対策~新たな波に備えて~」について発表を行いました。

 対策の大きな2つの柱を「感染拡大の防止」と「社会経済活動の再開」とし、この2つの柱の両立を図るというものです。

 「感染拡大の防止」については、引き続き「マスク着用」、「手指衛生」といった基本的な感染防止対策の徹底・継続をお願いするとともに「飲酒を伴う懇親会等」、「大人数や長時間の飲食」など感染リスクが高い状況の回避をお願いします。

 また、ここ数日の感染状況として、外国人県民における感染事例が多く発生していることから、学識経験者や外国人コミュニティの代表、国際交流団体、経済団体等で構成する「岐阜県外国人県民感染症協力推進会議」を早期に開催し、感染防止対策の徹底や、教会の牧師さん等、外国人コミュニティで影響力のある方々を通じた注意喚起を強化します。併せて市町村接種を補完する形で、県の大規模接種会場においても外国人技能実習生や外国人留学生に対するワクチン接種を進めます。

 医療提供体制の強化については、8月末以降、約700床を追加し、現在病床859床、宿泊療養施設1,705床、合計2,564床の受入れ体制を確保していますが、その上で、宿泊療養施設においては、往診体制や抗体カクテル療法を実施する体制を整備し、医療的な機能強化を図ります。「自宅療養者ゼロ」の堅持に努めていく一方で、自宅療養者が災害時に避難する場合の取扱いを「県避難所運営ガイドライン」に追記し、万が一、再び自宅療養を余儀なくされる場合への備えも進めます。

 ワクチン接種については、概ね順調に進捗していますが、世代別にみると20代~30代へが国の分科会が示す「理想的な接種率」を下回っており、先ほどの外国人県民への接種も含め、10月から11月の早い時期に希望する方全員の接種を終えるため、10月中に市町村の集団・個別接種の1回目接種を終えるよう周知徹底するとともに、県の大規模接種会場、職域接種も着実に進めていきます。その上で、現在、国で検討が進められている3回目接種についても、岸田総理からは「早ければ12月に開始することを想定して準備を進め、円滑な実施に万全を期す」とあり、当県においても、12月をめどに接種開始することを想定して、市町村・医療関係機関等オール岐阜で協議を進めます。

 2本目の柱の「社会経済活動の再開」については、緊急事態宣言の解除後も、8市町で飲食店等への時短要請を継続していましたが、15日以降は県内全域で解除します。一方で、第三者認証店舗の利用を推奨するとともに、認証店舗の見回りを継続します。飲食店の皆さんは、引き続き感染防止対策を徹底するとともに、ステッカー未取得の方は認証店舗の申請をお願いします。

 また、県内観光産業の回復に向け、10月15日から11月30日の間、県民向けの県内旅行割引キャンペーンを実施することとします。ただし、これらについては、感染状況が悪化した場合には躊躇なく停止を判断します。

 学校活動については、現在、原則として、宿泊を伴う行事・活動は行わず、部活動についても練習試合や土日の練習は行っていませんが、今後はこれらについても感染防止対策を徹底した上で再開することとします。

 このように社会経済活動は再開していきますが、決して新型コロナウイルスはなくなった訳ではありません。ワクチン接種済みの方も含めて油断なく、これまでと変わらぬ基本的な感染防止対策を徹底いただくようお願いします。

 なお、対策期間は、11月30日までとしますが、11月に入ったところで評価を行うなど、感染状況の変化に応じて柔軟に見直す予定です。

 外国人県民をはじめとする新規感染者が高い水準で出ていること、今後の秋の行楽シーズン、年末年始を控え、第6波への備えも必要であること、などから決して楽観視はできません。基本的な感染防止対策を徹底いただき、オール岐阜で新たな波に備えていきたいと思います。皆さんの引き続きのご理解とご協力をよろしくお願いします。

(記者会見の模様・資料(対策の概要)はこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/kaiken/142638.html

記者会見

<15時00分~ 第13回岐阜県都市公園活性化懇談会に出席>

 花フェスタ記念公園、養老公園、世界淡水魚園、ぎふ清流里山公園の4県営都市公園の活性化を図っていくため、有識者の皆さんと公園の活性化に向けた戦略を検討する意見交換の場として、平成28年1月から懇談会を開催しています。いただいたご意見をもとに「岐阜県都市公園活性化基本戦略」を策定しましたが、戦略の進捗と今後の具体的なプロモーションの取組みについて皆さんと意見交換をしました。

