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第7回岐阜県河川整備検討委員会議事概要

記事ID:0084269 2020年10月1日更新 河川課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

岐阜県河川整備計画検討委員会事務局

日時:平成18年2月22日(水曜日)

 9時30分から12時00分まで

場所:サンレイラ岐阜第1研修室


1議事項目

 ・伊自良川圏域河川整備計画(原案)について総合的な治水対策プランについて当面の予定について

 ・長良川圏域河川整備計画の策定状況について

 ・宮川圏域河川整備計画の策定状況について


2説明及び意見の要旨

(1)伊自良川圏域河川整備計画(原案)について

1)説明の要旨

・伊自良川圏域河川整備計画(原案)について、圏域の概要、圏域の課題、地元住民との協働による素案作成経緯及び河川整備にかかる内容等の説明を行った。

2)意見の要旨

治水

・概ね5年に一度程度発生するおそれのある洪水に対して浸水被害を軽減するという目標は、流域面積や氾濫が想定される流域内の人口・資産などを総合的に勘案して設定している旨の説明で了解された。河川整備のイメージは原案どおりでよいが、具体的な河川改修の実施にあたっては、河川やその背後地の利用状況、必要に応じた環境調査及び地域住民とのワークショップを踏まえ、その地域に適した改修を行うことで了解された。

環境

・当圏域内の河川は、魚類をはじめ動植物の種類や生息生育数が豊富であり地域の貴重な財産である。これまでに改修を実施してきた区間において現在良好な河川環境が形成されている区間があることを踏まえ、今後の河川改修にあたり、これまでと同様に改修前の河川環境が復元するように配慮すること。今後の河川改修にあたっては、河川環境の保全の観点から自然共生工法を活用すること。河川改修にあたっては、水生生物の産卵行動等に支障をきたすことなく、河川と水田等の間の往来ができるよう配慮すること。河川改修計画の立案や実施の際には、文化財関係機関との調整を図り、文化財の保護に努めること。河川改修にあたっては、希少種の保全に配慮すること。

住民参画

・小中学校の総合学習では、屋外活動により河川環境を学ぶことが多くなっていることからも、日常的に河川に近づきやすい配慮をすること。

以上を踏まえ本河川整備計画(原案)については了承する。


(2)総合的な治水対策プランについて

1)説明の要旨

・平成16年10月台風23号の水害報告と、その水害を機に、県では河川改修とダムなどの貯留施設を効果的に組み合わせたハード対策と、河川情報の充実や土地利用の規制・誘導などのといったソフト対策による「総合的な治水対策プラン」を立案していることを報告した。

2)意見の要旨

・このことについて、特に意見はなかった。

(3)当面の予定について

1)説明の要旨

長良川圏域河川整備計画の策定状況について

・平成16年10月台風23号の水害状況、総合的な治水対策プランの内容、住民意見聴取の活動状況、工事施行河川及び環境調査の実施状況等の整備計画策定作業の進捗状況報告を行った。

宮川圏域河川整備計画の策定状況について

・平成16年10月台風23号の水害状況、総合的な治水対策プランの進捗状況、河川整備計画の変更事項及び環境調査の実施状況等の整備計画策定作業の進捗状況報告を行った。

2)意見の要旨

・現代は、日常的な河川の利用が非常に少なくなってきていることから、河川と地域住民とのつながりが希薄になっている。地域の懇談会などでは、自らが暮らしている土地が水害を被るような地域ではないと思っていたという声も聞く。そこで、地域住民の防災意識の向上を図るために、地域住民が河川とのつながりを意識できるような河川整備を推進すること。伊自良川圏域で議論された内容を踏まえ、整備計画の策定にあたること。


以上

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