都市公園活性化懇談会

<16時30分~ 第1回岐阜県リニア中央新幹線活用戦略ブラッシュアップ懇談会に出席>

 県では、県内全市町村や県内経済・観光団体等のオール岐阜体制による「リニア中央新幹線活用戦略研究会」において、平成26年3月に「リニア中央新幹線活用戦略」をまとめ、リニア開業を見据えた地域づくりに取り組んでいます。

 この戦略の公表からおおよそ7年が経過したことや、リニア開業を射程に捉え、リニア開業効果をより高く得られるよう、現行戦略をブラッシュアップするため、有識者の皆さんから課題や施策の方向性等についてご意見をいただく場として、この度「岐阜県リニア中央新幹線活用戦略ブラッシュアップ懇談会」を設置しました。

 今日の第1回会合では、これまで県の取組みや、アフターコロナのライフスタイルやビジネススタイルの展望等を踏まえて、新たに必要となる取組み等について、皆さんから幅広くご意見を伺いました。ご意見ももとにしながら、オール岐阜で一丸となって取り組んでいきたいと思います。

リニアブラッシュアップ懇談会

10月11日(月曜)の公務報告

<11時00分~ 都内の内閣府で、藤井健志 内閣官房副長官補と面談>

 今日は東京に出張し、内閣や省庁の方々にお会いして、国や本県の状況などについて情報交換をしました。

 内閣官房では、政策立案の総括や省庁間調整など事務方の要におられる藤井副長官補にお会いし、国の最新動向等をお伺いするとともに本県の新型コロナ対応や経済対策などについて現状をご説明し、意見交換をしました。

<14時00分~ 文部科学省で、田口康 国際統括官と面談>
<15時30分~ 外務省で、曽根健孝 国際文化交流審議官と面談>

 田口国際統括官、曽根国際文化交流審議官とそれぞれお会いし、コロナ禍における教育や国際交流、文化交流などについて、本県の現状や今後の展望も含め意見交換させていただきました。

<19時30分~ 県庁で、第42回岐阜県感染症対策専門家会議に出席>

 岐阜に戻り、感染症対策専門家会議に出席し、専門家の皆さんと情報共有や意見交換をしました。

 前回の開催は、9月23日。その後、緊急事態宣言が解除となりましたが、10月1日からは、「新型コロナウイルス感染症対策~第5波終息を目指して~」を実施し、引き続き県民の皆さんには感染防止対策の徹底と継続を、また、8つの市町では時短協力をお願いしているところです。

 この対策は14日(木曜)を区切りとしていますが、本日の新規感染者は20人で、新規感染者の減少スピードは鈍く、10万人あたりの新規感染者数でみると、大阪、沖縄に次いで全国3位という高い位置にあります。また、外国人県民の方が多く働いている職場でのクラスター発生なども確認されています。

 こうした感染状況の評価や15日(金曜)以降どのような対策で第5波を終息させ、第6波に備えていくのか等について、専門家の皆さんからご意見を伺いました。また、全国的にみますと観光キャンペーンやGoTo事業を再開させた地域も出始めています。感染防止対策を「ブレーキ」とすれば、こうした「アクセル」となる経済活性化における本県の対応の方向性についても意見交換をしました。

 今夜のご意見を踏まえて、今後の方向性を整理し、明日(10月12日(火曜))に県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び対策本部員会議で議論いただき、対策を決定していきます。

専門家会議

10月9日(土曜)の公務報告

<9時15分~ 可児市内の「ぎふワールド・ローズガーデン」で、冨田成輝 可児市長、小原尚 県議会議員、伊藤英生 県議会議員、涌井史郎  県都市公園活性化懇談会座長、加藤孝義 ぎふ花と緑の振興コンソーシアム理事長らとともに、スタートアップセレモニーに出席>

 開園から25年という節目を迎えた「花フェスタ記念公園」は、元々「県営可児公園」という名称でしたが、1995年に開催した「花フェスタ‘95ぎふ」にちなんで、「花フェスタ記念公園」と名称を変更し、約四半世紀にわたり、バラ園を中心に、地域の皆様に親しまれてきました。

 一方で、時間の経過とともに過去に開催したイベントに由来する名称であることから「どのような公園なのか分かりにくい」、あるいは「どこにあるのか分からない」とのご指摘もいただいておりました。

 そこで、平成30年度から行ってきた園内のバラ園の再整備がおおむね完了し、秋のローズウィークが始まるこのタイミングで、公園の魅力や特徴をが端的に表現された「ぎふワールド・ローズガーデン」へと名称を変更し、本日、関係者の皆さんにお集まりいただいて、秋晴れの空の下、園の再スタートセレモニーを行いました。

 岐阜の地にある、世界(ワールド)に誇る、バラ(ローズ)の庭(ガーデン)と一つ一つはさりげない言葉かもしれませんが、公園の一番の魅力である、世界のバラ6千品種2万株を集めた世界に誇るバラ園であるという想いがこもっています。さらに、世界で広く愛されており、当園でも開園当初から親しまれてきたバラの品種である「ピース」をモチーフにして、中央に寄り添う2輪の花で「愛」と「笑顔」を表現し、公園のロゴマークも新たなものにしました。

 名称とロゴマークの変更を契機に、公園の活性化、ブランド力の向上に取り組むとともに、地元をはじめとする多くの皆さんに末永く愛され、そして地域の活性化に貢献できるよう、世界に誇るバラ園を中心に花による感動を大いに伝えていきたいと思います。

(ぎふワールド・ローズガーデンについてはこちら>>>https://gifu-wrg.jp/<外部リンク>

ぎふワールドローズガーデン

<10時00分~ 美濃加茂市内のぎふ清流里山公園で、小川美鈴 美濃加茂市副市長らとともに、同園入園者200万人達成認定式に出席>

 「ぎふワールド・ローズガーデン」のある可児市のお隣、美濃加茂市へ移動し、「ぎふ清流里山公園」の200万人目の来園者をお祝いし、記念品をお渡ししました。

 同公園は、平成30年4月にリニューアルオープンしましたが、おかげさまで、入園者数は飛躍的に伸び、一年半で100万人、コロナ禍で一時休園があったものの昨年10月に150万人を達成。さらに1年で50万人の方にお越しいただいています。

 コロナ禍にあっても、屋外の公園は憩いの場としてご利用いただいており、この夏には、水遊びが楽しめるじゃぶじゃぶ池のリニューアルやお子さまが存分に遊んでいただける遊具の整備を行いました。

 また、岐阜の食を楽しめるよう、本日から地元の梨や蜂屋柿を使った新たなスイーツ販売もスタート。月内には「秋の収穫祭」と銘打って、里芋収穫や稲刈りといった収穫体験なども企画しています。

 さらに、公園には、昨年、道の駅では全国で初めてオープンした世界ブランドのホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜清流里山公園」もあり、お泊まりでも楽しんでいただけます。

 地元、ホテル、公園が連携して相乗効果を生み出し、何度でも楽しめ、愛されるよう、さらに磨き上げていきたいと考えています。感染防止対策を徹底してお越しいただき、秋の公園を楽しんでいただければと思います。

(ぎふ清流里山公園についてはこちら>>>https://satoyama-park.gifu.jp/<外部リンク>

ぎふ清流里山公園入園者200万人達成認定式

<14時00分~ 自由民主党岐阜市支部「政経文化セミナー」に出席>

 セミナーに地元代表としてお招きいただきましたので、県政の状況報告も含め、ご挨拶をさせていただきました。 

10月8日(金曜)の公務報告

<15時00分~ 県庁で、スポーツ推進施策に関する協議>

 緊急事態宣言解除後のスポーツイベントの状況や今後の対応を検討するとともに施設整備等について協議しました。

<15時20分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や今後の対応について協議を行いました。

<16時30分~ 木下健一 明治安田生命保険相互会社岐阜支社長から、健康増進、介護・認知症対策、子育て支援のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈>

 明治安田生命保険相互会社さんからご寄附をいただきましたので、感謝状をお贈りしました。同社からは令和2年9月、令和3年3月にも「新型コロナウイルス感染症対策」のためのご寄附をいただいており、今回が3回目となります。今回のご寄附は「ぎふ野菜ファーストプロジェクト事業」や在宅介護の普及啓発事業、妊婦さんそのご家族をサポートする事業に活用させていただきます。従業員の皆様のご厚意による度重なる寄附に心から感謝申し上げます。

寄附受領及び感謝状贈呈

<18時00分~ 県庁舎再整備に関する協議>

 現在建設を進めている新県庁舎の工事進捗や今後の対応を確認するとともに、新県庁舎における職員の執務環境などについて協議を行いました。

<19時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新規感染者は14人と、昨日(10月7日)よりも11人減少しましたが、なかなか1桁にならない、下げきれない状況が続いています。緊急事態宣言が解除されて1週間あまり。ここでしっかり第5波を終息させなければなりません。感染防止対策の徹底と継続を重ねてお願いします。 

10月7日(木曜)の公務報告

<10時00分~ 県議会定例会に出席>

 9月16日(木曜)に開会した今議会は、22日間にわたって熱心に審議いただき、本日閉会となりました。議員皆さんからいただいたご意見やご指摘を十分に踏まえて今後の県政推進に努めていきます。

 また、議決いただいた補正予算に盛り込まれた新型コロナ対策における県民や事業者皆さんへの支援策などとともに、新型コロナの第5波の一刻も早い終息と再拡大阻止の取組みをしっかりと進めていきます。

<11時45分~ 廣瀬英二 県人事委員会委員長、岡本知彦 同委員会委員、伊在井みどり 同委員会委員から、職員の給与等に関する勧告を受領>

 人事委員会の廣瀬委員長、岡本委員、伊在井委員から、職員の給与や勤務時間、また勤務環境整備など公務運営の改善についての報告とともに給与改定の勧告をいただきました。ご指摘の内容を踏まえて職員一人一人がより一層持てる力を県政に活かせるよう丁寧に取り組むなど勧告を踏まえて対応したいと思います。

人事委員会勧告

<13時40分~ 岐阜市内のぎふ木遊館で、同館入館者3万人達成記念セレモニーに出席>

 昨年7月にオープンしてから、一般利用者向けの開館日311日目でぎふ木遊館が入館者3万人を達成しました。新型コロナ対策のため事前予約制とし、1日あたりの入館者数の制限を行い運営してきましたが、あっという間の3万人達成でした。 

 3万人目の入館者の方からも、館内の雰囲気やたくさんの木のおもちゃを親子で気に入っているとのお話を伺い、「木」に触れ、おもちゃでの「遊」びを通して、人と木や森との関わりを知り、次代の森林づくりを担う人づくりにつなげるという木遊館のコンセプトが確実に形になってきていることを大変うれしく思いました。この木遊館を拠点に岐阜の木育をさらに推進していきます。

 木遊館内の木のおもちゃは、午前、午後でそれぞれ消毒済みのものに入替えをしています。お子さまにも安心して、大いに遊んでいただきたいと思います。事前予約のうえ、ぜひお越しください。

(木遊館についてはこちら>>>https://mokuyukan.pref.gifu.lg.jp/<外部リンク>

ぎふ木遊館入館者3万人達成記念セレモニー ぎふ木遊館入館者3万人達成記念セレモニー

<15時00分~ 県庁で、高見直樹 前在オーストラリア日本国大使公邸料理人が令和3年度外務大臣表彰(優秀公邸料理長)の受賞報告>

 高見さんは、平成25年に岐阜市に日本料理店を開店され、腕を振るっておられましたが、平成31年1月に高橋駐オーストラリア大使の依頼により、オーストラリア日本国大使公邸の料理人に就任され、令和2年12月末まで2年間、現地で活躍されました。その功績が認められ、先ごろ外務大臣表彰を受賞、そのご報告にお越しくださいました。

 私も令和元年に「清流の国ぎふ」観光・食・モノの三位一体PRのため、オーストラリアへトップセールスで伺いました折に大使公邸で高橋大使とお会いし、その際、本県からお送りした飛騨牛や鮎などを使って高見さんが調理された素晴らしい食事を堪能させていただいています。

 改めて、今回の受賞のお祝いをお伝えするとともにオーストラリアにおける飛騨牛や柿・いちごの輸出拡大などについて高見さんのご経験を交えたご意見を伺いました。今後はこの経験を活かされて出張料理人として活動されるとのこと。岐阜ならではの食の伝道師としてもぜひご活躍いただければと思います。

高見前在オーストラリア日本国大使公邸料理人との面談

<15時30分~ 田中耕太郎 中部経済産業局長が就任挨拶>

 10月1日に着任された田中局長が、挨拶にお越しくださいました。

 田中局長は愛知県ご出身、また直前まで経済産業省で地域経済の振興に携わっておられたということで、地域事情と政策実現の両面に精通されていることを大変心強く感じました。早速、今後の経済動向や本県における地域経済振興策などについて意見交換をしました。

<17時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新規感染者は25人で昨日と同規模となりました。一方で入院患者や宿泊療養施設の入所者の方たちが減少したことで、病床使用率が9.4%と約2か月半ぶりに10%を下回りました。医療従事者の皆さんの献身的なご対応、また県民の皆さんがオール岐阜で感染防止対策の徹底と継続をいただいていることに改めて感謝しています。新規感染者をゼロとし、第5波を終息させられるよう、引き続き皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いします。

<18時00分~ 広域連携の推進に関する協議>

 新型コロナ対策をはじめ、今後の観光推進や道路等の基盤整備などにおける近隣県との連携について、現状と対応について協議しました。

10月6日(水曜)の公務報告

<10時00分~ 多治見市内のセラミックパークMINOで、パラノビチ・ノルバート 駐日ハンガリー特命全権大使、山田實紘 県ハンガリー友好協会会長、古川雅典 多治見市長らとともに、「国際陶磁器フェスティバル美濃’21」を視察>

 9月30日(木曜)に開幕した「国際陶磁器フェスティバル美濃’21」をパラノビチ駐日ハンガリー大使、山田会長、地元の古川市長と視察しました。パラノビチ大使と山田会長は、今回のフェスティバル内で開催される「セラミックバレーと世界の陶磁器展~美濃焼とハンガリーの名窯ヘレンド~」の視察に来館されたもので、私もご一緒させていただきました。

 フェスティバルの主要行事ともいえる「第12回国際陶磁器展美濃」は、世界四大陶磁器コンペティションの一つと称され、今回は過去最多64の国と地域から、2,435作品の応募があり、このうちの入賞・入選した178作品が展示されています。今回は、建築家であり、陶磁器展の陶磁器デザイン部門審査員長でもある藤森照信氏が会場をデザインされており、「木と緑とやきものの空間」というテーマどおりの素敵な空間で鑑賞することができました。

 「セラミックバレーと世界の陶磁器展」では、陶磁器の産業と文化が息づく東美濃地域を「セラミックバレー」として、美濃焼の歴史と共に紹介されています。併せて、先日(9月29日)、オンラインで友好協力に関する覚書を交わしたハンガリーのヘレンド社に全面協力いただき、同社の歴史や飲食器、オブジェなど名品の数々を展示されており、日本初公開の作品もあるとのこと。欧州の歴史と文化を反映した同社の技術力と芸術性の高さが伝わってきました。

 フェスティバルでは、セラミックパーク以外にも東美濃地域の各地で陶産地ならではの様々なイベントが開催されます。感染防止対策を十分にしていただき、皆さんもお訪ねいただければと思います。

(国際陶磁器フェスティバル美濃’21の詳細はこちら>>>https://www.icfmino.com/<外部リンク>

国際陶磁器フェスティバル視察 国際陶磁器フェスティバル視察 

国際陶磁器フェスティバル視察

<12時40分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況について報告を受け、対応を協議しました。

<13時00分~ 高橋尚子 ぎふ清流ハーフマラソン実行委員会大会長、柴橋正直 名誉会長・岐阜市長らとともに、同実行委員会総会に出席>

 ぎふ清流ハーフマラソンは、昨年(令和2年)、第10回の記念大会として開催する予定でしたが、今年に延期し、さらに新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、今年はオンラインハーフマラソンでの開催となりました。今年の大会を高橋尚子大会長や柴橋市長、実行委員会の皆さんと振り返るとともに総括し、来年の大会開催に向けた協議を行いました。

<15時00分~ ウェブ会議による「農福連携等応援コンソーシアム総会」に出席>

 障がいのある方などが、農業分野で活躍することを通じて、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく「農福連携」の取組みを都道府県で連携して進めていこうと、私も発起人となって平成29年に「農福連携全国都道府県ネットワーク」を設立しました。現在は全都道府県が会員となっており、先日(9月10日)の総会で私が第2代の会長に就任しました。

 本日は、その都道府県ネットワークも参加して令和2年3月に設立された「農福連携等応援コンソーシアム」の総会にネットワークの会長として出席し、同じく会員である農業関係団体や福祉関係団体、また企業や行政機関など様々なメンバーの皆さんと全国規模で農福連携を推進していくための方策などについて意見交換をしました。

 本県でも、農業者と福祉事業所のマッチングによる就労支援や実践事例の紹介、障がい者施設等で生産された農産物や加工品の販売などを進めています。また、県内の地域ごとに農業者や福祉事業者、特別支援学校や関係団体などで構成する連携会議を組織して、研修会や農業体験などきめ細かな取組みを進めています。農福連携は、「多様な人のパートナーシップ」、「誰ひとり取り残さない」など、SDGsの理念にも合致し、共生社会の実現にもつながる取組みです。今後もネットワークの皆さんと連携しながら、農福連携の取組みを一層進めていきたいと思います。

農福連携等応援コンソーシアム総会

<16時35分~ 岐阜メモリアルセンターで、冨田栄一 県病院協会会長、村上啓雄 ぎふ綜合健診センター所長とともに、臨時医療施設を視察>
<16時50分~ ぶらさがり記者取材対応>

 緊急事態宣言が解除されてから6日が経過しようとしていますが、いまだ第5波が終息したとはいえません。宣言解除にあたり決定した10月14日(木曜)までを期間とする「新型コロナウイルス感染症対策」を着実に実施し、第5波の終息と第6波の備えを進める必要があります。この対策の柱の一つである「医療提供体制の強化」として、岐阜メモリアルセンター武道館に設置した臨時医療施設を視察しました。

 施設には、20床のベッドと酸素濃縮器等を各部屋に用意し、今後感染が拡大し、受入病院の病床がひっ迫し、入院が必要な方がただちに入院できない状況となった場合に、患者を一時的に受け入れ、酸素投与等の必要な処置を行い、入院につなげていきます。

 なお、本日(10月6日)の新規感染者は、27人、病床使用率は10.4%という状況で、減少傾向ではあるものの下がりきっていない感もあります。今後の状況を注視しながら、具体的な運用を総合的に判断したいと考えています。

 秋の行楽シーズンを迎え、第6波への備えも怠ることはできません。本県が「岐阜モデル」の根幹として掲げる「自宅療養者ゼロ」を堅持するため、引き続き「医療提供体制の強化」に取り組んでいきます。

臨時医療施設視察 臨時医療施設視察

10月5日(火曜)の公務報告

<11時30分~ 県庁で、村瀬幸雄 (株)十六フィナンシャルグループ代表取締役会長、池田直樹 同代表取締役社長、石黒明秀 同取締役副社長・(株)十六銀行 取締役頭取が就任挨拶>

 10月1日をもって持ち株会社体制に移行された同社の村瀬会長、池田社長、石黒副社長がお越しになり、ご挨拶をいただきました。地域総合金融サービス業を目指す今後の取組みや地域の魅力向上につなげていきたいという新体制にかける想いをお伺いしました。

<14時00分~ 東京2020パラリンピック競技大会女子シッティングバレーボール出場の田中ゆかり 選手が、岡本敏美 (一社)岐阜県障害者スポーツ協会会長らとともに、同大会の入賞報告。同選手に対し清流の国ぎふ栄誉賞を授与>

 日本代表として出場された田中ゆかり選手が、同じく同競技の男子代表で出場された夫の浩二さんはじめ関係の皆さんとともに報告にお越しくださいました。

 チームとしては8位という結果でしたが、田中選手は全試合にピンチサーバーとして出場。サービスで、ブラジル戦では5得点を挙げるなど活躍され、今回その活躍を称え、「清流の国ぎふ栄誉賞」をお贈りしました。

 海外勢とのパワーの違いを実感されたとのことでしたが、既に次の大会に照準を合わせて前を向いて練習をしているとのお話を大変頼もしく、また大いに期待してお伺いしました。今後の更なる活躍をお祈りしています。

シッティングバレー田中選手

<14時40分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況について報告を受け、対応を協議しました。

 本日の新規感染者も昨日同様、20人を下回る状況であるとのことでした。入院患者、宿泊療養施設の入所者も減少、これにより病床使用率もさらに低下する見込みとのことです。減少傾向から、ゼロへ、確実に第5波を終息させていきたいと思います。引き続きオール岐阜での対策徹底と継続をお願いします。

<15時00分~ 平岩正光 自由民主党東濃県議団団長らから、東濃圏域における各種施策実施に関する要望書及び災害の早期復旧に関する緊急要望書を受領>

 東濃圏域における重点的な取組みや各種施策・事業の推進を求める要望書、災害復旧にかかる緊急要望書をいただきました。

 東濃圏域の課題や県政に対するご要望、ご意見を幅広く、またきめ細かくまとめていただいており、どれも圏域の振興には欠くことのできないものばかりで、災害復旧も喫緊の課題であると受け止めています。十分に内容を検討させていただきたいと思います。

東濃県議団要望

<16時00分~ デイヴィッド・パデュー 在名古屋カナダ領事、河合雅子 国際交流コーディネーターらと面談>

 今年8月に着任されたパデュー領事から着任のご挨拶と東京オリンピック・パラリンピックにおけるカナダ選手団の事前合宿のお礼をいただき、私からもカナダ選手の皆さんが、両大会で輝かしい成績を収められたことへのお祝いをお伝えし、今後の交流について意見交換をしました。

 カナダ陸上チームによる岐阜県での事前合宿では、チームの協力により、選手と中学生・大学生とのオンライン交流や、選手から地域住民へのメッセージ動画の公開など、多くの交流が実現しました。これらの交流により、岐阜とカナダとの絆が更に深まったと感じています。今後、スポーツ分野にとどまらず、観光、文化など、様々な分野でカナダと本県の関係を深めていきたいと思います。

在名古屋カナダ領事面談 在名古屋カナダ領事面談

10月4日(月曜)の公務報告

<11時40分~ 県庁で、教育政策に関する協議>

 10月1日から全ての学校で通常授業が再開しました。
 対面での授業や部活動等の活動が始まった学校現場における現状や課題について報告を受け、対応を協議しました。

<13時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況について報告を受け、対応を協議しました。

 本日の新規感染者は20人を下回る状況、また病床使用率も低下するということで、感染者の減少傾向は確かなものとなりつつあります。

 しかし、飲食店や職場でのクラスターは今日も拡大が続いており、本日も子ども園でのクラスター確認が新たにありました。緊急事態宣言解除後の人流増加もあり、予断を許さない状況です。確実に第5波を終息させるという強い決意で対策を進めていきます。

<14時00分~ リニア中央新幹線に関する協議>

 リニア中央新幹線の整備状況について報告を受けるとともにリニア活用戦略のブラッシュアップについて協議しました。

 

 さて、本日(10月4日)、岸田文雄内閣が発足しました。
 新内閣は、新鮮さの中にも堅実さと推進力を兼ね備えた布陣という印象を持ちました。

 国難である新型コロナウイルス対策、外交案件など喫緊の課題はもとより、経済再生、環境・エネルギーなど我が国の今後の社会経済のありように関わる課題も山積する中、地方の声を聞き、連携して、十分に実効ある政策を強力に展開していただきたいと思います。

 また、岸田内閣の重要政策である少子化対策・地方創生の担当に本県選出の野田聖子大臣が就任されましたことは、本県にとって、まことに心強くうれしい限りです。ライフワークとして取り組んでこられたテーマに力強いリーダーシップで取り組まれますことを期待しています。

10月2日(土曜)の公務報告

<13時00分~ 県庁で、全国知事会に関する協議>

 この後出席します全国知事会のコロナ対策会議に向け、論点や緊急提言案等議題の最終整理を行いました。

<13時20分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況等について報告を受け、今後の対応について協議しました。

<13時35分~ ウェブ会議による「全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部」に出席>

 全国の緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が解除されましたが、依然として感染は終息しておらず、速やかな感染の抑え込み、第6波への備えが必要です。来週には新政権の発足も見込まれる転換点にあって、地方の声を届け、さらに実効性のある対策を求めるべく、全国知事会の新型コロナ緊急対策本部に出席し、本県の現状や対策の説明、今後の対策への要望について意見を述べました。

 まず、第5波が終息していない中、新政権の発足から総選挙を迎えるこの時期において、政治空白を生じさせないよう強く求めました。その上で、コロナ対策の新しい司令塔として検討されている「健康危機管理庁」については、新型コロナ感染症に対して国と地方が一元的に対応するための組織となるよう、地方からの意見が反映されるよう、組織体制の速やかな提示が必要であると申し上げました。また、ワクチン対策についても、昨日(10月1日)の東海3県知事会議でも述べましたが、更なる接種の加速のためにも都道府県間の融通の仕組みを整備すべきであると提案しました。

 他にも、国の新たな経済対策においては、一人一人の県民生活や経済活動にきめ細かに目配りいただきたいこと、次世代を見据えた産業振興や「デジタル田園都市構想」に示されたデジタルトランスフォーメーションの推進なども地方の視点を活かして進めていただきたいことなどを申し上げ、国と地方の一層の連携を求めました。

 この他、多くの知事から、第6波に備えた効果的な対策を講じていくためにも第5波の対策の総括を求める意見や出口戦略・行動制限の緩和に向けて地方と十分に協議することなどの意見が出されました。これらを知事会として集約して「緊急事態宣言の解除を受けた緊急提言」にまとめ、政府に提出し、地方の声が反映された政策展開を求めていきます。

全国知事会

10月1日(金曜)の公務報告

<10時00分~ 県議会定例会に出席>

 本県議会の一般質問最終日となる3日目は、8人の議員から県政全般にわたってご質問をいただきました。

 このうち、県政自民クラブの平野祐也議員(各務原市)からは、県有施設を民間事業者や県民の皆さんにより広く有効活用いただくための利活用提案事業について、他県の取組みもご紹介いただきながらご質問をいただきました。

 これまでも県においては、施設の本来の用途や目的に照らして支障が生じない範囲で、民間事業者や県民の皆さんからのご希望があれば、関係法令に基づき「貸付」や「許可」などのかたちでその使用を判断してきたところです。

 議員ご提案のように民間事業者や県民の皆さんによる新たな視点での県有施設の活用が、地域の活性化や施設の魅力向上といった効果をもたらすことは十分考えられます。

 そのためにも提案、要請などを受け付ける窓口を県庁内に常設組織として設置しまして、ワンストップで相談対応できる体制を整備したいと考えております。

 このほか、災害支援活動の迅速化と支援の質の向上やコロナ禍における事業者や県民の支援など多岐に渡る県政の課題について議論いただき、3日間の一般質問が終わりました。

<16時50分~ 県庁で、尾崎哲 駐リトアニア日本国特命全権大使と面談>

 新たに駐リトアニア大使として赴任される尾崎大使とお会いしました。私からは、杉原千畝氏を縁として本県や八百津町、在岐阜リトアニア共和国名誉領事館(岐阜商工会議所)、岐阜大学など、オール岐阜で進めてきた交流の歩みについてお話させていただきました。大使からも両国の礎として大切にしていきたいとのお言葉をいただきました。来年は日本とリトアニアの友好100周年の年となります。コロナを乗り越えて一層交流を深めていきたいと思います。

尾崎リトアニア大使との面談

<17時30分~ 東海3県知事による新型コロナウイルス対策に関するテレビ会議に出席>

 昨日(9月30日)東海3県揃っての緊急事態宣言解除となりましたが、第5波が終息したわけではなく、引き続き感染防止対策を講じていく必要があるとの認識に立ち、愛知県の大村秀章知事、三重県の一見勝之知事とテレビ会議を行いました。先月(9月)の知事選挙で当選された一見知事とは、初めてご一緒させていただく会議となりました。

 愛知、三重両県の感染状況や対策についてお伺いし、私からも、感染防止対策の徹底や医療提供体制の強化、またワクチン接種の推進など対応状況を説明しました。このうちワクチン接種については、愛知県の余剰分の岐阜、三重両県との融通について提案し、今後協議をしていくこととなりました。

 今日の議論を踏まえ、医療検査体制の確保やワクチン接種の推進に引き続き東海3県で取り組むこととし、3県の皆さんに感染防止対策をお願いする共同メッセージをまとめました。

 今後とも東海3県で足並みをそろえて対策を進め、相乗効果で第5波を終息させていきたいと思います。

3県知事テレビ会議 

<外部リンク>